肉離れ治療体験記

 

<発症>2002年2月12日(1回目)ジムのスタジオ            2002年2月16日(2回目)テニスコート
<診断>左ふくらはぎ内側の肉離れ(第1度)全治3週間
<治療期間>2002年2月18日〜2002年6月7日(完治)

 

患部は左ふくらはぎの内側なの

一般的に「スポーツには怪我や障害がつきものだ」と言われるがエアロビクスを初めて18年間目、怪我や障害とは無縁だったが、2002年の冬に「肉離れ」を経験してしまった。
これはアイが体験した恐怖の肉離れの治療体験記である。エアロをしていれば、肉離れは誰にでも起こり得る事である。医療の治療方法は個人のケースによって全く違うので、この体験記はあくまでも参考程度にして欲しい。似たような経験をされたら、素人判断をせずにすぐに医者に行くべきだと思う。

又、長い間エアロビクス並びにフィットネスを継続していたら、いつかあなたの身にも軽い関節や筋肉の痛みや捻挫、肉離れを経験するかもしれない。予防の為にも、疲れが溜まったら決して無理をせず、フィットネス前には充分なストレッチとアップを欠かさない等基本的な注意を怠らないようにしよう。

<エアロを始める前の運動歴>
学生時代の運動歴は全くない。クラブ活動も文科系クラブだったし、何しろ「運動嫌い」「運動神経ゼロ」に近かった。学校の体育の成績もビリから数えた方が早かったのだ。運動らしい運動というのが、エアロを始めたのが23歳の時でその2,3年前にジャズダンスを1年半程習っていただけである。従って学生時代にクラブ活動でスポーツをしすぎて体のどこかに「故障」を持っているということもなかった。それがエアロを続けてかれこれ18年たっても、一度も大きな故障を経験しなかった所以かもしれない。

<エアロによる故障歴>
エアロビクスには初心者向けの殆どジャンプ系統を伴わないローインパクト中心のクラスから、上級者向けの激しいジャンプ系統を伴うクラスまである。上級者向けの激しいクラスを2,3クラス続けて受けると膝(ひざ)や脛(すね)に多少の痛みが残ることは既に経験していた。その殆どが翌日まで痛みが残ることはなかったし、自分だけはスポーツによる外傷とは全く無縁であると思っていたのだ。

<発症状況>

2月12日(火)・・・1回目の痛み

2/2のサバ福岡の疲れもすっかり取れ、普段の絶好調の調子を取り戻していつものように火曜日のスタジオメニューを楽しんでいた。
18:40-19:30 エアロファンク(50分:エアロビクスにファンキーなリズムを取り入れたクラス)
19:20-20:10 ローインパクト(50分:ハイインパクト無しの初心者向けのクラス)
20:40-21:40 エアロ60 (60分:中上級向けのハードなクラス)

エアロファンクの最後の10分は途中で抜けて、隣のスタジオのローインパクトにすぐに飛び込む。それから30分インターバルを空けてエアロ60を受けるのが火曜日の「定番」となっていた。30分のインターバルの際にはストレッチマットで十分にストレッチをすることも怠らなかった。
今回の肉離れは最後の「エアロ60」のハイインパクトのシャッセ&ターン(シャッセとは反対側に空中を軽くジャンプしながら)の所で着地時にアライメントが崩れ足首に無理な重みが加わり、その衝撃が左ふくらはぎの内側の筋肉断裂(いわゆる肉離れ)に繋がったと思われる。ただ、その時に多少の痛みは感じたが、「単なる足をひねった」だけと思ったので、無理をして最後まで続けてレッスンを受けた(これがそもそも悪かったらしい)当人に「肉離れ」という意識がないので、「アレ〜ちょっとくじいたのかしら?」位の低レベルな感覚で呑気に構えていた。その晩のアフターケアーは一切していなかった。

2月13日(水)〜15(金)
翌日になっても痛みは引かないので「アレ、おかしいな?」と思ったが医者に行くほどの痛みはないし、ジムに行かずにほおって置いたら自然と直るだろうとタカをくっていた。少し体調もおかしかったので、ジムやテニススクールを休講した。とりあえず、少しの痛みがあるので冷湿布だけふくらはぎに貼って出勤した。

