エクストラ・リーガル バンコク大捜査線
監督:チャルーム・ウォンピム
場所:東京ファンタスティック映画祭前夜祭・アジア映画深夜秘宝館
オールナイトの最後だったので、幾度か意識を失ったので、お話がイマイチ判らなかったし、タイの人の顔がみんなシブガキ隊の薬丸みたいな顔に見えるので、お話がよく判らなかった。
が。
舐めてはいけない。この作品の技術的水準は、物凄く高い。撮影はうまい上にセンスが感じられる。そして、ドルビー・ステレオの音の凄さ。オートマチックを撃つ音のリアルさと音色の凄さ。マシンガンの作動音の締まり具合など、録音が素晴らしい。
編集が細かく、やはり、アクション映画は細かなカットの積み重ねが迫力を生むのだと再確認した。
という、技術的なうまさに、感心した。特に、「ボンベイ to ナゴヤ」の技術がひどいものだったので、目が覚める感じがしたのだ。
が、お話は……途中寝てしまったので、軍(あれ?警察なのか?)の特殊部隊がまるごと悪事に加担しているけど主人公だけは正義を貫く、という話のようで。列車を乗っ取り、乗客全員に爆弾を背負わせて、命令に従わないと爆破させるというアイディアはいい。
半分眠りながらの鑑賞だったので、ストーリーを追うことは諦めて、ひたすらリズムのいい編集を見、やたらと撃ちまくる銃撃シーンを見ていた。しかし、たしかに銃撃シーンはうまいけれど、そればかりだと単調になる。その辺り、アクションの多様性とエスカレーションを追求しているアメリカ映画を見習って欲しいものだ。
で、主人公の妹と人質の看護婦がなかなか可愛かった。
タイ映画の技術は素晴らしいものがあると思う。この線を生かしていけば、アクション映画については、日本なんか敵ではないだろう。