釜山 (プサン)気ままな一人旅

 

< 日程 >

2007年9月3日(月)〜9月4日(火) 1泊2日

 

< プロローグ >

今回の旅を旅行会社に申し込んだのは何と出発の前々日だった。年に2,3回福岡(博多)へ帰省する度に、「博多から釜山へジェット船が出ているよね。いつか行ってみたいなぁ〜」とぼんやり思っていた。しかしいつになっても実現出来ないままになっていたのだ。
今回の帰省は全日本エアロビクスコンテスト九州大会に参加する為だった。JR博多駅構内のツアーデスクへ出かけて「ツアーはまだあるかな?あるのだったら申し込んでみようかな」と思ったのが9/1、翌日の9/2(自分の47歳の誕生日だった)に大会参加、その翌日に旅行へ出発と慌しい日々を過ごした。

釜山は7年程前に大阪から2泊3日の大型船のクルージングで寄港した事があるのだが、滞在時間は僅か数時間だった。しかもツアーの添乗員がお買い物や食事をする所を連れて行くと言ういわゆる「おんぶに抱っこ」状態の旅行だった為、物足りない思いをずっと引きずっていたのであった。今回その思いを払拭すべく一人旅に出かける事に決め、ワクワク、ドキドキで出発の朝を迎えたのだった。

 

<  ビートルについて >

 

JR九州が運行する水中ウォータージェット推進式の水中翼船。サイズは約横9m,縦27m。軽くて錆びにくいアルミニウムの船体は港を出ると水中翼によって海面から持ち上げられ、波の影響を受けにくい翼走状態で航行する。また一般の船が推進力としてスクリューを使用するのに対し、ジェットフォイルでは強大なパワーのガスタービンエンジンで駆動するウォータージェットポンプから勢いよく海水を噴射して高速航行を行う。まさに海上スレスレのラインを飛行機で飛んでいるような不思議な感覚を味わう事が出来た。もちろん、船体は揺れないので船酔いの心配も少ない。しかし「念の為」と言う事なのだろうか、船内では出発前に「酔い止め」の薬が希望者に配られていた。受け取って飲んでいる人もいたので、ちょっとした揺れでも敏感な人は飲んでいた方が良いかもしれない。(それでも実際に感じた揺れは飛行機に比べると大した事はなかったのだが)

 

【1日目】

 

<  博多港国際ターミナルへ >

 

博多駅からのアクセスは西鉄バス「博多駅前E乗り場バス停」より11,19,50番系統乗車、行き先は「国際センター入口マリンメッセ前経由、中央ふ頭」降車バス停は「博多港国際ターミナル中央ふ頭(終点)」だった。博多駅からの所要時間は約15分、運賃は220円。到着すると心地よい潮風の匂いが鼻をついた。ターミナルは平日だと言うのに人でごったがえしていた。朝8:45出発だが45分前までにチェックインすれば乗船可能だ。予定通り8時少し前にチェックイン完了。同時にターミナル中にある韓国系の銀行で円をウォンに換えた。為替手数料が半額だったので助かった。韓国は日本以上にクレジットカード使用が発達しているのであまり現金を持つ必要がない。今回は僅か2万円をウォンに両替した。

 

<  釜山港国際ターミナル到着 >

 

船内ではガイドブックを片手に行きたい所の選択と旅行に必要なハングル会話を一気に頭に詰め込んだ。去年にソウルへ行ったのだがその時に使ったハングル会話はもうすっかり忘れていた。「一夜漬け」ならず「約2時間55分の船旅漬け」であった。「よし、これで一応頭に叩き込んだぞ(本当か?)」

11:30過ぎにビートルは無事に釜山港へ到着した。思わず潮の香りをくんくんと嗅ぐ。うん、福岡と同じ匂い。妙な安心感にとらわれる。入国手続きは飛行機と同じ。係官に簡単な質問を受け、いざ入国。

出口にはいろんなツアーの添乗員の方が旅行客の名前を書いた札を持って立っていた。そっか〜当たり前だけれど、私には添乗員のお迎えなどないんだ。右も左もわからない、おまけに言葉もわからない。「本当に来ちゃったんだよね〜(ひとりごと)」。

ターミナルを出た所で怪しげな中年男性から「両替?」と日本語で声を掛けられた。危ない、危ない。こんな所でひっかかったら法外なレートで両替されて騙されるだけだ。首を振りながら、両手で「×」印を作って断 った。

「なんだか、大丈夫かなぁ〜」一抹の不安を抱えながら、旅客ターミナルの配置図と最寄の地下鉄の駅の方向を確認してみた。そんなに込み入った土地でもなさそうだ。地図を頼りに地下鉄への道筋を荷物カートをガラガラと音を立てて押しながら歩いて行った。

 

<  地下鉄で釜山鎮(プサンシン)へ >

 

まもなく地下鉄の入り口らしきものが見えて来た。こういう標識や雰囲気は万国共通なのでよく解る。ソウルと同じような雰囲気だな。ちょっと安心する。間もなく「TICKETS」(切符売り場)と言う標識の所を見つけた。何しろハングルが読めないのだから、英語表示だけが頼りの綱なのだ。何の変哲もない発券機の前に立つ。「ええっと・・・」と少しまごついていたら、後ろから「日本のお嬢さんですか?」とおじいさんが声を掛けて来た。見ると胸に縦長の白いリボンに黒い文字で「日本語通訳」と書かれている。しかし私は警戒心で一杯だった。この人は詐欺師かもしれない、用心するに越した事はない。スキを見せないようにしなくては。

