最終更新日:2007年10月16日
『上司は思いつきでものを言う』(集英社新書) 2004/10/24 UP
【エッセイ】
エッセイといってしまうのもちょっと大胆すぎるか?と思ったのだけれど・・・(爆)
読み出したら面白くて面白くて、電車の中だ、と言うことも忘れて噴出してしまいそうでした。これって、可笑しすぎる・・・うちの職場の状態を見て、実地ルポのつもりじゃないのかしら?って(爆) もっとも、鼠が逃げ出す前の状態なんて、どこだって、似たり寄ったりなのかもしれませんね。
『奪還−引き裂かれた二十四年』(新潮文庫) 2006/5/27 UP
【ノンフィクション】
まだ、この本が出版された頃には、家族が揃っていなかったのだ・・・そう思うと、これだけの長い間、ほとんど動かずにいたのに、それに比べるとこの何年かは目まぐるしい展開続き。それでも、家族の方々にとっては、決して満足と言える状況ではないだろう。何もかもすべてが一度に解決することはありえないだろうけれど、それでも、このまま少しずつでもいいから良い方向に向かってくれたら・・・と思う。
『臓器農場』(新潮文庫)
【ミステリ】
まるで和製版ロビン・クックのようです。最初に手に取った作品(閉鎖病棟)とはかなり感じが違うのでびっくりしました。
『白い夏の墓標』(新潮文庫)
【ミステリ】
幾つものシーンが、続けざまに入れ替わり、人を翻弄します。何年もの歳月を越えて。人はその時最良と信じる道を行くしかないけれど、あとから振り返ったときにも、そう思える道を、常に選び取ることができたらいいのにね。
『閉鎖病棟』(新潮文庫)
【ミステリ】
読み終わったとき、言葉もありませんでした。タイトルから想像していた内容とは全く違っていたので。どこでもいい、一つ手前の道ーそうでなければ、もう一筋向こうの道ーを歩いていたら・・・ただ、その「道」でなければ! 歪められているのは、壁の中にいる人ですか? それとも壁の外から恐る恐る覗いている人ですか・・・?
『白洲正子の生き方』(講談社文庫) 2003/10/13 UP
【エッセイ】
どうしようもなく、「心惹かれる人」がいます。なぜ惹かれるのか、言葉にすることは出来ないけれど、決してその人のようになりたいのでもないけれど・・・その人を形作っているエッセンスのようなもの・・・その一滴が、私を捉えて放さない・・・そんな人がいるのです。
そんな風に惹かれる人が女性ばかり、と言うのがまた面白い気もするけれど(笑)
『イタリア歩けば・・・』(講談社文庫) 2001/7/5 UP
【紀行】
いつか行きたいイタリアの紀行もの。本屋さんで目についたら絶対に買ってしまう(笑)
毎年、「今年こそ」って思うけれど、遥かに遠いイタリア・・・同じヨーロッパにあるのに変ねぇ?
写真がたくさん載っていて、見るだけでも楽しめる本だけれど、巻頭の「僕のメモ帳から」が気に入りました。
『ハリー・ポッターを探しにイギリスへ』(新潮OH!文庫) 2002/2/18 UP
【紀行】
あの「ハリー・ポッター」を探しにイギリスへ旅した記録。タイトルに惹かれてではなく、表紙の、おそらくはエジンバラと思われる写真に心惹かれて買ってしまったのですが、思わずもらい泣きしたくなるような感動の結末が待っていて、感激しました。
『蝋涙(ろうるい)』(講談社文庫) 2002/5/18 UP
【短編集】
その辺を歩いている、誰かの人生を、こっそりナイショで切り取った・・・そんな味わいの短編集です。人が生きている様は、どんな断片もすべて物語になるのだろうか・・・つまらない人生なんて、そんなものはどこを探してもきっと見つからないんだろうな(笑)
『ラ・ヴィタ・イタリアーナ』(集英社文庫) 2001/8/23 UP
【エッセイ】
イタリア、パドヴァとヴェネツィアに暮らした日々を綴ったエッセイ集。イタリアでの暮らしぶりよりも、パドヴァの自動車学校で知り合ったという、中国女性の話が脳裏に焼きついて離れない。
『名探偵の掟』(講談社文庫) 1999/8/8 UP
【ミステリ】
これをミステリと言い切ってしまっていいのかどうか悩むところだけど、裏話みたいでめちゃめちゃ面白かった(笑)。シリーズキャラクターの運命やいかに(爆)と思わせるラストが気に入りました。
『組織行動の「まずい!!」学』(祥伝社新書) 2006/11/25 UP
【エッセイ】
こういう本を私が読んでも仕方がないかなぁ(笑)。でも、本当に読んで欲しい人たちは、読んでくれそうにもない。時間がない、とか言って(^^;
『頭の整理がヘタな人、うまい人』(だいわ文庫) 2006/8/17 UP
【エッセイ】
時々読みたくなる「ハウツー本」(笑)。こればっかりではいけないと思うけれど、時にはいいかなぁ? 仕事をしていると、本当に、こういうのに頼りたくなるときがあるのですね。。。でも、子供の頃から、乱読してきたことが、今になって生きてきていると実感しているだけに、この本には納得です。
