スーパーランナバウト (Dreamcast)
スーパーランナバウト サンフランシスコエディション (Dreamcast)

 CLIMAX 2000/2001


内藤寛氏率いるクライマックスによる、爆走ブッ壊しドライブゲー
ム。初出のPSX版が好評で、新たなるDC版はスーパーを冠されての
登場。

表記的には架空ながら、現実の車で現実の世界内をカッ飛ばし、本
来ドライブゲームにおいては障害物となる、建造物や一般車、他様
々な路上に見られるオブジェなどを、思いきし壊したり、ショート
カットの為に侵入出来たり。既存のドライブゲームの概念に、車で
出来るであろう高い自由度を付加し、それに伴う破天荒な爽快感が
大の魅力のドライブゲーム。
車で出来る事ったって、断り入れるまでもなく実際にはやりません
よ(汗)(タイトル前に警告が出る^^;)。地下鉄侵入とかショッピング
モール爆走とか(笑)。

フリーに爆走するのではなく、○○を何個集めろとか壊せとか、ち
ょっとした指令の元走らせる。そういった指令のある事から、バッ
クストーリーの存在と、互いに干渉する(させたかったんであろう)
"親子編"と"警察編"の表裏一体となった2本仕立てのシナリオの挿
入が図られた。けど、開始時に成り立ちを紹介する会話シーンがち
ょっと流れるだけで、以降は全然絡んでこない(^^;。この程度じゃ
紹介の意味も無いなぁ…これだけでは、この設定がある事によって
増す物は何も無いし。余計にならない程度、もう少し幕間のやり取
りとか、あっても良かったと思います。本編中にゲット出来るミニ
ゲーム(エディタ)によって登場人物名もエディット出来る…と言っ
ても、最初の紹介シーンだけでは(^^;。こんなエディタが残ってい
るという事は、後のシナリオ演出等はカットされたって事なのかな。

肝心のドライブゲームの方は、DCの表現力と相まって良い出来。
PSXの前作に比べてキメも細かいので、スピード感も更にあるし破壊
の爽快感も倍増(^^;。
車のセッティングと挙動も、細かすぎでイヤにならず、かといって
大雑把過ぎずリアルさも兼備し、個人的にいいレベルだと思います。

速度を楽しむスポーツカー系、破壊を楽しむRV系、お遊び系等、色
々なジャンルの車が取り揃えられていているのも嬉しいですが、内
藤氏の好み?と思わせる選択はちょっと…かな(^^;。まぁそんな好
みの話までしてもしょうがないか(^^;;。ただプレイしていて、
「ああ、本当に車好きなんだなぁ、内藤さん」と思いますね。ゲー
ム内では壊しまくりだけど(汗)。(そう思えるだけに、車選択時の
イグニッション音が全て一緒くたなのは残念…)
車を好きな人間が、ドライブorレースゲームでの表現に何を求めて
いるか…といってもありがちな表層的な物ではなく深層的な物、ね、
それらを巧く盛り込んで表現していると思います。逆に、車好きな
ら、内藤さんのその作風を解れると言うか。車ゲー好きな方にはお
ススメ。

基本ゲーム内容は変わらず、車の挙動の見直しと、スキールマーク
等の表現の追加、カラーリング変更(車種は変わらず)等が行われ、
値段も廉価になったのが"サンフランシスコエディション"。
(走る舞台はどっちも同じシスコです)
HARDモードでしか出ない隠しカーがあり、そのHARDモードは旧版は
激ムズで、挙動が見直されたSFエディションの方が断然クリアし易
い(遊び易い)のでお勧めはSFエディションですが(パケも別に廉価風
ではないし(笑))、フェラーリはやっぱり旧版の赤が良かったな〜。
(SFeditは青)

旧版でコンプしたデータがあるので、SFエディションをやる事は無
いだろう、と思っていたらこちらへのデータ流用は効きませんでし
た(^_^;。

戻る