日頃から忙しい毎日を過ごしていると、しばし「現実逃避」したくなるのが常と言うものだ。
サイパンは以前2回程行ったことがあった。
とは言っても2回目は既に10年以上前の事であり、記憶も遠くなりつつある。
やっぱり「旅行記」を書かないとどうしても旅行の記憶は少しずつフェードアウトするようだ。
今回の旅行は「観光地を周遊する」のではなく、「ゆったりした日々を過ごす」のを主な目的とした。
出発前日(2008年9月30日)夜に家族(夫)がジャカルタから香港経由で関西空港に到着した。
10ヶ月ぶりの再会だった。
翌日の出発が朝10時のフライトだったので、その晩はホテル日航関西空港へ宿泊した。
(以下記載の日時は全て現地時間である。サイパンは日本よりも1時間遅れている)
2008年10月1日(水)
【ホテルから空港へ】8:30
朝8時半過ぎ、某公共放送の朝の連続ドラマを観てからチェックアウトをする。
既に座席は決まっているので、慌てて空港にチェックインする必要もなかった。
チェックイン時に私のスーツケースはハードケースではないので「FRAGILE」扱いしてもらうように依頼した。
こうすると別扱いとなり、少しは丁寧に扱ってくれそうだったからである。
今回の航空券は少し奮発してビジネスクラスだったので、チェックイン後「飛鳥」ラウンジが使えた。
DFC(免税店)には目もくれず、一目散にラウンジへと向かった。
ラウンジでは、パンなどの軽食とソフトドリンク並びにお酒類が全て飲み放題だった。
飲み放題ともあれば、好きなだけ飲みたいたいのはやまやまなのだが、いかんせんまだ朝である。
どうしても朝からはアルコールを飲む気分になれなかったのだが、
驚いた事に周りで寛いでいる人々は生ビールやワインを片手に談笑していた。
やはりタダともなると、普段は習慣がなくても朝から飲みたくなるのかもしれない。
【機内】10:00
ビジネスクラスの座席は機体の前方にある。
これは機体が揺れた時に「揺れ」が少ないからだそうだ。
後部座席の方が揺れるらしい。
座席もエコノミーと比べるとかなり広いし、フットレスト(足置き台)があるのだが足が届かないのがもどかしかった。
フライトアテンダントの方から「お客様」ではなく「○○(姓名)様」と呼ばれた。
「ご出発前のお飲み物はいかがですか?」
うわっ、ここでもシャンパン(スパークリングワイン)が準備されているよ。
お酒はまだいいけれど。^_^;
迷った末にオレンジジュースを注文し、美味しく頂いた。
離陸後、すぐに食事の準備が開始された。
座席が広い為に食事するテーブルの横幅もかなり広い。
その上に真っ白にプレスされたテーブルクロスがかけられた。
職場の仲間の言葉がここでふと脳裏に浮かんだ。
「ノースウェスト航空に乗るの?あの航空会社ってノースワーストと言われる位食事がまずいよ」
(関係者の方がいらっしゃったらごめんなさい)
果たしてフタを開けてみたら、さすがビジネスクラス。
容器が区切られたプラスチック容器ではなく、1品毎の陶器製だったし、フォーク&ナイフ類もプラスチックの使い捨てではなくステンレス製だった。
オードブルやサラダやデザート等は冷たく、メインディッシュは美味しく保温されていた。
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| 魚料理 | 肉料理 |
ここでつい、飲み物には白ワインを注文してしまった。
機内でアルコールを飲むと地上以上に酔ってしまうことは重々承知であったが。
食事は「美味しい」と絶賛する程でもないが、「不味くはない」程度だった。
3時間半のフライトは短い。
食事をしてくつろいでいるとすぐに現地に到着した。
サイパンの空港へのランディングは隣のテニアン島を跨ぐようにして侵入した。
コバルトブルーの珊瑚礁で囲まれた島がまるで絵葉書のように美しかった。
サイパンへの旅行はこれで3度目である。
私はどんな旅行になるのだろうかと、ワクワクとしていた。
【空港〜ホテルへ】15:30
機内の前の方なので到着してから直ぐに機外に出れた。
入国審査は意外と空いていたし、手荷物も直ぐに出てきたので約20分経過後には空港の到着口に出れた。
いたいた、私達の名前を書いたカードを手にしたホテルのドライバーが。
今回は旅行会社主催のツアーではなく、全くの個人旅行である。
ホテルのサイトにアクセスして直接申し込んでいるので、出迎えもホテルの従業員だった。
その為、ホテルまでダイレクトに連れて行ってくれる。
これはありがたい。
