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A Field of Wisteria イギリスの映画 |
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| ヒア・マイ・ソング | イギリス | 1991年 | 監督:ピーター・チェルソム | チラシ |
| 誰もが愛したくなる楽しい楽しいファンタジー。 イギリスのリバプール。小さなミュージックホールの若きプロモーター、ミッキーは50年代の幻のオペラ歌手ジョゼフ・ロックの復活コンサートを企画する。ロックは脱税のため現在もお尋ね者。 ところが舞台に登場したロックはまっかなニセ者。そのため、全てを失ってしまうミッキー。傷心の彼は失ったものを取り戻すため、自らの故郷アイルランドへあてどない旅にでるのです。 それまでは自己本位だったミッキーも、全てを失ったことにより、愛する人のため自らをすて行動していくのです。ついに見つけたジョゼフ・ロック。頑なな彼の心も、ミッキーの熱い気持ちに動かされていくのです。「愛する人に聴かせたい」「愛する人のため歌いたい」そんな男達の爽やかで熱い心の声。イギリス、アイルランドのしっとりとした風景が、軽くなりそうなシンプルでわかりやすいストーリーを味わいある作品に仕上げています。夢を失いかけてる男達、大人達にささげる心爽やかなファンタジーです。 ミッキーのフィアンセ、ナンシーにはオーディションで選ばれ期待の新人と云われた、タラ・フィッツジェラルド。彼女のみずみずしく可憐な美しさには心引かれます。期待に応え、彼女は以後「ウェールズの山」を始め、最近では「ブラス」でもその可憐な姿を見られます。 |
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| ウェールズの山 | イギリス | 1994年 | 監督:クリストファー・マンガー | チラシ |
| ファンタジーの要素も感じられる、コメディー的で心温まる心地よい映画。なんともおおらかで、夢があって楽しい作品です。私に、イギリス映画も捨てたもんじゃないなあと感じさせてくれたました。 1917年、ウェールズの、片田舎。穏やかなその村に、ある日土地の計測技師二人が訪れます。村人の好奇心旺盛な注目の中、二人は村人が愛して止まない山、「フュノン・ガルウ」の高さの計測 を始めるのです。ある一定の高さがないと山として地図には載らないのです。そうその山は6メートルその高さにたらなかったのです。山でなく丘になってしまう。それを聴いた村人たちは憤慨します。そこで村人は考えます。丘を山にしよう! 頂上に土を盛って山にしよう云うものです。それから村人一丸となって山作りがはじまるのです。 計測技師の一人は戦争ノイローゼの青年、美しき村娘との間は如何に… 多くの奇妙な村人達は、ほとんど現地の村人を起用。そんな彼等ならではの、土を運び上げる大進、温かな本物の友情が作品の味わいを深めてくれています。 見終わったあともとっても気持ちよくすがすがしく、考えたらばかげたようなことをむきに一丸となる姿もなんだかほのぼのと温かく心地いい。 |
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| フェアリー・ティル | イギリス | 1997年 | 監督:チャールズ・スターリッジ | チラシ |
| これぞメルヘン。 すばらしい自然、イギリス特有のしっとりとした濃い緑に覆われた深い森、澄んだ小川の流れ、ほと んど手を加える事なく撮影された森の風景。空から撮った地平線までどこまでも広がる緑の景色も圧巻。今だにあれだけの風景が見られるすばらしさ。 少女二人、エルシーとフランシス。当時の服装を再現したと云う、タイヘン凝ったとっても可愛らしい衣装。そんな少女たちが森に入ったときからもう舞台は整っています。妖精はもう漂っている。 その映像をみているだけで、もうメルヘン、やわらかな温かな心地よさ。 イギリス、ヨークシャー近郊。コティングリー村。少女フランシスは父が戦地で行方不明になったため一人アフリカから、従姉妹エルシーの家へ。ある日二人は、森の小川で美しく光る妖精を見つけます。しかしまともに取り合ってくれない大人達。そこで少女たちはあることを… 少女二人が撮った写真には妖精が写っていた。この写真がコナン・ドイルの手に渡り、さらに広がり世界中を論争に巻き込むことに…、そこには心無い大人達が群れ、静かだった妖精の森からも妖精たちの姿が…、1917年実際に起こった「コティングリー妖精事件」を取り上げた映画。 純粋に無垢に信じることのすばらしさ。それは何も子供だけではない…。少女二人のあまりにも無垢な可愛らしさ。そして、ピーター・オトゥール、ハーヴェイ・カイテルと云った名優達が映画としての落ち着いた深みも見せてくれます。 最後、妖精たちがたくさん群れて、フランシスの父親を導いてくるシーン、これはちょっとやりすぎかな、もう少しデリケートにやって欲しかった感はありますが… 爽やかなそよ風、すがすがしく温かく、心にしみいる作品です。 ♪〜妖精さん出てきて、黄金色の光の中へ、どうかお願いそよ風に踊って、妖精さん出てきて、黄金色の光の中へ、どうかお願い〜♪ |
