南利美 VS ボンバー来島

試合開始早々に来島のハイアングルパワーボムを食らって脳震盪を起こした南。
その影響で南の動きが悪い。
来島「ほら!さっさと立て!」
南「…ハァハァ…くそ!…」。
すると来島は南を無理矢理起こして立て続けにバックドロップ三連発!
リングにダウンして大の字にのびる南。
来島は上にヒザで乗ってフォール…。
南「う、うぐう…!」。
カウント2.5でなんとか返す!!

来島「まだ寝るのは早いぜ!」。
と言うと南を引きずり起こしロープに振る!!南の目付きが変わる!!
南「今だ!!」。
ロープの反動を活かして南はドロップキック!
南の長い足が来島の顔面を捉える程のジャンプ力の高さに場内はドッと歓声が沸く。
来島「うああ!!」。
カウンターで食らい、もんどり打って場外に吹っ飛ぶ来島。
南「はぁはぁ…」。
と途端に片ヒザを着きロープに寄り掛かり座り込む南。
南の体力は来島のパワー攻撃の連続でかなり消耗していた。

すると、場外から来島がリングに上がってくる。
来島「…うぐぐ。そうこなくっちゃ…試合は熱くならないぜ…。」
その瞬間を待っていたかの様に南はダッシュ!!
再度、ドロップキックで来島を場外に吹っ飛ばす!
来島「うが!!」。
ガシャーン!!!
場外に転落して鉄柵にぶつかる来島!
南も即座に場外に降りて悶えている来島にスリーパーを仕掛ける!!
来島「…うかが…」。
南にスリーパーをさせたまま、立ち上がる来島!!
来島は、そのまま南を担ぎおんぶしたまま、背中から鉄柱に当たっていく!
来島「うおりゃー!!」。
南「ぐふ!!」。
背中だけでなく頭も強く打つ南!
南はフラフラしながらも意地で立ち上がる…。
来島は助走を付けてフラフラしてる南に向かって走って行く!ラリアート!!!
来島「うりゃあー!」。
南「………!」。
なんと南は一歩速く飛び上がり、飛びつき腕ひしぎ逆十字!!
来島「…うぎぎ…、こんのやろーーー!!!」。
来島はそのまま南ごと持ち上げて、床にパワーボム!!
南「ぐぅ!!」。
すると叩き付けられた南は来島の首も固めて胴締め式のフロントスリーパー!!
来島「…あぁ!、うぐぐ!!!次から…次へとーーー!!」。
来島は、再度、南ごと上に持ち上げて再度パワーボム!!
それを南はウラカンラナで返そうとする!!
来島「そうはいかねえーっ!!!」。
と踏ん張り、南の両足を抱えたままシャチホコ状にして背中にヒップドロップ!!
南「ぐあ!!」。
来島は南の両足をボストンクラブ風に持ち直して、
南「うああ…」。
来島「もう放さねえ!」。
と言うと、そのまま両腕も極めて場外でリバースカンパーナ!
グイグイと何度も前後に揺さぶり南を絞り上げる来島!
南「………ぐあああ………ぐあああ………ぐあああ………」。
さすがにこれには苦痛を隠せない南!!絞り上げる様に何回も呻き声を上げる!!
リングサイドの観客の目前でリバースカンパーナ刑に処される南!!
観客にサービスして20回程大きく前後に揺さぶり終えると南を解放して背中にストンピング一発!!
南「き、貴様ぁ……」。
来島と南の攻防にリングサイドの観客から歓声がドッと沸く。

南「…ゼェ…ぜェ…ぜェ」。
来島「よーし、決着はリング上だ……!」。
と言うと南を引きずり起こしリングに入れる。

リングに上がり、
先程のリバースカンパーナ刑のダメージが抜け切っていない南の髪の毛をひっつかんで、
来島「これで終わりだ!!」。
と言うと、南をロープへ振りナパームラリアートへ行く!!!・・・が!
南「まだだ!!!」。
咄嗟に南はロープに飛び乗り、
そのロープの反動でトペ・レベルサ(=背面からの体当たり技)!!
すると来島は最後の力を振り絞り、背面から飛んでくる南を体で受け止めて、
来島「うおらあああーーー!!!」。
と、そのままバックドロップ!!勢い良く投げられ意識が飛ぶ南!!!
リングに大の字でダウンしたまま、会場の天井をボーと見つめる南。
南「…ハァ…ハァ…ハァ。」。

ダウンしてのびている南を見下ろすと、
来島「ようし!ナパーム弾で終わりだ!!」。
と、首をかっ切る仕草をすると、大の字にダウンしていた南を無理矢理に起こす。
しかし、南をロープに振ろうとするも、南は片ヒザを着いたまま意識もうろう。
南「…うう…」。
来島「ならばこれだ!」。
と言うと、南の首と股に手を回し仰向けにして担ぐ!!アルゼンチンか!!
南「…!!!」
すると南は本能で蘇生!!来島の首に腕を回しスリーパーで回避しようとする。
来島「どうだ?南の鍛えられたブリッジでも、これだけは耐えられないはずだぜ!」。
南「…さ!せるか!…くあぁ!!」。
来島「うおおおおお!!」。
来島は南を担いだまま、全力を込めて揺する!!
体をよじらせて、来島の上でジタバタと(来島にスリーパーを決めたまま)暴れる南!!(もうここまで来たら最後は根比べだ!!)
南「…うぎぎぎ!!」。
来島「…これで!!終わりだああああああ!!!」。
来島が全力をかけた瞬間、南が来島の首をスリーパーしていた両手のフックが汗で滑り外れる!!
南「…!!」。
来島「うおおおおおおおおお!!!!!!!!」。
途端に南の体が来島の両肩に張り付き、南の体で人間橋が完成!!
南「うううっ!!」。
南の両目は意識がもうろうとし始める。
アゴの位置と足の位置がグイグイと下に引いて絞られ、高く支えられた背骨だけがあり得ない方向に曲げられていく。
来島にアルゼンチン・バックブリーカーを極められたまま、エビ反りにされて視線がボーとしてくる南。
全身の筋肉の感覚も薄れ始め、骨が軋む激痛だけが体内に響く。
南は来島の両肩に背筋を当てがえられたまま絞られピクリとも動かなくなり…、

南「・・・ギ・・ギブ・・、ギブアップ…だ…。」。

来島「よっしゃあ!!!」。

南「脊髄が壊れる…。さっさと…降ろせ…バカが……。」。

 

●南利美(23分35秒 アルゼンチン・バックブリーカー)ボンバー来島○

 

 

器用さのある南。パワー型の来島。
力技で徹底して攻める来島に対し、一瞬の隙を逃さずにどん欲に返し技を連発し関節や締めを狙ってくる南。
こんなイメージで。

(文 にこにこレッスル)

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