旅行会社のツアーだと、複数のホテル宿泊者が全員搭乗するまで待たせられ
(時には同時刻に到着する他の到着便の乗客を待つこともある)、
おまけにいろんなホテルを回って最後にやっと自分の宿泊するホテルにたどり着くと言う風に時間のロスも多い。
サイパン国際空港は島の南部、宿泊予定のホテルは北部にあるので約30分程のドライブだった。
景色を見ながら「サイパンってこんな所だったっけ?」と記憶の糸を手繰り寄せる。
何しろ10年以上前の事だったので遠い記憶もかなり怪しいものになっていた。
【アクアリゾートホテルサイパン】
宿泊したホテルの名前である。
日本語(カタカナ)で検索すると日本語のサイトがヒットする。
事前にクチコミサイトで評判をチェックしていて、部屋番号を指定して予約しておいた。
場所はオーシャンフロントの611号室。
部屋に入ってあまりの眺めの良さに歓声を上げた。
バルコニーを出て目の前は数メートルの芝生があり、10数歩で真っ青な波打ち際だ。
コバルトブルーの海と真っ青な空、オレンジに輝く太陽、椰子の木のグリーンがまるで映画のワンシーンの様であった。
嬉しくてぴょんぴょんと飛び跳ねたい気分だった。
椰子の木には大きなハンモックが掛けられていて、バナナチェアーもセットされていた。
左写真の1F 一番右が泊った部屋である。
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| 611号室を指定した | 夜のハイビスカス |
まるで「寛ぐのを目的」としているホテルそのものだった。
早速「ぷちくつろぎ」でチェアーに座っては写真を撮りまくった。
はしゃいでいる私達はまるで子供の様に映ったかもしれない。
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| ホテルのプール | やしの木は本物です | プールのバー |
【DFCとガラパン】17:30
今夜はどうしても和食が食べたいと言うので、ガラパンまで無料のシャトルバスで行く事にした。
バスが時刻通りに発車するのは日本だけ。ここは外国である。
あってないような時刻表。しかも1時間に1本しか発着しない。
日本の常識では、時刻表よりも遅く発車することはあっても早く発車することは有り得ない。
しかし実際には早く発車していた。
次のバスは約1時間後。
少々がっかりしたが、これはこれで別の時間の使い方を見つけた。
ホテルのプールに戻り、チェアーに寝転がってウェルカムドリンク(ノンアルコール)を頂いた。
ギターの生演奏バンドが夕方のロマンチックな風景と共に盛り上げる。
こんな時間の使い方をすれば1時間など直ぐに経過してしまった。
ガラパンへはバスで約15分だった。
見覚えのある街の風景がどことなく懐かしさを覚えた。
以前宿泊したホテルも目の前にあり、「あっここに泊ったね」と歓声を上げた。
DFC(免税店)では自分の買い物はなかったのだが、ジム友達から依頼されたお化粧品を観て回った。
しかし、2個ペアで販売されていたり、頼まれた品番が品切れだったりしたので諦めた。
私はブランド物には全く興味を示さないので他は素通りした。
以前はこの様なブランド物のショップには日本人ばかりが集まっていたのだが、
最近は韓国や中国系の旅行客が多く、時代の変遷を彷彿とさせた。
続いて旅行者の定番ショップ「ABCマート」へ行った。
DFCよりもお土産関係、特に食品が安く、品揃えが充実していた。
ここでお土産用のお菓子とホテルの部屋で飲む為のワインとソフトドリンクを購入した。
夜は日系の居酒屋「ふるさと」へ行った。
一品料理ばかりで品数も頼んでいなかったが80ドル弱のお勘定だった。
やはり海外で和食を頼むと高くつくようだ。
私にとっては普通の和食だったが、長らく日本を離れている家族にとってはお金には関係なく満足出来る食事内容だったのだろう。
2008年10月2日(木)
【朝食バイキング】8:00
この日の朝のみホテルの「朝食バイキング」HPから申し込むと1人15ドル、当日申し込むと18ドルだった。
お昼のバイキング(11:00〜)が13ドルに比べたら割高だと思った。
【ホテルのジム】10:00
昨夜食べ過ぎたので、少し体を動かしたくなった。
どちらからともなく、「今日はジムに行こう」
朝食後、少々お腹がこなれてからお昼前にフィットネスジムへ行った。
部屋はこじんまりとしていたが、有酸素系ではランニングマシーンが4台と他にステップマシーンやサイクリングマシーンなど、
筋トレ系では、簡単なマシーンやフリーウェイトなどが設置されていて、サウナもあり滞在中に使う施設としては申し分なかった。