(以下日本語での会話)

おじいさん「どこに行かれるのですか?」

私「ホテルです」(毅然とした態度で)

おじいさん「ホテルはどこにあるのですか?」

私「釜山鎮(プサンシン)駅のすぐ近くです」

おじいさん「わかりますか?」

私「わかります。地図がありますから、大丈夫です」

おじいさん「釜山鎮(プサンシン)駅だと1,100ウォンです」

私「・・・?・・・・」

この人は一体ここで何をしているのだろうかと猜疑心ありありだった。

私「チケットの買い方、わかりますから」と言ったのだが、おじいさんは私の買っている様子を見守っていた。やがて

おじいさん「あの階段を降りて右側のホームから電車が出ますから」と教えて頂いた。ここまで言って頂いたので私もやっと「カムサムミダ(韓国語でありがとうの意味)」と言って別れたのだった。

 

最初はとても警戒していたのだけれど、やっとこの段階でボランティアで日本から来る観光客の案内をされているのだと言うことがわかった。ホームで電車を待ちながら、「何だかおじいさんに悪いことしちゃったのかな」と少し反省したのだった。

 

地下鉄が到着して乗り込むと「うわっ」と唸った。一斉にニンニクの香りがどこからともなく漂う〜。「やっぱりね」ソウルと同じだ。しかし私も同じアジア人、乗客からは外国人だと気づかれる事もなくすんなりと車内の雰囲気に溶け込んだのだった。車内アナウンスには韓国語に続いて英語があった。それに車内テロップ表示も韓国語と英語で表示されている。ああ、これで助かった。二ヶ国語表示のおかげで電車がホームに到着する度に確認しなくてすんだのだった。ほどなくして電車は釜山鎮(プサンシン)駅に到着した。

 

<  ホテルが見つからない! >

 

旅行会社からもらった地図によると、ホテルは7番出口からが一番近いようだ。迷わず7番出口が見つかり、階段を出てから改めて地図でホテルの位置を確認した。すると出口と反対方向にホテルがあるように表示されているので、そちらに向かって歩き出した。しかし、歩けど歩けどホテルらしきものは見つからなかった。おかしい、徒歩5分以内と書いてあるのに。ここで初めて自分が道に迷った事が解った。仕方ない、近くのガソリンスタンドのおねえさんに聞いてみることにした。ええっとホテルどこですかってどう言うのかな。

私「ホテル、オディエヨ?」

おねえさん「わからない。タクシーが知っているんじゃない?」(韓国語)と答えた。

(実際は「テクシ」と言う単語が聞こえたので、あぁタクシーと言っているんだなと想像しただけ)

しかし、悪徳タクシーも存在するとガイドブックに記載されているので、近くなのに「連れていってあげる」と言われて法外な料金を取られたらたまらないと思い、躊躇してしまった。

仕方なくとぼとぼと駅の方へ戻っていると、向かい側より学生さんらしき数人の男性が歩いて来た。

勇気を出して聞いてみた。

私「チョギョ〜ホテル、オディエヨ?」(あの〜ホテルどこですか?)

地図を指差しながら言うと意思は伝わった。PUSAN PRIME TOUR HOTELと記載されているのだが、学生さんは皆、わからない様子だ。ホテルの住所を確認してみても誰もわからなかった。

ラッキーな事に、その中の一人が自分の携帯からホテルに電話をかけてくれて行き方を確認してくれた。 現在地からの行き方がわかったようだ、助かった。

しかし、彼は行き方を韓国語で話はじめたので焦ってしまった。

私「ハングルマル、モルマヨ〜」(韓国語、話せないんです)

みんな、一斉に顔を見合わせて困った様子だった。

私「Can you speak English?」

彼らの1人が親指と人差し指を合わせて「少し話せる」と表現した。

以下は英語でやりとり。

「Go,streight this street」(この道を真っ直ぐ行って下さい)

「Right side or left side ?」(右側ですか、左側ですか)

「Left side」(左側です)

私が困ったような顔をすると、

「Jamp !」(ジャンプしろ)と笑ってジョークを飛ばした。

でも、行き方はわかったのでとても助かった。

私「OK、カムサムニダ」と何度もお礼を言って別れた。

すると間もなくホテルを見つけることが出来た。

やれやれ。荷物を預けて身軽になったところで、やっと観光開始だ。 時間は13:00を過ぎていた。ほっとしたのか急激な空腹を感じた。最初に釜山で一番の繁華街である西面(ソミョン)に向かうことにした。

 

<  西面(ソミョン) >

 

釜山鎮(プサンシン)駅から西面(ソミョン)駅までは地下鉄で僅か4駅だった。発券機の前でまたまごつく。ええっと、、、あの時はおじいさんが親切に1100ウォンと教えてくれたので助かったけれど幾らかしら?何しろ発券機の液晶表示はハングルだけだった。しかし、右上に「English」の青いボタンを見つけた。「やった、助かった」ボタンを押すと英語表示に変わり、しかも英語でアナウンスも開始された。良かった〜これでチケットを買う事が出来たよ。一人でチケットが買えた〜♪。まるで子供が初めてお買い物出来た時のように嬉しくてホームをスキップしたい気分だった。

 

西面(ソミョン)に到着してからは「さて、昼食はどこに食べに行こうかな」旅行会社からもらったガイドブックを片手に現在位置を確認する。釜山に来たからにはやっぱり港が近い=海鮮料理がいいな、ナクチポクム(タコ炒め鍋)にしよう。ソミョンナクチと言うお店が美味しそうだ。地図を頼りにお店を見つけた。看板のハングル文字とガイドブックに記載されている文字が合っているか確認した。

