このエアロエッセイは、エアロビクスに関する事柄をコラム形式でエッセイにしたものです。
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「1人暮らし」の皆さ~ん、単身赴任のお父さ~ん、ちゃんと毎日の食事を摂っていますでしょうか?「フィットネスはしているけれど、食事はコンビニか外食」と言う方が意外と多いのではないでしょうか?以下のコラムは主に1人暮らし(特に男性)向けに書いてみました。もちろん、ご家族がいらっしゃって暖か~いご飯と手作りのおかずが待っている幸せなお方には全然お役に立ちませんので悪しからずご了承下さいませ。
エアロと食事>エアロ前後の食事
「体(顔の皮膚を含めて)は、食べ物から作られる」と言う持論を読んだ事があるが、 まさにその通りだなあと実感する事が多い。その人がどんな体をしているか、またどんな顔(皮膚)をしてるかというのは、その人の生活態度と共にどんなものを摂取してい るかと言う事を抜きには考えられないと思う。 食べた結果が体に出ると思うとおいそれとは考えられない。ここを読んでいる皆さんは 、フィットネスライフを実践しているのでまさか「毎日コンビニ弁当」「毎日外食」ではないと思うが、万が一そのような生活を送っているのならば今一度自分の生活を見直した方が良いのではないかと思う。 何しろ現代人は忙しい。仕事に家事にフィットネス、はたまたこのサイトをご覧になっ ている皆さんはインターネットもされているのだ。その上HPやブログを管理しているとますます「時間がない」窮地に追い込まれている事だろう。 とにかく「手早く」「手軽に」「美味しく」「気軽に」食べ物をエアロ前後に摂取出来れば、これに越したことはない。
エアロと食事>エアロ前に求められる食べ物
とにかく胃にもたれないもの。消化が良く、すばやくエネルギーに変わる炭水化物など 。おにぎり、パン、バナナなど。
エアロと食事>エアロ後に求められる食べ物
寝る前に食べる人は消化が良く、良質のたんぱく質を含むもの。
エアロと食事>手抜き料理の数々 ^^;
以下の料理は「ジムに行きたい」「でも時間がない」「外食やコンビニ弁当は嫌だ」と 言う人の為のもので毎日このような食事ばかりしていると「病気になります」(^_^.)( 断言)
「究極の手抜き料理」
↓これは料理じゃないじゃないかーっとツッコミを入れられそうですが、お勧めの食糧
・バナナ(買い置きすると便利。食べきれずに黒くなりそうだったら、そのまま冷凍すると長持ちする。風味は少々劣るが、腐って食べれなくなるよりはマシ)
・スポーツ飲料系ゼリー(これもいざ!と言う時の非常食に買い置き。風邪などの具合 が悪くなった時の栄養補給にも役立つ)
・レトルトのおかゆ(すいません。超手抜きばかりで。これに塩昆布と梅干を加えましょう。塩分と自然の「クエン酸」摂取になり、サプリメントを摂取するより良いと思い ます)
・パン屋さんのパン(購入して新しい内に冷凍庫へ入れておく。解凍はオーブンで。パンは冷凍出来るんですよ!←コレ、知らない人が多いので)
・こんにゃく系ゼリー(ローカロリーでお腹の足しにはなります。但しすぐにお腹が空 きます(^_^.))
