aine's Reading Room

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最終更新日:2007年9月8日

フランシス・アイルズ(Iles, Francis)

『被告の女性に関しては』(晶文社) 2003/4/25 UP
 As for the woman - A love story -
【フィクション】
 フランシス・アイルズ名義で書かれた最後の本。ミステリではなく、サスペンスでもなく、本当にサブタイトルにあるように、恋愛小説というのが相応しい。けれど、主人公に対するこの態度はあまりにも悲惨、じゃないのかなぁ? 現代のいじめに遭っているみたい。著者から、これでもか、これでもか、といたぶられる主人公って(^^; ま、のせられてしまう主人公も主人公だけど!

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アン・アーギュラ(Argula, Anne) 

『わたしが殺された理由』(ハヤカワミステリ文庫) 2007/9/8 UP
 Homicide my own
【ミステリ】
 昔殺された少女の生まれ変わり・・・刑事になった生まれ変わりの自分が、仕事で出かけた先で、突然、自分の前世に立ち向かうという、実に変わった異色作。現在の事件には、それほどのミステリはなくて、過去の殺人事件をどうにかして追いかけなければならない、その言い訳が苦しいけれど・・・まあ、何はともあれ、殺人事件が解決してよかった。

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アイザック・アシモフ(Asimov, Isaac)

『黒後家蜘蛛の会1〜5』(創元推理文庫)
 
【ミステリ】
 短編集です。私は、ヘンリーの大ファンです。そっと控えめに、でもちゃんとすべての話を聞いていて、推理した自分の考えを述べるときには結構大胆で。ミス・マープルの男性版みたいにも思うのですが。

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アレックス・アトキンスン(Atkinson, Alex)

『チャーリー退場』(創元推理文庫) 2003/5/21 UP
 Exit Charlie
【ミステリ】
 久しぶりに、”昔風の本格もの”を読んだ、と言う気がします。最近のミステリには、ちょっと食傷気味だったので、懐かしくて、思わずゆっくりゆっくり・・・とつぶやきながら読んでしまいました。なんだか読み終えてしまうのがもったいなくて(笑)

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マックス・アフォード(Afford, Max)

『魔法人形』(国書刊行会) 2003/10/1 UP
 Death's mannikins
【ミステリ】
 世界探偵小説全集45巻。
 たぶん、初めて読むミステリ作家。探偵のジェフリー・ブラックバーンは、600話を越えるミステリドラマの主人公として活躍していたとか・・・さすがにラジオドラマで成功していただけに、雰囲気は堪能できます。本格物としてもツボどころは押さえられていて楽しめるけれど、ちょっぴりズルイところもあるかなぁ(笑)

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パール・アブラハム(Abraham, Pearl) 

『愛を読む人』(角川書店) 1999/6/26 UP
 The romance reader
【フィクション】
 とても厳格な正統派ユダヤ教徒の社会に生まれ育った少女が、ごく普通のアメリカ人のような生活にあこがれて反発に反発を重ねる・・・普通だったら、思春期のごく一時期、反抗期として捉えられるような些細なことも、正統派ユダヤ教・ラビの娘にとっては許されないような罪として扱われてしまう・・・。くじけることなく反発を続けるヒロインには頭が下がります。著者もヒロインと同じように、政党はユダヤ教徒の一派が共同生活しているコミュニティーで生まれ育ったそうですが、この本は、まったくの自伝と言うわけではないそうです。小説としてよりも、ユダヤ教のことを知る手がかりとして興味深い本です。

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キース・R・アブロウ(Ablow, Keith R.)

