最終更新日:2007年11月30日
イーサン・ケイニン(Canin, Ethan) ![]()
『宮殿泥棒』(文春文庫) 2006/10/15 UP
The palace thief
【短編集】
何だかとても変わっている短編集です。訳したのが柴田元幸さんだったので買ってしまったのだけれど、あんまり楽しめなかった。残念。
エッサ・デ・ケイロース(Queiroz, Eca de)
『縛り首の丘』(白水uブックス) 2000/9/3 UP
O mandarim / O defunto
【フィクション】
表題作よりも、併録されている「マンダリンを殺せ」のほうが面白かったです。雰囲気は、縛り首の方が面白いんだけど・・・
初めて読む作家ですが、味わいが変わっている。
ミルワード・ケネディ(Kennedy, Milward)
『スリープ村の殺人者』(新樹社) 2007/1/1 UP
The murderer of sleep
【ミステリ】
偶然見つけたので、それほど期待していなかったのだけれど・・・うーん・・・この手のミステリはあまり好みじゃない(笑) だけど、シリーズのほかの作品には心惹かれるものが・・・(爆)
『救いの死』(国書刊行会) 2000/10/21 UP
Death to the rescue
【ミステリ】
前半はかなり期待し、中盤は少々うんざり、が、終盤は一気読み。あまり好きなタイプのミステリではないけれど・・・変わっていて面白かった。
フェイ・ケラーマン(Kellerman, Faye)
『逃れの町』(創元推理文庫) 2005/10/22 UP
Sanctuary
【ミステリ】
デッカーとリナのシリーズ7作目。
宗教の違いを乗り越えたこの二人の愛は、本当に羨ましい。これほど深く、相手を思う愛がある・・・そう感じられるだけでもこのシリーズは読む価値があるけれど、ミステリも同じくらい奥が深くていい。人々の間にあるさまざまな思い・・・実際の生活の中よりもむしろ、こうした本の中により強く感じてしまうのはなぜだろう?
『赦されざる罪』(創元推理文庫) 2001/7/9 UP
Grievous sin
【ミステリ】
リナ・ラザラスとデッカー巡査部長のシリーズ最新刊。この間ようやく結婚できたと思っていたら、二人の間には可愛い赤ちゃんが誕生しました。でも、それはまた、新しい悲しみも伴ってきた・・・というところに、このシリーズらしさ?
犯罪が出てくるのはもちろんですが、それよりもむしろ、人というものの存在自体を考えさせられました。このシリーズは、たいていそうだけれど・・・
『堕ちた預言者』(創元推理文庫) 1999/9/19 UP
False prophet
【ミステリ】
デッカーとリナシリーズの5作目。4作目で一応落ち着くところに落ち着いた・・・ということで、はじめて警察官らしい事件が起きましたね。これでこそ!って感じがします。事件そのものは、あんまり愉快なものじゃない・・・愉快な事件って言うのも変ですけど!・・・次も楽しみだぁ!
『慈悲のこころ』(創元推理文庫)
The quality of mercy
【ミステリ】
今までのシリーズとは全く違って歴史物です。もちろんミステリーですが・・・。シェイクスピアのイメージが多少崩れてしまったような感じもしますが、本当のところは「こうだったのかもしれない(笑)」どちらかというと、ミステリとしてではなく、一つのストーリーとして楽しんだようです。これはシリーズにはならないでしょうが、こういう作風の作品はもっと読みたいです。
『贖いの日』(創元推理文庫)
Day of Atonement
【ミステリ】
あぁ!感動の4作目! になると思っていたのに、いきなりショッキングな出来事から始まりました。相変わらず宗教と人間関係との板挟みのなかで、今回もみなさん頑張ってくれました。ラストシーンはとっても○。まだお読みでない方は、ぜひシリーズ第1作から順番に−焦ってはいけません−お読みください。
ケルテース・イムレ(Kertesz, Imre) ![]()
『運命ではなく』(国書刊行会) 2006/9/12 UP
Sorstalansag
【フィクション】
著者自らが体験したナチスの強制収容所での生活を描き出した自伝的小説。あまりにも、あまりにも淡々と描かれていて、だからこそ一層、過酷な現実を想像させる。辛い体験を忘れようとするのか、それとも、繰り返し覚えていて訴えつづけるのか、そのどちらかしかありえないと思っていたけれど、こんな風に、卓見して受け止めることも可能なのだ・・・しかし、これを「運命ではなく(原題を直訳すると、運命ではないこと、になるらしい)」と言い切れる強さはいったいどこから来るのだろう?
アンドレーア・ケルバーケル(Kerbaker, Andrea)
『小さな本の数奇な運命』(晶文社) 2004/8/15 UP
Diecimila : Autobiografia di un libro
【フィクション】
本が自らの人生を語る(!)本。本屋さんの片隅・・・かどうかは知らないけれど、とにかく、売れ残っている、哀しい身の上や買われた持ち主に大事にされている様子・・・なんかを回想してくれます。あっという間に終わってしまって、ちょっぴり残念な、洒落た本。
ガブリエル・コーエン(Cohen, Gabriel)
『贖いの地』(新潮文庫) 2003/5/17 UP
Red hook
【ミステリ】
全篇を通して重苦しい1冊。主人公の警官の性格が気に入らなくて、読んでいると腹立たしいこと限りなし。だけど、その難行苦行も、最後のページで救われた感じです。これで、将来が明るくなってくれたらいいのになぁ・・・小説の中の人たちだけれど、心からそう祈りたい気分になりました。
ポーラ・ゴズリング(Gosling, Paula)
『死の連鎖』(ハヤカワポケットミステリ) 2003/6/6 UP
Ricochet
【ミステリ】
久々のストライカー警部補もの。私はどちらかといえば、マット・ゲイブリエルのほうが好きなんだけど、今回は、渋いよぉぉぉ。事件の絡み具合が最高にいい!