2月16日(土)・・・2回目の痛み
朝起きたら、足の痛みはすっかり消えていたのでいつもの会社のメンバーと京都厚生年金でテニスをした。予定時間は10:00-13:00ところが12:00前後の練習試合中に左右のラリーストロークが続いた時に、キュッと足が止まった瞬間に「ギクッ」とした痛みが走った。試合中なので途中で辞めて皆に迷惑をかけたらいけないと思い我慢して約10分位(多分2ゲーム)は試合を続けた。
今回の痛みは前回を上回る痛さだった。これ以上運動出来ないと思い、コートに座り込んでしまった。皆には足を痛めたので今日はもうテニスが出来ないこと、途中で抜けることを知らせて、コート横で1時間ずっとストレッチを続けていた。しかし、この時もまだ「肉離れ」であるという意識がなく「単なる足をくじいた」と思っていたのである。さすがにこの日はジムに行く気がしなかった。また痛かった足の手当ても冷湿布を貼っただけでその他の手当ては何もしなかった。

2月17日(日)
足の痛みがわずなかがら続いているので、ジムへ行ってもエアロをする元気がなく、1時間弱のバイクをこいで、プールへ行った。プールに入ると足の痛みはすっかり忘れて短距離でクロールを何度も泳いだ。気持ち良い位に水の流れにのっていつもより息継ぎもスムーズにいって少し喜んでいた。

<治療経過>

2月18日(月)<治療1回目>

少々の痛みは続いているので、仕事が終わって始めて整骨院の門を叩いた。ここは知人も通っているところだし、何よりも「スポーツ障害」「保険取扱い」という看板の文字が痛みを癒してくれそうな気配がした。扉を開けると人が一杯で「混んでいる」とひと目で解る。あとで知ったことだが、皆1度受付に診療カードを渡して、何時ごろになるか聞いてからもう一度出直しているようだ。その仕組みもわからずに、自分の名前が呼ばれるまで1時間半も待っていた。

やっと診療が始まった。先生はアイよりも少し年上のスポーツマン風。今までの経過を説明して先生が診療したとたん、「これは肉離れしていますよ」エエッ@@;くじいただけじゃないの?診断は左ふくらはぎ内側の軽い肉離れで全治3週間!原因は疲労により筋肉に乳酸が溜まり、筋繊維が一部断裂しているとのこと。「そんなぁ!3/2のエアロの大会にどうしても出たいんです!」と言ったら、「どうにか出れるようにはしてあげよう。でも1週間弱は運動禁止」。さらに、「今日はお風呂もシャワーも禁止、とにかく患部を動かさない事」と言われとてもショックだった。「ニクバナレ・・・」聞いたことはあったけれど、自分がまさかなるとは。先生から患部を軽く圧迫されたら悲鳴を上げるほど痛かった。診察のあとは治療が始まった。25分位の電気治療。電気パッドを患部に当て、電気を流す。電流の強さは患者さんの「好み」をおっしゃって下さいというが、どれくらいがいいのかよくわからず、途中ピリピリと来たところで「そっ、それ位でいいですっ!」と答える始末。電気を当てている間は枕を頭に敷いて横になっているので思わず眠くなってしまった。そのあとは10分程冷却剤をあてられ、次に超音波治療。患部に薬の含まれたジェルを塗り、超音波をあてるのだ。顔用の超音波美顔器は持っているのだが、こんなところにも超音波を使うとは驚きだった。この超音波は約3分間自分で患部に当てる。最後に先生から冷湿布と包帯2種類(最初に伸縮しない普通の包帯を巻き、上から伸縮する包帯を重ねる)その上に足用のネットを被せて終了。仕上げに足を自動的に振動させる機械に乗せて3分程振動させて全て終了となった。治療時間は約1時間程だろうか?2割の保険負担で1,400円の支払いとなった。

