決算特別委員会とは、平成18年度の予算がどう使われたのか、また財政状況がどうなのかを審査するものであり、とても大切な委員会です。また区の担当者と一問一答で質疑が出来るので、より突っ込んだ議論をする事も出来ます。
その決算特別委員会で、私が質問した内容をご報告致します。 |
『老人介護をする家族への区の支援』 |
『障害者福祉サービス・日帰りショートステイについて』 |
『地域における学校給食について』 |
『年金教育』 |
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| 『老人介護をする家族への区の支援』 |
平成19年3月1日現在の総務庁調査では、65歳以上の高齢者、総人口の約21.4%(うち75歳以上9.9%)であると、発表しています。そして65歳以上の人口は、今後も増加すると見られています。
そのうち特養ホームやケアハウスに入らず、在宅で介護が必要とされている高齢者の方は、杉並区内にも大勢いらっしゃいます。そのような場合、ご家族が介護される事がほとんどであり、そのご家族も60歳を超えているケースがとても多いのです。
介護保険を利用し、ヘルパーさんに来て貰っていても、介護とは肉体的にも、精神的にも負担が大きいもの。睡眠不足や疲労・腰痛などの身体的な症状、不安やストレスなどの精神的な症状など、介護者の約8割が何らかの心身症状を訴えて居ると聞いた事があります。ましてや介護者が高齢の場合、なおの事その負担は大きいです。
私はこのような介護者の方へのケアも大切だと考えます。そこで、区ではどのようなサポートをしているのかを問いました。
区・保健福祉部介護予防課ではケア24やふれあいの家を通して、ご家族との連携を大切にしながらよりよいサービスを提供する事。また介護者の悩み事や精神面のケアをしようと、区内13箇所に設置してある“介護者の会”をより充実させて行くとの答弁を頂きました。
また、杉並区では75歳&81歳になられた方や100歳の方への長寿のお祝いをしています。
お年寄りを敬う意味で、とても良い事だと思います。さらに私は、それまで暮らしを支えて来た高齢者のお嫁さんやご家族の方にも、ご苦労をねぎらう事があっても良いと思います。この事も区へ要望致しました。
高齢者の方も、また、そのご家族も笑顔で安心して暮らしていける杉並区になって欲しいですね。 |
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| 『障害者福祉サービス・日帰りショートステイについて』 |
先日、障害を持ったお子さんを抱える あるお母様にお会いしました。
そのお母様は杉並区の「日帰りショートステイ」制度を、時々利用されるそうです。しかし。葬儀や家族の急病などで「いざ利用したい!」と言う時に“利用者が一杯だから”とか、“重度障害のある利用者と重なっているから”との理由で断られる事があったそうです。また、お通夜など、夜出かけなければならない事もあり、利用時間の延長も希望なさっていました。
子供に障害があるからと言って、家族が病気や事故から逃れられるわけではありません。区ではこのような声に対し、迅速に対応しなければならないと思います。
区・障害者施策課は日帰りショートを区の事業として、さらなる改善を進める事を約束。また急用のほかにも、介護するご家族が一時的に介護から離れ、疲労回復や気分転換などに利用できるように要望しました。
障害を持った方・またそのご家族は、24時間・365日、その障害と付き合わなくてはなりません。私がお会いしたお母様は、自分たちが元気なうちはいい、しかし自分達にもしもの事があった場合を考えると心配でたまらない…と訴えていました。私達は、そうした現実をしっかり受け止めなければならないと思います。そういう意味で、ショートステイのベッド数を含め、もっともっと改善する点はあると思います。
少しでも精神的・肉体的、また経済的な負担が軽減できるように、区でもさらに取り組む必要を感じました。 |
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| 『地域における学校給食について』 |
すべての人にとって、健康で元気に暮らすには、何よりも「食」が大切です。特に子ども達にとっては、尚の事そう言えます。食育基本法では「食育を、生きる上での基本であり、知育・徳育及び体育の基礎となるべきもの」と位置付け、健康な心と体を作る上で欠かせないと謳っています。また教育立区を目指す杉並区でも食育を進める為に、学校における食育授業、食育推進ボランティアの育成など、さまざまな取り組みを行っています。
また地域の子供達が、毎日食べる給食。私は出来るだけ、区内のお店や農家から食材を購入して欲しいと思います。それは地域商店会の活性化に繋がります。また地場の果物や野菜を通し、子供達に地元農業への関心を持って貰う事も出来ます。そしてそれは、自分達の地域全体で子供達を育てる事になると思うからです。
そこで、地場産の野菜などを使った給食献立の取り組みについて問いました。
区も学校教育を地域ぐるみで進めていく為に、地域の一員である区内業者から食材購入する事の必要性を確認。品質や価格に優れた区内業者からの購入促進について、各学校にさらに周知を図り充実させていくとの答弁を頂きました。
私達の健康な心と体を作る上で欠かせない食。地元の農産物を使った食事を通し、子供達に食べ物の大切さを学んで欲しいと思います。 |
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| 『年金教育』 |
年金教育とは社会保険事務局が平成5年から学校教育において、子供達に公的年金制度の仕組み・その意義を教え、制度への理解を図る事を目的に始まりました。総合学習の時間などを利用し、いろいろな専門家の方を学校へ招き、生の声を授業に取り入れると言うのは、臨場感や迫力があり、子供達にとっても興味深いモノでしょう。また親や学校の先生以外の大人から教わると事は、社会性を養う意味でも意義のある事だと思います。
この年金教育に対し、区の取り組みを問いました。
区では教科書で学んだ知識を、生きて働く“知恵”として高めていく事を目標に、学校教育に取り組んでいます。色々な専門家から直接お話を伺う事は、とても重要な教育活動の一つ。今後さらに、活用を進めて行く事を約束してくれました。
教育とは学校・先生だけでなく、やはり地域や社会との関わりも大切です。
地元の食材、あるいは現場専門家の生の授業を通し、次代を担う子供達が健やかに育つよう、区もさらなる努力を進めていきたいと思います。 |