『カレンダー』(講談社文庫)
【フィクション】
前作「お引っ越し」が良かったので読んでみましたが、大当たり。読みやすいのでどんどん読み進んでしまいますが、後になって考えさせられることが多いです。
『長さではない命の豊かさ』(朝日文庫) 2007/10/16 UP
【エッセイ】
本当の意味での「豊かさ」・・・ものが溢れている中で生きている私たちは、その意味を見失ってしまって、ただ徒に命永らえているのかもしれません。でも、実際に、死を感じることが少なくなってしまって、自分の命も、まだまだたくさんあるように錯覚してしまうのも、仕方のないこと。短くても、充実した一生を過ごせるように、改めて自らを見つめなおしたいと思います。
『習慣が「いのちの樹」を育てる』(だいわ文庫)
小野恵子×日野原重明 2007/9/23 UP
【対談】
何気ないことだけれど、読んでいると、ひとつひとつに、頷けるようなことばかり。目新しいことではなく、自分自身でじっくり考えて、納得できる・・・人と違っていても、同じになっても、きちんと考えた結果であれば良い。ただ、「人と同じ」であることを求めていたって仕方がないのだ・・・何もかもが、頭打ち。そんな気がするときに読みたい本。
『私が人生の旅で学んだこと』(集英社文庫) 2007/9/17 UP
【エッセイ】
「ホスピタリティは、キリスト教精神で培われたもの」−日本でのホスピス活動では、どうしてもそんな印象を受けてしまうけれど、そして、それはある意味では正しいのかもしれないけれど、一神教としての「キリスト教」は、けっして、そんなにやさしい、博愛精神に満ちたものではないように思えるのはどうしてなのだろう? それでも、この本を読むと、日野原先生の精神の奥深くには、信仰という意味ではない、「キリスト者」が潜んでいる・・・共感する部分には、学生時代に感じたキリスト者の生き方があり、それは、キリスト教を信仰する・信仰しないにかかわらず、多感な時期をその精神世界の中で過ごした人間が、大なり小なり共通して持ちえるものなのではないか?と言う気がする。
「自分がして欲しい・・・そう望んでいることを、人にもするように。」私が5年間のミッションスクールで得たキリスト教とは、この一言に尽きていると思う。実践することはとても難しいことだけれど。
日野原先生みたいなお医者様が一人でも増えてくださることを祈りつつ。
『命をみつめて』(岩波現代文庫) 2001/6/18 UP
【エッセイ】
エッセイといってしまうには重すぎる本かもしれませんが・・・
タイトルは、命をみつめてになっていますが、内容は、生をみつめて・死をみつめて・病をみつめて、の3本立てになっています。人間、いえ、生き物である以上、逃れようのない運命、決して避けては通れない道、誰にでも、いつか必ず、等しくやってくるもの。常に問いつづけなければならないこと。そのときが来てからでは遅すぎること。今だからこそ、考えなければならないこと。それがこの本です。
『ホンの幸せ』(集英社文庫)
【エッセイ】
本を読むのがこんなに幸せな趣味だと感じたの久しぶりでしたが、この一週間にたまたまこの本を読んだのもなんという偶然でしょうか(笑)。パソコンの調子が悪かったから、というのも理由の一因ですが、それだけじゃないですよね、きっと。この中のお話では「防人の歌」というのがお気に入りです。
『すっごくイタリア』(東京創元社)
【ノンフィクション】
ヨーロッパ・イラスト紀行。近刊案内で見かけてからずいぶん待ちました。こんな絵が描けたらいいよなぁ。
『笑ってジグソー、殺してパズル』(創元推理文庫) 2002/7/18 UP
【ミステリ】
動機を無視しても本格というのはある意味で凄いですね。最後には明らかにされる動機も、実際にミステリを解明するときにはぜんぜん触れられずに終わっているけど、それで納得できる。味のある会話もいい感じ。なぜか先に文庫化されている第2作も読んでみようっと。
『不随の家』(集英社文庫) 2000/2/3 UP
【フィクション】
限りなく現実に近いフィクション。読んでいてとても怖かった。自分がそうならないという保証は、どこにも、ない。それだけで、十分に、怖い。
『クレヨン王国の十二か月』(講談社文庫) 2006/10/9 UP
【フィクション】
この小さな1冊の中に、人が人として生きるために必要なことが詰まっている。大人になって読み直して、改めて思います。子供の頃に読んだ本を、もう一度読み返す・・・こういう読書は必要なことだけれど、学校では教えてくれない。学校の教育っていったい何なんだろう? 本当に必要なことは、誰かに教えてもらうことではなく、自分で学び取らねばならない。それを知るため?
