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●コーチからの一言 今回はいままでとはちょっと趣向を変えて、NPO団体「奥多摩・山しごとの会」の皆様に森林の再生について 教わった験記録です。 その中でも特に「間伐」(かんばつ)を通じて、森について考えてみようと思います。 |
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「間伐って何?」 『森林の手入れ方法の一つ。立木密度を疎にし、残った木の肥大成長を促し森林全体を健康にするため森林の一部を伐採すること。すかし切り。』 (広辞苑より) |
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「山しごとの会」のパンフレットによると、健康な森とは ☆生物相が豊かであること。 → 多くの植物、動物、鳥類、昆虫、微生物などがバランスよく暮らしている。 ☆水分を保持する能力(保水性)に優れていること。 → 良い土壌を保っていることが必要です。 ☆土砂崩れなどの災害につながる要因が少ないこと。 ということです。簡単に言うと、森を健康な状態に保つため人為的に手入れをして、荒廃を防ぐことです。 |

植林の流れ
土壌流出、病虫害の発生 植物が土壌の流出を防ぐ
枝打ち・間伐
水源涵養機能が高まる(ダム効果)

間伐の手順




@倒す木の選定 A周辺整理 Bロープにて倒す方向の選定 C受け口切り
先折れ、曲がり、二股などの木 隣接する木の枝と絡まないように 意図した方向に木を倒すため





D追い口切り E伐倒 F枝払い
倒す方向の後ろから切る 伐倒方向に手で押して 枝は肥料になるために一定の場所へ

G伐倒した木を一定の長さにして集める H光の入る檜林に復活!
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☆キョムの感想☆ 始めに気付いたことは、それぞれの山には持ち主がいるということです。(都道府県・国を含め) 今まで山は、海などのように皆の共有のものと勘違いしていた私には、驚きの発見でした(すみません…)。 登山は地主さんの土地を借りての娯楽だと常に感謝しつつ、キレイに使わなくてはいけませんよね。 さて今回は、奥多摩にて《間伐=のこぎりを使って森の手入れをする》という貴重な体験をさせていただきました。 現在は木材も安価な輸入材でまかなう事が多いらしく、日本の木材は需要が伸び悩んでいるとのこと。その結果、林業にたずさわる人も減って手入れが行き届かなくなっているのが現状というお話でした。 日本には四季があり、厳しい暑さや寒さ・梅雨を経て質の良い立派な木々が育つのだと思います。 その国で使うものは風土に合ったその国の材料でまかなうのが一番適切ですよね。今こそ日本の木材をもう一度見直してもらいたいと思うのですが…。 また、私達夫婦を含め都市部に住む人々が、もっとこの問題に関心を持つべきです。山の木々は天然のダムの役割を果たしているので、山に木が少なくなると一番被害を受けるのは川の下流に住む者たちなのだという《山しごとの会》の方の説明が一番心に響きました。 それらの事もふまえて、以降このような企画にはぜひ将来をになう子供達にも体験してもらいたいと感じました。思いがけず木の種類の勉強にもなりました。檜と杉の区別がつくようになったヨ! |
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杉(右)と檜(左) 杉の切り口(中心が赤)トゲトゲ感あり 檜の切り口、ツルンという感じ |
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檜の葉っぱは葉脈がYの字、サワラはH字 |