エアロ(フィットネス)百人一首

エアロ百人一首ってなあに?というなかれ・・・歌詠みが好きなアイは趣味が嵩じてしまってこんなものを作成してしまいました。元歌を作られた古き良き平安時代の高尚な歌人の皆様、千年の時を経てこんな「替え歌」を作ってしまったからといって、決してあの世からお怒りになりませぬように。こういうものは、やはり「元歌」の意味がわかっていないとなかなか作成も難しいものです。「ええっ元歌の意味と全然違うじゃん!」と思ってもそこはそこ。単なる「お遊び」ですので、多少の文法の間違いは大目に見てね。ところどころ空欄がありますが、もしも皆さんがハッと「ひらめいた」歌がありましたらぜひメールでお送り下さいませ。優秀作(?)には、ここで採用させて頂きます。長いので、20ずつ掲載しています。どうぞ、ごゆっくりご堪能下さい。

 

 

小倉百人一首

(作者) /年代  /出典集  /分類 

 

エアロ百人一首

(作者名/敬称略)

(  )なし→アイ

1

 

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 
  わが衣手は 露にぬれつつ

(天智天皇)/626 〜671 後撰集 秋 

 

秋の夜の 食欲我慢 ジムへ行き 

わが衣手は 汗にぬれつつ

2

 

春過ぎて 夏来にけらし 白たへの 
  衣ほすてふ 天のかぐ山 

(持統天皇)645 〜702 新古今集 夏 


春過ぎて 夏来にけらし 真っ白な 

Tシャツ気になる 体のライン

3

 

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の 
  ながながし夜を ひとりかも寝む 

(柿本人麿)7c(?) 拾遺集


 

あしひきずり 自宅に戻り 疲れとり 

ながながし夜を ひとりストレッチ

 

4

 

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 
  富士の高嶺に 雪は降りつつ 

(山部赤人)不明 新古今集冬 

 

 

評判の クラス受ければ 真っ白な 

我がTシャツに 汗は流れつ

 

5

 

奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 
  声きく時ぞ 秋は悲しき

(猿丸大夫) /不明/ 古今集/ 秋 

 

 

スタジオに 他人をふみわけ とる位置の 

声きくときぞ 君は悲しき

 

6

 

かささぎの 渡せる橋に おく霜の 
  白きをみれば 夜ぞふけにける

(中納言家持) /718 〜785 新古今集 冬 


 

スタジオの 置ける場所に 置く瓶の 

多さをみれば 今ぞ行けにける

 

7

 

天の原 ふりさけ見れば 春日なる 
  三笠の山に 出でし月かも

(安倍仲麿)/701 〜770 古今集旅 


君の声 ふりさけ見れば 意外にも 

スタジオにいる 減量し君かも

8  

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 
  世をうぢ山と 人はいふなり 

(喜撰法師)9c(?) 古今集 雑 


 わが趣味は エアロビックス しかないぞ 

変なおじさんと 人はいふなり


(Hiro) 

9  

花の色は うつりにけりな いたづらに 
  我が身世にふる ながめせしまに 

(小野小町)不明 古今集 春 

 

若い身は うつりにけりな いたづらに

 我が身にしみる 実感せしまに

10  

これやこの 行くも帰るも 別れては 
  しるもしらぬも 逢坂の関 

(蝉丸)10c(?) 後撰集 雑 


これやこの するもしなくも ジム来ては 

しるもしらぬも 受けるスタジオ

11  

わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと 
  人には告げよ あまのつり舟 

(参議篁)/ 802 〜852 古今集 旅 

 

減量を 時間をかけて 始めると 

人には告げよ あなたのために

12  

あまつ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ 
  をとめの姿 しばしとどめむ 

(僧正遍昭)816 〜890 古今集 雑 


前方の 背高のっぽに 吹きとぢよ

 イントラの姿 しばしとどめむ

13  

筑波嶺の 峰より落つる みなの川 
  こひぞつもりて 淵となりぬる

(陽成院)/868 〜949 後撰集 恋 

 