普段はスタジオレッスンしか受けないので、ランニングマシーンなどは殆ど使わない。
使い慣れないマシーンで1時間ランニングを行った。
かなりの量の汗が出た。
後には心地よい疲れが残った。
【部屋と庭(ビーチ)】13:00
午後からは自室と庭を行ったり来たりして過ごした。
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| ロシア人のご婦人 | やしの木の下で |
あまりにも美しいビーチなので、シュノーケルを楽しんだ。
フィットネスクラブのプール会員の方から「捨てる寸前」のつなぎの水着を頂いた。
日焼け対策にはとても役に立った。
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| シュノーケル行って来ます | なまこばっかり・・・(^_^.) |
昨夜ABCマートで購入したワインを片手にチーズやクラッカー、ナッツなどをつまみポリポリと・・・
お昼からお酒なんて飲んでいいのかなーと思いながらも、いつの間にかまどろんで夢の中へと入って行った。
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| 部屋のバルコニー | 部屋からすぐ前が海 |
今日は部屋でまったりと過ごしたが、明日はレンタカーで島内を一周しようと言う事になり、
パンフレットを見ながら韓国系のサンジーレンタカーへ予約の電話を入れた。
久しぶりの英語の電話なので少し緊張したけれど通じたようだ。
普段から某公共ラジオ放送の英会話で勉強していた甲斐があったのかしら?
【フランス料理】17:00
今夜の食事はフランス料理のだった。
フルコースなんて何だか久しぶり。
コース料理とは言ってもここはリゾート地なので、かしこまった「タイ着用」などのドレスコードがある訳でもない。
宿泊客よりもローカル(サイパンの現地の人)の方が多いような気がした。
HPから直接宿泊予約をしたので、「シャンパンボトルサービス券」を頂いていたのでウェイターに差し出した。
空きっ腹にシャンパンを飲むとかなり酔いが回りそうだった。
料理は一品、一品、オードブルから配られた。
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| 前菜 | スープ | お口直しのシャーベット |
アメリカで食するフランス料理もなかなか乙なものだった。
味は日本人に合う感じでなかなか美味しかった。
2人でボトル1本飲めるのか心配していたが、結構飲んでしまった。
と、言うか私の方がボトルの2/3程は飲んだような気がする。
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| メインディッシュ | コースのケーキ | バースデーケーキ |
最後のデザートの時間になると、ウェイター&ウェイトレスが数人集まって来て
「Happy Birthday to you〜♪」を歌い出した。
サーブされたケーキのお皿には、「Happy Birthday to ○○○(家族のファーストネーム)」が書いてあった。
今日は夫の48回目の誕生日だったのだ。
何かサプライズをしようと思い、ホテルに到着してからこっそりと内緒でホテルに相談していたのだ。
彼は一瞬ビックリしていたが、ろうそくを吹き消す時は嬉しそうだった。
海外旅行中に誕生日を迎えるなんてあまり経験しない事だろう。
幾つになっても誕生日は嬉しいものだと思った。
しかし、普段から甘い物はあまり食べない為にコース料理のケーキとお誕生日のケーキを食べるのは彼にとっては酷な事だったらしい。
私に「(代わりに)食べて」と言われて、別腹が満開だった私が結局完食してしまった。
部屋に戻ったら、暫く動けなくなる位お腹がパンパンに膨れていた。
食べすぎて「反省」の夜だった。
2008年10月3日(金)
【レンタカー】8:00
朝8時にレンタカーの会社が迎えに来るので早目に起きた。
朝食を食べていないので結構お腹が空いた状態で車に乗った。
サンジーレンタカーはガラパンの外れにあった。
このレンタカー屋さん、どこかで見た記憶があるような気がした。
記憶の糸を辿り寄せれば、10年以上前に2度目のサイパン旅行の時にもここで借りた気がする。
まっそれは良いとして。。。
借りたレンタカーはカローラだった。
まる1日借りて60ドルだった。他に保険料などが追加されて70ドルと少し。