「ちょっと手抜き料理」
・冷凍したおにぎり(週末にまとめて作ってしまう。中身は梅干を刻んだものとふりかけなどが中心。三角に握って1個1個ラップをして冷凍しておく。解凍は自然解凍させて柔らかくなった所で電子レンジでチン。時間がなければ自然解凍は省いて電子レンジのみでチン(但し風味は劣る)
「かなり手抜き料理」
・納豆豆腐(冷奴の上に納豆を乗せる。薬味はネギやミョウガなど。たんぱく質タップ リなので筋トレ直後に食べると筋肉が即作られる。塩分控え目にする為に、納豆のタレは半分は納豆に使い、残り半分は豆腐自体にかけましょう。)
・具のみレトルトのスパゲティ (最近はレトルトでも侮るなかれ。添加物タップリのコンビニスパよりもずっと体に良 いと思います。時間を短縮するためにスパゲティは沸騰5分でOKの細麺タイプを選択。
洗い物を減らす為に究極の手抜き
1.浅めの(←ココがポイント)一人用なべを準備する
2.鍋を沸騰させスパゲティの具(レトルト)を暖める。保温力があるので沸騰したら2, 3分で具を取り出す。
3.鍋を軽く洗い、再びお水を鍋に投入する。
4.スパゲティを茹でて、ざるにあげる
5.鍋の茹で汁を捨てる
6.鍋に4.でざるにあげたスパゲティを戻しレトルトの具をかける
*好みで粉チーズやタバスコなどをかけると美味です
「手の混んだ料理」
↓これを「手の混んだ」と表現するのも怪しいのですが・・・
・たんぱく質の王道「ささみサラダ」
鳥のささみ(1回分ずつ小分けにして冷凍すると尚宜しい)をゆでて、手で裂く。 市販のサラダに追加して盛りつける。ドレッシングが添付されているならば、使用量は「半分に」
・野菜タップリのインスタントラーメン
最近は「煮込みラーメン」なるものも販売されていますが、「一人用鍋」を使うとあと のお掃除が便利です。とにかく冷蔵庫の中の残り物の整理に便利。麺を縦半分に手で割ってス ープも半分だけ使用して野菜を増やすと尚ヘルシー。乾燥ワカメなどをそのまま入れると体に良いです。
「エアロ前に食べない方が良いもの」
以下、私自身が「エアロ前に摂取して失敗した」食べ物を列記しておきます。これは万人に共通するものではないのですが、ご参考までに。
・カレーライス(レッスン中に胸にげっぷが上がって来ること必至←下品な表現ですい ません)
・ハンバーグ、ハンバーガーなどのミンチ系
・キムチなどの刺激物系
・から揚げ、ピザなどの揚物&こってり系
アメリカ合衆国滞在中に経験したフィットネスに関する事実を客観的に記載したものであり、それに対しての自分の感想を述べています。誤解を与えかねないのでおことわりをしておきますが、アメリカ合衆国全体がどこでも同じようなものであるという事ではありません。現在とは多少違っている事実もありますのでその点はどうぞご了承下さい。尚、アメリカ合衆国ではなくてここでは単に「米国」、エアロビクスインストラクターの事を「イントラさん」と記載しています。
米国滞在>初めてのエアロ
1984年に結婚してから1989年までの5年間、夫の赴任する米国のロサンゼルスに滞在した。ご存知の様にアメリカは車社会である。車がなければどこにも行けない。旅行者なら日本で取得した国際免許証で運転出来るが、長期滞在するとなるとカリフォルニア州の運転免許証を取得しなければならない。米国に住み始めたばかりで車が運転出来ないとなるとどこにも遊びに行く事が出来なかった。渡米して約1ケ月程は運転免許を受ける為の学科の勉強をしながら暇な毎日を過ごしていた。
そんな私を不憫に思いフィットネスクラブに誘ってくれたのが夫の同僚の奥様であるリンダさん(日系アメリカ人)だった。彼女はOLとエアロビクスのインストラクターの二つの職業をかけもちしていたパワフルな女性だった。彼女から「エアロビクスをしてみない?」と誘われた時に迷わず「やってみたい」と答えたのだった。学生時代だった1980年~82年頃にはカルチャーセンターでジャズダンスを習っていたが、それ以来1年半程運動から離れていたので体を動かしたくて仕方がなかったのだ。ジャズダンスを習っていた頃も、遠くのカルチャーセンターではアメリカから来た「エアロビクス」が教えられていたが受けることが出来ず「いつか受けてみたいなぁ」と密かに思っていたのだ。女優のジェーンフォンダが始めた「ワークアウト」と言うエクササイズも流行っていた。あんな華やかなレオタードに身を包みバンダナやレッグウォーマーでお洒落をして優雅(?)に踊ってみたいなあと密かに憧れていた。
