目黒の家(マンション)

 

WORKS

 

 

■建物データ
・2005年03月竣工
・マンションの改修
 (居間、食堂、台所)
・施工:軽部商店

■建物概要
・築10年のRCマンション
・改修面積35平米
 

■クライアントの要望
・台所を明るく開放的に
・和室はほしい
・連続感のあるLDK
・TESの床暖房は活かしたい


食堂から和室を見る(改修前)

食堂から和室を見る(改修後)

 

 

 

居間から台所方向を見る(改修前)

居間から台所方向を見る(改修後)

 

 

食堂(改修後)

キッチンカウンター(改修後)

 

 

■改修を終えて

 T・Yさんから改修の相談を受けたのは04年の1月、まだこのマンションに住まわれる前だった。マンションの購入と同時に改修も視野に入れていたので、引っ越す前に改修を終えることができれば、ここでの新しい生活をスムーズにスタートできるだろうと考えていたが、実際に住んだことのない場所の改修イメージを具体化するのはなかなか難しかった。
 設計の基本は『住まい手の要望』なので、生活の中で使い勝手を吟味しながら改修の方向性を絞ることに超したことはない。T・Yさんと話し合ってマンションに引っ越した後に改修をする事にした。ただ、一旦マンションでの生活が始まってしまうと住みながらの改修は避けられない。工期も一ヶ月以上かかることが最初から予想できるので、改修の要望だけでなくモチベーションも十分に高めてもらうこともお願いしておいた。

 夏も本番に差しかかった8月、T・Yさんから電話があった。
 改修計画の再開だ。

 T・Yさんの要望(ページの上段参照)をデザインするにあたって、新たな「和室」をどう配置するかが計画の大きなポイントとなった。台所との兼ね合いを考えると、既存の「和室」は解体して食堂にするのが最もスッキリとした間取りになるように思えた。でも既存のTES(床暖房)は残すことになっているので、新たな「和室」の配置は既存の和室部分に限られてしまう。半年間要望を練っていただけありT・Yさんの「和室」へのこだわりも伝わってくる。。。試行錯誤の結果、写真のようなLDK+「和室」が一体となった空間ができあがった。

 今回の改修はLDK、浴室の全面改修となったので工事期間は2ヶ月弱かかった。住みながらの改修ということで大変な2ヶ月だったと思うが「毎日、進捗状況を確認するのが楽しみだった」とT・Yさん。不便な状況以上に、モノ造りの現場は人を魅了する力があるようだ。玄関廻りもそのうち改修したいと夢を膨らませていた。

参考:「現代和室考」

 

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