『枕詞の暗号』(新潮文庫) 2003/10/30 UP
【ノンフィクション】
こういう本ってジャンルに困る(笑)。
でも、久々に、「頭を使う本」を読んだ感じがします。最近、ぼぉっとしていたのでちょうど良かったかな。
『マリー・アントワネットの娘』(中公文庫) 2007/6/2 UP
【ノンフィクション】
マリー・アントワネットはとても有名だけれど、その子供たちのことはほとんど知られていない。たった一人生き残った娘が、当時としては珍しいほどの長寿を全うしたことも・・・
その人生のほとんどを、過酷にすごしたに違いないのに、72年もの人生を生き抜いたのだからすごい。でも、過酷さの幾分かは、自分自身で招いたのかもしれない。
『暗殺者ロレンザッチョ』(新潮文庫) 2001/10/1 UP
【フィクション】
メディチ家の当主を暗殺し、一時的な亡命生活をフランス宮廷で過ごしているロレンツォ・ディ・メディチの独白がメインの物語。登場する人物は実在した人たちばかりだけれど、彼らが、どんな時間を過ごし、何を語っていたか・・・今、知るすべはなく、こうしていろいろと想像して楽しめる(笑)
『若き数学者のアメリカ』(新潮文庫) 2006/8/16 UP
【エッセイ】
単なるアメリカ体験記ではなく、いろんなものがぎっしりと詰まった本。どこにいても、日本人として生まれた以上、日本人としてのアイデンティティを持ちつづけることが、最も重要なのだと痛感。日本時であることを意識しすぎることなく意識する・・・難しいけれど、それは本当に大切なのだ。
『祖国とは国語』(新潮文庫) 2006/3/17 UP
【エッセイ】
最初からうなずきっぱなし。これはぜひともお薦め。絶対に読んでほしい。
『国家の品格』(新潮新書) 2006/1/22 UP
【エッセイ】
最初から最後まで、すべて納得。こういう良書こそ、すべての人に読んでほしい。お薦め。
『古風堂々数学者』(新潮文庫) 2003/6/16 UP
【エッセイ】
数学者のエッセイ。
なんだかものすごく気に入ってしまった。特に、<文化論><教育論> 思わず、「うんうん」って頷いていたりして・・・これを読んでも数学好きにはなれないけれど、文章好きにはなれるかも。
『心は孤独な数学者』(新潮文庫) 2002/9/29 UP
【評伝】
数学者による天才数学者3人の評伝。
純粋数学に美意識が必要だなんて初めて知りました。確かに、数学って、考えようによってはとても美しいかもしれませんね。必ずすっきりとした答えが出るだけでも美しいかも。
『私のイタリア紀行』(考古堂) 2003/5/6 UP
【紀行】
これもオペラで検索してヒットした本。オペラに限らず、イタリア旅行の話がぎっしりと詰まっている。著者はお医者様なので、医学の話もちょっと出てくるけれど、それよりもオペラ、それよりももっと美術。うーん・・・凄い・・・一人で行くだけの勇気がない私は、こんな本を読むと羨ましくて仕方がない。
『小さな貝殻−母・森瑤子と私』(新潮文庫)
【エッセイ】
エッセイに入れてしまってもいいのか、国内作家に入れてもいいのかどうか、ちょっと悩んだのですが、翻訳されずに日本語で読めるので、やはり国内ものと言っても大丈夫でしょう。淡々と書かれてはいますが、これは紛れもなく愛する母への追悼集。娘でなければ書けない本だと思いました。「ママの夢は叶ったの?」−ストレートな娘の問いかけに一蹴の躊躇もなく、「ええ、ママの夢は叶ったわ」−そう答えることのできた森瑤子さんは人間として素晴らしい。
『イタリアものしり紀行』(新潮文庫) 2007/6/24 UP
【エッセイ】
もうずいぶん長い間ヨーロッパにはご無沙汰しているので、仕方なく・・・(^^;。毎年のように旅行に出かけていたころには、オペラには興味がなかったので、オペラハウスの外観だけ、写真があったりして、情けない(笑)。せめて、イタリアにだけはいつか、きっと出かけたい。オペラを観るためだけでいいから。
『ーロッパものしり紀行 《城と中世都市》編』(新潮文庫) 2004/5/2 UP
【エッセイ】
お城って、そこのあるだけのものを見ていて、そこから何も分かろうとしていなかった・・・
空堀一つとっても、意味があるなんて、本当にこれっぽちも思っていなかったので、今まで観光してきたこと、全部、やり直したい(笑)
『ヨーロッパものしり紀行 《くらしとグルメ》編』(新潮文庫) 2003/7/6 UP
【エッセイ】
くらしよりも食べ物(あえてグルメとは言わない)がメインかなぁ?