当時住んでいた街はロサンゼルスのトーランス市だった。リンダさんに生まれて初めて連れて行ってもらったのが「トーランスアスレチッククラブ」というスポーツクラブだった。このジムは朝6:00からオープンしていて、朝6:10から50分間のビギナーのエアロビクスのレッスンが毎日行われていた。当時の自分の(日本の)常識からはジムに行って一汗流してから会社に出勤するなどという生活は到底想像出来なかった。冬などは朝6:00とは言ってもまだ真っ暗である。こんな早朝の時間なのに車が次々に到着して広大な駐車場が車で一杯になる。朝早くからジムの受付カウンターはチェックインの応対で忙しそうだった。
初めてのエアロのレッスンはリンダさんの「顔パス」で無料でスポーツクラブに入らせてもらえた。彼女はフロントで「私の友達だから」と言っていたが、そんな一言でビジターを無料で入らせるなんて大らかな国だと思った。
女性用のロッカーに入ると彼女は手早く着換えを済ませた。イントラであるリンダさんは白いレオタードに白い不透明なストッキングでウェストには赤いベルト、レッグウォーマーとバンダナは白でおしゃれにまとめていた。普段着の彼女からは想像も出来ない大胆なウェアに同性ながら一瞬「ドキッ」とした。慌てて自分も持ってきたウェアに着換える。1年半前までジャズダンスを習っていた時のウェアを取り出す。サーモンピンクの無地のレオタードに肌色のストッキング。当時のエアロビクスには常識のファッションとしてのベルトは持っていなかったので、当然なし。バンダナもなし。白い厚めの靴下(これも普段着用で決してフィットネス用ではなかったように思う)を履いてシューズはジャズダンスの時に使用したクラシックバレエの練習用のシューズを履く。今考えたら滑稽な格好だが当時の自分に持っているウェアで必死で間に合わせたのだった。
スタジオは吹き抜けの2階分はありそうな高い天井の巨大なワイン色の絨毯敷きのフロアだった。イントラさんのお立ち台自体が6畳位はあったのでいかに広いかが想像出来るだろうか。色とりどりの華やかなレオタードに身を包んだ人で一杯だった。思わず物怖じしそうになった。リンダさんは私と話す時は日本語だけれどレッスンでは当然英語のはず、初めてのエアロビクスでしょ?大丈夫かなぁ。不安で仕方がなかった。
受けたレッスンは50分のビギナー向けのクラスだった。英語がわからない私でもスタジオ前のレッスンの説明で「最低15分間は走ります」と書いてあるのだけは解った。スタジオが広いのでかなりの人数が入っても混み合うと言う事はないようだった。イントラさんが良く見えるような斜め後ろの位置に立ってとにかくリードに合わせてウォーミングアップを繰り返した。
何しろ理解出来る英語が「ライト」「レフト」「アップ」「ダウン」「3・2・1・・・(数字)」位だったので、リードの声が何を言っているのかが良く解らない。その為他の人よりもテンポがワンテンポ完全に遅れていた。言葉が解らないから、動く形を真似するしか出来なかった。右に行ったら私も右、次は左に行った、次は右手を上げたぞ。あちゃ~同時に左の膝を上げている。どうなっているんだろう?あたふたとしながら一生懸命イントラさんの姿を鏡の中で目で追いかける。せめて言葉が解ればと思うがどうしようもない。この時の様子を客観的に見られたらきっと「どじょうすくい」や「タコ踊り」の様におかしなものだっただろう。
レッスンが終わってリンダさんに「難しかった~!」と感想を言ったら「でもちゃんとついていってたよ」と言ってくれたのでとても嬉しかった。
改めてスタジオを見回すとほぼ全員がReebokというロゴの入った足首まで覆われた白いシューズを履いていた(型番:Free Style)。当時まだ日本にはReebokは輸入されていなかったのでそのロゴが物珍しかった。私はReebokをてっきり韓国か中国の「リーさん&ボクさん」と言う名前の方が作ったメーカーだと勘違いをしていたのだ。「とりあえずシューズは買わなくちゃ」初めてエアロビクスを受けたばかりだと言うのにもうそんな事を考えていたのである。
