建方工事最終チェック

9月23日(土)

 建方工事がほぼ終わり、最終確認のため立ち会って欲しいと監督さんからの連絡があっ たので、今日は、久し振りに内部もじっくり見ました。

 時間前に独りで外観をゆっくりと眺めてみます。瓦が葺かれています。色はラスティグ リーンです。カタログが毒々しい色で心配だったのですが、実物は上品な色合いです。
スレートの方が予算に優しかったのですが、割れ易いということでセラム瓦を選びまし た。

でも、隣家がすぐ迫っている土地事情なので、下からはほとんど見えません(;_;)。
離れて建ってるアパートの階段にこっそり上り、そこから鑑賞しました。
まあ、江戸っ子は見えない所におアシを使うのが粋とされてますから、これで良しとし ましょう。羽織の裏地、志ん生の雪駄みたいなものです(完全、負け惜しみモード。江 戸っ子でもないし)。

 監督さんとその上司、積和建設の責任者、水道業者の方々がやがて到着。

まず、水道引込み管を塩ビからPE管に変えたいという要望に対する説明がありました 。
詳細は13番に記しますが、結論は、概ねPE管で行くことになりました。
「概ね」というのは、既に基礎に、一部塩ビ管が作業されており、ここもやり直すとな ると、コンクリを壊さねばならないので、そこだけは活かすことにしたものです。

欠けた外壁、濡れて変色した断熱材については、かなりの数、取り替えた旨の説明。

ただ、先週の雨でまた断熱材が何枚か濡れっぱなしになったものがあり、この日、さら に交換が決まりました。
雨に対する養生を何故か怠った部分です。養生してた所は大丈夫だったので、残念です ねと積水さんと愚痴っておりました。
積水さんは、費用持ち出しになる訳ですから、もっと愚痴りたいところでしょうが、こ ちらにしても、時間がかかるだけでその分を得してる訳ではありません。

 サッシの内枠の下部が、何故かまっすぐでなく、山なりに中央が盛り上がってるのが気 になったので質問。
これは仮に押さえてるだけで、木枠をつけた時に、まっすぐ止めるのだそうです。
サッシについた小さな傷も直しますとのこと。

 こうした話をしてる間も、作業の方が脚立に上がり、黙々と鉄骨に黒い塗装スプレーを かけていました。懐中電灯で照らしていくと、やはり傷があちこちあるのですね。
改めて補修をお願いしました。

信天翁はほぼその位で済ませましたが、毎日現場を見に来ている共同施主の義父のチェ ックは厳しかった(^^;。

 途中、外壁目地の断熱材で充填不十分な箇所があるのでは、など多々指摘をしていたこ ともあり、指摘事項に対する手直しの経過報告書を出して欲しい、と申し入れて、皆を 凍り付かせていました。
既に退職している義父ですが、現役の頃の会社の仕事の進め方はそうだったのでしょう 。
ごもっともな要望です。

 でも、そんなもの作ってないだろうなあ、と思った信天翁は、こっそり監督さんと上司 に「個別項目の振り返りは厳しいだろうから、『大工工事に引渡す前の社内検査結果で 完璧』という、全体のお墨付きがあるならそれでもいいんじゃない」と和解案というか 助け船提示。
わざわざ作るんじゃ大変だもんなという、信天翁のホトケ心。

でも、監督さんは、「いえ、作りましょう」とキッパリ言ってくれました。
メモもいつもきちんととっているし、お客の言葉の裏にある感情を汲もうとしてくれる センスが良く、本当に良い監督さんを付けてくれたと思います。

信天翁