夫婦山行その41 月山

平成15年8月1日

緩やかな稜線と優しい山容 月山   〜日本屈指の豪雪地帯でエーデルワイスに出会う〜

 

 

(コースタイム) 姥沢小屋9:00発−(リフト)−リフト上駅9:20−姥ヶ岳9:45−牛首10:35−鍛冶小屋11:15

           山頂神社11:30−鍛冶小屋11:45−リフト上駅13:00−(リフト)−姥沢小屋13:30

 

 

月山は奥羽山脈の最西に位置し、冬はまともに季節風の影響を受けるので日本屈指の豪雪地帯となっている。そのため夏になってもスキーができる残雪があり、水分を多く含んだ山稜は高山植物の褥となっている。

昨日の鳥海山から望んだ月山の南に回り、姥沢小屋からリフトを使って山頂を目指す。リフトに揺られて20分、リフト上駅から早くもチングルマの群生が広がっていた。

 

月山のやさしい山容とニッコウキスゲ。

お花畑の向こうには朝日連峰が望める。

 

姥ヶ岳までは小さな雪渓を越える。やがて木道が敷かれており、ニッコウキスゲを主とするお花畑が美しい。その向こうに雲から顔を出す朝日連峰が望めた。月山と朝日は月山湖を挟んで対峙している。初めて望む朝日連峰が嬉しい。

 

ヒナウスユキソウ

山頂神社にて

 

姥ヶ岳からは数度小ピークを越える。ウツボグサやヒナウスユキソウが目を楽しませてくれる。牛首という鞍部からは頂上までちょっとした登りだ。ハクサンフウロやハクサンイチゲが群落を作っている。鍛冶小屋付近にはハクセンナズナが密集している。頂上には修験道を思わせる白装束姿がたくさんあり、かつて松尾芭蕉が登ったときの歌が書かれていた。

 

タテヤマウツボグサ

ミヤマコウゾリナ

 

帰りは牛首下の雪渓を下る。雪渓の雪解け部にはショウジョウバカマなども顔を出し、春の花、夏の花の大集合といった感じである。振り返るといつも優しいたおやかな月山の姿がある。豪雪に耐えながら迎えた短いの夏を謳歌しているかのようである。夏スキーをやっている傍を通過し、リフトへと向かった。

月山からの帰りは鶴岡市へ抜け日本海夕日ラインを走った。新潟県瀬波温泉付近での海岸で日の入りを望み、二人で焼肉を食べながらささやかな打ち上げとなった。東北の名山めぐりはこれからも続くようである。

 

雪渓のくだりは慎重に。

瀬波温泉で見た日の入り

 

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