生まれて初めてのエアロビクスを経験した翌朝の出来事は一生忘れられないだろう。朝、ベットから起き上がろうとしたのだが、太ももがパンパンにこわばっていて、全く立つ事が出来なかったのだ。でもトイレに行きたかったので思わず四つん這いに這って歩いてしまった。
米国滞在>言葉の壁
2,3週間後にめでたくカリフォルニアの運転免許を取得して、自由に運転出来るようになった。行動が自由になるとすぐに「もっとエアロビクスをしたい。あのジムに入会の申込みに行きたい」と思った。思い立ったらすぐに行動に出るのが自分の性格である。言葉の壁も何のそので早速入会の手続きに行った。生まれて初めて住んだ外国で一人で入会手続きなんて出来るのかしらと思ったのだが、そこは若さに任せたのだと思う。アメリカでは運転免許証とクレジットカード(小切手)さえ持っていれば外国人であろうと、たどたどしい英語しか話せなくても生活するには必要十分なのである。申込書の書類に必要事項を書き入れて1年間の会費を聞いたら百数十ドルだった。1984年当時1ドルが270-280円前後だったので、4万円位である。まだ真新しい自分の小切手張に慣れないサインをして料金を支払ったら晴れてジムの会員となった。このジムは継続すると年々安くなるシステムになっていて、5年目の1989年の会費は年間100ドルを切っていた。更にその頃は1ドルが150-160円前後に下がっていたので日本円に換算すると考えられない程安い値段でフィットネスを楽しんでいたことになる。
入会した初日からエアロのレッスンを受けた。相変わらず周りの人が話している言葉が全くわからない。カリフォルニアの英語は標準語に近いものであるが、一般の人が話すスピードはテレビよりもずっと早口で聞き取りにくかった。ロッカーで話している言葉もスタジオでのレッスンも解らないけれど、いつもニコニコの日本人特有のあやふやな笑顔でごまかしていた。
スタジオでは、掛け声のカウントが「4・3・2・ラスト1」と言うのを聞き、なるほど「最後の」と言う意味をここで使うんだなと思った。深呼吸の時にいつも「インヘルアップ、エクセルダウン」と言っていたので「手を上げて息を吸って~手を下げて息を吐いて」という意味なんだなと理解するようになった。
「足を曲げる時に何故ベンド(曲げる)ではなくてカールなんだろう?」「ニー(膝)は複数形では使わないんだなあ」「つま先を伸ばしたらポイント、曲げたらフレックスかぁ」
その日にレッスンを受けて理解出来なかった単語をカタカナ表記でメモをして自宅に持ち帰り、辞書を片手にスペルを推測しながら「どんな意味なのだろうか?」と調べる事が多くなって来た。
そのような事を繰り返しながらレッスンを受けて、何も考えずにイントラのリードの声で自然に体が動くようになったのは半年以上経ってからのことであった。
それぞれの動きに対する英語はわかるようになっても、エアロ独特の動きの名称ひとつひとつについては誰も教えてくれないし、辞書にも載っていないので理解するまでに1年以上もかかってしまった。
何しろ片言の英語でこちらが質問をしても早口でまくしたてて答えられるし、「もっとゆっくり話して下さい」と言ってやっと普通のテレビでニュースキャスターが話すスピードで話されるのである。日本人の感覚からだと、片言の日本語を話す外国の人がいたらその人に対しての会話ははっきりゆっくりとわかるように気を使って話してくれるはずなのに・・・。
当時のエアロは、今で言うリニアみたいなもので、コリオと言えるものはなくイントラのリードに任せてシンプルな動きをランダムに動きを繰り返すという内容のものだった。もちろん、3カウントやマンボやシャッセなどと言う動きもなかったのである。その代わりにニーアップからカンカンキックやハイキックが中級以上のレッスンでは必ずと言って良い程取り入れられていた。初心者向きのレッスン(50分)では約15分のハイインパクトが、中級者向きのレッスン(60分)では約20分、そして上級者向きのレッスン(80分)では約40分のハイインパクト(!)が行われた。そしてレッスンの最後には筋コンディショニング(スクワットや腹筋など)が組み込まれていた。