『カプラー医師の奇妙な事件』(草思社)
 The Strange Case of Dr. Kappler
【ノンフィクション】
 精神を病んだ医師がほとんど治療も受けずごく普通に生活していただけでなく、麻酔医として長年に渡り医療の実務に携わっていた嘘のような本当の話を書いた衝撃のノンフィクション。著者もまた精神科の医師である。このような医師が実在することだけでも充分驚くべきことだが、明らかに尋常ではないカプラー医師の行動を見ても何ら手を打たない周りの医師たちの精神状態もどこかおかしいのではないかとさえ思う−この本の中にも、アメリカでは「普通でない精神科医はいない」と書かれてあったが−。カプラー医師の異常な行動は、社会的には、主に彼の妻の手によって隠されているが、この本を読んでいて一番感じることは、元精神科の看護婦とは思えないような素人考えの彼女の方こそ最も精神を病んでいたのではないかということだ。どんなサスペンスものよりも背筋が凍る思いのする一冊である。

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ジェフ・アボット(Abbott, Jeff)

『逃げる悪女』(ハヤカワミステリ文庫) 2005/2/26 UP
 Cut and run
【ミステリ】
 お気楽判事のホイット・モーズリーシリーズ3作目。
 ・・・だけれど、今回ばかりはちっともお気楽じゃない。読み進むにつれ、びっくり仰天。なんか、凄い展開だなぁ・・・ストーリーを追うよりもむしろ、そういう展開になってゆくことのほうが興味深かった(爆)

『海賊岬の死体』(ハヤカワミステリ文庫) 2004/8/6 UP
 Black jack point
【ミステリ】
 とってもとってもお気楽な判事さん、ホイット・モーズリー君のシリーズ2作目。
 でも、今回のお話は、前回のようにはお気楽じゃない。いったいどうなってしまうんだ!?という、実に危ないストーリー(爆)。だが・・・実は、あまり気に入らなかった主人公、前作よりも2作目を読み終わった今の方が気に入ってる(^^;。少し、「安堵感」が抜けたので・・・なんていうと、私も危ないか(爆)

『さよならの接吻』(ハヤカワミステリ文庫) 2004/4/5 UP
 A kiss gone bad
【ミステリ】
 図書館長とは別のシリーズだけれど、主人公はやっぱり、ちょっと甘めのおおらかな優しい男性。実際にこんな人がいたら、ちっとも好みじゃないんだけど、でも、読んでいると、ものすごく安心する。この安堵感がたまらない(爆)。ミステリを読んでいて、「安心する」って言うのは危ないかもしれないけれど(^^;

『図書館長の休暇』(ミステリアス・プレス文庫) 2000/1/6 UP
 Distant blood
【ミステリ】
 シリーズ4作目で、ミラボーを離れて、いかにも殺人が起こりそうな島へと、舞台が移りました!
 今のところ、この本がシリーズの最新作らしいのですが、今後も書きつづけてくれると嬉しいんだけどなぁ・・・。
 とはいえ、今回はそれほどお薦めできないんですけど(笑) とりあえず、タイトルどおりに「休暇」ということで(笑)

『図書館の親子』(ミステリアス・プレス文庫)
 Promises of home
【ミステリ】
 ミラボーという街は、本当にいろんな事が起こる街ですねー、と、思わず感心。何かが起こる確率は、街の大きさには関係ない・・・と言われてしまうかもしれないけれど、でも、どんな秘密も守れそうにないところで、必死に「何か」を守ろうとするからこそ、思わぬ出来事も起きるんだなぁ・・・と実感しました。シリーズ3作目のこの本、一番のお薦めです。でも、この本から読み始める、なんて野暮なことはやめてね(^^;) お願い シリーズものは最初の本から読みましょうね。

『図書館の美女』(ミステリアス・プレス文庫)
 The only good yankee
【ミステリ】
 故郷の小さな街で、呆けてしまったお母さんの面倒を見ながら、図書館長として活躍する健気なヒーロー。第1作で明らかになった出生の秘密は、この本の中でもまだ、微かなしこりとなって残っていますが、仕事がらみかプライベートか、後を追ってきた恋人に、そう静かとは言えない生活を引っかき回されるのは、余りにもお気の毒。まあ、言葉が足らないのは彼ひとりの罪じゃないと思うのですが。

