BUMP OF CHICKEN
2000 7.23
at Shinsaibashi QLUB QUATTRO
遂にこの日がやって来た。BUMP
OF CHICKENのライブ。僅か5分で売り切れてしまった、もはや伝説と化した、クワトロライブ。僕は運良く手に入れることが出来た。
多くの人たちが、このチケットを手に入れることなく涙を飲んだ。みんなの想いを僕らは背負っている。 始まる前から、僕の胸の高鳴りは止まなかった。この日をどれだけ楽しみにしていたのか、計り知れない。
チケットを手に入れてから、僕はバンプを断った。
物語の始まりは前回と同じく、グングニルで始まった。オープニングを飾るのにこれほどまでにふさわしい曲は無い。 演奏している側も、会場のaudience達も、最初からヒートアップした。またもや、圧倒的な演奏が、僕たちを襲った。 全員が、この瞬間をどれだけ待ち望んでいたか計り知れない。振り上た拳が、会場を覆い尽くしていた。
2曲目はバトルクライ、僕がとても好きな曲だ。ベストピクチャー、リトルブレイバー、ランプ、アルエ、K、 とっておきの唄、ナイフ、リリィ、くだらない唄、ノーヒットノーラン、グロリアスレボリューション、ダニー、と続く。
実は、曲順もほとんど覚えていない。僕も、会場全体も、バンプの演奏と一体化していた。冷静に、曲を聴くよりも、今回は、バンプと一緒になることで精一杯だった。だから、ライブレポートを、詳細に書くことは、正直、出来ない。あの熱狂は、来た人にしか、分からない。僕自身、こんなに最初から最後まで全力投球したライブは初めてだった。帰り道は、もうふらふらだった。歩けなかった。だけど、全てが心地良かった。僕の右手は、拳を突き上げすぎたおかげで、未だに筋肉痛が抜けきれていない。会場の雰囲気は「熱気」と言うよりも「狂気」に近かった。この会場に来ている人たちが、待ち望んでいたライブ。待ち焦がれた故の狂気。あの雰囲気の中で冷静さを保っていられるほど、僕はオトナではなかった。そう、バンプのライブでの演奏はは、CDのそれと比べて、遥かに粗削りさが目立つ。が、その情熱が、僕たちにダイレクトに伝わってくるからこそ、バンプのライブは素晴らしい。僕は、彼らのその情熱をダイレクトに受け止めたいと思う。特にライブにおいては。冷静に聴くよりも、彼らと一体になりたいと思ってライブに参加している。
アンコールでは新曲の「ダイヤモンド」を演奏して聴かせてくれた。
「100曲あればこれこそがまさに1番だ」と藤君が言うこの曲。いよいよこれでメジャーシーンに彼らは突入していく。
思ったよりも歌詞を聴き取ることが出来なかったが、メロディーは素晴らしかった。 これに藤君の魔法の歌詞が載ったらたぶんすごいことになるんだろうな。そんな、曲だった。
そしてラストを飾ったのは彼らが初めて作った日本語の曲「ガラスのブルース」! 今回のMCは、いつもほどの自信たっぷりな藤原節ではなく、かなりナーバスな一面を見せていた。 「俺達は、変わらないから」そんな発言を繰り返していた。そんなことないよ藤君、 人間は多かれ少なかれ変わっていくものなんだから。それが成長ってものなんだから。
僕らはそうやって成長していく君たちを信じて、これからも応援していくんだ。 そしてそのことの重要性を僕たちに教えてくれたのは、他でもない、バンプじゃないか。と僕は言いたい。
だからこそ、「生まれてきたことに意味があるのさ。一秒も無駄にしちゃいけない」って唄う「ガラスのブルース」は、
本当に素晴らしい。バンプの原点はここにあるんだろうな、って思う。大丈夫、この曲がある限り、
必ずバンプはバンプのままでいられるさ、絶対にね。
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