この日はお風呂に入れないので、病人の清拭用の薬剤が自宅にあったのでそれで体を拭いた。自宅にシャンプー機能の付いた洗面台やトイレにウォシュレットを設置しておいたのも助かった。夏だったら暑さでたまらなかっただろうな。サバ大阪大会は、ファイナリストを目指していたのに、一気に目標は下がって、第1ステージ完走までとなってしまった。約1週間は運動禁止だが上半身や腹筋は運動出来るので、有酸素は無理でも、筋トレはぼちぼち始めようと思った。
この日にサバ大阪大会のチケットが届いたのは何ともはや皮肉なものだった。

治療の初日から巻かれた包帯

これは、伸縮する包帯のみを再現したものである。実際はこの下にもう1枚伸縮しない包帯を巻いた

(1)まず足の甲の下から

(2)甲の上を何度か巻く

(3)足首を巻く

(4)ふくらはぎ全体を巻く

(5)保護用ネットを被せる

2月19日(火)<治療2回目>

今日一日左足を包帯で固定したままで仕事をした。階段は使わずに全てエレベーター。びっこをひいているので、少しの段差でもかなり辛い。健康な時には全く感じなかったが、普段の何気ないスタジオ通いがとても在り難く感じる。今日は整骨院も空いていて少しの待ち時間で治療をしてくれた。電気治療と、冷却、超音波、先生の診断とマッサージと機械によるマッサージと包帯による軽いテーピング、約1時間の治療で終了。

そのあと自宅でお料理をするのも億劫になるので、お気に入りの小料理屋へ行くと会社の人間2人とバッタリ出逢って(社内には外国人も多く、今日逢った2人の内、ひとりは中国人だった)食事だけのつもりが飲まされ、しゃべらされ・・・あぁ自分でも日本語をしゃべっているのか英語をしゃべっているのかはたまた中国語(よくわからないのだ!)をしゃべっているのか訳がわからなくなった。それでも午後9時には帰宅して、肉離れの患部をビニールでぐるぐる巻きにして2日ぶりにシャワーを浴びた。とても気持ちがスッキリとした。整骨院通いは今週一杯は毎日続きそうだ。もういいかげんに体を動かしたい。上半身の筋トレはやっていいそうなので、明日かあさってにはフィットネスを復活しようと心に固く誓った。 今日の支払いは600円だった。

2月20日(水)<治療3回目>

先生がアイのふくらはぎを触って、「あっだいぶ良くなりましたね」ええっ?!触っただけでわかるの?と思ったが昨日よりかなり良くなっているとのこと。予定通り今週末までは運動は止めて来週からテーピングをしてエアロを再開することになった。ついでに去年の秋に開脚をやりすぎて左のお尻の付け根が時々痛むことを話したら診療してくれた。仰向けになったアイの脚を真っ直ぐにしたまま頭の方へ向ける。「柔らかいですねー」ええっ?エアロやっている内では体は硬い方なんだけれど、と先生に話す。左のハムから続いているお尻の筋肉が痛んでいるがこちらは肉離れではないとのこと。次回明日からはお尻も電気治療をすることになった。今日も600円の支払い。今日からお風呂の湯船にも浸かってOKと言われた。久しぶりのお風呂に浸かって気持ちもサッパリした。

2月21日(木)<治療4回目>

少しずつ良くなってきているみたいだ。「順調に治っていますね」との先生の言葉にホッとする。昨日からお風呂にも入れたし、気分もいい。今日は以前から気になっていた開脚で痛めた左股関節の電気治療+マッサージをする。ふくらはぎと違ってお尻は電気を少々あげてもらってもピリピリっとしない。お尻には肉がいっぱいついて鈍感になっているのかしら。今日はお尻の治療もしたので900円の支払いだった。診療のあとは久しぶりにジムへ行った。もちろんエアロは出来ないので上半身の筋トレだけだ。いつもはスタジオでセパレーツを着ているが、今日は珍しくTシャツ&ロンパン姿なので「どうしたの?」とよく声を掛けられた。左足をめくって包帯を巻いた足を見せるとびっくりされた。今日はあの渡辺俊治郎先生のエアロ75のクラス。受けたくても受けられないクラスを横目で見ながら筋トレをするのはとても辛くて思わず涙が出そうになった。