私「チョギョ〜(あの〜)」と言いながら指を1本立ててみる。1人ですと言いたかったけれど言葉が見つからなかったのだ。

お店の女性は笑顔で迎えてくれた。

私「ナクチポクム、イゴジュセヨ」(ナクチポクムを1つ下さい)

よかった、通じたようだ。嬉しかった。

程無くして、キムチやニラのお漬物、ナスのお浸しやもやしのナムルなどの付け合せの小皿がズラリと並んだ。これだけでも食事が成り立つような量だ。空腹だったのでメインの鍋が出てくる前に箸をつけた。「美味しい〜♪」

更に鍋を持って来られた。お店の女性が何度か来られて鍋をかき混ぜてくれた。次第にグツグツと煮え立って美味しそうな匂いがした。熱いので口の中に火傷を作らないように用心しながらフーフーハフハフした。「またまた美味しい〜♪」

思わず「マシッソヨ」(美味しいです)と言ったら、お店の人が「美味しい?ゆっくりしていってね」と言う様な事をハングルで答えられた。何しろ言葉が解らないのでそれ以上の会話が通じないのが少し残念だった。しかしスパイシーなキムチ鍋の中にコリコリとしたタコがふんだんに使われていた鍋を味わい、大満足だった。

 

私「ゲサネジュセヨ」(計算して下さい)

これで僅か5,000ウォン(約600円)安い〜

私「チャルモゴスムニダ」(ごちそうさま)と言ってお店を後にした。

1人でお店に入って注文し、支払うことが出来た。これで何となく自信が持てたのだった。やれば出来るじゃん、何事も経験、経験。

 

その後は西面(ソミョン)をぶらりと散策した。

学生さんが多く、安い屋台が繁盛している。美味しそう〜でもさっきお昼を食べた所だものね。

 

観光客が必ず訪れるロッテ百貨店内にある免税店にも立ち寄った。免税店って殆ど買わないのだけれど、旅行に来たと言う実感が湧いて来るので何となくいつも立ち寄ってしまう。今回は母から頼まれた「雪花秀」の下地とファンデーションを購入した。両方買うと1万以上した。私には高級品すぎると思ったので自分用には買わなかった。

免税店で旅行会社から頂いた「お土産引き換え券」を渡すと、韓国製のシャンプー&リンス、竹塩せっけんの他にロッテホテルのカジノクーポン券20,000ウォン(約2,400円)を頂いた。

 

韓国でカジノが出来るとは思わなかった。これはぜひとも行かなくてはと、免税店横のロッテホテルのカジノへ向かった。カジノは写真撮影禁止だったので、残念ながら写真はないのだがかなり本格的なカジノだった。お昼過ぎだと言うのにお客さんはちらほらといた。

早速ルーレットをすることにした。1点賭けは確率が悪いので、赤黒賭けか偶数奇数賭けのどちらかにしようと思った。考えた挙句、赤黒賭けにすることに決めた。久しぶりのカジノは何だか緊張した。赤に5,000ウォンを連続2回賭けた。2回共当たってしまった。この時点で30,000ウォン。ここでさっさと止めておけばいいのに又何度か繰り返して賭けてしまった。途中で15,000ウォン(約1,800円)になってしまった時にさっさと見切りをつけて止めた。 本当は「見切り」よりも「煙草の煙」がモクモクとたなびいて咳き込んで仕方がなかったのだ。どこの国でもカジノは喫煙者天国だ。禁煙のカジノなんてないのかしら。それにしても、もともとタダで頂いたチップなので「まるまる1,800円分儲け」たので良しとしよう。(当たり前なのだがカジノは撮影禁止なので写真がありません)

 

<  海雲台(ヘウンデ) >

 

釜山で最大のリゾート施設がある海雲台(ヘウンデ)へ行った。西面(ソミョン)から海雲台(ヘウンデ)までは地下鉄で16駅もあるのに僅か1,300ウォン(約156円)で行けるので格安だった。海雲台(ヘウンデ)ビーチへ行く前に途中で大きな量販店スーパーがある。そこで買い物をしようと駅から地図を頼りに歩いていた。

目の前に目指すスーパー(Eマート)が見えて来た時、若い女性2人から声を掛けられた。

「Eマートへはどうやって行ったらいいんですか?」(韓国語で)

私はすかさず「ハングルマル、モルマヨ〜」(韓国語、話せないんです)

するとそのうちの1人がすかさず日本語で「日本の方ですか?」と聞いてこられた。

私はびっくりした。若い女性が流暢な日本語を話したからだ。

Eマートは目の前に見えるのだが、今歩いている道を行くとどうもお店から外れそうな雰囲気がしたのだ。女性は道行く人に行き方を聞いて下さった。すると左の脇の地下道を通ると行き着くことが解った。今回もかなり助かった。

Eマートまでの道すがら、日本語でいろんなおしゃべりを楽しんだ。

彼女は以前福岡で日本語を学んでいたと話してくれた。私は大阪に住んでいて福岡の実家から一人で釜山へ旅行している事を話すとビックリしていた。

彼女「怖くないですか?」

私「えっ、だって同じアジア人だし、同じ顔をしている国なので抵抗ないですよ」

彼女「いやぁ〜韓国人と日本人、少し顔が違いますよ」(私の顔をまじまじと見ながら。ホントかな)

