20世紀最後の奇跡?
BUMP OF CHICKEN,BEAT CRUSADERS,PENPALS
at KOBE CHICKEN GEORGE 2000 12.15


BUMP OF CHICKENは、20世紀最後の奇跡のようなバンドである。20代も半ばにさしかかって、こんな素晴らしいバンドに出会えたのは、まさしく僥倖と言わざるを得ない。その思いのうちは、ホームページ上にもたっぷり書いたのでここでは割愛させて頂く。

 チキンジョージのチケットが取れたのも、まさしく奇跡だった。ラジオで先行予約が行われるのを知ったのはその当日、まさか電話が繋がるなんてこと夢にも思っていなかった。が、僕のJ-PHONEは繋がた。Bonnie pink、サニーデイ、Coocoに続いて3回目。今回の奇跡が一番大きかった。
そして、送られてきたチケットの整理番号は13番・・・
最前列・・・? と言う想像が一瞬頭をよぎる。が、行ってみないことには分からない。
もっと優先順位のいいチケット持っている人もいそうだしね。

・・・僕のチケットは本当に初めから13番目だった。
当然、最前列に陣取る。ライブハウスの最前列に行ったのは2回目だ。
柵の前と言うことで、人のうねりの影響をあまり受けない分、最前列は割と安全な場所である。
今後も最前列なんて行けるかどうか分からない。もうライブ始まる前からすごい興奮気味だった。


ライブはスペシャルゲストのPENPALSから始まった。
PENPALS、ちゃんと聴いたことないんだけど、ライブバンドとして結構すごいらしいという噂は聴いている。うん、噂通り、カッコイイ。楽しかった。曲なんて全然知らないんだけど本当に楽しい。
やっぱり僕のあるべき場所はここなんだなって実感できた。
おそらく会場の9割はBUMP OF CHICKENを楽しみにしてきたはずだ。だけどそんな客を自分たちのペースに持ち込んで熱狂させてた。ベースボーカルってのも渋い感じ。「イージューライダー☆」のカバーではやっぱりと言うか、みんなノるノる。あのユルイ感じが売りな名曲をパンクチューンにすると引き締まってとてもいい。いいモノ見せてもらったよ。


次はBEAT CRUSADERS謎の覆面集団ビークル。
これも噂に名高いビークル。果たしてその覆面の中身は・・・うーん地味地味だ!!!
なんて地味なんだ!!! ってぐらい華がなかった! ボーカルのメガネのお兄ちゃんも地味〜
 くるりの岸田君をもっと地味にしたような感じ。で歳は32〜 結構行ってンのね〜。
道を歩いてても絶対気付かれねえよってなぐらいイッパンジンみたいな人だった。
が、喋りは最高! 「バンプ見る前に、キタナイモノ見とかねえかなとな」と言って会場を大爆笑の渦に巻き込んどいて、「君たち笑いすぎ」って・・・自分でオトしといて文句言うなよ〜 なんてツッコミ入れたくなっちゃったよ。ギター&キーボードはなんか、無口な人だった。「エモコア」?!らしい。よく分からないが。イースタンユースの吉野さんみたいでしょう? と紹介されてたけど僕には小宮山雄飛に見えた。いやまあユウヒの方が方がかっこいいけど。


メガネ二人組の個性が強すぎ。だけど別に喋りだけじゃない。演奏もカッコイイ。やっぱりバンプ見に来てた人が大半なんだろうけどみんなノってていい感じだった。また機会があったら見たい。が、RUSHBALL2000の時みたいに、バンプ見に行ったのにホフにはまって帰ってくるようなことはさすがに今回はなかったのである。

さあ、やっとBUMP OF CHICKENである。
ここまで来るのにかなりかかったね。
もうこのときまでに体力もかなり消耗しているし。後ろからの圧力に負けそうだった。
4ヶ月ぶりにバンプのライブ。メジャーに進出してから初めて見る。って彼らは何も変わってなかった。いや、変わっていたことはある。演奏レベルアップしてた! 前回よりもかなり、ギターの増川君。頑張ったんだね。そりゃ厳しい意見を持つ人たちに言わせればまだまだなんてところもかなりあるんだろうけれども。
今回は、ちょっと左サイド寄り、直井君サイドに位置。
何と言っても最前列、次回、こんな位置でバンプを見られることはもうないだろう。
目の前で演奏が見られるだけでもすごい感動。
直井君は、すごく澄んだいい瞳をして演奏してた。目をつむって、声を殺して唄いながら演奏していた。藤君のボーカルをじゃましないように。その姿にすごく感動した。ALL for ONE, ONE for ALL!  まさしくバンプのためにある言葉! これからもいい曲を作りだして欲しい。

