北へ。 White Illumination (Dreamcast)
 HUDSON 1999


北へ〜、行こう番場蛮♪ もとい…段田男♪(ぉ

リリースと同時に、一躍この脳にこびりつくフレーズが話題になっ
たゲーム(笑)。なんとなく、私はこの曲調は「走れ!ジョリィ」に
通ずるものがあるのではないか、などと思っておるのですが。
(賛同者1名)

北海道へ旅行しがてら、現地の女の子と仲良くなろうというゲーム
です(ミモフタ)。まぁ「トラベルコミュニケーション」などと仰々しい
ですが(笑)、何のことは無いただの恋愛SLG(^_^;。北海道の観光処
のデータなども入っているんですが、それにしては取り上げが甘い。
ちょっとは知っている、若しくは道産子にはウケもいいでしょうが、
何も知らない人向けの解説にはなってませんねぇ。ヘタすりゃ架空
のお店とか思われるんじゃないか?(^^;
ま、まぁ、観光がメインのゲームではないんですが…。

王子様が目を付けたエロマンガ家、NOCCHIこと大槍葦人の描く、繊
細なタッチでフェロモンのある絵を巧く表現し、それに美麗な実写
映像を上手くマッチングさせ、ゲーム的雰囲気はヨイです。セリフ
もフルボイスですし、トータルプレイ時間も丁度ダレる事無い程度
の長さにまとめてあります。それから、これは前述の通り、北海道
の事を多少なれど知ってる人に限られますが、北海道の魅力を、
上手くゲーム内で表現しているのもヨイ所です。これだけ密着した
ゲームというのも…まぁ、北海道も広いですからねぇ〜。

ただ、結局大体の娘と、観光案内的出会いや会話で仲良くなれてし
まうのは、ちとワンパだな〜と思いますが(笑)。あと個人的に、
十数回は北海道へ行った事がある身としては、ヤケに標準語な喋り
に違和感を感じました。この辺は生粋の道産子さんに検証して欲し
いトコロですな(^^;。
(全部が訛ってない!って話じゃなく、語尾やアクセントの訛りが
全然無いのはおかしいよ〜、という話)

と、まぁ、恋愛SLGとしては及第点な出来だと思いますが、本作の
ウリである「コミュニケーション・ブレイク・システム」というの
は何とも中途半端。会話をブレイクする事により展開を変えようと
いうものなのですが、結局はブレイクした所で、その会話相手に対
しての好感度をどうこうしようというものだし、タイミングが分か
りづらいので、ついついブレイクボタンを連打してダレてしまいが
ちです。

更にシステムが粗削り。技術力が低いのに納期の焦りだけは一人前
なもんだから、Win-CE開発とした事でI/F関連の反応は鈍すぎるわ、
随所でのロードもイライラするわ(長くはないけど回数が多い)、
ムービーは今更TrueMotionだわでガックリです。
(ゲーム内の絵と比べて、遙かに質の劣るムービー…(T_T))

DCの能力なんて、ミニゲームぐらいにしか使われてないんじゃない
か?(--; ミニゲームが色々あるのは楽しくもありますが、こうい
う物は、ゲームの基礎がしっかり出来てから盛り込むようにして下
さいね。まぁ今回は、鮎のカラオケが面白かったから、不問にする
けどさ(笑)。くそ、あのカラオケミニゲームは燃えてしまったぞ、
不覚ッ(^^;。

NOCCHIの絵が神秘的な事もあり、視覚からの先入観でそう思ってし
まうのかもしれませんが、女の子の雰囲気も今までとは一線を画し
たコばかりなので、ときメモ以来、久方振りに萌えた…もとい、燃
えたギャルゲーではありました。梢を始めとする、ネット関連の要
素を盛り込まれたのも、してやられた、といった感じ(^^;。

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