スピード・デビル (Dreamcast)
 UBI SOFT 1999


あちゃら生まれの、レースで賞金を稼ぎ、そのお金でチューニング
をしていくという近年型レースゲーム。
#ちなみにレースゲームを"レゲー"と略すのは間違いです。

レースゲーム好きとしては目に止まったけど、やっぱり洋ゲーとい
う事で突っ掛かり。更に、あの「モナコ2」のUBIの物とあっては
手も縮こまるというもの(^^;。

それに事前の画像なんかを見ていると、コースの演出として、恐竜
とかUFOとか、現実離れした物が登場するのも個人的に嫌だった。
それらが存在してもおかしくない舞台設定ならいいんですけど、基
本はあくまで現世?なので、浮いた印象を受けるのがね。
けどプレイしてみると、例えば恐竜はハリウッドコースのオブジェ
だし、UFOはネバダコース(軍施設部分がある)に飛来するという感じ
で、一応統一感はあるものだったので(^^;ま、その辺は遊んでる内
に許容出来るように。

このゲームの基本は前述の通り、各クラスのレースに勝ち進み、賞
金を溜め、そのお金で新車購入やチューニングを行い、最速のドラ
イバー"X"を倒すというもの。簡単なシナリオもあり、同じクラス
で走るライバルのキャラ設定も凝っていて、色々勝負をふっかけて
きたりする。あまりにも進めないようだと、ボス(スポンサー)から
声を掛けられ、条件を満たせばパーツが貰えて楽に進めるようにな
ったり、と、なかなか良く練られています。

肝心のレースシーンも、丁寧な描画とスピード感が相まって、なか
なか爽快感あり。雪道の描画とか、グラベルとターマックの混同し
たレイアウトを見てると、ああ、セガラリー2を模倣して作ったん
だなぁ〜、というのがアリアリ(^^;。けどハンパな模倣ではなく、
実際の感覚まで持ってきたような感じで、それはそれで凄い。

そしてこのゲームの醍醐味の1つは、各コースに設けられたショー
トカットの数々。それらを見付け、一層のタイム短縮を図るも良し。
かといって、ショートカットせねば勝てないかというと、そんな事
もないし(車のバランスにもよるけど)。ショートカットコースも
ちょっとした物ではなく、こちらの描画も凝っていて楽しいです。

洋ゲーならではの至らなさ(偏見か?^^;)はまぁ、ちょっとあります
が、そこを我慢して遊べるぐらい、良く出来たレースゲームです。
車自体にあまりコダワリの無い方なら、充分楽しめると思います。
と言うのは、オリジナルのカーデザインがね、やっぱアメリカンな
物が多いので…(^^;。チューンする事により増えていくデコレーシ
ョンも、すごいアメリカンセンス。所ジョージとかなら気に入りそ
うな感じ(笑)。

そうそう、テクスチャではない(と思う)、ちゃんとしたキャラクタ
が運転席に乗ってるゲームは、これで初めて見た。やるなぁ、UBI。

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