捨て犬、捨て猫の命を救いたい・・・そう思いここまできたのは、児玉小枝様写真展でした。
児玉さんの本、写真展の事は前々から知っていたのですが、「観る」勇気がなくてずっと逃げ続けてきました。
でも、偶然遊びに行った場所で、児玉さんの写真展に遭遇し、
観てはダメだと思いながら・・・吸い込まれるように写真に見入ってしまいました。


全てを悟っているかのような悲しい目の犬猫達の写真・・・
涙が止まらなくなりました。



保健所と管理センターの違いも、炭酸ガスで致死処分されてる事も全く何も分からなかった私・・・


私には、仕事もある・・・大切な家族もいる・・・

この私ができる事・・・できる範囲の事・・・


管理所で処分される仔を家族の一員として迎え入れよう・・・という答えでした。


初めて足を踏み入れた「管理所」
抑留所からは、数頭の犬たちの吠える声が聞こえてきました。
このときの私は、まだ・・・現実を見るのが怖くて抑留所には入る事ができませんでした。


事務所と抑留所間の通路に置かれていた移動ゲージに入ってた仔がこの仔でした。


「モモ」と名づけました。とても可愛い。愛しい仔です。


今の私に「できる事」は、家族になったモモを大切にする事。
それが精一杯の事だと思っていました。
思うはずだったのに・・・。


モモの安心しきった寝顔を見る度に涙が止まりません。


私がモモを管理所から連れてこなかったら、モモはガス室で苦しんで・・・

想像するだけで恐ろしくなりました。


モモと同じ管理所にいた仔達、いる仔達は・・・きっと・・・

モモを家族として迎え入れたその一ヵ月後、せめて、慰霊碑にお花とお線香を・・・と思い、
もう一度管理所に足を運びました。

そして、「やっぱり自分の目でちゃんと見とかんといかん」そういう気持ちになり、
一ヶ月前、怖くて入れなかった抑留所に足を踏み入れました。

この仔も助けたい・・・そう思う仔がいました。
管理所の帰り道、主人に泣きながら「もう1頭救いたい。ウチで飼おうよ」
主人は私にこう言いました。
「あんたは間違っている。可哀想だからと1頭助けてどうなる?これを続けてたらキリがない。
あんたには、もっと他にやれる事があるんじゃないのか?」


私は・・・私は、管理センターがどういう施設なのか
収容されてる仔達が、どんな目で私たち人間に訴えかけているのか・・・
写真で真実を、現状を知ってもらいたい。
「犬死」なんて言葉はいらない!殺処分されていく仔達を忘れて欲しくない!
この仔達が生きていた「証」を残したい!

そう思いブログにて、現実を伝えていこうと活動をスタートさせました。


最初の頃は、批判も多く受けました。
殺処分されていく仔達と向き合っていく現実に、耐えられなくなった時期もありました。
・・・喜怒哀楽の「喜楽」は全て受け入れられなくなりました。
ご飯を食べることも、テレビを観ることも、自分を着飾ることも、何をしても
殺処分された仔達、されていく仔達への罪悪感しかなく、
自分がのうのうと生きている事にすら疑問を感じることもありました。
こんなくだらん人間が生きていてごめんなさい・・申し訳ない気持ちになっていました。

それでも、ここで辞めてしまっては、何も変わらない・・・変われない・・・
管理所職員さんに励ましていただきながら、何度も管理所に足を運んできました。
人間って不思議なものですね・・・
そのうち・・・感情の切り替えができるようになっていました。
管理所でシャッター切るときの私は、「心」がありません。
自然に感情の切り替えができるようになっていました。


スタートは、たった一人でしたが、今では「動物のいのちを守る会」の方々と出会い、
沢山のことを学ぶ事ができました。助けてもらいました。


そして、ブログを通して全国の方々に温かいご支援を頂き
殺処分される仔達をレスキューし、新しいお家を探してあげることもできるようになりました。

決して私一人の力ではありません。



頑張れば・・信じれば、必ず良い結果がでる・・・
これからも絶対に諦めません!!




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