   「大阪ですか。”なんでやねん” なんていいますよね」(方言まで詳しいのにはビックリ)

Eマートに到着して別れたのだが、異国で1人旅をしている私にとっては自国の言葉を流暢に話す人に出会ってほのぼのとした思いで一杯になった。

 

Eマートでは、お土産用の韓国のり、乾燥昆布、お菓子などを購入した。あれもこれもと欲張り、結局巨大ビニール袋2個にテンコ盛りとなった。ビニール袋(ショッピングバックと英語で言われた)は有料だった。

大きな袋を抱えて店を出たら、日が落ちていてとてもビーチへ行く気分にならなかった。

予定を変更して、夜景が綺麗と言われる広安ビーチへ行くことにした。

 

<  広安ビーチ(クァンアン) >

 

Eマートを出た所に最寄り駅「中洞」(ジュンドン)の1番入り口が見つかった。(結局私は海雲台(ヘウンデ)からEマートに向けて歩いた結果、「中洞」(ジュンドン)までの一駅を歩いたことになる)

「中洞」(ジュンドン)駅から広安ビーチ最寄の駅「金蓮山」(グムニョンサン)駅まで一直線で8駅だった。乗り越しをしないように注意して乗車した。丁度仕事が終わってラッシュアワーだったが、ソウルの地下鉄程混んでいなく人と人が触れ合わない程度の混み具合だった。両手に2つの大きなビニール買い物袋を下げて更に大きなトートバックを肩にかけていたので、人の迷惑にならないように隅の方で立っていた。しかし、目はしっかりと車内テロップ掲示(韓国語と英語併記)で通過駅をチェックしていた。

「金蓮山」(グムニョンサン)駅に到着したが、ビーチまでは徒歩5分程ありそうだった。あたりは暗くなったので少し治安が心配になって来た。駅構内で地図の内容を頭に叩き込むと両手にビニール袋を持ったまま、ビーチに向かってズンズンと歩いていた。途中少し人通りが少ないなと思われる所は避け、遠回りしても大きな通路を通るようにした。海外に行った時にはやはり安全確保は鉄則だ。ましてや女の1人旅で夜ともなれば、2重3重にも安全の確保だけはしなければ。道にまごつくこともなくスタスタと歩くアジア系の顔をした私は、既に1日で韓国の中に溶け込んでいた。誰も日本からの1人旅をしている人には見えなかった事だろう。

暫くすると私はあっと驚いた。

海の潮の香り、そして月明かりと共に、眩し過ぎるネオンの洪水に包まれたからだ。

「ここが広安ビーチなんだ・・・」

月曜日の夜と言うのに、あたりはカップルや家族連れで一杯だった。

それぞれに散歩する人、座って話をする人、音楽を楽しみながらジョギングをする人など人で溢れかえっていた。

ここなら安全だ。私は安心して長い長い緩やかな湾曲したビーチを歩き始めた。ビーチの沿岸にはネオンがきらびやかな多くのお店が営業をしていた。オープンエアーで生ライブ演奏をやっているお店、入り口に蟹が入った生簀を展示しているお店、店内よりもテラス席に人気が集まるお店などがあった。私はお昼に食べた鍋がまだお腹一杯で食欲がわかなかったので散歩代わりに歩きたかったのだ。

ビーチを30分程歩いただろうか。すると端の方に夜も営業している小さな遊園地があった。乗り物は全て「夜仕様」だった。どの乗り物もきらびやかなネオンで飾られていた。入場料は無料。乗り物毎に料金を払えば良かった。私はその中の日本で言う「海賊船」みたいなものに乗りたくなった。揺られて夜景が一望出来れば楽しいかなと思ったのだ。さて、チケットを何と言って買おうか。よく見ると「海賊船」は「KING VIKING」と本体に記載されている。よし、英語標記されているぞ、しめしめ。チケットブースに行っておねえさんに注文する。

「キングバイキング、ハナジュセヨ」(キングバイキングのチケットを1つ下さい)

「1つ」は「ハナ」だけれど、「1枚」は何と言うのかな?えいでも通じるだろ、と注文すると簡単に通じた。やっぱり嬉しい。

乗り物に一緒に乗ったのは殆どが地元の学生さんかカップルばかりだった。気安い学生さん達ばかりだったので、船内で写真を撮ってもらった。ぎこちない韓国語を話す私に快く応対してくれた学生さんに何度もお礼を言った。

「海賊船」が序々に揺れだした。その度にキャーキャーと悲鳴があがる。言葉は忘れてしまったのだが多分「怖い〜」と言う意味の韓国語を連発していた。私も「怖い〜」と何度も繰り返して叫んでいた。

気がつくと時間は夜9時を過ぎていた。

「まずい・・・」

人が多いので夜がふけている実感がなかったのだ。

広安ビーチから「金蓮山」(グムニョンサン)駅まで足早に戻った。少し道に迷いそうになったのだが、大きな通りを目安に歩いて行くと地下鉄の入り口を見つけた。

ほっとする間もなく、ホテルまでの最寄り駅「釜山鎮(プサンシン)駅までに1度西面(ソミョン)で乗り換えなければならない事に気付いた。ちゃんと乗り換えられるだろうか。不安に思いながらもガイドブックが乗り換え方を 写真入りで親切に解説してくれていたので迷う事がなかった。今度はホテルまではスムーズに到着した。やれやれ。

 

<  コンビニ  >

 

