"CAMEL"は、米R.J.Reynolds Tobacco社(以下RJR)の
看板たばこです。らくだのマークでおなじみのアレです。
日本での有名処だと、Salemなんかも同じくRJR社です(SalemはRJR社の在る所)。
今までRJR社のたばこは、RJRが(日本向けに)製造したものを
米から輸入、MCTI(三菱商事 Tobacco International)という日本の代理店を通じて
販売されていました。
ところが2002年頭くらいに、JT Internationalという会社…
海外たばこを一手に引き受けんとするJTの子会社(以下JTI)ですが、
そこがRJRより、米本土以外のルートでの販権を買い取りました(それ以前にもJTより買収されている)。
このタイミングで、日本のCAMELはより日本向けのラッピングに
変わり(リサイクルマークの刷込など)、横に印刷のメーカ名も
RJRからJTIに変ったのでお気付きの方もいらっしゃるでしょう。
JTIは製造は行わないので、この時点では以前と変らないRJR製造
ではあるのですが、個人的には、ここでも結構味が変わったと
思ってるんですが…(添加物くさくなった)。
そして2003年春より、JTI販路となった日本のCAMELは、JTによる
全く別の製法,ブレンドとなった(一応葉は輸入だそうですが)、
「日本人向けに開発された新"CAMEL"」として生まれ変わります(もしかしたら、
JTI販路でのCAMEL(=米本土以外)は全て、なのかもしれない)。
パッケージの新デザイン変更、BOXパッケージへの一本化、メンソール
の追加、そして…新CAMEL販売と同時に、今までの旧銘柄は売り
切りを持って販売終了に!!!
なぜこんな事になったのか?
以下は、当然私は関係者ではないので、聞いた話などによる
憶測ですけども。
今JTは、PhilipMorris社(以下PM)の、これまた有名ブランドで
あるMarlboroというたばこのライセンスを得て、日本で製造販売していま
す。なかなか売れ筋商品にはなっているようです
(私なんかからすればケッ!という感じですが(笑)。まぁそれは
おいといて…(^^;)。
ところが、2005年?までの契約となっているので、2005年には
権利をPM社に返上しなくてはなりません。そうなると、また輸入
販売に逆戻りです(PMもゴタゴタしているので、契約更新は怪しいらしい)。
そこで、Marlboroに代わる自社生産海外ブランドの育成が急務と
なった。そこでターゲットとして、CAMELに白羽の矢を立てたの
ではないか、という話が大きい模様。
米本土では確かにMarlboroとCAMELは二大政党ですが、こと最近の
日本でのCAMELの認知度や人気を考えてるんでしょうかねぇ?
…言ってて悲しくなるけど(^^;。買収などして、一番手近だったという事か。
で、Marlboro,CAMELというのは、PM社、RJR社にとっては看板
たばこです。仮にマイナーな銘柄であったとしても、その秘伝の
ブレンドや製法などを、東洋のイエローモンキーに教えるのは
いい気分じゃないわけで(笑)。そこでMarlboro同様、言わば日系
な製法を擁立せざるをえない、のではないか、と。
それに際し、JTの大きな勘違いというのも加味されます。
軽い,甘い,チャコールフィルターな物が日本向けである、と。
それは確かにそうかもしれない。けど、それが嫌だったり、それが口に合わな
かったりして、こういう輸入銘柄に行き着く人も居る訳ですよ……。
二つ目として、私なんかにはちょっとピンとこない話ですが、
RJRからJTIが権利等買い取った際、周囲の予想よりかなりの高額
で買い取った為、証券アナリストなどから散々叩かれたそうで。
そこで「やはりJTIになると違うなぁ!」というのを見せつける
為、今回のリニューアルで更なるシェア等の向上を目指さんと
している、という話もあります
(そういや先日、イラクへのたばこ横流しでも叩かれてました
が…(汗)>RJRとJTI)。
この、全世界が禁煙指向な逆境の世の中で奮闘するのも結構ですが…
旧来の顧客を失った上で、更に新規獲得にも失敗したらどうするつもり
なのか…。
今年の10月より、関東近郊では既に販売がスタートしました。
ハッキリ言って、旧来からの大半のキャメル吸いには馴染めない味&
パッケージです。
あのCAMEL独特の風味が思い切り抑えられ、既存の刺激も薄く。
フィルターとそこの部分の紙がヤワく、ちょっと吸っただけでジットリ
する様は、正に日本たばこ…。
そして、細かい変更こそあれ、1913年の発売の時より変らない
パッケージで、CAMEL Zippo等、そこから醸し出されるCAMELの
イメージを愛してきた者も多かったというのに、
かろうじてオールド・ジョーが居るくらいの、既存のイメージ
がより薄れてしまったパッケージ…更にBOXに一本化とは…。
あの独特なたばこの味わいと、醸し出される雰囲気が薄められて、
納得出来るはずがない。これは、数々のサイトでのキャメル吸いの方々
の意見でも立証されています。
(特に、FILTERSのFK(ソフトパック)はチャコールフィルターでない銘柄
であり、これを拠り所にしていた人間にはたまったもんじゃありません)
新たな挑戦はまぁいいのですが、今まで愛飲してきた我々を切り
捨てるのは到底納得いきません!それでなくとも、歴史あるこの
銘柄を、たかが一社の利権の為だけに潰すなど!この味とパッケ
ージで"SINCE 1913"を謳うなど!おこがましいにも程があります。
旧銘柄…と言うか、「本当のCAMEL」の存続を切に願い、私は今回の、
リニューアルに伴う一連の件に、断固反対するもの
であります。
(私なんかまだまだ青いので、上記での事実誤認へのツッコミなどありましたらご遠慮無くどうぞ。適宜修正したいと思います)
現在、有志諸氏により、反対運動署名サイト(兼ファンサイト)が構築中です。
キャメル吸いの方々、是非、ご参加下さい。