実は一番読みたいと思っているのは次に出る予定の「建物・庭園」編なので、これは飛ばし読みしました(^^;
『ヨーロッパものしり紀行 《神話・キリスト教》編』(新潮文庫) 2003/4/18 UP
【エッセイ】
うぅ〜、こんな本を読むとヨーロッパに行きたくなりますねぇ(笑) 最近、ご無沙汰していますから辛いです。だからこそ、こんな本を読みたくなるのかな? たしかに、これを読んでお勉強してから出かけると、何も知らずに出かけるよりも何倍もヨーロッパが楽しめるでしょう。まだあと2冊出るみたいなので楽しみに待ちましょう・・・
『もうひとつの季節』(中公文庫) 2002/7/23 UP
【フィクション】
『季節の記憶』の続編。
続けて読んだけれど、たぶん、ずいぶん経ってから読んだとしても、最初のページをめくるだけで、以前の記憶がぱぁっと甦ってくるだろう・・・そんな気にさせる本。
『季節の記憶』(中公文庫) 2002/7/22 UP
【フィクション】
なんでもない日常生活のひとコマ・・・一つ一つを掬い上げれば、それは本当になんでもない一瞬になってしまうけれど、その一つ一つがなければ、何もない・・・藪の中にもぐりこんだ幼い子供の目で見たような、小さな瞬間。集めたら、こんな感じになるのかもしれません。すべての人が忘れ去った後に、季節と時間だけが記憶しているもの。たぶん、失われてゆくからこそ大切な一瞬。
『天国からの道』(新潮文庫) 2005/9/10 UP
【短編集】
懐かしい星新一のショートショート。没後の作品集を再編集したもので、デビュー以前の作品や文庫には収録されていなかった作品などを集めたもの。著者がなくなってもう、8年にもなるのだ・・・とおもうと感慨深いものを覚えます。
『ブランコのむこうで』(新潮文庫) 2005/5/8 UP
【フィクション】
ショートショートの名手星新一の長編ファンタジー。いくつものショートショートが、数珠繋ぎになったような、素敵な物語。このまま、ずっと、永遠に続いていったら良いのに・・・と思うほど。どこか懐かしい匂いのする物語。
『詩集病者・花』(現代社)
【詩】
3年来探していた詩集に、金沢の本屋さんでようやく巡り会えました! 読みはじめると、途中で止まらなくなってしまいました。詩人の心を持っていて詩人ではない、というのは何とも羨ましいような…。でも、それが命と引き換えだったとしたら、みなさんはどうなさいますか?
『医師としてできること できなかったこと−川の見える病院から』(講談社+α文庫) 2003/9/5 UP
【エッセイ】
内容はちょっぴり辛いけれど、でも、素直に読めるエッセイです。こんなお医者様ばかりだったらいいのに・・・と思うけれど、たぶん、ほとんどお医者様は、「よくもなく、悪くもなく」なのでしょうね。本当に、よいお医者様にめぐり合える確率ってどんなものなんでしょう? たまたま近くにいてよかった、ではなく、誰もが同じような優しさを受けられるようになったらいいなと思います。
『オペラと40人のスターたち』(音楽之友社) 2004/11/21 UP
【エッセイ】
歌手や指揮者・・・と「その人ならでは」楽しめるオペラの一覧。なるほど、と頷くものあれば、そうかな?とちょっぴり首を傾げたくなるようなものあり、「じゃ、探して聴いてみなきゃ」と思うものあり。ギャップの主なものは、現在も活躍している人を中心に書かれているため。決して悪いことではないのですが・・・やっぱり、外して欲しくないよなぁ・・・と思うときは、がっかりしたりして(笑)
