事件発生8/14→絵はラスト場面8/16
仮面舞踏会
空の上では風が吹き、霧は容赦なく頂を隠す わずかに腰をひねった赤松が陽を求めて首を伸ばしている 『人世は、仮面舞踏会みたいなもんだ、男も女もみんな仮面をかぶって生きている』 暗い洞穴に不似合いなネッカチーフを、光る無数の目が不思議そうに見ている 去年見た蝙蝠と同じだろうか それは遠い記憶の彼方に朧気に揺らめいているだけだった 湿った空気の底を擦るように一発の銃声が聞こえた (『』は作中より)
2002/03/14
離山レポはこちらから
金田一耕助の植物館に戻る