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| ブラス | イギリス | 1996年 | 監督:マーク・ハーマン | チラシ |
| ’98年セザール賞外国語映画賞、他受賞。 モデルとなったのは、イギリスに実在するグライムソープ・ゴリアリー・バンド。実際に彼等がたどった運命を基に作られている。メンバー全員が炭坑夫。映画で演奏される曲は、実際のバンドによるもの。鳥肌のたつような心踊る迫力の演奏です。 炭坑の閉鎖により、1917年結成で数々のコンクールでも優勝してきた実力を持つ伝統のあるバンドの存続さえ危ぶまれる中、紅一点のヒロイン、グロリアが団結を深めコンクールへの出場をめざすのです。男たちは炭坑の閉鎖により、落ち込んでいく中、なんとかバンドを存続させようと頑張っていく。妻たちは働かない夫たちにいらだちながらユーモアあふれるやりとりが微笑ましい。バンドのリーダーのバンドに賭ける気持ちがとっても温かく人間味にあふれる。また、イギリスのちょっと落ちぶれた感のある家々の質感ある独特の村の風景もいいです。そして、ヒロインのグロリアを演じる、タラ・フィッツジェラルドがこれまでの可憐なイメージとは違い、えらく余裕のある落ち着いた存在感を見せてくれました。 最後のコンクールでの演奏風景は、圧巻。ちょっとホロッとさせながら、心の温まる映画です。 |
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| フルモンティ | イギリス | 1997年 | 監督:ピーター・カッタネオ | チラシ |
| だれでも楽しめる、ステキに面白いコメディ
(ニューヨーク・タイムズ紙) メルボルン国際映画祭最優秀長編映画賞、ロカルノ映画祭特別観客賞、他多数受賞。 失業して6ヶ月、絶望的な金欠状態にあった6人の男たちが考えたのは、なんと裸で金を稼ぐことだった。いい加減で何かとお騒がせの30才のバツイチ・パパ、ギャズ。最近ベッドでアレができなくなって落ち込んでいる、太りすぎのデイブ。妻に失業したといえなくて借金地獄にいる、お堅い元上司ジェラルド。それに、ヤク中の老いた黒人ホース。自殺にも失敗した気弱なロンバー。肉体とヤル気は満々ながらリズム音痴のガイ。6人は特訓に特訓を重ね、熱狂のフル・モンティ・ショーへなだれ込む。(映画チラシより) 最近活気のあるイギリスからのとってもイキのいい映画です。イギリスにこんな楽しい映画があるとは思いませんでした。アメリカのコメディと違い、イギリス独特の質感のある風景とおりまぜ、おもいっきり楽しめました。失業中でさえない男たちが、巡回でやってきたストリップショーの熱気で、自分たちも同じく企む。仕事がないからって、ストリップをやろうなんて、普通じゃない。それに皆しまらないデブッた、しわしわの体。誰がそんなのを観るかと思うけど、熱狂のラストのショーへ。 失業者のあふれるイギリスの現実を考えると、結構切なくなってくるところを、思いっきり笑い飛ばす前向きのエネルギーがあふれています。主役のロバート・カーライルは最近のイギリス映画には、なんだか欠かせない存在になっていますが、こういう冴えない役ってピッタリ。 無心に思いっきり笑い飛ばしましょう。 |
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| リトル・ダンサー | イギリス | 2000年 | 監督:スティーブン・ダルドリー | チラシ |
| ’00年カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品。 「ストライキで失業にあえぐ炭鉱の町。11歳のビリーの父はビリーにボクシングやレスリングで強い男になってほしかった。しかしビリーはバレーに惹かれ女の子に混じって練習をする。父と衝突しながら、炭鉱の町のストライキの喧騒の中、ビリーは夢に向かって練習をつんでいきます。」 まあ、単純な映画です。バカバカしいほど先が読めてしまう物語。イギリス映画というのはシンプルというより単純な物語が多い。そして炭鉱の町、失業にあえぐ労働者たち、現代イギリスを語る上で象徴のように描かれます。 単純だけど、楽しい、そして感動もさせてくれます。まず音楽、バレーだからってクラシックばかりじゃあない、ロックのリズムにダンス風景が実に楽しい。いかにも炭鉱の親父って感じの、ビリーの父親、直情型の頑固者、この父親がまた実にいいのです。初めはビリーに厳しく反対していたのに、ビリーの一途な姿に次第に応援していくのです。その応援ぶりがまた直情型の一直線。頑固がゆえに、ちょっとコミカルな姿も、そんな父親の姿に心打たれます。そしてなによりもビリー、その体の底から溢れ出す、踊りまわる、なかなか魅せてくれます。 イギリス映画にしては珍しく、父親と息子の親子の情をしっかり感じさせてくれる映画です。最後の単純なしめはまあご愛嬌…。 | ||||
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Last Update : 28 Jun 2002