永原ちづる VS ラッキー内田
ちづるの全身が苦痛で痙攣していた…。
ラッキーのドラゴンスリーパーが極まって数10秒…。
ラッキーの計算でロープに手足が届かない位置で極められている。
ラッキー「どう、ギブアップ!?」。
ちづる「………うがあ………ハァハァ……うが…」。
ちづるの全身に汗が光り始める。
ちづる「……まだまだ…」。
ラッキーは更にねちっこく深く締め上げる。
ちづる「…ハァハァ……ハァ…」。
ラッキー「…さあ、ギブ!?」。
ちづる「……ノー…」。
ラッキー「なかなか耐えるね……」。
なんとか耐えているちづるだが、ラッキーのしつこい締め技でスタミナが次々と奪われていく。
ちづる「………ハァハァ……」。
するとラッキーは技を解き、そのまま覆い被さりフォール。
カウント2.5で返す!!
続けてラッキーはちづるの脇関節とアゴを抑え付けて再度フォール!!
ちづる「うぎぎぎぎぎ!!!」。
ブリッジになり、ギリギリのカウント2.8で返す!!
ちづる「……ハァハァ…」。
ちづるのスタミナがジワジワと奪われていく。
その間に、
ラッキーはコーナーポストに素早く上がる!!
ちづる「…!!」。
そこからちづる目掛けて屈伸式のダイビングボディプレス!!
ダーン!!と会場に響き渡る!!
ちづる「…う、ぐあっ!!…おおうっ」。
ちづるはお腹を抑えてのたうちまわる!!
そしてフォール!!
ちづる「んが…!」。
カウント2.8でなんとか返した!!ラッキーはダウンしているちづるの首に狙いを済まし、
真上に高くジャンプすると、ちづるの首にギロチンドロップ!!
ちづる「ぐふうっ!!」。
ラッキー「…今度こそ、トドメだ…!」。
と言い、苦しむちづるを無理矢理立たせると再度ドラゴンスリーパーの体勢へ。絶体絶命か!!と思った瞬間…、
ちづるは首を極められる瞬間、身をくねらせてラッキーの脇にまわりバックドロップ一閃!!
ラッキー「……っああ!!ぐうっ!!」。
つかまれた瞬間に叩き付けられるという目にも止まらない速さのバックドロップ!!
ラッキーの後頭部がエグい角度でマットに突き刺さる。くの字に折れ曲がるラッキー!!
ラッキー「………くああ………ハァハァ…」。
ラッキーはこの一発で大の字にダウン。天井を向いたまま意識が少し飛んでいる。
ラッキー「……ハァハァ…」。
ちづる「…さあ、立ちなよ……」。
ちづるがよろよろと立ち上がり、ラッキーの頭に手をかける。
ラッキーを引きずり立たせて…背後を取り…意気なりジャーマンの体勢!!!
ラッキー「!!」。
ラッキーは焦って腰を落として耐える!!
ちづるは腰を入れて踏ん張る!!
ラッキー「この!!」。
ラッキーは背後にいるちづるに向かって勢い良くエルボー!!
すると頭を下げてエルボーをかいくぐるちづる!!
勢い余って少しバランスを崩すラッキー!!
崩した瞬間に投げるというのは柔道の基本!!!
再度、ちづるはラッキーの胴体に腕を回したあああ!!!!!
ちづる「今だあああああ!!!!!!」。
つかまれた瞬間に叩き付けられるという目にも止まらない鮮やかな高速ジャーマンスープレックス!!!
背筋力と足腰が強く無いと出来ない荒芸!!
脳天からパワーボム並にマットに突き刺さりピクリとも動かないラッキー内田!!
またまたラッキーはくの字に折れ曲がる!!!
ラッキー「ぐう…」。
しかしレスラーの本能か!?ちづるのジャーマンのヤバさに本能が反応したのか!!
投げられても途端に回避しようと本能で暴れ出すラッキー!!
ラッキー「…くはあ!!」。
ラッキーの肩がマットから離れそうになる!!
ラッキー「…っくあああああ!!」。
両腕のロックを更に固めるちづる!!ラッキーの背後にちづるの胸がガッチリと押し当てられていく!!
ちづる「っんぎぎ!!!逃がすかああああああ!!」 。
両足に力を込め、つま先立ちになると、ちづるの人間橋が更にググッと高くなる!!
カウント3奪取!!○永原ちづる(13分58秒 ジャーマンスープレックスホールド)ラッキー内田●
ちづるのジャーマンの凄さに場内からはどよめきが混ざった歓声がドッと沸き起こるこの瞬間!!
祐希子「うわあ…、なんて投げ方…。あそこから投げるか?普通…。」。
富沢「ジャーマン馬鹿ですから…。」。
祐希子「内田の刺さり方見ると…、パワーボムだよ…アレは…。」。
祐希子「思うんだけどさー、ちづるって私より胸でかいでしょ。あの胸はジャーマンのホールド力を更にアップさせてるよ。」
富沢「あ、そっか…」。
祐希子「ちづるの胸で背中から押されると、ブリッジの強さと合体して相手の首が極まって動けないって。」。
富沢「私より10センチも大きいからなあ、あいつ。バスト93…。」。
祐希子「金井みたいにペッタンコの胸でジャーマンホールドされるよりも、何倍も強くなる。」。
富沢「うわ、金井がそれ聞いたら・・・」。
金井「さっきから後ろで聞いてるよ・・・」。
祐希子「ち、ちづるってジャーマン一つで観客をあそこまで沸かせられるなんてさすがだね(汗)」。
富沢「そ、そうだねー(汗)」。
祐希子「ねえ金井…、今日はカレーにトンカツとチーズとナスをトッピングしてあげようか(汗)」。
金井「うん。」。
祐希子「おいしいよー(汗)」。
金井「うん。」。
(文 にこにこレッスル)