エアロ後の ジョッキより落つる 生ビール 

これぞつもりて 脂肪となりぬる

14  

陸奥の しのぶもぢずり 誰故に 
  乱れそめにし 我ならなくに 

(河原左大臣)822 〜895 古今集 恋 


出稽古の コリオが違う イントラに


乱れまくりで 我撃沈す
 

SEC

15  

君がため 春の野に出でて 若菜つむ 
  わが衣手に 雪は降りつつ 

(光孝天皇)830 〜887 古今集 春 


君がため 春のジム行き 筋トレつむ 

わが胸夏に 君を迎えつ

16  

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる 
  まつとし聞かば 今帰り来む

(中納言行平)/ 818 〜893古今集 離別 


立ち別れ イントラさんとの お別れも 

1クール待って 今帰り来む

(素人)  

17  

ちはやぶる 神代もきかず 龍田川 
  からくれないに 水くくるとは

(在原業平朝臣)/ 825 〜880 古今集 秋 


ちはやぶり 柔軟もせず スタジオへ 

からくれないに 足くじくとは

18  

住の江の 岸による浪 よるさへや 
  夢の通ひぢ 人目よくらむ 

(藤原敏行朝臣)? 〜910 古今集 恋 

 

住之江の エアロの後の 大宴会


夢見ごこちの 頭も腹も


SEC

19  

難波潟 みじかき葦の ふしの間も 
  あはで此の世を 過ぐしてよとや 

(伊勢)9c末(?) 新古今集 恋 

 

ハイキック 短き脚を振り上げて 

哀れミラーに 写る我が身は

(Hiro)

20  

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる 
  みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 

(元良親王)890 〜943 後撰集 恋 


わびぬれば 先週抜けた レッスンを 

みをつくしても 受けるぞと思ふ

 

 

 

21  

今来むと 言ひしばかりに ながつきの 
  有明の月を 待ち出でつるかな 

(素性法師)不明 古今集 恋 

 

今日来ると 言ひしばかりに 我が友の 

スタジオ位置を 待ち出で取るかな

22  

吹くからに 秋の草木の しをるれば 
  むべ山風を あらしといふらむ 

(文屋康秀)不明 古今集 秋 

 

吹いたって フィットネスジムは 倒(しを)れない

負けてたまるか 嵐なぞには

(Hiro)

23  

月みれば 千々に物こそ 悲しけれ 
  わが身一つの 秋にはあらねど

(大江千里)/ 9c末(?) 古今集 秋 


鏡みれば おのれの体こそ 悲しけれ 

見かけだけには 人はあらねど

24  

このたびは ぬさもとりあへず 手向山 
  もみぢの錦 神のまにまに 

(菅家)845 〜903 古今集 旅 

 

このたびは 我もとりあえず 会場で


応援の旗 席で広げる

SEC

25  

名にしおはば あふ坂山の さねかづら 
  人にしられで くるよしもがな

(三条右大臣)/ 873 〜932後撰集 恋 


名は知らぬ 会うあの人の レオタード 

それに惹かれて 来るは我なり

(Hiro)
 

26  

小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 
  今ひとたびの みゆきまたなむ

(貞信公)/ 880 〜949 拾遺集 雑秋 

 

初めての レベルのクラス 受けならば 

今ひとたびの 勇気またなむ

27  

みかの原 わきて流るる いづみ川 
  いつみきとてか 恋しかるらむ

(中納言兼輔)/ 877 〜933 新古今集 恋 

 

評判の わきて受けるる イントラの 

いつみきとてか 恋しかるらむ 

28  

山里は 冬ぞさびしさ まさりける 
  人目も草も かれぬと思へば

(源宗于朝臣)/ ? 〜939 古今集

 

スタジオは 冬ぞさびしさ まさりける 

人の数をも まばらと思へば

29  

心あてに 折らばや折らむ 初霜の 
  おきまどはせる 白菊の花

(凡河内躬恒)/ 不明/ 古今集 /秋 

 

君あてに 受ければ受ける エアロビの 

心ははせる 大輪の花 

30  

有明の つれなく見えし 別れより 
  あかつきばかり うきものはなし

 (壬生忠岑)9c末(?) 古今集 恋 


最悪の つまらなく思えし 最初より 

同じ振りばかり 得るものはなし 

31  

朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 
  吉野の里に ふれる白雪

(坂上是則)/不明 /古今集/冬 


朝ボケて 柔軟不足と みるまでに 

スタジオの床に ふれる足音

32  

山がはに 風のかけたる しがらみは 
  流れもあへぬ 紅葉なりけり

(春道列樹)/ ? 〜920 古今集 秋 

 

