設計士さんからの依頼の仕事です。材はヤマザクラ。キッチンの配膳用の棚としてお使いになるということですがこういうシンプルな構造のものはいろいろ転用できると思います。図面から少しいじったところは甲板下と足元の幕板の位置で、上は棚の視認性がよくなるように、下はつま先が少し入って体がより台に近くなるように奥に寄せています。サクラは動きの止まらない木ですがこのようなオープンの構造でしたら裏表同じように動くでしょうから棚板の中板は動きを見越した遊びの隙間を作らずのりで固定です。甲板は本体の幅と揃えてカットされ木口が見えていますのでここは用心して動きに対応できるように溝を突いて帆立をホゾで組ませ金具によるビス止めにしました。キッチンでお使いになるということですので水気の用心のため帆立下端には1cmほどの小さな横木の下駄を履かせてあります。塗装はアルドボスです