試聴のポイントの前に、ちょっとだけ。
そこで、何を聴き取るかというと、サ行です。
ここで小さなオーディオショップだと、
家まで出張試聴させてくれる店も中にはあるので
それを利用するのが一番ですが、なかなかやっているところは少ないです。
店に視聴ルームがあると思うので、2〜3機種にしぼって
試聴させてもらいましょう。
あっ、これ先に書くべきだった。
試聴の際に、スピーカーを交換する時、音量を均一にして下さい。
これまた説明すると長くなるので、簡単に書きますが、
スピーカーの能率が違ってると、アンプのボリュームの位置が同じでも、
音量が違ってくるんです。
一般的に言われてることは、スピーカーの能率が低いほど、低音がよく出ます。
低音がよく出るというか、もっさりした音になりがちです。
能率が高ければ、すっきりとした鮮やかな音になりますが、低音はいまいちです。
スピーカーの能率は平均で89dB(デシベル)ぐらいでしょうか・・・
小型スピーカーほど、能率が低めに設定されています。
これは、小型スピーカーはどうしても低音が不足がちになるので、
そうなってるモノが多いです。
スピーカーの能率で、何に影響を与えるかというと、アンプの出力なんです。
能率の低いスピーカーは、アンプに負担をかけてしまいます。
アンプに無理がかかると、音質が低下してしまう傾向があるので、
出来るだけスピーカーは、能率が高くて低音のよく出てるモノを
選ぶと良いでしょう。
これまた難しいのですが、アンプの出力も高ければいい、
というモノでもないんです。
出力が高ければ、それだけ余裕があるということなんですけど、
同一価格帯で機能も似たようなアンプで、出力の違うモノがあるとすると、
(トランジスタ増幅の方式は同じとします。A級orB級とあります)
出力の小さい方が、比較的音質は良いです。でもパワーがあまりありません。
逆に出力の大きいモノは、パワーはありますが、音質は少し劣ります。
たとえ話を書くと・・・
「X」というアンプを使用して、「A」「B」「C」3つのスピーカー
の試聴をして、
「A」が一番良く聴こえたとします。
そこで、「A」のスピーカーを使用して、「X」「Y」「Z」3つのアンプの
試聴をすると、
「Z」のアンプが一番良かった。
そこで、「A」のスピーカと、「Z」のアンプを購入。
これが一番良い組み合わせのはずなんですが、そうならない場合があるんです。
スクランブルテスト(試聴)をしてみると、(つまりすべての組み合わせ試聴)
「B」「Y」の組み合わせが、最高の音質だったりするんです。
これは、先ほど書いた、スピーカーの能率とアンプの出力との相性が
あるからなんです。
まあ、そこがオーディオの面白さというか奥の深さなんですよね〜