日本でレンタルするのとあまり変わりがない値段設定のようだ。
グアム&サイパンは日本の免許証を提示すれば簡単に車が借りられる事も付け加えておこう。
(国際免許証を国内で申請する必要はない)
【朝食】8:30
お腹が空いたので、「とにかく朝食!」とガラパン周辺を走るのだが目ぼしいお店が見つからなかった。
地図にSubWayの場所が記載されていたのでそれを目当てに少し走ると、あったあった。
何の変哲もないチェーン店だが、とにかく朝食にありつけるのでとても嬉しい。
日本と同じようなサンドイッチメニューが並ぶが、好きなトッピングのみ言って自分仕様のサンドイッチをオーダーする事も出来た。
朝からお肉類は食べたくないので野菜のみのサンドイッチをオーダーした。
飲み物はホットコーヒーを注文した。
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| サブウェイの朝食 |
いわゆるチェーン店だが、注文を受けてから1つ1つおばちゃんが手作りしてくれるので、とても心がこもっていた。
味もまあまあ、良し。
これで2人分約8ドル。
前日の朝食は1人分18ドルだったのと比べると値段が随分違う。
これだけでもレンタカーを借りてトクをした気分になって来るのだった。
【右ハンドル】
お腹が落ち着いたので、今日走るコースを地図で確認した。
リピーターなので何も全島の道路を全て回る必要もない。
もう一度行ってみたい所をピックアップしてコースを決めた。
ところで相方は、車の運転は10年(以上!)ぶりである。
運転が大丈夫なのか助手席に乗っていてドキドキしていたが、心配する事もないようなので一安心した。
かえって日本で長年運転していないのでアメリカ滞在中の右ハンドル運転を思い出し、全く違和感を覚えないとのことだった。
道路は2車線で車の数も少ないし歩行者や単車も殆ど走らないので、運転は日本よりもずっと楽なのかもしれない。
【ジョーテンショッピングセンター】9:00
お土産などのお買い物をするのはDFC(免税店)よりも、地元の住民が通う普通のショッピングセンターが何より便利だ。
何しろ品数が揃っているし安い。
久しぶりのアメリカのショッピングセンターを大きなカートを押しながら歩き回るとアメリカ生活の懐かしい思い出が蘇って来た。
相変わらず日本のスーパーマーケットと比べるとディスプレイのセンスはない!
そもそも売ろうと言う勢いが感じられない!
全ての商品の量が多い!
こんなに食べきれるか、飲みきれるのかと驚く様な量の食品が並んでいた。
牛乳の1ガロン(約3.8 リットル)などは誰が飲むのだろうと思うようなペットボトルである。
このスーパーでお土産用のお菓子と滞在中の飲料水を購入した。
【サイパン熱帯植物園】10:00〜12:00
地図上に掲載されている植物園だが、今迄1回も行った事がなかったので行ってみた。
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| 入り口にて | 変わった花がいっぱい |
日系人が経営している植物園らしく、漢字で表記されている。
今日は平日(金曜日)だったせいか、閑散としていた。
入り口のおばさんの話によると、明日は日本人の団体が多数来るらしい。
混んでいない時に訪れて良かったと思った。
広い園内で他に出会ったのは2,3組の旅行者風のグループだけだった。
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| 顔より大きい実です | ハンモックにて寛ぐ |
熱帯植物がきれいに管理されていて、まさに南国そのもの。
気温は暑かったが、日本の真夏程の暑さではない。
日陰に入ると何とかしのげそうな位の暑さだった。
少し歩いては休憩を挟みながら、園内をじっくり見て回った。
日本では絶対に見られないような植物を沢山見ることが出来た。
植物の間からはこれまた日本には生息しない、真っ青な羽や真っ赤な羽の鳥がさえずりながら通り過ぎて行った。
熱帯の植物は鮮やかな色をしているが、鳥もまた鮮やかな羽の色をしていて見るだけで楽しくなって来た。
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| 眺めは最高です | 鳥が舞っていました |
約2時間、園内を歩き回ったのですっかり喉が渇いてしまった。
先程のショッピングセンターで購入した飲料水がゴクゴクと喉を通った。
アメリカには自動販売機がないので、ペットボトルがいつでもどこでも買える訳ではない。