言葉がわからないなりにも好きな事は楽しめるものである。何度も何度も同じ動きを繰り返してその時にイントラがリードする言葉を自然と耳にしていたら、「英語のリードの声を耳で聞く→頭の中で日本語に解釈し直す→体がやっと動き始める」と言った過程を経ていたものが「英語のリードの声を聞く→自然と体が動く」ようになってきた。そうなったらしめたものである。エアロのレッスンを受けるのは楽しかったが毎日のようにハイキックをしていては体がもたない。平日は月・水・金の3日間だけジムに行き、週末の土・日はどちらか一日だけフィットネスを楽しむ毎日が続いた。
米国滞在>人種の壁
アメリカと言う国家は人種のるつぼと言われているように、いろんな人種の人々が住んでいる。特にカリフォルニアには有色人種(黒人、アジア系、ヒスパニック系)の人口が多い。不思議な事だが住んでいる所が人種によってハッキリと別れているのだった。
当時住んでいたのは白人が多く住む地域だった為、ジムに来ているのは殆どが白人ばかりだった。アメリカに滞在する前に日本に住んでいた頃は「色が白いね~」と言われていたので、自分でも「自分は色が白い方なのだ」と思っていた。ところがカリフォルニアに来て、フィットネスクラブに入りロッカーで着換える度に改めて思った。一緒に着換えているジム仲間の肌はピンク色で白っぽい。それに比べて私ったら「黄色くくすんでいる」「私は色が白いのではない。黄色いのだ」この時生まれて初めて自分が黄色人種だと言う事を思い知らされたのだった。「何て私の肌って黄色いのだろう」一度劣等感を味わうと自分の肌を見せるのがとても恥ずかしかった。しかしその恥ずかしさもつかの間の事だった。暫くの間はレオタードの上からTシャツを着ていたが、暑がりの為に我慢出来ずレッスンの途中から脱ぐのが常だった。
あとから解ったことだが、ジムには私のようなアジア系の人も多数来ていたのだった。髪を茶色に染めたり、メイクを立体的に施したりしているのでアジア系に見えない人も多かった。スタジオで真っ黒(とは言っても日本人としては髪が茶色い方)な長い髪をポニーテールにしてなびかせながら、小さな体で言葉も解らずに一生懸命レッスンを受ける姿は周りの人からは滑稽に見えた事だろう。私の身長は158.5cmなのだが、どのクラスに入っても一番背が低かったので、前の方に行かないと全然見えないのである。リードイントラさん用の「お立ち台」はあったのだが、時々「台」から降りてリードを取られる時もあるのでそうなると全く見えなくなる。その為にイントラさんの斜め後ろの位置をいつもキープしていたのだった。
表向きには人種差別のない平等な国を謳っているのだが、何度か直接名指しではないが「イエローキャブ」とか「ジャップ」という言葉を身近に聞いたことがあった。私の事ではないのかもしれない。遠くからでもその言葉を聞いた時はとても悲しかったし、驚いた事もあった。日本に住んでいた時は「差別」と言う言葉に疎かったのだが生まれて初めて「差別をされた」(かもしれない)現実はきっと一生忘れないことだろう。自分が受けた傷は決して他の人には与えてはならない。これはいつも感じている事だし、実行している事でもある。
私はホームジムでも、ビジター先でもなるべく外国から来たと推測される方には積極的に話をするようにしている。英語圏以外の方々だったら、その国の言葉のたった一言(中国だったら「ニイハオ」のように)だけでも話すと大抵ニッコリと笑顔が返ってくる。外国に住んでいて自国の言葉をたとえぎこちない言葉であろうと話しかけられると嬉しいものであることを自ら体験しているからだ。
米国滞在>カルチャーショック
(その1:見た目が若い)
アメリカのジムに通っていて驚いたことは沢山あるが、一番驚いたのは会員さんの殆どが実年齢よりも見た目がとても若いと言うことだった。今でこそあちこちにジムがあるので日本でもそんな人がいるのは珍しくも何ともない。だが当時の自分の常識からは10歳以上実年齢よりも若く見える人が周りにゴロゴロ居ると言うだけで新鮮な驚きだった。