『図書館の死体』(ミステリアスプレス文庫)
 Do unto Others
【ミステリ】
 家族の事情でやむを得ず、都会を離れ気に入りの仕事も辞めて故郷に舞い戻ってきた主人公。町の図書館で働いているものの不満はいっぱい。折もおり、大喧嘩をした相手が図書館で死体となって発見された・・・。あとはお定まりの素人探偵の迷活躍ぶりをお楽しみください。

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マルティン・アマンスハウザー(Amanshauser, Martin)

『病んだハイエナの胃のなかで』(水声社) 2002/12/4 UP
 Im Magen einer kranken hyane
【ミステリ】
 現代ウィーン・ミステリー・シリーズのひとつ。地図付だったのに、この頃の本には地図がついていないですね。この本には、手書きの地図みたいなのが章ごとについていました。
 ストーリーはよく分からない。ミステリなのかそうでないのか? ミステリと言えばミステリだし、ミステリじゃないと言えばミステリじゃない。本当に中途半端な感じですが、一気に読んでしまいました。私には抽象的過ぎた本です。

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ウィリアム・N・アームストロング(Armstrong, William N)

『カラカウア王のニッポン仰天旅行記』(小学館文庫) 2000/6/15 UP
【紀行】
 ハワイ王国最後の王様デイヴィッド・カラカウア陛下が、世界一周の旅の途中、明治期の日本に立ち寄られたときの記録。国王第一の随員(自称)のウィリアム・アームストロングが、歯に衣を着せずに、書いているので、とてもとても面白いけれど、アームストロング自身も「国王生存中には発表できない」と思っていて、死後になって出版されたいわくつき(笑)
 本当はもっともっと長い本なのですが、日本を中心に、上海・香港・タイ・シンガポールでの王様の様子がユーモアたっぷりに描かれています。これじゃあ王様が生きていらっしゃる間に出版できなかったわね(笑)。それこそ、命がいくつあっても足りないわ(爆)

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シャーロット・アームストロング(Armstrong, Charlotte)

『見えない蜘蛛の巣』(小学館文庫) 2000/3/26 UP
 The chocolate cobweb
【ミステリ】
 ミステリというよりもむしろサスペンスものですが、今までに読んだアームストロングの作品の中では、一番よかったような気がします。これは、愛音の好みですが・・・。人物がもう少し書き込まれていたら文句なしなんだけど・・・。

『毒薬の小壜』(ハヤカワミステリ文庫)
 A dram of poison
【ミステリ】
 出だしは「いかにも悪女風と騙される善男」と言った感じだったのですが、半分も読み進まないうちに、なんだか妙な具合になってきて、どんどんミステリやサスペンス路線から離れていき・・・最後はほとんどお笑い(笑)。お正月に読むにはぴったりのユーモア・ミステリになりました。この作家は、読むたびに違った印象を受けますね。不思議な人です。

『サムシング・ブルー』(創元推理文庫)
 Something blue
【ミステリ】
 ラスト近くになるにつれ引き込まれていきましたが、初めの方は少しいらいらしてしまいました。頼りなげなヒロインに同情していたはずが、いつの間にか「どうしてこうなるのだろう?」 とにかく健気としか言い様のないヒーローが、最後には幸せを掴んだのでよかったです。

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デイヴィッド・アリグザンダー(Alexander, David)

『絞首人の一ダース』(論創海外ミステリ55) 2006/12/23 UP
 Hangman's dozen
【短編集】
 単純にミステリとは言いがたい、異色の短編集。人のいるところ、必ず「犯罪の影」あり、みたいな感じ(笑)

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ダグ・アリン(Allyn, Doug)

『ある詩人の死』(光文社文庫) 2000/1/21 UP
 Death of a poet and other stories
【ミステリ】
 日本ではほとんど知られていない作家ダグ・アリンの短編集。英米短編ミステリー名人選集の1冊です。私もまとまって読むのはこれがはじめて。他にも本になって出版されているのかなぁ? 出てたら読みたいんだけどね。。。

