MXPファイルの作成
 
 

新しく作成した拡張機能は配布などをするために、 Extension Manager を使用してパッケージ化することができます。パッケージ化された拡張機能ファイル(MXPファイル)はExtension Manager で簡単に該当アプリケーションにインストールすることが可能です。

パッケージ化された拡張機能は Extension Manager を使用して Macromedia ExchangeのWebサイトに送信し、Macromedia Exchange のWebサイトで公開することもできます。

 

拡張機能をパッケージ化するには拡張機能のインストールファイルである「MXIファイル」を作成する必要があります。

 

パッケージイメージ

 

MXIファイルの作成

 

MXI icon MIXファイルは拡張子「.mxi」のXML形式のファイルです。

この「MXIファイル」をもとにパッケージ化が行われます。拡張機能の種類や該当アプリケーション、使用ファイルのインストール先などをExtension Manager 用のmxiタグを使って記述します。

Macromedia Extension Manager のアプリケーションフォルダに「 Samples」フォルダというフォルダがあります。Dreamweaver、Flash、および Fireworks 用のサンプルの拡張機能のインストールファイルがあります。「Sample.mxi」はサンプル拡張機能をパッケージ化するものです。「Blank.mxi」というのはひな形ができているファイルです。

 

「MXIファイル」の詳細についてはMacromedia の Web サイトからダウンロードできる「The Macromedia Extension Installation File Format」(英文のみ:PDFファイル)を参照してください。

 

 

 


構成は「BitmapPropaties.jsfl」ファイルと3つのファイルを含む「BitmapPropaties」フォルダです。

拡張機能アイコン

 

「MXIファイル」を作成する前に拡張機能で使用するファイルを1つのフォルダにまとめておきます。フォルダ名はパッケージ化には影響しません。

「MXIファイル」を記述します。テキストエディタやメモ帳などテキスト編集ができるアプリケーションを開いて、作成したフォルダに保存します。ファイル名は拡張機能の内容が分かりやすいものが良いでしょう。
内容は<macromedia-extension>タグの中に記述し、各タグの属性は""で囲みます。

 

記述例

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<macromedia-extension
 name="ビットマッププロパティ"
 version="1.0.0"
 requires-restart="true"
 type="command">

 <author name="eiji saito "/>

 <products>
  <product name="Flash" version="7" primary="true" />
 </products>

 <description>
  <![CDATA[ビットマップアイテムのスムージング設定と圧縮設定を複数のアイテムに対して一度に行います。]]>
 </description>

 <ui-access>
  <![CDATA[Flash MX 2004:コマンドメニュー>BitmapPropaties]]>
 </ui-access>

 <license-agreement>
  <![CDATA[ライセンスフリーです。配布なども自由です。
  但し、利用者自身の責任において御使用頂きますよう、お願い致します。]]>
 </license-agreement>

 <files>
  <file name="BitmapPropaties.jsfl" destination="$flash/Commands" />
  <file name="BitmapPropaties/bitmap.jsfl" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
  <file name="BitmapPropaties/bitmap.xml" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
  <file name="BitmapPropaties/gui.swf" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
 </files>

</macromedia-extension>

 

作成した「MXIファイル」を作成したフォルダに保存します。フォルダ内にパッケージ化する拡張機能のファイルと「MXIファイル」があることを確認します。<file>タグで指定した場所にファイルが無いとパッケージ化の際にエラーメッセージが表示されます。

Win:「MXIファイル」ひな形ダウンロード
Mac:「MXIファイル」ひな形ダウンロード

 

記述例解説

 

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
  MXIファイルで使用する文字コードを指定します。
  Extension Manager 1.6では文字コードはデフォルトでUnicode(UTF-8)です。「 MXIファイル」内で日本語を使うにはShift JISなどを指定する必要があります。日本語を指定するとExtension Manager で表示される拡張機能の名前や説明などで日本語表記をすることができます。また使用する拡張ファイル名にも日本語が使用できます。

 