平日のお昼にジムに行くとご年配の方々ばかり。共働きが当たり前の国なので、専業主婦の奥様というのは本当のお金持ちのマダムばかりだった。「もうリタイアして10年になるの」と話すご婦人がどう見ても50代にしか見えなかったり、当時自分と同じ年(24,5歳)だとばかり思っていた奥様が30代後半と聞いて驚いたこともあった。
ジムに来るときには腰が曲がって歩いていている1人のおばあさんがいらっしゃった。「このおばあさん、大丈夫なのかなー?」と心配していたがスタジオに入ると背筋がしゃんとして、「さあやるわよ~」と張り切って踊っている姿にはびっくりした。聞けば御年は80代だとか。それを聞いて二度ひっくりかえりそうになった事もある。
(その2:オープンな国民性)
もう1つ驚いた事。今でこそ「バツいち」などと言う言葉が一般的になり度々使われているが、当時の日本は「離婚」という事実をひたすら隠そうという習慣しかなかった。ジムで「私の最初の夫はスイス人で次の夫はドイツ人よ。今の夫はイタリア人なの。それぞれに子供が1人ずついて3人今は仲良く暮らしているわ」と言う話をみんなの前であっけらかんと話すのだ。
「私は4回流産して、今5回目の妊娠をしているの。(流産は)エアロのせいだとは思いたくないのでレッスンに来ているわ」今では当たり前のマタニティビクスもなかった時代。普通のローインパクトのレッスンにお腹がせり出た妊婦さんがあちこちにレッスンを受けていた。なかなか妊娠しない私はとても羨ましく思っていたし、他人事ながら、レッスンで動く妊婦さんを見る度に「大丈夫かな~?」と心配で気が気ではなかった。
(その3:ロッカーでの不思議)
ロッカールームで若い女性が安全カミソリと生卵を持ってシャワールームに行くのを見て「一体何に使うのだろう?」と不思議で仕方がなかった。シャワールームは仕切りこそあるが、カーテンがなくて外からは丸見えだった。あまりじっと見つめても変に思われるので、チラチラっと様子を伺った。
安全カミソリは足の無駄毛を剃るのに使われていた。無駄毛とは言っても金髪の人の体毛などは産毛の様に薄くて細い。膝から下ではなくて足の付け根から足首までを丁寧に時間をかけて剃り上げていった。その作業は丹念に行われ、見ている自分の方が感心する位だった。
シャワーからロッカーに戻って来た人の足は見事につるつる、すべすべだった。それを初めて見たと同時に自分の膝から足首にかけての無駄毛(とは言っても決して濃くはないのだが)がとても恥ずかしく思えた。「明日からは私も安全カミソリを持参しなくっちゃ」郷に入っては郷に従えである。この頃から現在に至るまでほぼ毎日足の付け根から足首まで安全カミソリで剃る習慣がついてしまった。
又、生卵は髪のトリートメントに使うらしい。シャワー室のゴミ箱の中にはおびただしい数の卵の殻が捨てられていた。私も真似をしてやってみたが、なかなかいい。髪全体がしゃきっとコシが出てゆるやかなウェーブがストレートっぽくなるようだ。但し、この生卵トリートメントを使用する時は、気をつけないといけない事があった。すすぎのシャワーの温度が高すぎると蛋白質が固まってしまうのでぬるいお湯でよくすすぐ事。細くて少しクセがある欧米人のような柔らかな髪ならOKだが、元々コシがあるストレートの髪の人は「かえってゴワゴワする」と不評だった事も付け加えておこう。
米国滞在>ジムで出産
前述のようにローインパクトのレッスンには幾人かの妊婦さんも一緒に参加していた。「実は妊娠2ケ月目なの」とこそっと教えてくれた友人がいた。「転ばないでよね~(+_+)」と念じながら一緒にレッスンを受けた。
近くには大きなお腹がせり出していて今にも生まれそうな妊婦さんもいる。スタジオ自体が巨大なので決してどんなに大きく動いても他人と体が触れ合う事はないのでぶつかる心配は皆無なのだが。
その妊婦さんとは親しく話をしていて、2回目の妊娠であること、お互いの家庭のことなどジムでいろんなおしゃべりを楽しんでいた。やがて月日は流れて数ヶ月後のとある日にいつものようにジムへ行った。明後日が彼女の出産予定日であることなども知っていた。日本の常識からは考えられないフィットネスライフだ。「どうして私だけがこんなに気を使わなくてはいけないの(^_^;)」と思っていたら周りはごく自然に彼女に接していた」私自身の考え方がまだ子供だったのかもしれない。
