カベルナリア

立てた両ヒザに背骨を乗せてアゴを後ろに引いて関節を固めるメキシカンストレッチ。
相手は弓なり姿勢から脱出出来なくなり、エビ反り+締めで息も相当苦しそうな体勢を強いられ固められる。
何年も前にカベルナリアとは弓なりという意味があるとかなんとか雑誌で読んだ事があるが全く定かではない。
確かに弓(アーチェリー)を射る形にも見えるが。

「半立位式ラクダ固め」と表記された事もあり、相手を両立ちヒザにして決める強力な変型キャメルクラッチという感じ?
キャメルクラッチの反り強化バージョンみたいな感じ。)
相手の背後から両ヒザ裏に乗り両足を地面に固定し、背中にヒザを立てて背筋を支え、
相手の視線が下を向く様にアゴにかけた両腕に全体重をかけて後ろに引く。
後は、背筋だけをヒザで高く支えて、ブリッジさせる様にアゴをグイグイ後ろに引いて背骨折りにして締め上げる。
体の柔らかい相手には、支点の立てたヒザを垂直に近い角度で維持する事で背中をより高く支え、よりヒザ頭を背筋に高く食い込ませてクラッチ。

一度ガッチリ決まってしまうと、相手は背骨を極められたまま動けなくなり、グランド式の背骨折りとしてはスキが無く完成度も高そう。
そのまま相手の頭と足裏が届くまで強引にストレッチを加えていく。首を取っているため締めとの複合にもなっている。

背筋の鍛えられたレスラーも、背中にヒザを立てられて、
そこから、自分の視界に自分の足裏が見える位に締め上げられては、全身圧迫から落ちる可能性も。
つまり、アゴを両手で強く引きながら後ろに体重をかけて寝ていれば、相手は耐えるしかなくなるため、
後は相手からギブアップを奪うまで寝て待てばいいだけという強力さ。かけ手の負担が少なめでありながら強力。
元々、背骨折り系の技は体格がないと相手の体を支え切れないが、この技は体格の無い選手でも決められる技になっているのが強い。

元々は、メキシコのルチャリブレのテクニックで、
バッチリ極まると相手の両腕は左右に垂れ下がり、技の凄みを見せ付けている。

ロメロスペシャルの様に足を引っ掛けてアゴを取る技もカベルナリアと呼ばれているが、(←ライガーとかがやるやつ)
自分が昔から見てきたカベルナリアは立てたヒザに相手の背中・腰をのせて締め上げるスタイルで、
このスタイルは昔から使われてたりするし恐らくこっちの方が余程効くと思われる。
恐らくは足の引っ掛け方にはいろんなバージョンがあったとしても、こういう形になる技を総称してカベルナリアと呼んでるのかもしれない。

キャメルクラッチに比べれば、こちらの技の方が見た目的に痛そうにも見える。 

劇場版ストリートファイター2でも見かけた技で、
さっそうと、全身をコートで包んだキャミィが登場し、コートを脱ぎ捨てて相手に向かって猛然とダッシュ!!
相手の両襟をつかんだまま、両肩上に倒立。そのまま半回転して襟を締め、背後から相手の両ヒザに着地!!!
一撃必殺のカベルナリアで締め上げ、相手にトドメを刺してました。
暗殺術みたいな技でなかなかカッコ良かったです。

背中に立てるヒザの角度が垂直に近いほど反りがキツくなり、背中への負担が増え、
背骨を構成する脊椎の一つ一つがシナる。

ちなみに両腕をクロスアーム式にして締め上げるものはブラディーEXとして知られている。
両足に加え、両腕も封じてしまうため拷問性がより高くなる極め方。

そのまま(相手の)両足を殺した状態でアゴを取り、後ろに寝れば決まる。
背筋を大きく反らせ、両ヒザ頭で背中の中心を支える。

後はギブアップするまで寝て待つだけ。
体の柔らかい人間なら、エグい角度になり場内を沸かせる事が可能。

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