2月23日(土)<治療5回目>

今日は土曜日のせいか、整骨院はかなりの混雑だった。特にご年配の方が多い。同じご年配の方でも、フィットネスクラブに通っている方とは随分違う。ジムで出逢う年配の方々はお年の割に(失礼)腰や背中がシャキッとしていて姿勢もいいが、整骨院通いの方々は本当に辛そうだ。「この人たち、趣味とか人生を生きる楽しみとかあるのかしら・・・?」と思うと可愛そうになってくる。私もいずれそうなるのか?加齢による筋肉や関節の衰えはとめることは出来ないが衰えをトレーニングによって最小限に食い止めることは出来るはずだ。幾つになってもフィットネスで元気にエアロをしているおばあちゃんになりたいものだと、今日は切に思った。整骨院での診断はかなり順調に仕上がっているので、先生曰く、「月曜日はまず軽いランニングから」アイが「ええっ?エアロ出来ないんですか?」と聞くと「あせらずに。あせらずに」自分の体と相談して、少しずつ運動量を増やさないと、また肉離れを再発するよと言われた。仕方ない〜。来週の今日がサバイバルなのに。もう、殆どぶっつけ本番になりそうだ。 今日も900円の支払いだった。

2月25日(月)<治療6回目>・・・ジョギング開始

今日はいよいよ待ちに待った「ジョギング開始」の日。はやる心を抑えて、先生に「先生、ジョギングOKですよね?」と伺うと「あわてない、あわてない、まず診てから」とのこと。ドキドキ・・・ダメって言われたらどうしよう?うつぶせになって先生がアイのかかとを押さえながら「蹴ってみて」と言われるままに脚を動かす。どうにかOKみたいだ。

先生に左ふくらはぎをテーピングしてもらう。まずふくらはぎの左右のそれぞれの筋肉に添って膝の位置から足首まで真っ直ぐに肌色のテープでテーピングする。その上からふくらはぎの部分を白いテープでVの字テーピングする。足首から膝の後ろ部分までVの字の形にテープ部分が半分ずつ重なるようにテーピングする。その上を肌色のテープで囲み、足首とアキレス腱と膝の後ろにテーピングを施して終了となった。左足がかなり不自由に感じる。生まれて初めてこんなに本格的なテーピングをされた。少し左足が動かしにくい。これはサバに出ても「下半身の可動域」はゼロだろうな?やっぱり2ステ進出は無理かも。

まっ気を取り直して、充分にストレッチを行ったあとにゆっくりと大地を確認するようにジョギングを始めた。すり足でゆっくりと約50分は走った。そのあと近くの公園を15分ウォーキングした。最初こそ左のふくらはぎをかばいながら走っていたが途中からもうすっかり左足の事は忘れていた。走るたびに運動できる幸せで思わず顔がほころんでしまった。途中で息切れをしたら止めようと思っていたが、心配した心肺機能も衰えていなかったようだ。先生に教えられた通りに、ジョギングが終わったらすぐにシャワーを浴びてアイシングをした。明日はいよいよスタジオでエアロが無事に復活出来るかなと不安に思った。

2月26日(火)<治療7回目>・・・エアロ開始

今日はいよいよ「エアロ復活の日」まず整骨院で先生に診療してもらう。ふくらはぎのどこを押さえられてももう殆ど痛みは感じられない。「順調に回復しているね」テーピングをしてならエアロOKとなった。

先生との雑談で、整骨院の先生もアイの行っているフィットネスジムに行っているとのこと。「ええっ?先生いつきてはるの?」「だいたい日曜日のお昼過ぎかなあ」いつも日曜日は午後3時頃しか行かないのですれ違いだったみたいだ。「先生、良くなったらジムで元気にエアロしているところをお見せしますね」と約束した。先生に昨日のジョギングのあとアイシングを約1時間したと言ったら、「しすぎ!」と言われた。せいぜい15分〜20分でいいそうだ。何回もしたければ、間隔を15-20分あけてから、2回目をすることと言われた。

