ドラゴンスリーパー

スリーパーとは相手を眠らせる技で、時間をかけてジックリジワジワと眠らせる=失神させる技である。
こういう締め技は、相手の首にある頚動脈を圧迫し血液の流れを制御して落とす(失神)のが狙いになり、グランドで胴締めでジワジワと決める。
イクまでネチッこく締め上げる寝技。

締めだけでなく首関節も決まるドラゴンスリーパーは、脇の間に(相手の)アゴを入れて首の極めを強化したスリーパーホールドの変型。
グラウンドでは胴締めに移行して決める。

グラウンドでのスリーパーは、相手をうつ伏せにする場合と、仰向けにする場合とあるが、
(うつ伏せにした場合は(相手の)背に乗り体重をかけて動けなくして締めに持っていったりというケースが考えられるが、)
仰向けの場合は胴締めが多い。
スリーパーは時間と共に相手の体力を奪うので、寝技でガッチリ固めてしまえば動けなくなる。

胴締めとは、ひっくり返ったカエルの様に完全な仰向けにして動けなくして締める決め方。
胴を締めて押さえながら下半身を固定し、相手が体を返せない様に(相手の)股も押さえて、首を引いて締める。
胴を締めず(相手の)左右に開かせた両足に(決め側の)両足を乗せて固定するパターンもある。
(相手の)胴体を(決め側の)股で挟むため、このまま首を引くと上半身が反って圧迫を起こし、胸で呼吸をさせる様に息が辛くなる。
胴締めの辛さはここにあり、より締めを強化しやすくなる。
結果、キツイ姿勢のスリーパーに追い込まれる。胸で呼吸をさせる様に締める胴締めは強烈。

締めの恐いとこは、いくら暴れても時間とともに締めで視界も体力も奪われていき、大の字にグッタリさせてしまうとこか。
捕えられた獲物は失神に向けてジワジワと追い込まれて行くって感じ。
次第に体力を消耗させ夢の世界へと誘う危ない寝技。

失神させるというのを、ゆっくり眠らせていく技とかけてスリーパーホールド(眠らせる固め)と呼んでいる。

 

寝技の駆け引きにはトラップ(罠)というものがあり、
仮にチキンウイングフェイスロックを右腕とアゴに決められてる人が、
それを振りほどこうと、空いた左腕を前に回そうものなら、
その手までつかまれて(背後にねじり込まれ)ミッチリと裏で固められて胴締めドラゴンスリーパーに移行というトラップ。
下手に、もがけばもがく程、ガッチリ決められる。

逆に、胴締めの弱点は、首のフックを外された時に、逆に両足首を(固められて)とられて反撃されてしまう事。
なので胴締めに移行する際は、反撃を受けないよう確実に首のロックをして固めたい。
(首のフックを外されない様に念入りに両腕も固めたりする。)


↑両腕もしっかりロックしてしまえば完璧。
決め側の右手が、相手の背後を通して(相手の)ねじられた左手もつかんでいる。両腕極めになっている。

 

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