初めての 見知らぬクラス 受けるには 

流れも知らず 間違いばかり 

33  

久かたの 光のどけき 春の日に 
  しづ心なく 花のちるらむ

 (紀友則)? 〜905(?) 古今集 春 

 

久かたの 病み上がりでも 尚懲りず 

しづ心なく エアロするらむ

34  

たれをかも しる人にせむ 高砂の 
  松も昔の 友ならなくに

(藤原興風)/ 不明 /古今集/ 雑 


たれをかも しる人にせむ イントラの

 代行情報 友ならなくに

35  

人はいさ 心もしらず ふるさとは 
  花ぞ昔の 香ににほひける

(紀貫之) /868 〜946 古今集 春 


人はいさ 心もしらず イントラは 

音ぞ昔の パターン続ける

36  

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 
  雲のいづこに 月やどるらむ

(清原深養父) /9c中(?) 古今集 夏 


夏の夜は まだこれからも 増えつつも 

ジムのいづこに 良き人いるらむ

37  

しら露に 風の吹きしく 秋の野は 
  つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

(文屋朝康)/不明 /後撰集 /秋 

 

食欲に 負けそうになる 秋の夜は 

つらぬきとめぬ ダイエット続ける

38  

忘らるる 身をば思はず ちかひてし 
  人の命の をしくもあるかな 

(右近)不明 拾遺集 恋 

 

忘らるる 振りをば思はず 違ひてし 

残り時間の をしくもあるかな

39  

あさぢふの をのの篠原 忍ぶれど 
  あまりてなどか 人の恋しき

(参議等) /880 〜951 後撰集 恋  

 

好調の 昔の時代を 忍ぶれど 

あまりの違いに 我は淋しき

40  

忍ぶれど 色に出にけり わが恋は 
  物や思ふと 人のとふまで

 (平兼盛 )? 〜990 拾遺集 恋 


隠すれど 表に出にけり わが腹は 

太ったのかと 人のとふまで

 

 

 

41  

恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 
  人知れずこそ 思ひそめしか 

(壬生忠見)不明 拾遺集 恋 


ハイキック わが足はまだ 低いまま
  人にかくれて こつこつ練習
 

(Cubic You)

42  

ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ 
  末の松山 浪こさじとは

(清原元輔)/ 908 〜990 後拾遺集 恋 

 

ちぎるほど からだを既に しぼりつつ 

まだ目標に 近からじとは

43  

あひみての 後の心に くらぶれば 
  昔は物を 思はざりけり

(中納言敦忠) /906 〜943 拾遺集 恋 

 

ジム行きの 後の体に くらぶれば

 昔は体を 思わざりけり

44  

あふことの たえてしなくは なかなかに 
  人をも身をも 恨みざらまし

 (中納言朝忠)910 〜966 拾遺集 恋 

 

ジム行きを 絶えてしばしは なかなかに 

人をも身をも 行きづらくなり

45  

あはれとも いふべき人は 思ほえで 
  身のいたづらに なりぬべきかな

(謙徳公) /924 〜972 拾遺集 恋 

 

出来ぬとも 努力する人 思ほえで 

その身シャープに なりぬべきかな

46  

由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ 
  行くへも知らぬ 恋のみちかな

(曾禰好忠 )/10c末(?) 新古今集 恋 


新しい 振りのイントラ 真似するが


行方も知らぬ 手足バラバラ

SEC

47  

八重葎 しげれる宿の 淋しきに 
  人こそ見えね 秋は来にけり

(恵慶法師) /10c末(?) 拾遺集 秋 

今日もまた 同じコリオの 繰り返し 

工夫が見えね 飽きは来にけり

(Hiro)

48  

風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ 
  くだけて物を 思ふころかな

 (源重之)? 〜1000(?) 詞花集 恋 

 

筋を痛め のたうつのみの おのれの身 

ストレッチ不足を 悔やむことかな

(Hiro)