あらかじめ買っておいて良かったなあと思いながらペットボトルの水を美味しく頂いた。
【Coffee Cart】12:00
随分歩き回ったのでお腹も空いて来た。ドライブ地図に「絶景のレストラン」と掲載されているので行ってみた。
レストランは山の中腹に位置し、窓際の席からは遠方に海を眺めることが出来た。
「絶景」と言う程でもないなーと思いながら「ランチスペシャル」を注文した。
パスタ料理とスープ又はサラダが選択になっており、飲み物はアイスティーを注文した。
この類の「絶景」レストランは、景色が良いだけで、料理の味はあまり期待していなかったのだが、良い意味で期待を裏切られた形となった。
アメリカ料理にしては、なかなかの味だった。
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| 美味しかったスパ |
食事も終えてお茶をしている時に窓越しに緑色のトカゲが真っ赤な車にとまっているのに気づいた。
この緑色のトカゲがみるみるうちに茶色に変わって行った。
更にもう1匹、茶色のトカゲが青い葉の上に乗っていた。
この茶色のトカゲは時間をかけて体が緑色に変わって行った。
日本に住んでいるトカゲはこのように色が急激に変わる事はない(と思う。間違っていたらごめんなさい)
私達は興味深げにトカゲの体の色が変わる様を観察した。
自然の不思議さに驚嘆しながらこのレストランを後にした。
【Old Japanese Jail】13:00
ホテルのTVチャンネルにサイパンの紹介チャンネル(日本語)があり、その中でOld
Japanese Jailが紹介されていたので、一度行ってみようと言うことになった。
気が付かないと通り過ぎてしまいそうな小さな看板が目に留まった。
思わず通り過ぎてしまい、慌ててまた引き返す始末だった。
ここは昔、酔っ払った日本人が一時的に収容されていた刑務所が当時の姿のまま残っている所であった。
何の変哲もない牢屋の建物だった。
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| 初めて見る刑務所跡 |
「ふ〜ん、、、ここに収容されていた日本人ってもうこの世にいないんだよね」
妙な感心をしながら、遠い昔のサイパンを偲んだ。
写真を撮る程の所でもなかったが、折角来たんだからと数枚の写真を撮った。
【Sugar King Park】13:30
サイパンの歴史上最も有名な日本人である「砂糖王」松江春次氏の業績をたたえて設立された公園。
ガラパン地区のミドルロード沿いにあり、繁華街よりは若干南側に位置している。
ここも訪れるのは初めてだった。
サイパンは3回目の旅とは言いながら、結構行っていない所はあるものだと思った。
実際行ってみると平凡なただの公園に過ぎなかった。
当時砂糖の運搬用に用いられていたという蒸気機関車や、松江氏の銅像が建てられていた。
アメリカの領地でもあるサイパンの公園の中に日本の神社が設置されているのが妙な感じがした。
松江春次氏は当地では「王」ともてはやされた人だが、日本では殆ど無名の人のようだ。
私もここに来る迄全く知らない歴史上の人物だった。
遠い昔に活躍した日本人の功績を称えて、祭られている神社に一礼して来た。
【Banzai Cliff】14:00
バンザイクリフ。
太平洋戦争中、日本軍司令部がサイパン島北部にあり、アメリカ軍の激しい戦闘(サイパンの戦い(1944年6月15日〜同年7月9日))において、
追い詰められた日本人が「天皇陛下万歳」と叫びながら、自ら崖を飛び降りていった場所だ。
その歴史を知らなければ、 誰もが「きれい!!」と声をあげることだろう。
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| 右奥にセキュリティガードが | 結構海よりも高い | 柵を覗くと怖いんです |
絶壁を眺めながら、何故か北陸の東尋坊を思い出してしまった。
ここはサイパンを訪れる度に来ている気がするのだが、いつ来ても神妙な気持ちになってしまう。
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| 慰霊碑が沢山ありました | あちこちに・・・ | 虹が出ていました |
サイパンは今でこそ多くの日本人が訪れるリゾート地になっているが、かつてはこのような悲劇が繰り返された地であり、
平和な国に住んでいる有難さを心から実感する旅となりそうだ。
【沖縄メモリアルパーク】14:30