<macromedia-extension
  name="ビットマッププロパティ" 拡張機能の名称。Extension Manager に表示されます。
  version="1.0.0" 拡張機能のバージョン。Extension Manager に表示されます。
  requires-restart="true" 拡張機能を追加後、アプリケーションを再起動する必要があるかどうか。
  type="command"> 拡張機能の種類です。Extension Manager に表示されます。
  「MXIファイル」の内容は<macromedia-extension></macromedia-extension>の中に記述します。またこのタグの中には<author>タグ<products>タグ、<description>タグ、<ui-access>タグを含めなければいけません。もちろん拡張機能をインストールするには<files>タグも含めます。

拡張機能の種類「type属性」は「The Macromedia Extension Installation File Format」(英文のみ:PDFファイル)に記載されています。

 

<author name="eiji saito "/>
  拡張機能の作成者名。Extension Manager に表示されます。

 

<products>
<product name="Flash" version="7" primary="true" />
</products>
 

<product>タグでは「name」属性で拡張機能をインストールする製品名を指定します。 「version」属性は製品のバージョンです。「MX」は「6」、「MX2004」は「7」になります。 「primary」属性はインストールする拡張機能が「name」属性で指定した製品を主として使用するかどうかを表します。ただ1つの製品で使用する場合は「true」にします。
(例:「Dreamweaver や Fireworks では使用せず、Flash だけで使用する拡張機能である場合」、または「主としてFlash で使用する拡張機能ではあるが、Dreamweaver や Fireworks でも使用可能な拡張機能である場合」ということを表します。)
<produst>タグは<products>タグ内に記述します。

 

<description>
<![CDATA[ビットマップアイテムのスムージング設定と圧縮設定を複数のアイテムに対して一度に行います。]]>
</description>
  インストールする拡張機能の簡単な機能の説明です。Extension Manager に表示されます。

 

<ui-access>
<![CDATA[Flash MX 2004:コマンドメニュー>BitmapPropaties]]>
</ui-access>
アプリケーションでインストールした拡張機能をどのように呼び出すか(アクセス方法)の説明です。Extension Manager に表示されます。

 

<license-agreement>
<![CDATA[ライセンスフリーです。配布なども自由です。
  但し、利用者自身の責任において御使用頂きますよう、お願い致します。]]>
</license-agreement>
  拡張機能のインストール時に表示される作成者のライセンスの情報です。
拡張機能インストール時の免責事項などの承諾画面で「サードパーティーライセンス」の部分に表示されます。
特にない場合、<license-agreement>タグは省略しても構いません。

 

<files>
<file name="BitmapPropaties.jsfl" destination="$flash/Commands" />
<file name="BitmapPropaties/bitmap.jsfl" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
<file name="BitmapPropaties/bitmap.xml" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
<file name="BitmapPropaties/gui.swf" destination="$flash/Commands/BitmapPropaties" />
</files>
  <file>タグで拡張機能としてインストールするファイルとインストール場所を指定します。
name」属性でインストールするファイルへのパスを指定します。「destination」属性ではインストール先を指定します。拡張機能の種類別インストール先は「The Macromedia Extension Installation File Format」(英文のみ:PDFファイル)に記載されています。
<file>タグは<files>タグ内に記述します。

 

</macromedia-extension>
  <macromedia-extension>タグを閉じます。

 

 

パッケージの作成

 

拡張機能のパッケージ(「MXPファイル」)を作成するには、「MXIファイル」をダブルクリックするか、Extension Manager を起動し[ファイル]メニューから[拡張機能の作成]を選び、「MXIファイル」を指定します。

「名前を付けて拡張機能を保存」ダイアログが表示されます。「MXIファイル」の名前と保存場所を指定して「保存」を押します。

パッケージ化が始まり、パッケージ化が成功すると「パッケージの作成は成功しました」というダイアログが表示され、拡張子「.mxp」のファイルが作成されます。

 

※パッケージ作成中にエラーが生じた場合(mxiタグの構文間違いなど)にはエラーメッセージが表示されます。しかしながら、拡張ファイル名の記述間違いやインストール先のフォルダ名のスペル間違いなどはチェックできません。

※また「MXPファイル」で拡張機能をインストールした時、「MXIファイル」の記述でファイル名やインストール先フォルダ名などに間違いがあっても「インストール成功」のメッセージが表示されてしまいます。そのようなミスがあった場合、実際はインストールは成功していないので、アプリケーションを起動して拡張機能が追加されているか、または指定のインストール先フォルダに拡張機能のファイルがインストールされているか確認します。