49  

みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 
  昼は消えつつ 物をこそ思へ 

(大中臣能宣朝臣)921 〜991 詞花集


MIKANO服 デビューのエアロ 夜はもえ


昼はしょんぼり 洗濯乾燥


SEC

50  

君がため 惜しからざりし 命さへ 
  長くもがなと 思ひけるかな

 (藤原義孝)954 〜974 後拾遺集 恋 


ジムがため 惜しからざりし 残業代 

増えるもがなと 思ひけるかな

51  

かくとだに えやはいぶきの さしも草 
  さしも知らじな もゆる思ひを

 (藤原実方朝臣)? 〜998 後拾遺集 恋 


かくとだに えやはいぶきの 脂肪草 

サシもはいるよ いやな思ひを

52  

あけけぬれば 暮るるものとは 知りながら 
  猶恨めしき 朝ぼらけかな

(藤原道信朝臣) 972 〜994 後拾遺集 恋 

 

はじまれば 終わるものとは 知りながら 

尚続けてと 願うレッスン

53  

嘆きつつ ひとりぬる夜の 明くる間は 
  いかに久しき ものとかは知る

(右大将道綱母)937(?) 〜995 拾遺集 恋 


はじけつつ ひとりプレゼンの レッスン中 

いかに淋しき ものとかは知る

54  

忘れじの ゆく末までは かたければ 
  けふを限りの 命ともがな 

(儀同三司母)? 〜996 新古今集恋 


忘れじの 振り付けまでは 覚えれば 

けふを限りの 練習ともがな

55  

滝の音は たえて久しく なりぬれど 
  名こそ流れて なほ聞えけれ 

(大納言公任)966 〜1041 拾遺集 雑 

 

筋トレは 耐えて久しく なりぬれど 

プロティン飲んで なほ増えけれ

56  

あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 
  いまひとたびの あふこともがな

 (和泉式部)976(?) 〜 ? 後拾遺集 恋 

 

あらざらむ この身の脂肪 増え過ぎて 

いまひとたびの 受けることもがな

57  

めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 
  雲がくれにし 夜半の月かな

 (紫式部)970(?) 〜1014(?) 新古今集 雑 


めぐりあひて 良しやそれとも わからぬまに 

雲がくれにし 良きイントラかな

58  

ありま山 ゐなの笹原 風ふけば 
  いでそよ人を 忘れやはする

 (大弐三位999(?) 〜1077(?) 後拾遺集 恋 


サバイバル みなの振り付け 返り見れば 

いざその振りを 忘れやはする

59  

やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて 
  かたぶくまでの 月を見しかな

(赤染衛門) /不明 /後拾遺集/ 恋 


やたら派手 特注ものの レオタード 

肩の陰から 顔を見しかな

(Hiro)
 

60  

大江山 いく野の道の 遠ければ 
  まだふみも見ず 天の橋立 

(小式部内侍)? 〜1025 金葉集 雑 


舞洲の サバイバルの道 遠ければ 

まだ振りも見ず リードイントラ

 

 

 

61  

いにしへの 奈良の都の 八重桜 
  けふ九重に にほひぬるかな

(伊勢大輔)/不明 /詞花集 /春 

 

 

いにしへの ロッカーの中の 靴下を 

けふここでのみ にほひぬるかな

 

62  

夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも 
  よに逢坂の 関はゆるさじ 

(清少納言)10c末(?) 後拾遺集 雑 


あとに来て イントラとの間に 入るやつ 

おいふざけるな 我がゆるさじ

(Hiro)
 

63  

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 
  人づてならで いふよしもがな 

(左京大夫道雅)992 〜1054 後拾遺集 恋 


 

今はただ いずれ着たいの 

レオタード 人づてならで いふよしもがな

 

64  

朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに 
  あらはれわたる 瀬々の網代木

 (権中納言定頼)995 〜1045 千載集


朝はやく 鼻息荒く たえだえに 

苦しみわたる 早朝レッスン

65  

恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 
  恋にくちなむ 名こそ惜しけれ 

(相模)1000 〜 ? 後拾遺集


待ちわびて 新発売の レオタード 

他に使わん 金こそ惜しけれ

66  

もろともに あはれと思へ 山桜 
  花よりほかに 知る人もなし

(前大僧正行尊) /1055 〜1135 金葉集 雑 

 

汗とともに アッと思うと お小水 

我よりほかに 知る人もなし

(Hiro)