ここが何故「沖縄」と言う名称が付いているのかよくわからなかった。
この公園の断崖には米軍の砲弾跡や当時のまま保存(放置)された戦車が無数に置いてあった。
何故かここでは多数の韓国人が多かった。
写真も沢山撮っていたのだが、ここを訪れている韓国の人々はどんな気持ちで来られているのかなとふと思ったのだった。
【バードアイランド展望所】15:30
「バード」と名前が付くので鳥が沢山いる所かと思ったら、そうではなく「鳥の気分で眺める事が出来る展望台」みたいな所だった。
確かに、この高さから海や景色を見下ろすと鳥になった気分である。
島の北東側に位置しているので、波が荒かった。
同じビーチでもホテルが立ち並ぶ西側と比べると随分雰囲気が違うと思った。
【マリアナリゾートホテル】16:30
今回の旅行で最後まで宿泊候補地に残ったホテルの前を通りかかったので、「ついでに」探検してまわった。
サイパンはどこでも駐車場が無料なのが有難い。
今回宿泊したアクアリゾートホテルに比べたら、かなり大型のリゾートホテルだった。
ゴルフ場やカート場など付帯遊戯施設が充実していたが、ホテルの部屋から海までが少し離れていた。
訪れた時が丁度夕方だったので、夕陽が海に落ちて行く景色は申し分なかった。
オレンジ色の夕焼けを背景にグリーンの椰子の木が映えていた。
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| アクアリゾートホテルにて | ここでも良かったけれど |
個人的印象では今回宿泊したアクアリゾートホテルサイパンの方が良かったので、ほっと安心した次第だった。
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| でもこちらが最高! |
【ガソリン給油】17:20
レンタカーはガソリンを満タンにして返却しないといけないので最後にガソリンスタンドへ行った。
FULLサービスよりもSELFの方が安い。
昔(20年以上前!)に比べたら随分高くなっているのには驚くばかりだ。
以前は1ガロン(約3.8 リットル)当たり1ドルしなかったように記憶しているのだが。
(当時は1ドル=270円の時代だったけれど)
現在は1ガロン(約3.8 リットル)当たり4ドル60セント前後だったので1ドル110円の計算で
3.8:(4.6x110)=1:X
3.8X=506
X=506÷3.8
≒133(円)
1L当たり133円の計算となった。
これでも日本に比べるとかなり安いと思った。
【ホテル帰着】17:30
ホテルの駐車場に停めて車のキーをフロントに預けた。
翌朝8時にレンタカー会社が車を取りに来る手筈になっている。
以前車を借りた時はレンタカー会社まで預けに行って、ホテルまで送迎してもらっていた。
それに比べると今回は随分楽だった。
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| 夕日が落ちる寸前 | 対になった雲 | プライベートビーチ |
【Friday night Seafood Baffe】19:00〜
今夜の夕食は宿泊ホテルのレストランバイキングだった。
金曜日の夜のみ開催されるシーフードバイキングだが、宿泊客よりもローカルの人々に人気らしい。
私達が座席に着いた頃から続々とお客さんがレストランに到着し、一時座席は満員となった。
これでは、予約をしていなかったら座れなかったかもしれない。
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| バイキング食べまくり | 選びまくり・・・ |
料理の内容はチャモロ料理を中心に洋食、和食(ソーメンや、寿司、蕎麦など)や韓国料理(キムチやビビンバなど)も提供されていた。
寿司などはお世辞にもあまり美味しいとは思わなかったがその他の料理は大体満足出来るものだった。
デンマークのビールであるカールスバーグ(Carlsberg)が飲み放題だった。
生ビールサーバーを使い慣れないので、上手くジョッキに入れられず(美味しい泡を作るのが難しい)少し心残りだった。
しかしこの料理内容と生ビール飲み放題で1人25ドルならかなりお得なバイキングだったと思う。
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| 撮られたのに気づかない | いっただきまぁす〜♪ |
ちなみにこの写真はすっぴん&地毛(天然パーマ)です。(^_^.)
