ANGKORWAT TOUR 2002/01/13 CHAPTER2



ベンメリアに到着したのはもう11時も過ぎようかとしていたときだった。
長かった、長すぎる。もう限界。これだけの距離を帰りもモトバイに乗って帰ると思うとぞっとするぐらい。
が、遂にここまでやってきた。
遺跡の入り口は、一見、何かが有るようには見えなかった。
アンコール遺跡群のようなチケットチェックは無く、入り口の兵士に4ドル払う。
これが入場料のようなものらしい。
兵士の他に子供たちもいて、僕とセインに付いて来る。
セイン言わく、「彼らは僕の友達やねん」だって。
ずいぶんかわいい友達だ。うらやましい。
お金を請求してくるわけでもない。まあ普通はそうなんだけど。
日本の飴をあげたりして、一緒に舐めながら歩いた。



ベンメリアの入り口。一見瓦礫の山にしか見えない。が、参道にはナーガの像が並んでいたりして、遺跡があることは見受けられる。





管理人?とか子供たちも一緒についてきてベンメリアを一緒に回れるのだ。楽しい。別にお金を取られたりするわけでもない。一緒に回るだけ。言葉は分からないけど、それでも本当に楽しいんだ。





そしてベンメリアは・・・すごかった。
ジャングルの中に放置しされたままの遺跡。
それがそっくりそのまま残っているのだ。
木の蔦が遺跡に絡まっている。
瓦礫の中を、僕らは飛び跳ねながら進む。探検気分で。
一歩間違えれば事故にもつながるような場所だが、これはすごい。
タ・プロームなんて比にならない。
地獄のような道を走ってきた甲斐はあった。
瓦礫の山と言うのはそれはそれで素晴らしい。リアルである。
自然の力と言うものはそれほど強大なもので、
人工の物などやはりいつかは崩れ去ってしまう。
形あるものは必ず壊れる。
それが本当によく分かる。
それでも今なお残っているものは、
メンテナンスを施してきたからにほかならない。
ベンメリアは筆舌に尽くし難い程素晴らしいと言う感じであり、
これはやっぱり文章で語り尽くせるものではない。
だからベンメリアの描写はここで筆を置くことにしよう。





遺跡は鬱蒼とした密林の中にあり、蔦は遺跡の建物に絡みついている。タ・プロームの比ではない。





ベンメリアの内部はこんな感じになっている。観光地化されていないので、「KEEP OUT」の標識もない。こう言う瓦礫の遺跡は本当にリアルだ。




ベンメリア周辺はまだ地雷が残っているらしく、
地雷除去の作業をする人が周辺を歩いていた。
セインも、「注意して」って警告してくれる。
これも本当にリアルな風景で、
この国の内線の傷がまだ癒えきっていないことを物語っている。
地雷探知器なんてものを生で見てしまうと
本当にリアルすぎてぎょっとしてしまう。
そして地雷を踏まないように人の通った道の上をを慎重に歩いた。
現地の人はよくぞまあ普通に歩けるもんだ。






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