インペリアルの鷹 FIGHTER OF ZERO (Dreamcast)
グローバル・A・エンタテインメント/MARIONETTE 2000
WWII当時の4大国(日独米英)の、名レシプロ機群によるフライト
シューティング。パッと見聞き、某ウイングアームズを連想させま
すが…(^^;。
こちらは様々なミッションは元より、根底に流れるドラマも付加。
新米主人公が配属されてから終戦まで、の、1部3話の6部構成。
フィクションドラマとはいえネタがネタだけに、流石に国名をその
ままは出せないので、日本は"ヤマト"とか、ドイツは"ブロッケン"
等と呼称されてますが、飛行機群はそのままだし、進行内容はお約
束通りなので(^^;。
ドラマ展開はヤマト側のみで、出撃前のちょっとしたやり取りをす
るだけのものなので少々淋しくはありますが、「裏切り者が居るら
しい」というネタで上手く引っ張り、キャラ設定も良く、拘り過ぎ
ず、小じんまりと良くまとまっていると思います。昨今ありがちな
否定的な内容でないのもいい。喋りがあるともっと良かったかな〜
とも思いますけど、ポリゴンモデルでの表現もなかなかに細かく。
フライトパートも、網羅!とまではいかないまでも、代表的な飛行
機は押さえてあるし、ドッグファイトの他、爆撃(雷撃)ミッション
や、月光のナナメ銃による迎撃ミッションなんてのもあり(驚)、多
様で楽しいです。こちらも設定演出共、カリカリに拘っている訳で
もなく、あくまでゲーム性を大事にしてるのは好感が持てる。ちと、
爆撃のコツを掴むまでは爆撃は大変ですが…。
そんな感じで、私としては大概は気に入っているんですが、流石に
その"拘らなさすぎ"故に目に付く所や、ちょっと不親切な所が少々
あって。
臨場感を盛り上げる為に前後に離着陸シーンを入れてくれるのはい
いけど、シチュエーションが変わっても機体が変わっても挙動が同
じなのは覚める(^^;。どうせなら、ここまで操作させてくれると嬉
しかったけど(簡易に、でいいから)。
そしてその離着陸シーンは飛ばせるのに、フライトパートでの会話
は飛ばしどころかクイックにもならない。盛り上げにはいい演出な
んだけど、激ムズミッションで何度も再プレイする際にはイライラ
しちゃいます。再プレイに至るまでもモタモタしてるし。(アクセス
時間は除くとしても)
戦闘も、巧くゲーム的に割り切ってあって遊び易いのはいいけど、
それでも独特な操作をさせる、爆撃やナナメ銃撃ちについてはもう
少し解説等が欲しかった。説明書記載やテキストでもいいから。
他の機体や武装でも攻略出来るといった回避策があるならまだしも、
出来なきゃ進めないんだし。フラップの存在と活用法に全く触れて
ないのも残念。(これは自分で気付け&極めろって事か?^^;)
他にも、ちょっと気の回らない所というか。
要所要所で赤いマーキングのP-51を何かを匂わすように出しておき
ながら、コイツとの絡みとかは全然無いし。ライバルとかに設定す
れば面白かったんじゃないかなぁ。
クリア後、全機種がトレーニングで使えるようになるのは嬉しいけ
ど(というか当然?(笑))、肝心のトレーニング内容は増えないし(涙)。
個人的に、主人公の名前が変更可能であっても、「稲」の字が出な
い事もショック("い(いね)"にも"と(とう)"にも無い)。ううっ、
オイラの本名が…(滝涙)。しょうがないので"風間"にしました(笑)。
そういった細かいながらも重要な点に注意してもらえるのなら、こ
の会社の続編や新作には期待したいです。スタイルは気に入った。
現状の今作では、大らかで気の長い人向けかな(^^;。フライト物に
馴れてる方なら並レベルかと。
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