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アトピー闘病から、もう7年が経とうとしています。現在、アトピーの面影はまったくない快適な生活を送っています。
僕がこれらの情報をネットに載せようと思ったきっかけは、以下のことが深く関係しています。
人間って不思議なもので、あんなに悩まされ続けられた病気も完治してしまえば全て過去の話に変わり、時間の経過と共にその苦悩の日々がまるで無かったかのように忘れ去られていきます。そして、街でアトピーに悩まされている人を見かけた時のみ、病気を思い出すだけとなっていきました。
だからといって、『完治したからもう関係ない』と思うことはできないでいました。アトピー患者には、人ごみの中からでも他のアトピー患者を一瞬で見分ける力が備え付けられると思います。それは、満員電車に乗っていても、スクランブル交差点を渡っていても…。その度に、『あの人も海をはじめれば、もしかしたら治るかもしれないのに…。』と心の中で呟いていました。それは、完治した者の余裕とか優越感とかではなくて、本気であの辛さが分かるからこその思いなのです。
当たり前ではあるが、アトピー患者の様々な悩みは、患者にしか絶対に理解できない。朝起きて鏡を見た時の絶望感や日々変わり果てていく自分の体…。人格さえも日々壊していくかのような心の崩壊…。『辛い…。』とか『苦しい』とか、そんな使い古された言葉じゃ語れないものが、アトピーにはあると思う。
ご察しの通り、僕は非常に能天気な性格であんまり傷ついたりクヨクヨしたりしない。そんな僕でも、アトピーの全盛期には痒みからイライラして物に当たったり、人と会いたくなくなって外に出ることが怖くなったりと発病前からは信じられない心理状態になっていった。また、『何で俺だけが…。』と悲観したりもした。
今思えば、僕が完治できたのは単に運が良かっただけなのかもしれない。治療に専念する時間を持て、BBをはじめるきっかけを友達から得ることもでき、海も近くにあった。そして、家族や彼女からの様々なサポートがあったし、信頼できる医師や自分に合う商品にも出会うことができた。これらの出会いが、偶然なのかそれとも治すという強い意思からの必然だったのか今になっても知ることはできないでいる。
アトピー患者の1人1人にそれぞれの体質があり、いろんなタイプのアトピー性皮膚炎があると思う。その中で、単に運が良かっただけの僕のケースを紹介することが、『果たして他のアトピー患者の治療に役に立つのか?』と疑問がよぎる。なぜなら、情報を無駄に流せばそれだけ患者に混乱が起きるし、治療に『悪影響が出るのでは?』と考えたからである。
しかし、僕は思う。
真剣に病気と向き合って完治させるまでに至った様々な治療過程の中での経験は、他の患者にとっても共感や勇気・参考資料になりえると…。そして、少しでも多くの人がBBなりサーフィンをはじめて良い方向に向かってくれたら幸いです。
最後に、簡単にあきらめないでほしい。そして、あせらないで病気と向き合って戦ってほしい!僕もまたいつ再発するか分からないが、その時にはまたこの病気と向き合い戦おうと思っているから…。skipp
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