その日は一緒にローインパクトのエアロのレッスンを受けて、シャワーを浴びていた。タオルを巻いたままドレッサーで髪を乾かしていると、彼女がいない事に気がついた。ドレッサーの前を通らないと出口に行けないのでおかしいなあと思った。お昼過ぎでお腹も空いていたし、そのまま帰ろうかと思ったが、何となく気になってシャワー室へ戻った。やっぱり彼女はいない。念の為トイレに行った。そこで耳にしたのはかすかな赤ちゃんの声だった。驚いた。ジムで出産している!。彼女はトイレのドアを開けたまま座っていて照れ笑いで私の方を見つめた。出産経験のない私が見た光景は一生忘れられないだろう。
慌ててフロント直通の電話を取り上げて、すぐに出た言葉が、
アイ「Please call 911(日本で言う110番)」
フロント「haa?」
アイ「I'ts a ・・・I'ts a baby !!」
これだけで十分に通じた。
よく送って頂く赤ちゃん誕生のお知らせカードに「It's a girl」とか「It's a boy」等と言う言葉が書いてあったのを思い出しとっさに口をついて出た言葉だった。
ものの3分も経たずに救急隊がどかどかとジムのロッカーに入ってきた。私はバスタオルを巻いたままだった@@;。 救急隊は私達の事などおかまいなしに、慣れた手つきで生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんをタンカに乗せた。
翌日のジムで母子共に健康であることを聞き、ほっと安心した。
2,3ケ月後、赤ちゃんを抱いてジムに現れた彼女は、妊娠する前の見事なプロポーションに戻っていた。
このコラムは、主にフィットネスウェアについての考えを私なりにまとめています。独断と偏見も多々混じっているかと思いますが、一個人の意見としてお読み頂けると嬉しく思います。
エアロビクス(フィットネス)スタジオは、言うまでもなく日常生活とはかけ離れた場所である。必然的に、普段はけないような大胆な衣装=ウェアでも全然OKと言った雰囲気がある。にも関わらずジムでは相変わらず「黒」のオンパレードが多い。「黒」=引き締まって見える=無難な色=他の色と合わせやすい、と思われているのだろうか。
折角個性が発揮出来る場所なのに、とてももったいない気がする。特に若い人は顕著だ。ジムに行き帰りの時に見かけると、雑誌から飛び出たような流行りのファッションをしているのに、ジムの中ではセンスのないジャージを着ていたりする。
女性だったら普段着では滅多に着れないようなセクシーなレースがあったり、大胆な豹柄やスリットが深く入っていたりといろいろなウェアがあって楽しめるになあ。男性でも折角筋トレで鍛えて逆三角の体型をしているのに、わざわざ体型を隠すようなウェアを着ている人もいる。本当にもったいない。フィットネスのファッションを楽しんでいるのはごく一部の人のような気がする。スタジオ全体が「ここはエアロの大会会場か?」と華の咲いたようなレッスンに一度お目にかかりたいものだ。
小さな頃からお金は大切に使うように躾られたせいか、あまり高価な物は持っていない。ブランド物等を買えるようになっても、買いあさることもしない。所詮、フィットネスウェアは消耗品なのでお金をかけることには疑問を持っているのだ。OLとは言え、自宅から会社まで徒歩10分以内だし、職場では制服を着ているので通勤には普段着で十分なのである。その普段着よりも高いフィットネスウェアを買うときはいつも十分に吟味するようにしている。
ウェアは洋服と違ってワンシーズンが過ぎたら「もう着れない」と言うことはないが、2,3年スパンで少しずつ変わって行くような気がする。
新発売から半年程経過して売れ残ったウェアは、セール品として流れる。だいたい30-50%引きの値段になるのでまとめ買いのチャンスだ。
人気商品だったり、限定商品だと心理的に「買わなくちゃ」と気持ちが焦ってついつい注文してしまうが、それ以外の場合は殆どがセール商品が購入の中心である。関西に住むようになって驚いたのが、「これ○円(この場合すごく安い値段)で買ったのよ」と誇らしげに話すことである。関東地方やその他の地方の方にはあまりない事だろう。