昨日と同様に念入りにテーピングされていざ、ジムへ。19:20からのローインパクト(初心者向け50分)20:40からのエアロ60(中上級者向け60分)を受けた。最初は足首とアキレス腱からふくらはぎまで完璧に固定されているのでなかなか動かしづらかったが、慣れるとそうでもなくなってきた。でも可動域がかなり制限される。それでも2週間ぶりのエアロはとても楽しかった。大地に足をつけて動かす喜びを改めて感じた。可動域が制限されるから、審査項目の下半身の可動域と下半身の筋力は多分減点だろう。やはり2ステ進出は無理みたいだ。鏡に映っている自分の動きも何となく左足をかばっているみたいでぎこちなさを感じる。でも3時間の1ステは何とか持ちそうな予感。明日もう一度軽いエアロを1本受けて、それ以上体を動かすのは止めておこう。エアロのあとは先生に教えられた様に15分間のアイシングをして伸縮包帯で固定した。冷湿布はもう必要ないのだ。

2月27日(水)<治療8回目>・・・2回目のエアロ

前日と同じように入念なテーピングを施されスタジオ入りした。やはり動きがぎこちない。それでも受けたクラスが初心者向けのローインパクトだったので、どうにか持った。今日でサバまでエアロは一切しないことになる。ものすごい不安がのしかかる。「サバのエントリー中にまた肉離れを起こしたらどうしよう?」「やはりエントリーはキャンセルしようか?」悪魔の声が囁く。

2月28日(木)<治療9回目>

今頃スタジオではサバ大阪のリードイントラを努める予定の渡辺俊治郎先生のクラスがあっているのだろうなーと羨ましく思いながら治療を受けることになる。自分で自分の体が思うように動かせないなんて腹立たしい。ロッカーで着替える時、何故か悲しくて涙ぐんでしまった。

3月1日(金)<治療10回目>・・・特に進展なし

サバの前日。

3月2日(土)<治療11回目>・・・サバイバルエアロビクス大阪大会2002

3月4日(月)<治療12回目>・・・特に進展なし

治療だけしてもらい、スタジオは当然お休み。サバの疲れが出ているので当然かな?

3月5日(火)<治療13回目>・・・サバ後1回目のエアロ

サバの疲れも取れ、大好きなWイントラのクラスを受けるべく、又テーピングをしてもらう。イントラから「心配です」とのメールが入る。彼女のレッスンで肉離れになったので気にされているのかしら?受けたクラスは初心者向けの50分と中上級者向けの60分。やはり足が気になって細かな動きは自分でローにアレンジして済ませた。思いきりは動けなかったがそれなりに汗をかいて壮快な感じでいっぱいになった。

3月6日(水)<治療14回目>・・・特に進展なし

3月7日(木)<治療15回目>・・・本来なら


今日整骨院の先生がポツリとおっしゃった。「フツーの生活をしている人だったら、今日あたりで治療はほぼ終了なんだけどなぁ。エアロをしているからなぁ」とおっしゃった。当分エアロをする前には通院してテーピングをしてから。完璧に直さないとスポーツをしていると再発しやすいからとのことだった。最初先生は全治3週間とおっしゃったのでもうすぐ3週間目になるのだが、それはフツーの生活をしている人のことだそうだ。当分整骨院通いが続きそう・・・あ〜あ。

3月9日(土)<治療16回目>・・・サバ後2回目のエアロ

整骨院でテーピングをしてもらってからスタジオでレッスンを受けたあと、イントラが「久しぶりやね〜」と話し掛けて来たので、「実は〜」と今までの事を話した。アイのテーピングを見て、「治療中だったら私のクラスを受けないで欲しい」ピシリと言われて愕然となった。医者も良いっていうから受けているのに。それにアイのテーピングはおかしいと言われ、「自分でしているの?」「いいえ先生が・・・」「先生によるんだろうけれど、普通縦にテープしない?」「中に縦のを入れてから横に巻いているんです。少しずつテープを減らしていくって」「とにかく直るまでは受けないで」そのイントラも肉離れの経験があるだけに心配して言ってくれるのだろうけれど、言い方があまりにも冷たかったので、今日はかなり凹んだ1日になった。