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マージェリー・アリンガム(Allingham, Margery)

『屍衣の流行』(国書刊行会) 2006/10/28 UP
 The fashion in shrounds
【ミステリ】
 最後の最後まで、犯人がわからなかった〜〜〜。ちょっぴり悔しい(笑)。やられた。

『検屍官の領分』(論創海外ミステリ7) 2005/4/30 UP
 Coroner's pidgin
【ミステリ】
 物語の始まりが面白い。こんな風に始まったミステリって他にあっただろうか・・・? 途中、少しもたつく感じもあったけれど、それでも、さすがに黄金期ミステリ。

『霧の中の虎』(ハヤカワポケットミステリ) 2002/1/29 UP
 The tiger in the smoke
【ミステリ】
 謎そのものはそれほどの謎ではないのですが、黄金時代の懐かしさが漂っていますね(笑)。雰囲気もそんな感じ。ただ、どうして、名探偵と言われるキャンピオンが登場しなければならないのか? そこがわからない。彼はいなくても、十分ストーリーは成り立つし、かえって余計な枝葉がなくなってすっきりすると思うんだけどな。

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ポール・アルテ(Halter, Paul)

『カーテンの陰の死』(ハヤカワポケットミステリ) 2005/8/6 UP
 La mort derriere les rideaux
【ミステリ】
 ツイスト博士シリーズ。
 いかにも、と言いたい怪しげな人たちがぞろぞろ登場してきて、雰囲気は楽しめる。だけど、実際に、こんな下宿屋があったとしたら、事件が起きるより先に、笑い出してしまいそう(笑)

『赤い霧』(ハヤカワポケットミステリ) 2004/10/28 UP
 Le brouillard rouge
【ミステリ】
 これはノンシリーズ。前半は、なんだかありきたりだなぁ・・・と思っていたのに、例の有名なのが出てくる後半部分はかなり面白かった。ストーリーはイギリスでのお話なんだけど、書いているのがフランスの人なので、イギリスの有名な探偵のことも一ひねりしていて・・・わはは、と言う感じ。シリーズよりも、ノンシリーズの方が楽しめるかなぁ。

『死が招く』(ハヤカワポケットミステリ) 2003/6/27 UP
 La mort vous invite
【ミステリ】
 シリーズ第2作。
 今回のツイスト博士の活躍ぶりには、ちょっと期待はずれ。
 これがイギリスものだったら噴飯ものだけれど、フランスものだから許す(笑)

『第四の扉』(ハヤカワポケットミステリ) 2002/7/9 UP
 La quatrieme porte
【ミステリ】
 フランス・ミステリにしては珍しく、密室殺人を扱った正統派本格ミステリ・・・と思って読んでいたら、最後のほうになって、3回か4回くらいひっくり返されたような気分。荒唐無稽もいいところ、だと思っていたけれど、オチがちゃんとあってさらに驚き。何も知らずに読み始めたならきっと、絶対にフランスミステリだなんて思わなかったに違いない(笑)
 探偵役は犯罪学者のアラン・ツイスト博士で、これがシリーズ第1作とか。すでに長編を20作以上発表しているそうなので、残りも早く読みたいものです。

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ブルース・アレグザンダー(Alexander, Bruce)

『グラブ街の殺人』(ハヤカワポケットミステリ) 1999/10/9 UP
 Murder in Grub Street
【ミステリ】
 シリーズ2作目。今回もお薦め。ジェレミー少年もまたまた大活躍です。背景は時代ミステリだけど、テーマは現代的でしたが、それもまたよかったです。
 前作で夫人を亡くした盲目の名判事・サー・ジョンは、早くも再婚しちゃいましたが、まあ許せるかな・・・(笑)・・・なんたって日夜がんばってるんだものねぇ(笑)