67  

春の夜の 夢ばかりなる 手枕に 
  かひなく立たむ 名こそ惜しけれ

(周防内侍)/ 不明 /千載集 /雑 


レッスン後 柔軟ばかりの クールダウン 

かひなく立たむ 時こそ惜しけれ

68  

心にも あらでうき世に ながらへば 
  恋しかるべき 夜半の月かな

(三条院)/976 〜1017 後拾遺集 雑 


心にも あらでイントラに 習へれば 

恋しかるべき ジムの夜かな

69  

嵐吹く 三室の山の もみぢばは 
  竜田の川の 錦なりけり

(能因法師) 988 〜 ? 後拾遺集 秋 


嵐吹く 厳しき日々に ジム来たる 

常連逢ひて なほ落ち着けり

70  

さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば 
  いづこも同じ 秋の夕ぐれ 

(良暹法師)不明後拾遺集 秋 

 

さびしさに ジム立ち出でて ながむれば 

いづこも同じ 煙草仲間が

71  

夕されば かど田の稲葉 おとづれて 
  葦のまろやに 秋風ぞ吹く

(大納言経信)/ 1016 〜1097 金葉集

 

夕されば フィットネスクラブ 訪れて 

我のポジション 誰にも渡さじ

(Hiro) 

72  

音に聞く 高師の浜の あだ波は 
  かけじや袖の ぬれもこそすれ 

(祐子内親王家紀伊)? 〜1113 金葉集 恋 


噂に聞く マナー違反の あの人は 

かけじや床も ぬれもこそすれ

73  

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 
  外山の霞 立たずもあらなむ

(権中納言匡房) /1041 〜1111後拾遺集春 

 検定の 合格の花 咲きにけり


やっと目標 立てたかいあり


SEC

74  

憂かりける 人を初瀬の 山おろし 
  はげしかれとは 祈らぬものを

(源俊頼朝臣) /1055 〜1129 千載集 恋 

 

憂かりける 初めての人を 迎えては 

はげしかれとは 祈らぬものを

75  

契りおきし させもが露を 命にて 
  あはれ今年の 秋もい去ぬめり

(藤原基俊) /1060 〜1142 千載集 雑 


食べおきし さあこれからと がんばりて 

あはれ今年の 秋もい去ぬめり

76  

わたの原 こぎいでて見れば 久方の 
  雲ゐにまがふ 沖つ白浪

(法性寺入道前関白太政大臣) /1097 〜1164 詞花集 雑 


珍しく 朝一受ければ 久方の 

筋肉痛にも 耐える足元

77  

瀬を早み 岩にせかるる 滝川の 
  われても末に あわむとぞ思ふ 

(崇徳院)1119 〜1164 詞花集 恋 

 

大好きな イントラクラスの 振り付けを 

忘れても末に 覚えるとぞ思ふ

78  

淡路島 かよふ千鳥の なく声に 
  幾夜ねざめぬ 須磨の関守 

(源兼昌)不明 金葉集

 

アー駄目だ 通うクラスが 無くなりて 

幾夜も待たず 別のクラブへ


 (Hiro) 

79  

秋風に たなびく雲の 絶え間より 
  もれ出づる月の 影のさやけさ

(左京大夫顕輔)/ 1090 〜1155 新古今集 秋 


腹筋に たなびく肉の 絶え間より 

もれ出づる声の うめく苦しさ

80  

長からむ 心も知らず 黒髪の 
  乱れてけさは ものをこそ思へ 

(待賢門院堀河)不明 千載集 恋 


長からむ レッスンも知らず 茶色髪 

乱れて今日は ものをこそ思へ

 

 

 

 

81  

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば 
  ただ有明の 月ぞ残れる 

(後徳大寺左大臣)1139 〜1191 千載集 夏 

 

 

かけ声を かけつる方を ながむれば 

ただ彼だけの 声ぞ残れる 

 

82  思ひわび さても命は あるものを 
  憂きに堪へぬは 涙なりけり

(道因法師) /1090 〜 ? 千載集 恋 

サバイバル さてこれからと 思うとき 

肩をたたかれ 涙なりけり

 (Hiro) 

83  

 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 
  山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

 (皇太后宮大夫俊成)1114 〜1204 千載集 雑 


 世の中の 何にも増して 思い入る 

エアロをすれば 悩みなくなる

(Hiro) 