フィットネスウェアの基本的なカラーは黒、白が圧倒的に多い。ジム初心者が最初に購入する時もこの2色を選ぶ場合が多い。ウェアは上下のセットで売られている場合が多いが他のウェアとコーディネイトすることを考えて購入すると便利である。
他のウェアとの合わせやすさから言えば無地のウェアが便利で使いまわしも効く。柄物と無地を組み合わせる場合は柄の一部の色が無地と同じ色を合わせるとすんなり決まることが多い。柄物同士のコーディネイトはかなり難しい。同色系統の組み合わせでもうまくいかないことが多く、「柄物同士のセンスのある上下組み合わせ」のウェアにはお目にかかったことが非常に少ない。
女性ならお化粧をする時や洋服を選ぶ時などに自分の皮膚の色を考慮する事が多いと思うがウェアを選ぶ時も同様に考えるとうまく行く。
以下に皮膚の色をおおまかに4種類に分け、その色のトーンに似合った色合いを提案します。
(色はWin用1331色の中から選びましたので実際の色とは若干違います。)
| 黄みを帯びている | ピンクを帯びている | |
| 色白 | (1) | (2) |
| 色黒 | (3) | (4) |
似合う色
(1)原色系・赤・黄色・白
(2)ピンク・パステル系いろいろ
(3)迷彩色・ヒョウ柄・黄色・白・黒
(4)黒・紺色・ブルー・グリーン
*個人により異なります。あくまでも参考程度に
私は(1)の黄みを帯びた色白の方だ。長い間黒をベースとしたウェアを多く着用してきた。細く見えるのと、ウェアの種類が多いというのが理由のひとつだった。だがある時バーゲンで赤いウェアを買って着用した。すると意外にも回りの評判が良かった。普段着に赤い服を着る事が殆どなかったので、自分が原色の方が似合うとは思いもよらなかったのだ。
フィットネスウェアはいつも全自動洗濯機で洗っている。さすがに「手洗い」はしていないのだが、多少は工夫をしているつもりである。まず洗剤。液体のせっけん洗剤を使う。合成洗剤は一切使わない。ウェアは直接体に身に付けるものなので残留洗剤が体に良くないと思う。個人的には皮膚が弱い方なので残留洗剤が皮膚を刺激してチクチクする時もあるからである。それに合成洗剤は漂白剤も混じっているので黒いウェアを洗濯するとだんだん黒い色が白っぽくあせて来る。これは誰しもが経験した事があるだろう。但し真っ白いTシャツを洗濯する時はせっけん洗剤よりも漂白剤の入っている合成洗剤の方が真っ白に仕上がる。せっけん洗剤で白い布地を洗っているとだんだん黄ばんでくる。「見栄え」を取るのか「環境や体に優しい」を取るのかは紙一重の問題である。せっけんでも液体せっけんの方を使うのは粉せっけんだと全自動洗濯機のドラム部分にせっけんかすが残ったり、冷たい水だと溶けにくい事もあるからだ。
又フィットネスウェアのトップスやTバックなどは洗濯ネット(網)に入れて洗濯をすると傷みが少ない。洗濯ネットもいろいろ試してみたが、網の目が細かい方が傷みが少ない。洗濯機は自分仕様のコース設定が出来れば、洗濯は10分以内(フィットネスの汚れは殆ど汗なのでそれ以上は不要)すすぎ2回、最後の脱水は1分以内出来れば30秒以内に設定すると便利である。脱水はなるべく少ない時間に設定して生地の傷みを少しでも減らしたいものである。
折角買ったお気に入りのウェアだからなるべく長持ちさせて大切に着たいものだ。
エアロビクスを継続していくと避けては通れないのが怪我の問題だ。「こうすれば怪我を防げる」という怪我の予防の万全策は残念ながらありません。ここでは、長期に渡ってエアロを継続している割には怪我の少ない筆者の主観を述べています。このコラムを読んでも決して自己判断はせずに、専門的な解決は全てお医者さんに通われる事をお勧めします。
どんなスポーツでもそうだが、エアロビクスを続けていくと多かれ少なかれ怪我と直面することになる。怪我の種類についてはおおまかに次の様に分けられる。
(1)長期的に継続することによる怪我(慢性的な体の痛み)
(2)短期的にハードに継続することによる怪我(腰痛・股関節痛・膝痛・足首痛など)
(3)突発的なアクシデントの怪我(肉離れ・捻挫など)
エアロビクスはジャンプやターンを多用するので、体に対するダメージがことの他大きい。日本に入ってき&