『グッドホープ邸の殺人』(ハヤカワポケットミステリ)
 Blind justice
【ミステリ】
 ヴィクトリア朝ロンドン。実在した盲目の判事の活躍を描いたミステリ。時代ミステリに弱い私ですが、これは本年のお薦め。読み終わって、ほぉっとため息をつきたくなる一冊です。

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ジェイムズ・アンダースン(Anderson, James)

『切り裂かれたミンクコート事件』(扶桑社ミステリー) 2006/12/30 UP
 The affair of the mutilated mink coat
【ミステリ】
 オールダリー荘シリーズ第2弾。どうやら3作目も発表されているらしいので、続けて翻訳されると嬉しいんだけど。

『血染めのエッグ・コージイ事件』(扶桑社ミステリー) 2006/12/23 UP
 The affair of the blood-stained egg cosy
【ミステリ】
 ずいぶん昔に出版された本の復刻。いかにも「黄金期ミステリ」な道具立てなので、呼んでいてとてもほっとする!(笑)。う〜ん、こんな風に書くと、とても危険だなぁ(^^;

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フレデリック・アーヴィング・アンダースン(Anderson, Frederick Irving)

『怪盗ゴダールの冒険』(国書刊行会) 2001/3/18 UP
 Adventures of the infallible Godahl
【ミステリ】
 ミステリーの本棚第4回配本。怪盗紳士、といえば、ルパンを思い出してしまうけれど・・・ゴダールという人物もいたんですね。。。全部で6篇の短編が収載されていますが、愛音のお気に入りは、第1話、かな? どれも愉しくて、あっという間に読めてしまいます。ハードカバーなのが残念・・・持ち運びに向いているとはいえないものねぇ(笑)

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ドナ・アンドリュース(Andrews, Donna)

『ハゲタカは舞い降りた』(ハヤカワミステリ文庫) 2004/12/18 UP
 Crouching buzzard, leaping loon
【ミステリ】
 シリーズ4作目。今回のタイトルはパロディー系。中身は相変わらず変ですが、次から次へと登場する変人たちには慣れてきました(笑)。ミステリそのものよりも、「今度はどんなおかしな人が現れるんだろう?」と言う期待感の方が勝っているかも(爆)

『13羽の怒れるフラミンゴ』(ハヤカワミステリ文庫) 2003/5/24 UP
 Revenge of the wrought-iron flamingos
【ミステリ】
 シリーズ3作目。ミステリにしては変なタイトル〜、と思っていたけれど、中身もやっぱり変。いろんな変人たちが次から次へと現れるけれど、中でも一番の変人は、ヒロインの家族や親戚ではなく、「ゴージャス」な男性のお母様だと、私は思う・・・今回もやっぱり爆笑。

『野鳥の会、死体の怪』(ハヤカワミステリ文庫) 2002/4/1 UP
 Mureder with puffins
【ミステリ】
 ユーモアたっぷりのミステリシリーズ2作目。相変わらずのどたばたぶり。実際の殺人事件で、こんなに笑えるのはありえないだろうし、もし笑えるとしても笑えないだろうから、これは本当にミステリだからこその愉しみ。
 ヒロインと「ゴージャス」な男性は、うまくいっている様子で、それもまた微笑ましい・・・息抜きにぴったりのミステリ。

『庭に孔雀、裏には死体』(ハヤカワミステリ文庫) 2001/4/19 UP
 Murder with peacocks
【ミステリ】
 なんともユーモアに満ちたミステリ。
 3週連続の結婚式に、それぞれ花嫁介添え人として出席しなければならないだけでなく、文句も注文も人一倍多い3人3様の花嫁たちに、ひたすらこき使われるヒロインの奮闘振りと、そんなヒロインにぞっこんになる変わり者の男性たちの対比がものすごく笑える(笑)。最後には、ヒロインもであった初めから「ゴージャス」と思っていた男性とうまく行くような予感が・・・と言うところで幕切れ。残念だけれど、次の作品で逢えるわね(^^;

