白山へ行くの巻 2000 8.26
8月最後の土日を使って、白山に登ることになった。友人の小笠原知哉を誘って一緒に登るのである。何処か遠くに行きたくなったのだ。普段は出不精な日々が続いていただけに、時間の使い方を勿体なく感じていた頃だった。まあ暑いしね。それはしかたがないのだけれども。登山なんてするのは超久しぶりである。中学生の時以来じゃなかろうか。昔はよく父と一緒に登った。その当時は、大変なばかりでそれほどまでにいい思い出はなかったのだが、今思うと大変いい経験をさせてもらったと思う。
久しぶりの登山は、こんな林の中から始まる。標高は1400m。山頂は2700m。先はまだまだ長い。片道は約4時間の行程である。この写真はまだ1時間も歩かないうちに撮影した。登山をなめているとしか思えないようなとてつもない軽装で来た我々二人は、もう既にかなりへばり気味。小笠原はまだともかくとして、登山ということを考えずにやって来た僕は、靴もトレッキングシューズなんて履かずに何とコンバースのスニーカーである。こんななめた装備で登山を行ったことが、後で後悔の嵐を僕に吹きかけるのだがとりあえずそれはまた後の話。

名前は分からない蝶である。白山ではよくこの蝶が舞っていた。自然の宝庫って書いてあったけれどもまさしくその通り! 体力不足をひしひしと感じる僕の心にそっと安らぎを与えてくれるものだった。
8月の終わり、しかもこの時点で標高は2000mを突破しているにも関わらず、外はこのいい天気に見舞われて暑い! ちなみにこの木々はハイマツと言って、1mに満たない背の低い松なのだ。標高が高いため、樹木はどうしてもある一定の高さにまでしか届かない。それでも高山には必ずと言ってもいいほど群生しているこのハイマツは、生命の力強さを感じさせてくれる。また森林限界の象徴であるこのハイマツは一方で自然の厳しさというものも教えてくれる。こんなハイマツ、僕はとても好きです。