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木遊びの家 |
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■木の構造、質感を大切にする 構造を知ることは、建物の維持管理上重要なことだと考えている。木造ならば一部だけでも柱と梁が表しになった空間がほしいが、準耐火構造では燃え代(60mm)を加味した柱は6寸角となってしまった。狭い居室にこのような大断面の構造が出てきては空間のバランスが崩れる可能性があるので、開放的な3階のLDKに一本だけ使うことにした。大黒柱的な意味合いを持たせ、空間の要とした。柱の太さに負けない空間を確保するために、台所の間仕切り壁を梁下で止め、垂直方向の均衡を取っている。 カウンターや飾り棚の甲板はクライアントと新木場の材木問屋まで行き、材料を吟味して購入した。無垢材を扱う場合は、同じ材種であっても木取りによって杢目の出方が異なるので可能な限り実際に目で見て確認したい。施主が納得して選んだ材料は、普通に現場に入ってきた材料よりも思い入れが強くなるはずだ。カウンターに使った杉皮付き半端材、南洋材のモンキーポットなどは、問屋に行かなければ選ぶことのできなかった面白い木材である。気に入った素材に囲まれること、それは住み手だけでなく材料にとっても幸せなことだろう。 |
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