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カズオ・イシグロ(Ishiguro, Kazuo)

『浮世の画家』(ハヤカワepi文庫) 2006/12/31 UP
 An artist of the floating world
【フィクション】
 実際にこんな思いでいた人たちはたくさんいただろう・・・かつての日本には。そんな気にさせる物語だ。今を否定するつもりはないけれど、だからといって、肯定することもできない。この世界の、他のどの国でもなく、この国に生まれた以上、この国を知り、この国を愛することがなぜいけないのか? それは、主義・主張とは何の関係もないことだと思うけれど、違うのだろうか? 違うとしたら、いったい何が?
 話とは関係なく、目は活字を追いながら、そんなあれこれを考えていた。

『わたしを離さないで』(早川書房) 2006/9/25 UP
 Never let me go
【フィクション】
 フィクションだけれど、とても考えさせられるストーリー。ゆっくりと語られる不思議な話は、読み進むにつれて、だんだんとひんやりとした冷たいものを感じるようになる・・・ただ、それは決して「否定的」には思えない。普通に考えれば、よくないこと、してはならないこと、だと思うのだが・・・なぜだろう?

『わたしたちが孤児だったころ』(早川epi文庫) 2006/4/15 UP
 When we were orphans
【フィクション】
 最後にはきっと、こうなるような気がしていた・・・わからないのに、わからないはずなのに、どうしてだか知っていたような気にさせる・・・この人の本は、どうしてこんな気分にさせるのだろう?

『遠い山なみの光』(ハヤカワepi文庫) 2001/9/20 UP
 A pale view of hills
【フィクション】
 どことなく懐かしい匂いのする小説です。はっきりと、「知っている・・・」と言えないけれど、でも、いつか、どこかで、私を取り巻いていたに違いない・・・そう、言えるような匂い。これが、初めから日本語で書かれたのではなく、英語で書かれた本だというのが信じられない・・・ページの向こうに、忘れられない誰かの日本が、ある。

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マイクル・イネス(Innes, Michael)

『アリントン邸の怪事件』(長崎出版) 2007/7/15 UP
 Appleby at Allington
【ミステリ】
 確かに死体はごろごろしているんだけど・・・いまひとつ、「ミステリ」とは言いがたいような気が・・・(^^; アプルビイの登場するミステリっていつもこんな感じなのかなぁ? 初期の頃(アプルビイが出世する前)のほうがいい感じ。

『アプルビイズ・エンド』(論創海外ミステリ27) 2006/3/19 UP
 Appleby's end
【ミステリ】
 うーん・・・ミステリと言ってもいいのかなぁ? なんだか最後まで釈然としない気分だけど・・・いったい何が言いたいんだかよくわからない本だなぁ(ため息)

『アプルビイの事件簿』(創元推理文庫) 2004/10/19 UP
 The casebook of Appleby
【短編集】
 「シャーロック・ホームズのライヴァルたち」という、創元推理文庫のシリーズの再刊。このシリーズ、短編集で、前から欲しいと思っていたものの、手に入りやすいものと、まったく見かけないものとがあったので、再刊になって嬉しいです。

『ハムレット復讐せよ』(国書刊行会)
 Hamlet, Revenge!
【ミステリ】
 読んでいるときには結構すっすっと読み進んでいたのですが、こうして何か書こうと思うと、さて、中身が残っていない・・・。

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ロッティ・イングリッシュ(Ingrisch, Lotte)

『ペスト記念柱』(水声社) 2001/12/24 UP
 Die Pestsaule
【ミステリ】
 「ウィーン」で検索していて見つけた『現代ウィーン・ミステリー・シリーズ』の1冊。付録としてウィーンの市街図がついているんだけど、読みながら見ると地名を探すのが大変だし、後からだとますます良くわからないので、どうして地図がついているのか不明(笑)
 表紙のペスト記念柱の写真は懐かしいけれど、あまり好きになれないミステリ。一風変わったウィーンを味わうには最適な本。

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