ものには言い方というものがあり、口調や態度で受ける印象が違うものになるのだ。ウェブ上では元気いっぱいで、少々の事には動じないと言うイメージがあるが、本当はナイーブで傷つきやすい性格なのに。そんなアイの気持ちがわかってくれないなんて。レッスン内容はともかく人間性のかけらがないイントラには当分付いて行く気がしなくなった。この日は心だけでなく体も傷ついた。テーピングを外すと真っ赤に足は張れ上がりブツブツが出来ている。テーピングにまけたらしい。嫌な事は続くもんだ。

3月11日(月)<治療17回目>・・・かすかな痛み

治療中に患部を押されたらまだ多少の痛みは残っている。でも以前触っただけでも痛かったのに比べたら格段に良くなっているような気がする。先週のテーピングによるカブレが直るまで2日間もかかってしまった。

3月12日(火)<治療18回目>・・・サバ後3回目のエアロ

今日初めて足の事を気にかけずにエアロが出来た。あぁ今日がサバイバルだったらよかったのに。ちゃんとジャンプが出来る。ターンも足首やふくらはぎを気にしないで出来る。何も考えずにエアロが出来る幸せをいやという程かみしめた。

3月13日(水)<治療19回目>・・・患部の大きさ

先生に「私の患部っていったいどれくらいの大きさなんですか?」と先生に伺ったら、「まっ、1cm以下だな」と答えられて仰天した。これだけ痛みもあって治療も長くかかっているので数センチの筋肉断裂かと思いきや、わずかミリ単位の肉離れだっただなんて。1cm以上の肉離れだったらもっと痛いし治療も長引くそうだ。あぁ恐ろしや、肉離れ。

3月15日(土)<治療20回目>・・・気がついたら

もう20回も治療しているのか〜というのが正直な実感。

3月18日(火)<治療21回目>・・・思いきりエアロ

今日もテーピング後、先生が「思い切り(エアロを)やっていいですよ」とおっしゃったので、スタジオプログラム2本思いっきりはじけてしまった。あとには何も痛みは残っていない。

3月23日(土)<治療22回目>・・・包帯が取れた!

今日整骨院へ行ってたら、先生が「もう日常生活では伸縮包帯は取ってもいいよ」との事。やった!整骨院へ通いだして1ケ月と少し。最初に肉離れをしてから1ケ月半弱でやっと普通の生活が出来るようになった。但しエアロの前には必ず整骨院へ行ってテーピングは欠かせない。エアロ以外の有酸素(バイク・ランニング)だったら、整骨院でもらって巻き方を指導してもらった、簡易型のテーピングで充分みたいだけれど。もう、ふくらはぎの患部を押しても引いても、何も痛くないので治癒したみたいに感じるが、ふくらはぎの筋肉が筋繊維のミクロン単位で切れているので、見た目には治っていても完全には治っていないらしい。

殆どの人は痛くなくなったらもう治療を止めてしまうので、再び肉離れを再発しやすいとか。きちんと治していれば再発はしないとの事なので、ここはお金と時間が少々かかっても治療は続けることにする。これからは週に2回位の治療でいいそうだ。毎週火曜日と土曜日に整骨院へ通うことにする。その時にエアロ用のテーピングをしてもらうことにした。つまり当分は週に2回しか、エアロは出来ない。あとはバイクかランニングの有酸素運動。今日は先週の火曜日以来のエアロだったので、張り切って3本受けてしまい(エアロ60・ローインパクト・エアロ50)+ボディパンプ45=心地よい疲労感を感じている。

3月26日(火)<治療23回目>・・・さ、寒い @@;

包帯が取れたと思ったら気温が寒くなってきた。春なのに何故?これだったら包帯を巻いていた方が足が温かくていいなとヘンな事ばかり考えてしまった。

3月30日(土)<治療24回目>・・・時間がかかるよ

今日は整骨院の治療の段取りが良くなかったらしく、朝11時過ぎに診療カードを受付に持って行き、「だいたい何時ごろになりますか?」と聞いて「12:20位です」と言われたのに実際治療が始まったのは12:40位。全て終了したのが午後2時前になってしまった。受付してもらってから終了するまでかなりの時間がかかっている。毎回こんなに時間を取られたらたまらない。都会の病院はいつも混み合って、大変だよ。

