| 合気勁Tに関する考察Vol.2 |
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| 雑力の無い力&合気勁U(金剛合気勁) |
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この「雑力の無い力」という言葉は、佐川宗範の事を書かれた書籍「透明な力(木村氏著)」という言葉を意識して小生のところでは使用している。 さて、合気勁というのは、あくまで相手の体内に歪みを作り出すだけの技術であり、現在の小生のところでの技術レベルでは、これのみで相手をどうこうする事はできない。これに、「雑力の無い力」という相手を具体的に崩す力というか技術が必要である。 |
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| 九星・合気拳法 |
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さて、以上は組んでの体術による合気勁の効果であるが、小生は元々打突が専門であった為、早くから空間の合気勁と呼べる存在に気付き、むしろ合気勁の発見からこちらの方を練習してきた。それも、小手の合気勁がヒントにはなっているのであるが、多分にそれまで自分達が蓄積してきた中国拳法の内家拳的な練習が、九星・合気拳法を生み出す大きな下地になったと思われる。 ちなみに、このタイミングを取る「先の先」(九星・合気拳法のタイミング)の技術そのもに関しては、聴勁のレーダー範囲の広範化とともに中国拳法の内功の素養が大きく関係している。 |
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| 大東流合気柔術に関して |
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小生はこの合気勁を見つけてより、色々と実験を重ねてきたが、いくつか技の効かない状況という場合があった。また、今年の最初に幸運にも大東流六方会・岡本正剛先生の技術を間近に拝見し、また直接そのお話しなどお聞きするという貴重な機会を得たが、その時「こちらに対して攻撃する気が無い者には、(合気の)技は効きにくい」というような事を先生はおっしゃっておられた。 さて、ここで小生のところに無い技術が思い浮かんできた。 |
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| ≪関節技のポイント/各指のロック≫ |
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![]() ![]() 梃の原理が効いているため、指を外しにくい。(実際の攻めのベクトルは、梃運動とは別になるので注意!) |
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| まとめ |
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| もともと小生は合気・・・それも佐川宗範の「力抜きの合気」が自分の練拳する中国拳法の化勁に役に立たないかと考え研究していた。そしてある偶然から見つけ出したのが合気勁である。 日本武術未経験者の小生が見つけた技術であるが故に、これが合気と呼べる代物なのかどうかなどは一切分かるものではない。 あくまで小生としては、もどきでも良いと思っている。ただ重要な事はせっかく見つけたこの技術を如何に育てていくかという事であり、現状においては、まだまだ試作品のようなものであるという事である。これは、現在合気勁を相手に掛けるのに要する時間が長すぎるという欠点があり、更に重心の吸い取りという技術まで行おうとすると、武術的には殆ど価値が無い程の時間を必要とする事となる。(2〜5秒必要) もちろんこれでも発見当初に比べれば、その時間は随分短くなってきたほうである。 本当に、まだまだこれからの技術である。 |
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| 追記:合気勁V |
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| 合気勁Tに気が付いてから、早いものでもう既に一年の歳月が経ってしまった。(2000年5月) その間に何度も、この技術自体上手く掛けることができなくなり、それでも元々小生には本来の中国拳法がある為、ほったらかしの状態の期間もあった。 しかし、現在はこの技術も大いに進歩し、ついに合気勁Vと呼べるような技術になってきた。 合気勁Vは、これまで部分的にしか歪めていなかった相手の骨格を、今迄以上に意図的に狙って掛ける事が可能になった技術であり、肩なら肩の部分にのみ相手の力を上手く入れさせなくしたりも可能になりつつある。また、これまでの課題であった時間のロスも大幅にカットでき、相手が掴んだ瞬間、またはこちらに作用する瞬間を捉えるある種の共通した理論がこの新しい技術の支えになってもいる。(「月刊秘伝」2001/1号のコラムにて若干紹介) ここで合気勁Vの詳細を書くことは残念ながらできないが、人体が力を発揮する過程に付いて、通常の力学や運動生理学にとらわれることの無い、あくまで武術的力学と呼べるような独特の運動に気が付いていくことが、より秘伝に近づく道なのかもしれない。 |
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| 参考技:合気勁V「突き返し」 |
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| 相手に胸部を突いてきてもらい、これを透化勁で受けて威力を消す。 同時に合気勁Vを使って相手の歪みを捉え、相手の突き技の威力をそのまま返す。この相手の大きな崩れは、自分自身の力であり、こちらは歪みを維持しているだけ。 |
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*以上は、自分の体験にもとづく私見である。個人的に批判中傷する意図は無く、そのように読める部分があるとすれば、小生の筆力不足の為であるので念のため。 また、合気勁による技術は、あくまで当会内での実験検証に過ぎず、未だ研究半ばである。 |
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