お昼にビリ辛鍋のナクチポクムを食べたとは言え、胸がつかえて食欲がなかったのだが、部屋に戻ると強烈にお腹が空いて来た。ううむ・・・どうしよう。思わずフロントに行って聞いてみた。フロントの方は片言で日本語を話すので甘えて日本語で聞いてみた。

私「このあたりにコンビニ、ありますか?」

フロント「一番近いのだったら、小さいけれどホテル横の病院の中に24時間オープンのコンビニがあります」

ラッキー、思わずスキップして隣のビルに入ると当たり前だがここは病院の中だった。点滴をしたまま歩いている人、おじいさん、おばあさん、怪我をして松葉杖をついている人などで一杯だった。不安に思いながらも「部外者と思われなくない」とさも知っているかのように病院の中を歩く。ほどなくして目指すコンビニを見つけた。何を買おうか迷っているとお店の人が声をかけて来たので、「ハングルマル、モルラヨ〜」(韓国語話せません)→こればっかり。

お店のおじさんが「イルボン(日本人)?」と声を掛けて来たので精一杯「ネー(はい)」と答える。ここには日本人と中国人が多く来られるが、区別がつかない(と、多分そのような事を言っていた)

アルコールの棚の方をじっと見つめていると「beer?」(英語:ビール)と声をかけて来て、高い日本のビールを取り出そうとした。おっ、おじさん、英語が話せるじゃん、と思い、「No, I want Korian beer」と言うと。あとは韓国のビール2種を出してくれた。助かった〜あとは適当におつまみを買って精算した。めでたし、めでたし。
ホテルの部屋に戻ると疲労が相当溜まっていた。無理もない、昨日はSUPER H2O CUP九州大会に出場し、今日は実家から釜山まで来たのだ。バスタブにお湯を満たし、ゆっくり湯船に浸かった。風呂上りの1杯(本当は2缶)は事の他美味しかった。

 

【2日目】

 

<  南浦洞(ナムポドン)で朝食 >

 

ホテルでチェックアウトを済ませ、荷物はフロントへ預けた。昨夜の夕食はかなりいい加減な内容だったので、朝から強烈にお腹が空いていた。しかしもう「辛い」料理は苦手なのであっさり系をと言うことで「ジョンボクジュク」(あわびのお粥)を食べることにした。 今日の観光は国際旅客ターミナル周辺に近い釜山タワーを中心とした所である。早速ホテルからお粥のお店がある南浦洞(ナムポドン)まで地下鉄で移動した。
このお店は「済州家」と言い、済州島(チェジュ島)から直送した最高級あわびをたっぷり使ったお粥が10,000ウォン(約1,200円)でリーズナブルに楽しめた。おおごんに輝くお粥の秘密はすりつぶした肝である。もちとん魚介類に特有の臭みもない。お粥の中にはあわびの身がゴロゴロと入っていた。
隣の席には中年女性5人が朝食をとっていた。どうも日本人、しかも方言の様子から博多から来られたらしい。話を進めるとどうもゴルフ仲間みたいだ。福岡は大阪と違って平日になると1万円弱でゴルフがプレー出来るので結構ゴルフ熱が盛んのようだ。
いろいろと話をしているうちにその中の1人が「釜山はもう何度も行ったけれど、何と言っても"釜山チョッパ"が一番美味しいね」と言った。他の4人もうんうんと何度も頷いた。私はとてもそのお店が気になり、
「あの〜そのお店、この地図だとどこにありますか?」と自分の持っている観光ガイドの地図を見せた。お店の場所は国際市場の中にあるらしい。丁度これから行く所だったのでラッキーだった。見つけたら出国前のお昼ご飯にしようと思ったのだった。
更にそのお仲間は私にお土産は買ったのか聞かれた。昨日海雲台(ヘウンデ)のEマートで大量に韓国のりなどを購入したと伝えた。すると「そう、もう買ったのね。実は今から”海苔屋さん”に行こうと思ったから連れて行ってあげようと思ったけれど」
親切な皆さんだった。でも昨日大量に海苔を買ったので、私はその女性の皆さんに丁寧にお礼を言ってお店を後にした。

 

<  国際市場(グクチェンジャン) >

 

プサンチョッパはどこだぁ〜とばかりに、国際市場の方へ向かって歩いて行った。「国際」とは名ばかりで殆どが韓国製品を売っている店が連なっているような気がした。
迷路のように張り巡らせた路地には電化製品に生活雑貨、道路を埋め尽くす露店、ブランド品のバッタ物など何やら訳のわからない物を売っている怪しげなお店などが所狭しと並んでいた。いわゆるプサンの「ダウンタウン」と言うことが出来よう。
ここで私が買えるものはないかな〜と思案した挙句に買ったものはプラスチックの容器一杯に入った髪ゴム止め1,000ウォン(約120円)だった。安いからすぐにちぎれてもいいやと思っていたが、これがかなり丈夫なものだった。しまった、あとでお土産用にもう少し買えば良かったと後悔したのだった。

 

<  ジャガルチ市場 >

 

次にジャガルチ市場に向かった。ここは7年前にクルーズで寄港した時に立ち寄ったところだったので少し懐かしい感じがした。生きたまま生簀の中で元気に泳いでいる魚たち。それに店頭に並べられたタコさんが店主の目を盗んで脱走しかかっている姿に思わず笑みがこぼれてしまった。
これこそ本当の魚屋さんなのよね、と改めて思った。海の近くで生まれ育った私にとってはお魚屋さんの魚=生きているのが当たり前だったのだ。この関西の大都会に住むようになっていつしかパックに入った切り身の魚しか目にしなくなったのだが、本来お魚は自然のままの姿で買うのが全くの自然なのである。
とは言っても生魚を福岡に持って帰れるはずもなく、ここは「いいなぁ、美味しそうだなぁ」と思いながら指をくわえて立ち去るしかなかったのがとても残念でならなかった。

