杉並区議会第三回定例会が、10月17日に閉会しました。
今回の定例会では18年度決算特別委員会も開催され、本当に区民のニーズにあった予算が組まれているかを審議しました。私も今回初めて本会議での一般質問、特別委員会での予算質問に立ち、区民の皆様の声を届けるよう奮闘して参りました。
区議会での一般質問の様子と、決算特別委員会での審議の様子などをご報告致します。 |
| 9月21日、第三回定例会開会 |
初日に我が会派のトップを切って、初の一般質問に立ちました。
その内容をご報告致します。 |
『災害時におけるペットの避難について』 |
『正しい選挙投票の仕方について』 |
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| 『災害時におけるペットの避難』について |
まず災害時におけるペットの避難についてです。
平成19年3月末現在、杉並区内には登録されている犬だけでも17,932頭います。未登録の犬を含めれば、実態はその倍の30,000頭ほどがいると推測されます。また特に近年は、ペットを家族同様に大切に接する傾向が強まっています。
今年の7月16日におきた新潟県中越沖地震や9月に上陸した台風9号など、いつ来るか分からない自然災害を鑑みれば、ペットの避難は早急に取り組まなければならない課題の一つです。
さて 新潟県 中越沖地震の際には「ウチにはペットが居るので避難できない」「ペットを置いてきたので、家に戻らなければならない」などの理由から、避難所へは行かず、新たな被害に繋がった、と言うケースを聞きました。しかし避難所に連れて行けないから…と放してしまえば、ペットが野生化するなどの危険があります。
杉並区ではこのようなケースに備え、災害時でもペットと一緒に避難できるよう、同行訓練が行われているのです。しかし、このペットの同行訓練、あまり知られていないのも事実。この事に対し、周知の徹底と今後のさらなる充実を要請。また、ペットが苦手な方に対する配慮も、同時に要請しました。
区・危機管理防災課は広報やH.P.などを通じ同行訓練の周知徹底を計ると共に、獣医師会等との連携を図りながら、さらに実りある訓練にしていくとの答弁を頂きました。
また、災害時の混乱などでペットが迷子になった場合の捜索方法として、今、注目されているマイクロチップ。その導入について区の見解を求めました。
区・生活衛生課は、マイクロチップ個体識別の確実性を認め、普及啓発にと努めるとの見解。しかしマイクロチップに関しては、動物愛護の観点から抵抗がある…との声も多く聞かれ、今後さらなる研究が必要となるでしょう。 |
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| 『正しい選挙投票の仕方』について |
次に『正しい選挙投票の仕方』について質問です。
7月に行われた参議院議員選挙。私はこの選挙で、はじめて参議院議員選挙東京都選出の開票立会人をやらせて頂きました。荻窪体育館では、大勢の職員の皆さんが緊張感を持って開票事務をしていました。
またこの日は大雨の影響で、東京や神奈川、静岡、山梨などに、大雨洪水警報が出された日でもありました。投票時間中、練馬区では一部の投票所で停電が発生したり、杉並区内でも内水の被害が出るなど、大変な状況でした。
そこで、選挙投票日に突然発生した自然災害に対し、区はどのような対策を取っているのかを問いました。
区・選挙管理委員会は、投票本部が中心となり、全投票所での落雷対策や緊急部隊員の待機。また選挙人の安全確保が出来るよう、校庭にマットを敷くなどの対策を取りました。いかなる場合でも、選挙人の投票権利が脅かされる事の無いように努めるとの答弁を頂きました。
さて。開票立会人をしていて 感じた事があります、それは無効票がたくさんあった事です。
その中でも特に気になったのが、他事記載について。他事記載とは「候補者名以外の文字の記載」の事で、公職選挙法第68条第1項には『投票用紙には、候補者の氏名を記載する事とし、それ以外の記載のあるものについては、他事記載と認め、無効事由とする』と謳われています。
例えば。「東京太郎へ」の“へ”や「杉並花子、頑張れ」の“頑張れ”などが他事記載にあたり、この票は無効になります。
また候補者名を書き間違え、無効票になった投票用紙も多く見られました。いわゆる誤記記載です。
しかし中には、間違えた箇所に×印をし、正しく直した箇所を○で囲んだ投票用紙がありました。また、開票をする人が分かりやすいように…との配慮からでしょう「間違えました、こちらが正しい」と注意書きをした投票用紙や、矢印を引いて欄外に正しい候補者名を書いた投票用紙もありました。しかし、これらの票は「○や×が書かれている」「注意事項が書かれている」「矢印がある」「欄外に書かれている」との理由ですべて他事記載と見なされ、無効票になりました。
また、持参の修正テープを貼り、その上に正しい名前を書いた投票用紙もありました。これは「所定の筆記用具以外を使用している」との理由で、無効票となりました。
はっきりと修正後の候補者名が確認できるのに、「正しい修正の仕方」を知らなかったばかりに 無効となってしまった票。私は大変もったいなく思いました。
そこで区・選挙管理委員会に対し、有権者に対する正しい投票の仕方、書き間違えてしまった場合の正しい修正の仕方の周知について、また非拘束名簿式への理解等啓発活動について問いました。
区・選挙管理委員会からは、投票用公給主義、単記自書投票主義、秘密投票主義などを厳密に守りつつ、区広報やホームページ、選挙だより等で正しい記入方法を周知する。また誤記記載があった場合には個別に対応し、有権者が投票の際に戸惑う事の無いよう、今後のさらなる研究を約束してくれました。
「投じられた票について、出来うる限りの判読につとめ、その有効性を判断する」事が開票には必要だと思います。投じた一票が無効とならないように、強く願うものであります。 |