2008年10月4日(土)
【軽い朝食】8:30
今朝の朝食の内容。
相方は2日にマーケットで購入したカップラーメン。
インドネシアに住んでいるせいか、日本食に飢えていて、とにかくラーメンが食べたいらしい。
これで満足してくれるのだから、食費が安く付いて有難いと言うか。。。
私は昨夜のバイキングの時にスライスパンにチーズとハムを挟んで紙ナプキンに包んで失敬してきた(!)物を
冷蔵庫に保管しておき、朝食代わりに頂いた。
バイキングのチーズはポコポコっと穴があいているタイプで自分で薄くスライスをして頂くのだが、これが事の他美味かった。
【ホテルのジム】9:30
昨夜のバイキングで少々食べ過ぎたので体が重かった。
ランニングマシーンで1時間たっぷりとウォーキング&ランニングを行った。
実は普段ジムでこのようなトレーニングを行わないので2日のジムでのトレーニングの筋肉痛がまだ2日経っても尾を引いていたのだ。
「これはまずい」
やっぱりスタジオエクササイズとは違う筋肉を使っているのだなと痛感した。
【ホテルのランチバイキング】13:00
朝は簡単な朝食で済ませたので、お昼になると俄然お腹が空いていた。
「食べるぞ〜」^_^ 勢いづいて並べられたお料理に突進(!)する。
バイキングともなると、あれもこれもと欲張りたくなるのが常であるがここは食べられる量だけと我慢する。
食べ残しては失礼なので少しずつお皿に取りに行くことになるので、席を立って何度も往復することになった。
ところでこのホテルでは朝食が18ドル、昼食が13.5ドルのバイキングである。
内容と量から推測してもお昼の方が得をするような気がしてならなかった。
アジア系の宿泊客はお昼にはホテルから出掛けている事が多いので、残された欧米系の宿泊客とローカルのお客さんが多かったような気がした。
【カヤックレンタル】15:30
食事を終えて、部屋からのんびりと海を眺めていたらロシア人のカップルがカヤックをレンタルして楽しんでいた。
何でも人の真似をしてみたい性分の私。
「私も乗りたい!」
ホテルのビーチアクティビティの所で料金を聞いてきてもらった。
1時間16ドル50セント(サービス料込み)
うん、悪くない。
早速カヤックに乗る為の準備をごそごそと始めた。
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| 海からホテルを臨む | カヤックは初めて | ナマコばっかりだよ |
カヤックを漕ぐのは生まれて初めての経験だった。
ボートとは違ってなかなか難しい。
最後には相方が「もう、漕がなくていいよ。僕が漕ぐから」と呆れられる始末。
えへへ、毎度甘えてしまってすいません。
ホテルの前の海は遠浅に広がっていた。
遠くに目印のブイが置いてあるが、そこまで行っても足が届くような深さだった。
救命ジャケットを着用したが無用だったかもしれない。
海の透明度は抜群だったが、少しの白い熱帯魚がいただけであとはナマコと海草ばっかりだった。
グアム&サイパンではダイビングやシュノーケルスポットに行かないと、熱帯魚の大群はお目にかかれないようだ。
1時間は結構長かった。
遠くからアクティビティ担当のお兄さんが「時間だよ〜」とジェスチャーで合図を送ってくれたので、カヤックを漕いで波打ち際まで戻って行った。
そのあとはのんびりとくつろいだ時間を過ごした。
あぁ〜幸せ。
↓大さーびすのビキニ写真公開
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| 一応ポーズ | モデル目線?! |
プライベートビーチだったので、家族以外は全然水着姿を見られる事がなかったのでちょっと安心(?)
相方は「足に縦スジの入っている女性なんていない」と言いながらシャッターを切っていた。
背が高いので下から取って欲しかったのに、上から見下ろした写真になってしまったのが残念。
全身に日焼け止めを塗ったにも関わらず、結構焼けてしまった。
南の国の紫外線はやっぱりきつかった。
帰国してからのケアを一生懸命しなければ。
【ビーチBBQ】18:50
今日は最終の夕食。
「最後の夜はバーベキューにしよう」とあらかじめ予約をしていた。
午後3時過ぎにはホテルのビーチ沿いにテントが張られて夜のバーベキューの準備がされていた。
テントはその晩のお客さんの予約の数に必要な分だけが張られるのだが、今夜は満員御礼だったようで全てのテントが張られていた。
午後5時50分にはバーベキュー開始。
テーブルには上から1/4を横にカットされた椰子の実が置いてあった。
実の周囲はハイビスカスの花で飾られ、ストローが2本入っていた。
甘味料も何も加えていない天然椰子の実のジュースである。
あらかじめ冷蔵庫で冷やしてあったようで甘く冷たくとても美味しかった。
バーベキューの内容は野菜スティック、コーンチップ、ロブスターや貝、ビーフフィレ、チャモロソーセージ、
とうもろこし、野菜、マシュマロの串焼き、焼きおにぎり、バニラアイスなどでお腹が一杯になった。
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| 夕暮れとカクテル | マヒマヒとラム | フィレとロブスター |