 

<  釜山タワー >

 

ジャガルチ市場から釜山タワーまでは約1kmであった。ええっと方向はこちらで・・・と地図を見ながら立ち止まって確認していると市場で働いているおじいさんが声を掛けて来た。
「どこへ行こうとしているの?」(多分こう訊ねたと思う)
私は「プサンタワー」と言いながら地図を指差した。
おじいさん「ここはジャガルチ、プサンタワーはあっちの方向」と親切に教えてくれて、しかも挨拶代わりに私の肩をポンポンと笑顔でたたいた。
うひゃ、ご親切にありがとうございます。
「カムサムニダ〜」(ありがとう)この言葉を今回の旅行で何度使った事だろう。
釜山タワー周辺は碁盤目みたいな道なので迷うことはなかった。と言うのもタワーがそびえているのがハッキリ見えるのでそちらの方角に行けば迷う事なくたどりつけたのだった。
タワーの入り口まで長いエスカレーターが続いていたのだが、私は併設されている階段を使用した。昨日と今日、旅行で歩いているとは言え、少し運動不足を自認したからである。かなり長い階段だったので途中少し息切れが始まった所で最後までたどりついた。やれやれ。


釜山タワーのふもとには龍頭山公園(ヨンドゥサンコンウォン)があった。ここは何故かリタイアしたと思われるハラボジ(おじいさん達)のたまり場になっていて(!)日がな一日韓国の碁や将棋を楽しんでいた。どうも碁のルールは日韓とも同じみたいだった。一度お手合わせを願いたい所だが時間もない為に、横目でちらっと見ながら釜山タワーに向かった。
釜山タワーで3,000ウォン(約360円)の大人1枚のチケットを買い、いざ地上180mのタワー屋上へ向かった。チケットを買うのにも随分慣れたものだった。

 

釜山タワーの頂上はまさに釜山の街並みが一大パノラマで広がっていた。本来ならば旅の最初に訪れるべき所なのだろう。今日関西空港から釜山へ到着したばかりだと言う大阪からのファミリー4人連れと一緒になった。いろいろ親しく話を進めて行くうちに旅行代金の話になった。3泊4日(月〜木)で全部食事付き、ホテル、送迎、観光ガイド、1台貸切運転手さん付きで1人10万円だと言う。うひゃ〜高いと言えば高い!それにしてもきちんと日本語を話せるガイドさんがいれば道に迷う事もなく、味の不味いお店に当たることなく無事に観光を楽しめるのだろうなぁと思った。ちなみに私は大阪に住んでいて今回実家の福岡から1泊2日でホテル代と交通費のみで22,000円と言うとかなり驚かれた。1人で来たと言うと更に驚かれた。
私はその大阪から観光に来られたファミリーを案内しているガイドさん(日本語バリバリ)にプサンチョッパの事を聞いてみた。教えられた地図で探してみたのだがどうしても見つからないと説明したのだ。すると本来あるお店の位置より少しズレた所を教えられたとわかった。なあるほど、朝の福岡のおばちゃん達は少し勘違いしていたのだ。
チョッパとは日本語で「豚足」の意味であり、釜山には「豚足通り」なるものが存在すると言う。豚足好きの私としては、これは是非とも行って見なければ。朝からモヤモヤしていた思いがハッキリとクリアになったので明るい気持ちで一杯だった。
「よし、プサンチョッパへ今度こそ行こう!」

 

<  プサンチョッパ! >

 

