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夫婦山行その44 蕨山(奥武蔵) |
平成16年5月4日 |
新緑と展望に恵まれた蕨山 〜山野草にもたくさん会えました〜
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(コースタイム) 名郷8:05発−蕨山9:50/10:15−名郷11:35 |
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夫婦で山登りをするのは実に半年ぶりになる。昨年の9月に会津の二岐山に登って以来、引っ越しの準備や冬支度で山とは少々縁が薄くなっていた。GWにどこか遠くの山にでも行こうか、とも思ったが、半年ぶりなので近くの低山からリハビリをしようということになった。今日登るのは奥武蔵の蕨山(標高1044m)。3年半前に夫婦で山登りを始めたばかりの頃に一度登った山である。 今日の目標はとりあえずピークを踏み、山の勘を取り戻すことである。ゆっくりと歩いて野草や鳥も観察したい、そんな気持ちで |
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ツルマンネングサ |
カキドオシ |
ムラサキケマン |
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名郷に車を止め(駐車料700円)、大鳩園キャンプ場を右手に見ながら林道を登る。杉林の足元にはシャガが群生しており、奥武蔵らしい山里の雰囲気を彷彿させている。10分も歩くと林道最終地点に着き、ワラビ入沢を渡って登山道となる。スギやヒノキの植林地帯である。ここのスギ・ヒノキは、江戸時代には「西川材」として築城などに欠かせないブランドだったらしい。今でも丁寧に間伐が施され、まっすぐに成長した木々が伝統を感じさせる。 一汗かいたところで沢を渡る。この辺りで急に花々が賑やかになり、ツルマンネングサやカキドオシ、ムラサキケマン、エゴノキなどがちょっとした群生を作っていた。針葉樹林の木々の間を通り抜けて、ブッポウソウの低音が聞こえてくる。 |
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エゴノキ |
タチツボスミレ |
ヤマツツジ |
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沢からは急登がつづく。一番の頑張りどころだ。やがて針葉樹から徐々に広葉樹が混ざるようになり、なだらかな登りとなると尾根までは近い。尾根へ出るとしばらくして一気に展望が開けるところがある。伊豆ヶ岳方面の眺めが素晴らしい。伊豆ヶ岳と古御岳が双子峰のように構えている。今日は晴天ではないものの、雲が高く、奥武蔵の1000m級の山を眺めるには十分である。このルートは |
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尾根の途中からの展望。 |
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ミツバツツジ |
新緑の登山道 |
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緩急を繰り返しながら尾根を登る。新緑で輝く登山道は気持ちがいい。ウリハダカエデやナラなどの原生林が広がっている。緑のキャンパスに点々とピンクを落としたかのように、ミツバツツジが咲いていた。 レキ岩のもろい急坂を登りきると地図上の蕨山山頂である。その山頂から東へ5分ほど歩いたところに展望台がある。名前の通り、ここからの眺めは素晴らしい。大持山のすっきりとしたピラミッド形が美しい。その右脇に武甲山が少し顔を出している。ずっしりとした武川岳の風体。尾根で眺めた伊豆ヶ岳は遥か下に見える。また都心方向へ目を向けると、西武ドームが輝いて見える。あとは霞に吸い込まれるように延々と町並みが見てとれた。 |
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展望台からの展望。 |
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山頂にて記念撮影。 |
フモトスミレ |
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久しぶりの夫婦での山登りは展望と花に恵まれて充実したものとなった。帰りはGWの渋滞が予想されるので、早めに下山して家には14:00に帰り着いていた。 帰ってからは花の名前を調べたり、写真の合成をしたりすることが楽しみである。パソコンを打つ手を休めて窓を見ると、そこには奥武蔵の連山が屏風絵のように広がっていた。思わずベランダに出て、蕨山を探しては今日の一日を振り返る、そんな充実した一日であった。 |