004 RAINING 2001/09/19
CHAPTER1 Pingvellir 01
議会平原 日出ずる国より日の沈まない国へ
|
今日も外は雨が降っていた。 目が覚めたのは7時。
朝食は今日もコンチネンタル・ブレックファスト。 |
![]() |
![]() |
| シングベトゥリールまではレイキャヴィークからおおよそ50km。昨日までの事を考えると目と鼻の先だ。それでも、一歩街の外に出るとこのような信号の無い一本道が続く。天気が悪いのが本当に痛い。 | |
| さて、本日の予定は、レイキャヴィーク周辺を回ること。 昨日までのような片道400kmと言った無茶なドライブをする必要はない。 まず行くところはシングベトゥリール。とても荘厳な響きを持つ地名だ。 「議会平原」と呼ばれるのは830年にノルウェーから入植したバイキングが世界初の民主議会「アルシング」を開いた場所であり、1944年にはデンマークからの独立を宣言した場所であるからだ。それだけ、由緒正しき場所であると言える。 |
![]() 遠くに見えるのがプレートである。ちょっと分かにくいかもしれないけれども、二つに分かれている。なんかもうすっかり秋を思わせる風景。 |
| まあ、そんなことを気にしなくとも、行くだけで、重厚な雰囲気を感じさせる場所だった。 ここシングベトゥリールは、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目である。 日本で沈み込んだプレートが、ここシングベトゥリールから上がっている。地面からニョキッと生えているように見えるプレートが、遥か遠く彼方の日本からやって来ているってことを考えるだけでも、すごく不思議な気がする。こんな遠くの地に来たのに、だ。日本とアイスランドは、こうやって確かに繋がっている。けれどもアイスランドの人々は、日本でプレートが沈み込んでいることを果たして知っているのだろうか? |
![]() プレートの割れ目に沿って歩く。このプレートは遠く世界の裏側の日本からやって来たことを考えると大変興味深い気分にさせられる。これだけ離れているのに、日本とアイスランドは確かに繋がっているのだ。 |