教えられた東西に流れる光復路(クァンボクロ)の北側通路を西方向へ進む(つまり進行方向に向かって右側)と間もなく”それらしき”通りが見えて来た。
各お店は豚の顔や足を協調した様な派手な看板が並び立つ。ハテ?プサンチョッパはどこかいな?おばちゃん達からは「プサンは漢字(釜山)で、チョッパはハングルで書いてあるよ」とだけ聞いていた。しかしそれらしきお店が見つからなかった。そのまま「豚足通り」を過ぎようとしていたのだ。
私は焦った、ここまで来て見つからなかったら今日1日私は何をしたのだろう。時計をを見ると旅客ターミナルのチェックイン時間まで残り2時間になっていた。どうしようかとまごついていると目の前に交番が見つかった。
「交番!ここで聞けば何とかなる」と思い、我を忘れて入って行った。
私「チョギョ〜。チャムシムッゲッスンミダ」(あのぉ〜ちょっとお聞きします) お巡りさん「ネー」(はい)と答える
私「プサンチョッパ、オデインガヨ?」
お巡りさん(私が外国人とわかったのか、奥から交番の外に出て来られた)
説明してもらうがハングルなのでチンプンカンプンだった。 私「ハングルマルモルラヨ〜」(韓国語話せません:もう何度この言葉を話した事だろう)
するとお巡りさんはボールペンで私のガイドブックにハングル文字を書いてくれた。これは「プサンチョッパ」をハングルで書かれていて、この筋を真っ直ぐ行って看板でこの文字を見つけなさいと言っているようだった。
唯一「カンバン」と言う言語が聞き取れたので、カンバン=看板、そうか看板とこのハングルを照らし合わせて探せと言っているのだなと解った。私は解ったと言う態度で笑顔で「カムサムニダ〜」と言ってお礼を言った。(この言葉も旅行中何度使った事だろう)
程なくしてすぐに見つかった。交番の近くにプサンチョッパはあったのだ。プサンは漢字ではなく、ハングルで表記されていた。
「やった〜」私は思わず大声を上げそうになった。朝からずっと探していたお店がやっと見つかったのだ。あまりお腹は空いていなかったのだが、ここまでしてたどり着いたのだからこれは是が非でも入って食べなければ。
チョッパ(豚足を蒸してスライスした料理)は大・中・小とあったが迷わず小を選んだ。これで1,800ウォン(約2,160円)。最後の最後だものね、食べ物には少し贅沢をしようと思った。おまけに韓国のビールも注文した。程なくして小鉢がドサッと並べられた。小鉢群だけでお腹一杯になりそうなので少しお腹の具合を見ながら少しずつ箸をつけた。小鉢の中には生のワタリガニ(?)らしきもののコチュジャン漬けもあった。ビールのあてには最高だった。(手はベトベトに汚れてしまったけれど)よし、おしぼりの換えが必要だ。ええっと・・・
私「ムルスゴン、ハナ、ジュセヨ〜」(おしぼり、1個下さい〜)
お店の人「ネー」(は〜い)
うんうん、いい感じ。2日目ともなると韓国語の会話にも慣れて来たなぁ〜と思った。
するとその直後、メインディッシュであるチョッパが大皿にテンコ盛りで出された。
(゜o゜)ギャ〜、量が多すぎる。どうしよう。食べられるのかな。
一口食べて見ると結構味がしっかりしているのがわかった。蒸す前にかなりタレに漬けてあるので味が染みていた。今まで味わった事のない味付けだった。(どう表現していいのかもわからない)
それにしてもビールには合う。今迄豚足って手に持ってかぶりついていたのだが、こうやって薄くお上品にスライスしてあると本当に食べやすいなあと思った。スライスした残りの骨付きの部分はテンコ盛りした下の部分に置いてあった。これも骨からまだ身が残っているのでジャブシャブしたら食べれそうだ。むしろスライスした部分よりも骨に残っているケンの部分の方がコラーゲンの塊のようで美肌には効果があるように思えた。
テンコ盛りのチョッパはどう考えても1人で食べれそうになかった。このまま残すのももったいなかったのでどうしようかと思案した挙句、スーパーでもらった余分のビニール袋の中に入れてコッソリと持ち帰ることにした。よく見ていたらお持ち帰り用にパッキングしてくれたようなのだが、韓国語で何と言ってお願いしたら良いのか解らなかったのでこの様な行動に出たのだ。お店は繁盛していてワイワイガヤガヤの雰囲気だったので店員さんもお客さん1人1人に構っていられない、と言った雰囲気なので実行出来たのだった。
気がついたら旅客ターミナルへのチェックインリミット時間まであと1時間を切っていた。急がねば・・・お店を早々に後にして、ホテルへ荷物を取りに戻ることにした。地下鉄ジャガルチ駅まで足早に徒歩で向かった。

 

<  ホテル→国際旅客ターミナル〜船内へ >

 

今回の旅行中は移動は全て地下鉄を使用した。早く、安く、安全だと判断したからである。タクシーも安いとは解っていたが、中には悪徳タクシーも存在すると聞いていたのでトラブルがあった時にハングルで対抗出来ないと言う弱み(?)から使うのを躊躇していた。しかし帰りの荷物は相当なものだった。韓国海苔やスナックなどで重さはなかったのだが、大きさがかさ張っていたのだ。
「仕方ないか。タクシー乗ろう」ホテルの前にタクシーは停車していた。外から運転手の顔を伺うとおとなしそうな初老の男性だった。うん、この人なら大丈夫だろう。
私「ヨギロ、カジュセヨ」(ここへ行って下さい)と言い、地図のフェリー国際旅客ターミナルを示した。
(何しろ国際旅客ターミナルのハングル語がわからないので、こう言うしかなかった)
乗車した途端に料金メーターを見て驚いた。何と初乗り1,800ウォン(約216円)である。フェリー国際ターミナルまで地下鉄で3駅ほど、それで4,600ウォン程度(約552円)であった。激安である。
大人数で旅行する時は地下鉄よりもタクシーの方が便利なのだなと再認識した。あまり使わなかった現金をここで使ってしまい、お財布のウォンは殆どスッカラカンになった。今回の旅もうまくお金を使ったなぁとにんまりした。(これが最後で焦る事になろうとは知る由もなかった)

 

14:30のチェックインリミットより少し前に到着した。まっ「リミット」などと言いながらも結構時間を過ぎても受け付けてくれるんだよなぁ〜とのんびり構えていたのだった。 チェックインの時に受付のおねえさんが「燃油特別付加運賃(サーチャージ)9,000ウォンが必要です」と言われた。
エッ、まだお金が要るの?
クレジットカードが使えるかどうか聞いてみたが、使えないと言う。
エッ、日本よりもクレジットカードが発達している韓国で何故現金オンリーなの?
仕方なく、旅客ターミナルへ行って、換金する羽目になってしまった。出発時の博多港での換金ルートよりも悪く、又手数料も2倍取られた(博多港では通常手数料の半額だった)
しまった〜最後の最後でミスるとは。。。(^_^.)
とは言っても僅かなお金、それよりも沢山の思い出深い経験をした2日間だったので、良しとしよう。

 

