イスラエル護身術「クラブ・マガ」
「KRAV−MAGA」体験記!No.2

技術解説編
*ここでの解説は、講習会で小生が習い・感じたものを解説しているのであって
決してクラブマガそのものの技術ではないので、ご了解ください。






ナイフ捕り〔1〕


@相手にナイフを突き付けられた時。
Aナイフのある側と反対の方向に体捌きをし、相手の腕を掴み遠ざける。
Bそのまま空いている所にパンチ!(ここでは顔面に連打!)
A’は避け方の悪い見本。

こういった解説写真を見るだけでは、どこにでもありきたりの技の解説写真になってしまうのだが、講習を体験した者としてここで強調したいのは、写真@からAへの移行が瞬時であるということである。
ナイフを自分の身体から遠ざけるには、まず体幹部の開きと共に腕を掴む。この時の身体の開きは「特別な動き」にならないことがポイントであり、日常の動作の延長であることが強調される。先にも書いた通り、初心者が「武術らしい動き」を行うと、相手はそれに反応してナイフを刺してくるのである。
ナイフを自分の身体から十分遠ざけると共に、Bのように顔面に一気に数発のパンチを叩き込み、相手のひるんだ隙にその場を脱出する。

写真A’は、捌く側が身体を開いておらず、少々強引な受け方になっているため、相手の反撃にあう確率が高い。




ナイフ捕り〔2〕


@相手にナイフを付けつけられた場合。
A・B身体を後方に反らして間合いを確保し、相手のナイフを持つ腕を掴みながら蹴りを入れる。
C相手がひるんだ所でサイドにずれて、膝蹴りを更に加える。


ここでも重要になってくるのが、ナイフとの間合いの調節である。
キックボクシングなどで見られる、身体を真っ直ぐにした状態での押し込むような前蹴り込みは、体幹部がナイフに近付くために危険である。それよりも、若干身体を後ろに傾けながら相手の腕を両手でしっかり掴み、その反動を利用した前蹴りを入れた方がこの場合は効果が高い。もちろんこの時も前出の通り、相手に気付かれることの無い自然な動きで腕を捕ってしまう。
写真Aのようにしっかり相手の腕は固定し、相手がひるんだ隙に素早く体を近付け膝蹴りに移行。(Cでは、ナイフを自分から遠ざげている点にも注目)
膝蹴りも連打するように何度か打ち込み、相手の戦闘力が無くなった段階でこちらは逃走に移る。


※ 小生が実演すると、何だか上のは螳螂拳の「拘楼採捶」で下は八卦掌の「背身掌」のようになるのであるが(笑)、ヤニロブ代表は「自分の学んだ武術に置き換えてもよい!」と特に強調されていたので、その言葉をここに付け加えておく。

クラブ・マガNo.3(寝技編)

「TanTan館」