バーベキューの時にはARC(アクアリゾートクラブ)デュオがギター2台で生演奏をしてくれて、場を盛り上げてくれた。
フィリピンから出稼ぎに来られている2人でこのホテルで1人は5年、もう1人は18年も歌っていると言う。自国には来年一時帰国するらしい。
相方がこれを聞いて「あんた、こんなこと出来る?」と聞いてくる。
私は「絶対出来ない」と答えた。
自分の生まれた国では稼げないから家族と離れて他の国へ働きに出掛けているのだ。
改めて自分の置かれた境遇が幸せであると実感したのだった。
このホテルとも明日でお別れだなーと思うと少し寂しくなった。
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| プールサイドにて | 照明が綺麗でした |
4泊5日の滞在ではもったいない。
もっと1週間か10日位はゆっくり滞在したいホテルだと思った。
2008年10月5日(日)
【ホテルのジム】9:00-10:30
今日で3回目のジム利用だ。
3回目ともなると慣れてきて、ホームジムの様な慣れ親しんだ錯覚さえ覚えた。
ところでこのジムには私にとっては懐かしいスケールが設置されていた。
それは体重を測るスケールだが、デジタルではない昔の「分銅器」のような物である。
しかも測定単位がポンドなのだ。
恐る恐る、スケールに乗ってみる。
形状は昔の体重計みたいなものなのだが、目の前にはメモリが50ポンド単位にずらすようになっている。
まず、100ポンドずらして・・・うーん、ガタン。
まだ足りないので10ポンド更に追加。
110ポンドで約50kgである。
更に1ポンドずつ右にずらして、エーッ114ポンド(=51.8kg)
いやいや待てよ、これはシューズとウェアを含んでいるのだからと自分で言い訳をする。
旅行前は確か49.5kgじゃなかったっけ?
^_^;
それにしてもまぁ。。。旅行中だし、仕方がないか。
【シャンパンブランチ】11:00-12:30
ホテルでの最後の食事が朝昼兼用のサンデーシャンパンブランチとなった。
このブランチはローカルの人々に人気で予約していないと入れない位だと言う。
朝ご飯を食べていないので猛烈な食欲が襲って来た。
しかしさっきのジムでの体重が気になって仕方がない。
「食べたらいいんよ、食べたら」と相方は言う。
そうだね、と自分を納得させてまた料理が並べられた所へダッシュした。
私達は11時過ぎに席に着いたのだが、12時過ぎると次から次にお客さんがやってきて、やがて席は満席となった。
溢れたお客さんはホテルのロビーの席でも良いか確認を取って利用していた。
「シャンパンブランチ」と銘していたので、てっきりシャンパン飲み放題だと思っていたら一昨日の夜と同じくデンマークのビールである
カールスバーグ(Carlsberg)が飲み放題だった。
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| とどめのバイキング | 盛り上げて頂いたSinger |
昨日のランチバイキングよりは若干品数が多いかなと思った。
何しろ生ビールが飲み放題なのでそれだけでも25ドル出す価値があると思った。
【チェックアウト】13:40
ホテルは出発予定時刻ぎりぎり前まで使えた。これはとてもありがたい。
やっぱりホームページから直接予約したおかげなのだろうか。
普通の航空券&ホテルがセットされたツアーになると出発日の朝10時にチェックアウトしなければならない場合が多いから、
今回は気分的にとても楽だった。
【空港送迎】14:00
ホテルから空港までは私達の他にもう1組のカップルのみだった。
途中で凄いスコールに遭ったが、あっと言う間に過ぎてしまい空港に到着する頃にはすっかり晴れていた。
所要時間は約30分で空港に到着した。
【帰国の途へ】16:20
空港はシーズンオフのせいか、あまり混んでいなかった。
出国手続きもすんなりと通過した。
DFCはざっと見て回っただけで、ノースウェスト指定のラウンジで寛いだ。
しかし、関西空港の飛鳥ラウンジに比べたらとてもお粗末な内容だったので、少しがっかり。
行きに比べたら、帰りはトホホ。
逆の方が良かったなあ。
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| 豪華だったんですが | 食べ切れませんでした |
【上空からさようなら】16:30
離陸後、サイパン全島が空から見えた。
遠方には珊瑚礁で囲まれたマニャガハ島が見えた。
今回は行かなかったけれど、また行きたいなと思い、思わずシャッターを切った。
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| 右上が泊ったホテル | マニャガハ島 | またきっと来るね! |
5日間は短かったけれど、楽しかったな。充実していたし。
本当は10日位滞在してのんびりしたいなと思った。
今回は少し贅沢な旅にも思えたけれど、普段は離れて暮らしているのしお互いに働いているので滅多に逢えないし、
日頃頑張っている自分達へのご褒美にこんな旅も良いものだと思った。
2日後、相方は再びインドネシア(ジャカルタ)へ帰って行った。