ヤス山行 伊豆ヶ岳

平成16年4月17日

久しぶりの奥武蔵 伊豆ヶ岳   〜涼しい風と新緑の爽快ハイキング〜

 

(コースタイム)

 正丸駅9:35発−伊豆ヶ岳10:55−古御岳11:25−高畑山11:50−天目指峠13:35−子の権現14:05−吾野駅14:45

 

さいたま市に戻ってからの新生活はしばらくゴタゴタしていて、最近ようやくペースをつかんできた。前日、ふとメールを見ると高校時代の友人が「明日山に行きます。」と便りをくれていた。土曜日、キョムは仕事だが、私ヤスは一日暇なので、すかさず友人に電話をした。そんなことで男二人でハイキングに出かけることになった。場所はどちらの自宅ともアクセスの良い西武秩父線沿線で、展望の良いところとなると伊豆ヶ岳に決まった。

昨年9月以来の久しぶりの登山で、奥武蔵に登るのは実に2年ぶりとなる。今までキョムとの山行では奥武蔵に基礎を学んだが、こらからの新ハイクも奥武蔵で再スタートとなることが嬉しい。胸を躍らせて電車に乗った。

 

今日のスタート 西武秩父線 正丸駅

歩道からは春の景色が広がる。

 

正丸駅ではたくさんの人が降りた。電車は通勤ラッシュ並みの混雑だ。奥武蔵や秩父の低山ハイクはこの時期に一番人気があるようだ。新緑と花がハイカーを誘うのだろう。駅からしばらくはアスファルトの舗道を歩く。左にせせらぎを聞きながら、右手には花木がたくさん植えられていて、どれもが春の景色となっている。

ひと汗かいた頃に登山道となる。ここからも左手にはしばらく沢が流れている。杉の植林が続く道中、ヒトリシズカがひっそりと咲いていた。私にとっては初めて見る花で、自称高山植物愛好家としては心が踊る。

 

サクラもきれい。

センリョウ科のヒトリシズカ

 

しばらく歩くと急な登りになる。ロープが張られているが使うほどでもない。ここはこのコースの中で一番汗をかくところだ。やがて背中の方向に山々が見えてくる。標高もどんどん上がっていく。登り終えるとやや緩やかになり、少し下ると伊豆ヶ岳の名物、男坂の岩登りにやってきた。「落石事故が起こった場合は自己責任です」と飯能市役所からの看板がある。かつて事故が起こって封鎖となっていたようだが、今は自己責任のもとで登ることができる。

 

男坂は下から見ると結構な傾斜である。

アカヤシオのピンクが美しい。

 

男坂の途中でアカヤシオのピンクが映えている。ヤマザクラも風に乗って舞ってきた。今日は半袖でも良いくらいの気温で、時折吹いてくる風が天然のクーラーのようだ。慎重に男坂をクリアすると、すぐに伊豆ヶ岳山頂だ。広い山頂だが、登山客でごったがえしている。山頂看板の前にも見事なアカヤシオが咲いていた。

 

伊豆ヶ岳山頂にて。

新緑が気持ちいい。

 

伊豆ヶ岳からは乾いた土で滑りやすい斜面を下る。太陽の当たる南面では新緑がまぶしい。タチツボスミレもたくさん群生しており、目を楽しませてくれる。ひと谷隔てた向こうには、武川岳の稜線とさらにその奥に武甲山が頭を出していた。

 

タチツボスミレの群生

アカヤシオ越しに武川岳(手前)と武甲山(最奥)

 

 古御岳、高畑山とアップダウンを繰り返して、天目指峠に着いた。ここからまた40分ほど登り返す。正丸駅から吾野駅までは「関東ふれあいの道」としてよく整備されていて、14.5kmのコースは低山ハイクにちょうど良い。

 やがて子の権現に到着した。立派な建物が林立し、おみやげ物屋もある。足にまつわる神社であり、名物巨大わらじの前で記念撮影をした。

 吾野駅までは舗道がメインの下りだ。まだ時間も早かったので、東飯能の某レストランで一杯やることにした。久しぶりの奥武蔵を終えての生ビールが腸(はらわた)に染み込んだ。私たちのホームグランドとして、いつまでも大切にしたい山域だ。

 

巨大わらじの前で記念撮影

情緒ある建物が並ぶ子の権現

 

← 次回 蕨山へ

トップへ戻る

山行一覧へ

→ 前回 舘岩の紅葉へ