さてライブの方は、いきなりバトルクライから始まった。
僕が本当に好きな曲の一つだ。シングルのカップリングと言う地味なポジションにあるにも関わらず、ライブに本当に欠かせない。RUSHBALLでは演奏してくれなかっただけに、非常に嬉しい。今年の春、韓国を旅したとき、ちょっと疲れたときにこの曲を聴いた。寂しいときもあったけど旅行中もバンプはいつも一緒だった。
バトルクライ! 聴けてよかった。やっぱりバンプ1・2を争う名曲だと僕は思う。
そしてグングニル。これもRUSHBALLで聴けなくて涙を飲んだ。
不思議と勇気が出てくる曲だ。

ベストピクチャー、ランプ、ラフメイカー、ナイフ、K、ダイヤモンド、そしてアンコールでリトルブレイバー、グロリアスレボリューション、ガラスのブルースと続く。
途中、LAMPで、大合唱が起こって演奏が止まるというハプニングもあった。
「なんか元気ねえよ、オマエら」なんてことも言われた。だけど相変わらず藤原節は健在。
全ての曲について表現するのはもう正直言って、無理。
「ガラスのブルース」は、藤君が初めて作った、そして最高傑作だ。
「生まれてきたことに意味があるのさ、一秒も無駄にしちゃいけない」
このコトバとこの曲に、僕は、何度勇気づけてこられたか、分からない。
「K」で、黒猫ホーリーナイトの物語に、結末が分かっているにも関わらず、何度も涙した。
「PROVE YOURSELF!」 この言葉にも支えられてきた。
ライブでナイフを聴くたび、ココロに刻み込まれるコトバだ。
他にもいろいろある。書ききれないほどある。

彼らの演奏を見ていると、彼らが紡ぎだしたコトバを、命からがら自分自身で実行しているのが、よく分かる。だから、バンプのライブに行くのは止められない。
バンドとして、人間としての成長が、よく分かるから。
それをできる限り最後まで見届けたい。って切に願う。
そして、自分自身を成長させていくことも・・・





終わりに

最近、オフィシャル系のホームページを見ていると必ず話題になる、ライブでのマナーについて、僕の意見を書きます。

僕は基本的に思うのは、ライブの楽しみは、人それぞれであり、どう楽しもうがそれは個人の自由だ! と言うものです。例えば、僕は煙草が嫌いな人です。だけど喫煙出来るスペースとかで「オマエウザいから煙草吸うの止めろよ」なんて言えないでしょう? ゆっくりみたい人はやっぱり後ろでのんびり見たらいいし、体を動かしたい人は前に突っ込んでいったらいいと思います。押し出したりするのは本当に嫌だけど、もう仕方ない。小さい女の子を突き飛ばしたりして前に突っ込んでいったりするのはさすがに言語道断って感じですね。それはさすがにわきまえて欲しいですが。
 
 今回のライブで問題になった大合唱の件については、僕的にも、唄いたくなる気持ちはすごくよく分かる。それだけの、歌詞だし、曲だし。ライブって、確かに演奏を聴くのもあるけれども、舞台と客席の一体感が何と言っても醍醐味だと思うから、大合唱が起こるくらい会場が一体となるのって素晴らしいことだと思いますよ。

 ただね、藤君が、「聴いてくれ」って言っているのに唄うのは、さすがにそれはやめようよ。直井君がやっているみたいに、声を殺して唄っていたらいいじゃん。僕は、他人がどういう意見を持とうと、ライブの楽しみは個人次第という考え方を崩すつもりはないけど、演奏者がやりやすい環境を作りだすぐらいの思いやりは持っていただきたいとは思うよ。それぐらいは守ってもいいんじゃない? だけど演奏者に取って、自分たちの曲があそこまで大合唱をしてくれるぐらい支持されたらとても嬉しいと思うな。そりゃあ、今回は頼むから静かに聴いてって思うときもあるでしょうよ。その時は素直に黙っていましょうよ。

 ただ今回、藤君が突っ込んだように「元気がない」ようにとられたのは、「LAMP」の件があって、ちょっと皆さんあんまり暴れたらまずいのかな? って雰囲気が漂ったからってのもあると思います。藤君は、「LAMP」は聴いて欲しいと思ったんだけれども、他の曲はもうガンガン唄って欲しかったのかもしれませんよ。案外。

 ライブマナーについていろいろ文句を言うのはやめて欲しいです。どういう形であれ、みなさんそれぞれのミュージシャンを好きな「仲間」じゃないですか。「仲間」のやったことなんだから、細かいことを気にせず、許してあげて下さいよ。自分が一番楽しみやすいやり方で楽しんだらいいじゃん。と思います。まあ僕もそんなに言うほどマナーがいいかと言われると、決して褒められたもんじゃないかもしれないから、この辺にしておきますが。
これを読んでいただいて、何かご意見ご感想があれば、またメールを下さいませ。

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