帰りの船内では旅行会社からもらったドリンクチケットを使用して缶ビールを頂いた。Eマートで購入したスナック菓子が妙にビールに合った。
「美味しい〜♪」
お腹一杯になると眠気が襲って来た。到着までの3時間弱は殆ど眠りっぱなしだった。

 

博多港での税関でお店からお持ち帰りした豚足スライスが見つかったらどう説明しようかとドキドキしたが、ノーマークだった。豚足スライスと韓国海苔、依頼された雪花秀の化粧品など沢山のお土産を抱えて実家に戻ると母はとても喜んでくれた。
あっと言う間に過ぎた2日間だったがとても充実していた。又、近い内に行くだろうなと言う予感をひしひしと感じたのだった。

 

< 感想 >

 

私にとっては3回目(1回目2000年釜山・2回目2006年ソウル)の韓国への旅だった。しかし、初めての韓国への一人旅。言葉の不安もあったのだが、旅程も何も決めていない段階でJRのジェットフォイルに飛び乗 った。その時その時で気の向くままにぶらりと旅行するには最適の場所であった。
私が生まれ育ったのは福岡であるが、小さい頃は地元のラジオ局よりも韓国のラジオ波の音声が強かった。近くの海へ遊びに行くと海を隔てた韓国よりハングル文字のいろんな物(缶やビン)が岸に流れ着いていた。それらに触れる度に海を隔てた隣国をもっと理解したいと思う気持ちが ずっとあったのだ。
今回の旅を通してまだまだ書き切れない程、韓国の人との触れ合いがあった。旅の途中で困った時、何気なく手を差し伸べてくれた多くの人にここでお礼を言いたい。
今度は自分が「礼」を返す番なのだ。日本を訪れている異国の人が何か困った様子を見かけたら、何とかしてお手伝いをしてあげよう。そう改めて思うのであった。
今回の旅は思いつきで行った僅か1泊2日の旅ではあったが、一生忘れないものになるだろう。
そして又、近いうちに再び釜山を訪れるであろう確かな予感を感じつつペンを置くことにします。


< ツアーの内容について >

 

JR九州直営の旅行会社「ジョイロード」の「釜山わがまま1人部屋の旅」
1泊2日博多港〜釜山港(往復ビートル)+ホテル代(食事なし)=22,000円余り
ちなみに3,000円程追加するともう1泊出来る。
ビートルの乗船時間は自分で選択可能。

 

<  追加情報 >

 

ウォン〜円の為替ルートは全て100ウォン=約120円で計算しています。
地下鉄の料金は10kmまで1,100ウォン(約132円)10km以上はどこまで乗っても1,300ウォン(約156円)
タクシーは初乗り1,800ウォン(約216円)以降169mごとに100ウォン(一般タクシーの場合)
食事は5,000ウォン(約600円)〜10,000ウォン(約1,200円)もあれば十分
クレジットカードが日本よりも発達していてどんな小額で使ってもイヤな顔はされない。

 

< リンク >

JR九州高速船ビートル公式ホームページ

 

JR九州JOYRORD(ジョイロード)

 

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<1日目>

 

【西面】(ソミョン)

 

 

「ソミョンナクチ」と読みます

 

 

 

 

到着直後の昼食

「ナクチポクム」

 

 

 

西面の街並み

 

 

 

繁華街です

 

 

 

屋台がやたら多い

 

 

 

学生に人気の屋台

「オデン」

日本のおでんと同じ

 

 

 

ロッテ免税店

 

 

 

電信柱も多いのです

 

 

 

 

【海雲台】(ヘウンデ)

 

 

Eマートで大量の買い物

 

 

 

 

【広安】クァンアンビーチ

 

 

広安橋

 

 

 

ビーチ沿いの夜景

 

 

 

流行っていた

GUESS WHO ?

"誰だと思う?"

 

 

 

生簀には蟹だらけ

 

 

 

夜景がとにかく綺麗

 

 

 

雑居ビルもおしゃれ

 

 

 

夜の遊園地

 

 

 

面白い乗り物でした

(DJと音楽に合わせて不規則に揺れる)

 

 

 

砂に流れる宣伝点灯文字

 

 

 

 

【ホテル】

 

 

1日目の夕食

 

 

 

 

<2日目>

 

 

【南浦洞】(ナムポドン)

 

 

珍しく漢字の看板

 

 

 

アワビのお粥

 

 

 

日本ではまだ東京だけ

Krispy Kremeドーナツ

 

 

 

光復路(クァンポクロ)

 

 

 

道路工事中でした

 

 

 

 

【ジャガルチ市場】

 

 

生きたまま売られてます

 

 

 

いわしもこの通り

 

 

 

脱走中の中央のタコ

必死です

 

 

 

お魚がずらり

 

 

 

 

【龍頭山公園】

(ヨンドゥサンコンウォン)

 

 

一眼レフカメラマンに

撮影して頂きました

 

 

 

釜山タワー全景

 

 

 

上の写真右下の拡大写真

 

 

 

釜山大橋方面

 

 

 

ジャガルチ市場方面

 

 

 

国際市場方面

 

 

 

中央公園方面

 

 

 

釜山港

 

 

 

旅客ターミナル

 

 

 

中央がビートル

 

 

 

龍頭山公園を上から望む

 

 

 

龍頭山公園花時計

 

 

 

やっと、見つけた!

 

「プサンチョッパ」

 

 

 

食べきれないチョッパ

 

 

 

帰りのビートル

乗船中

 

 

 

ビートルから眺めた

旅客ターミナル

 

 

 

釜山〜大阪間フェリー

Panstar Cruse