84

 

ながらへば またこの頃や しのばれむ 
  憂しと見し世ぞ 今は恋しき

(藤原清輔朝臣)1104 〜1177 新古今集 雑 

 

ながらへば またこの頃や しのばれむ 

始めた頃ぞ 今は懐しき

85  

 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 
  閨のひまさへ つれなかりけり

(俊恵法師)/ 1113 〜 ? 千載集 恋 


窓越しに 見るおもいびと かろやかに

 あげるキックに 時わする 

(而青)

86  

 嘆けとて 月やは物を 思はする 
  かこち顔なる わが涙かな 

(西行法師)1118 〜1190 千載集 恋 

 

嘆けとて 覚えられない 振りをもば 

かこち顔なる わが冷や汗かな

87  

村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 
  霧たちのぼる 秋の夕暮

(寂蓮法師) /? 〜1202 新古今集 秋 

 

村雨の 乾く間も無く 湿る日に 

湯気たちのぼる 秋のスタジオ

88  

難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ 
  みをつくしてや 恋わたるべき 

(皇嘉門院別当)12c末(?) 千載集 恋 

 

慣れぬ振り 足を頼りに ひとあがき


身を尽くしたら ぱっと見整う

SEC

89  

玉の緒よ たえなばたえね ながらへば 
  忍ぶることの 弱りもぞする 

(式子内親王)? 〜1201 新古今集 恋 

 

腕立てよ 耐えなば耐えね ながらへば 

頑張ることの 強きもぞする

90  

見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 
  ぬれにぞぬれし 色はかはらず 

(殷富門院大輔)12c末(?) 千載集 恋 

 

 

見せばやな おろしたての Tシャツも 

かくにぞかくし 汗はかはらず

91  

 きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに 
  衣かたしき ひとりかもねむ 

(後京極摂政前太政大臣)1169 〜1206 新古今集 秋 


 ストレッチ 泣くや痛さの 開脚に 

体かたしき ひとり耐えねむ 

92  

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 
  人こそ知らね かわくまもなし

(二条院讃岐) /1141(?) 〜1217(?) 千載集 恋 

 

わがTシャツ 次々受ける レッスンに 

人こそ知らね かわくまもなし

93  

世の中は 常にもがもな 渚こぐ 
  あまの小舟の 綱手かなしも

(鎌倉右大臣)/1192 〜1219 新勅撰集 旅 

 

ジム前に 常にもぐもぐ 口動く 

エネルギー補給と 言い訳悲しも

94  

み吉野の 山の秋風 さよふけて 
  ふるさと寒く 衣うつなり

(参議雅経) /1170 〜1221新古今集 秋 

 

レッスン後 エアコンの風 さよふけて 

汗渇き寒く Tシャツうつなり 

95  

おほけなく うき世の民に おほふかな 
  わが立つ杣に 墨染の袖 

(前大僧正慈円)1155 〜1225 千載集


覚えなく 自然と出るは 心地よい 

わが着るシャツに 汗染の袖 

96  

花さそふ 嵐の庭の 雪ならで 
  ふりゆくものは わが身なりけり

(入道前太政大臣)/ 1171 〜1244 新勅撰集 雑 

 

レッスンの 苦しさに耐え 実りある 

美しきもの わが身なり

(而青)

97  

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 
  焼くや藻塩の 身もこがれつつ

(権中納言定家)/ 1162 〜1241 新勅撰集 恋 

 

久方の レッスンあとの ストレッチ 

凝るやも足の 身もこわりつつ

98  

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは 
  みそぎぞ夏の しるしなりける

(従二位家隆) /1158 〜1237 新勅撰集 夏 

 

風そよぐ 筋トレ仲間が 急に増え

みそぎぞ夏の しるしなりける

99  

人もをし 人もうらめし あぢきなく 
  世を思ふゆゑに 物思ふ身は

 (後鳥羽院)1180 〜1239 続後撰集 雑 

 

人を見て 人と比べて あぢきなく 

我比べるに 物思ふ身は

100  

 ももしきや ふるき軒端の しのぶにも 
  なほあまりある 昔なりけり 

(順徳院)1197 〜1242 続後撰集 雑 


恨めしや ふるき昔の しのぶにも 

なほあまりある お肉なりけり