尾の島公衆トイレ

【設計コンセプト】
 『ミニマムバリアフリートイレ』

 最小限の規模、器具数でバリアフリートイレが作れないか?
 そんな発想からこのトイレを設計しました。
 小便器ブース1個、手洗コーナー1個、車椅子の方も使用できるバリアフリートイレ1個
 という最小プランのバリアフリートイレです。
 
【外観】
隣接する尾の島神社と調和するよう
切妻屋根の和風な意匠とした。
尾の島神社では毎年12月に「霜月祭り」が
行なわれ、多くの見物客が訪れる。
祭りと神社の雰囲気に溶け込めるよう
あえて色使いを控えめなトーンにしている。
【手洗コーナー】
縦長の鏡にして、どの高さでも見やすいよう
配慮している。
手洗器の上にはカウンターを設け、手荷物が置ける。
両サイドは収納棚になっており
予備のペーパーや掃除用具を収納できる。
【バリアフリートイレ】
手すりは天然木製とした。
室内の杉板張と共に暖かみを持たせている。
ミニマムプランのため小便器以外は
男女共用である。
男女別に越したことは無いが
まずは数多く設置され、行きたいときに
すぐトイレがあることが「バリアフリー」
なのではないかと思う。
【バリアフリートイレ】
身だしなみチェックのための姿見。
コートやカバンを掛けるためのフックも設置してる。
【バリアフリートイレ建具】
格子をモチーフにした建具。
有効開口幅を確保するため2枚引き戸にしている。
【小便器コーナー】
寒冷地のため、各器具には凍結防止のヒーターが
付けられている。
日照が悪いので採光のための窓を
多くとるようにした。
【室内仕上げ】
地元産遠山杉を内外部の仕上げに使用している。
木質の暖かみのある空間が心地よい。
照明器具、換気扇は感知センサーで作動するため
使用時以外に無駄な電力を消費することがない。
【設計データ】
  施設名:  尾の島公衆トイレ

延床面積:  7.72u
  建設地:
  長野県下伊那郡南信濃村
  発注者:  南信濃村
   竣工:  2001年12月
   構造:  木造平屋建て
  施工者:  潟gライネット
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www.com-et.com/colonne/001/index.htm
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