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『現代和室考』 2004年度 建築塾修了論文 |
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【2】「畳敷きの部屋」と「和室」 混乱を避けるために、ここでは現在の一般的な住宅で畳の敷いてある部屋を「和室」と呼び、戦前までの畳の敷いてある部屋を「畳敷きの部屋」と呼ぶことにして、区別して話を進めたい。 戦後の都市部の住宅不足を解消するために1950年代前半に住宅金融公庫法、公営住宅法、日本住宅公団法が制定され、「公営、公団、公庫」という戦後の住宅政策の三本柱が確立する。公営住宅は国家補助による低家賃住宅を、住宅金融公庫は中流以上の持ち家政策として、そして日本住宅公団は両者の中間層の勤労者のための住宅供給を目的としていた。 ではいつ頃から「和室」という呼び方が一般的になったのだろうか。ここら辺は定かではないが、高度経済成長を経て生活の基本が畳座から椅子座に移り、畳敷きの部屋よりも洋間が増えることで一般化したと考えられる。 |
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