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ペルーでは数百人もの貧しい農村部に住む先住民族の妊産婦たちが、他地域の女性たちは利用できる保健サービスを事実上拒否されているために死亡している、と本日アムネスティ・インターナショナル(以下アムネスティ)は新しい報告書の中で結論付けた。
この報告書「重大な欠陥:ペルーにおける妊産婦医療への障壁」は、ペルー農村部における貧しい先住民族の女性の妊産婦死亡率の高さを調査し、この問題への取り組みとして策定された最近の政府の政策の影響を評価している。
ペルーは、米州で最も高い妊産婦死亡率の国の1つである。公式の統計によれば、ペルーでは10万件の出産につき185人の女性が死亡している。国連は240人とさらに高く見積もっている。そのほとんどは農村部の貧しい先住民族の女性である。
「ペルーの妊産婦死亡率はスキャンダルである」とアムネスティのペルー調査員ヌリア・ガルシアは語った。「これだけ多くの女性が予防可能な原因で死亡しているという事実は人権侵害である。ペルー政府はすべての女性に、彼女たちがだれであるかもどこに住んでいるのかも関係なく、適切な妊産婦保健医療を提供するという国の義務を無視している。」
アムネスティ報告書は、ペルーにおいて、救急産科医療が受けられない、妊産婦医療情報が利用できない、先住民族言語を話すことができる医療従事者が不足しているなど多くの障壁に直面したために、妊娠中の女性が死亡していることを強調している。
2007年の先住民族国勢調査によると、国勢調査を行なったコミュニティの約60パーセントには医療施設がない。
「ペルーの妊娠中の女性のための医療サービスは宝くじに似ている。もしあなたが貧しく先住民族ならば、その可能性は常にない」とヌリア・ガルシアは語った。
24歳のホセ・メネセス・サラサールの母親は、ペルーの最貧地区の1つであるカルウアック出身で、9年前の出産時に死亡した。彼女は職員からひどい扱いを受けることを恐れて、健康診断に行くことを避けた。彼女の陣痛が始まったとき、最寄りの診療所の助産師が出掛けていたので、ホセの父親や他の家族が赤ん坊を取り上げた。赤ん坊が生まれた後、胎盤が出なかったが、家族たちは何をすればいいのか分からなかった。2時間後母親は死亡した。ホセの妹は生き残った。
アムネスティ報告書はまた妊産婦死亡率の減少を目標とした多くの政策の影響を評価している。妊婦待機所(保健所から遠く離れた場所に住む女性たちが分娩前に待機できる部屋)の増加、ペルーの先住民族女性に一般的な垂直姿勢の出産方法のさらなる促進、そして医療専門家へのケチュア語教育の実施である。
新たな試みを歓迎してはいるが、ペルーでアムネスティと協議した女性たちや医療専門家たちは、これらの試みは効果的に実施されていないと不満をもらし、実際の効果に疑問を呈した。
待機所の数はこの8年間で3倍以上に増加したが、ほとんどの女性が救急産科ケアの必要な農村地域はその増加の半分だけであることをアムネスティは理解している。
女性たちや地元の市民社会団体は、医療専門家への垂直分娩方法の訓練は、十分な広範囲なものではないとアムネスティに語った。ペルー人権オンブズパーソンによれば、昨年医療スタッフの45パーセントが適切な訓練を受けていないという。
ケチュア語訓練を医療専門家に提供するという政府の試みはあるが、広範囲なものではなく、母語がスペイン語ではない先住民族コミュニティの女性たちは医療専門家と意思疎通ができていない。
「妊産婦死亡率を減少させるという政府のイニシアチブは朗報である」とヌリア・ガルシアは語った。「しかしながら、それらの実施に対する明確な責任が欠如していることや有効な財源や監視がないことにより、イニシアチブは大きな危険に晒されている。」
アムネスティは、妊産婦の死亡率やリプロダクティブ・ヘルスケアのために、分娩中の合併症の症例において、すべての女性が救急産科ケアを平等に受けられるよう保証するために、最も死亡率が高い地域を優先して、財源を割り当てるようにペルー政府に要請した。さらにすべての保健所において医療専門家向けの訓練および先住民族言語支援の提供を増加するように勧告した。
報告書「重大な欠陥:ペルーにおける妊産婦医療への障壁」は以下で読むことができる。
http://www.amnesty.org/en/library/info/AMR46/008/2009/en
事実と数字、事例研究と画像を含むメディア資料は以下で得ることができる。
www.amnesty.org
アムネスティのペルーについての専門家は英語とスペイン語でインタビューできる。
詳しい情報は、以下に連絡してください:
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