4月2日(火)<治療25回目>・・・特に進展なし
4月6日(土)<治療26回目>・・・特に進展なし
4月8日(火)<治療27回目>・・・特に進展なし

4月13日(土)<治療28回目>・・・週に1回の治療へ

先生から「随分ふくらはぎの筋肉にハリが戻ってきた。これなら、もう週に1回の治療でいいでしょう」とのお墨付きを頂いた。1週間の間に何回エアロをするか聞かれて、その回数分のテーピングを一式もらうことになる。ちゃんと1回分ずつ切ってくれるので手間が省けて便利だ。1回分は、5cmの幅のテープが30cm位のが1本と、7cmの幅のテープを端を2cm程残して縦に中央からはさみを入れたのが1本、これが1回分ワンセット。しめて100円ナリ。これは高いのか、安いのだろうか。

4月23日(火)<治療29回目>・・・10日振りの治療

「もういいかげんに、治療完了じゃないかな?」と思いながら整骨院へ行ったが、かなり混んでいてエアロの時間までに間に合いそうにないので、キャンセルしようと思い受付に申し出たら、「先生の治療は省いて、電気治療だけでも受けて」と言われるのでその通りにする。「今からエアロに行くの?」と問いかけられ「そうなんです」と答えると手早く数回分のテーピングのセットを作ってくれて渡された。先生から「来週は見せてね」と念を押された。

4月30日(火)<治療30回目>・・・1週間振りの治療

整骨院でキシネオテープを一巻き購入した。テーピングのテープのことだ。普通のドラッグストアで5cm幅×4mで800円〜900円程度だが、整骨院で購入すると保険は利かないが、5mで850円だし、市販のものよりもかなり質が良いので購入することにした。テーピングをしていると安心してエアロをすることが出来るから不思議なものだ。

5月16日(木)<治療31回目>・・・2週間振りの治療

本当に久しぶりの治療と言った感じ。先生の診断では「もうあと1,2回で終了だね」やったぁ!長かった、ここまで。うきうき、ルンルンの心持ちで子供の様にスキップしながら家路を急いだ。

6月7日(金)<治療32回目>・・・最後の治療

「今日で治療は終わり」の予感がしていた。「先生、今日で終わりですよね?」「まだまだ診てからね」(ドキドキ・・・)「うん、いいでしょう。筋肉のハリも元に戻ったし、気をつけてエアロをやって下さいね。まだあと1ケ月位はテーピングをしてからエアロをやってね」と言われた。「バンザーイ!今日で完治だ!」長かった・・・肉離れを起こしたのが2月の寒い日だったのに、いつのまにか夏になっていた。

エアロをする前のテーピング

(1)ふくらはぎの内側に1本

(2)ふくらはぎの両外側に1本ずつ

(3)(2)を内側から見るとこうなる

(4)靴下とシューズを履く

(5)これでバッチリ!

<あとがき>

長い治療だった。無粋な話だけれど、1回に千円以上の治療費として、フィットネスウェアが何着買えたことだろう。今までスポーツ選手の「肉離れによる故障で・・・」と言う報道を聞くにつけ、他人事みたいに思っていたがいざ自分がなるととても他人事には思えなくなる程親近感(?)が沸いてくるようになった。本当は怪我がないのが一番だが、皆さんがもしもこのような怪我に見舞われた時は最後まで治療をして欲しい。

一般に「肉離れはクセになりやすい」というのは、殆どの肉離れ経験者は、痛みがなくなったら医者通いをすぐに止めてしまうので、再発しやすいらしいのである。確かにどこも痛くなくなったら、医者に行く気が失せてしまう、お金もかかるし、手間も時間もかかる。でも生涯フィットネスを続けたいのであれば、きちんと治して欲しいとエールを送りたい。何よりも大切な貴方の体なのだから。