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『現代和室考』 2004年度 建築塾修了論文 |
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【5】「和室」と家具 そもそも6帖や4.5帖といった部屋の広さは、「畳敷きの部屋」としても決して広いとは言えない部屋なのに、そこに固定家具が入ってきたら家具に占拠されたような部屋になってしまうだろう。洋室は家具を置くことが前提の部屋なので、家具が増えてもある程度は我慢できるのに対して、「和室」はそれを前提としていないので、「和室」+固定家具=居心地の悪い部屋→納戸化とう悪循環ができあがる。 また家具だけでなく、高度経済成長期を経た日本は生活の中に電化製品を始め様々なモノであふれるようになっていく。最近収納率という言葉を聞くことがあるが、これは床面積に対する収納の割合を指す。現在の生活には最低10%の収納面積が必要とされているが、一昔前の住宅は収納率が数%しかなく、所有物の多い現在の生活には収納面積が足りない。十分な収納スペースが確保されてない住宅は住宅自体が納戸化していく。 固定家具が置かれると「和室」が納戸化していく。 |
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