『すべての石の下に』(ハヤカワポケットミステリ) 2001/2/11 UP
Underneath every stone
【ミステリ】
ブラックウォーター・ベイシリーズの最新刊。元大学の哲学教師だったマット・ゲイブリエルが保安官を務めている小さな町で起こった殺人事件、最初は郵便配達人、続いてもう1人・・・。折りしも街では保安官選挙の真っ最中、二人目に殺されたのが保安官の対立候補とあって、現職保安官は窮地に立たされる・・・久しぶりにドラマティックな展開を堪能しました。
『ハロウィーンの死体』(ハヤカワミステリ文庫) 2000/12/12 UP
A few dying words
【ミステリ】
30年昔の事件がふたたび殺人を呼ぶ・・・過去からよみがえる亡霊が今に祟るお話は、ミステリでは良くある手法かもしれませんが、雰囲気がとてもよくてすっかり飲まれてしまいました。
『死者と影』(ハヤカワポケットミステリ) 2000/2/20 UP
Death and shadows
【ミステリ】
ゴズリングの本、アップするのは初めてだったんだ・・・。翻訳された本は全部読んでいるのに不思議!
ミステリというよりもサスペンスの方が勝っているのですが、今回は、そうでもないかな? あんまりサスペンスものとは思えなかったです。今までの作品に比べると、ちょっと退屈。
ロバート・ゴダード(Goddard, Robert)
『秘められた伝言(上下)』(講談社文庫) 2003/10/25 UP
Dying to tell
【ミステリ】
出だしは低調(・・・のように感じた)だったけれど、読み始めるともう止まらない(笑)。この作家はいつもそう! 分からずに乗り出していって、はっと気づいたときにはもう遅い。今更戻れないところまで来てしまっている。
『今ふたたびの海(上下)』(講談社文庫) 2003/2/21 UP
Sea change
【歴史もの】
虚実取り混ぜた登場人物たちが繰り広げる歴史に埋もれた物語。ヨーロッパ中を股にかけて追いつ追われつのストーリーはハラハラして面白いけれど、主人公が今ひとつ気に入らないな(笑)。あまりにも平凡すぎるような気がして。それさえなければ(^^;
『石に刻まれた時間』(創元推理文庫) 2003/2/21 UP
Set in stone
【ミステリ】
厳密に言うなら、ミステリとは言い切れないかもしれないけれど・・・一応謎があるからミステリ。
淡々とした語り口調の奥に見え隠れする妖しさが、背筋をゾクッとさせる。時に冗長すぎるんじゃない?と感じる言葉も、読み終わってみたらピタリとあるべき場所にはまっている。
『永遠(とわ)に去りぬ』(創元推理文庫) 2001/3/24 UP
Borrowed time
【ミステリ】
ひねりが得意な作家だとは知っていたけれど・・・こういう風にくるか?とラストを読んで「あ!」と思いました。出だしは、なんだかだらだらとしていて、ちょっとうんざりしかかったけれど、途中からは、「謎は解けたなぁ」と思い始めて、快調だと思っていたのに(^^;
『千尋の闇(上下)』(創元推理文庫) 2000/4/16 UP
Past caring
【ミステリ】
あぁ、凄い!
マーチンは嫌いなタイプだけど、それを補って余りあるストーリーとドラマ。
とてもとてもよかった。花丸。絶対にお薦めです。読んで損はしません(笑)
『鉄の絆(上下)』(創元推理文庫) 2000/4/8 UP
Hand in glove
【ミステリ?】
ミステリと言い切ってしまうにはちょっと・・・だけど、一応殺人があるので(笑)
「惜別の賦」とこれとだったら、私はこちらの方をお薦めします。ラストのひねりが好きだから。もちろん、「惜別の賦」のようなラストも、余韻があってよいのですけどね。
『惜別の賦』(創元推理文庫) 2000/4/8 UP
Beyond recall
【ミステリ】
話題の作品、話題の作家からは目を背ける・・・という天邪鬼な性格が災いして、なかなか読めなかった作品です。風邪を引くと、こういう作品が一挙に読めてしまうので良いなぁ・・・と思いました(笑)。
今回、続けて2作読んだのですが、どちらも期待通り。ものすごく良かった。超お薦め。
シドニー・ホブスン・コーティア(Courtier, S. H.)
『ドリームタイム・ランド』(論創海外ミステリ32) 2006/5/27 UP
Death in dream time
【ミステリ】
前作とは変わって、それらしいミステリ。設定がちょっと・・・と思うけれど、まあ、こんなものかもしれない。
『謀殺の火』(論創海外ミステリ17) 2005/6/11 UP
Murder's burning
【ミステリ】
埋もれてしまっていた瓦礫の中から、一人、真実を探し出そうとする男・・・それほど「正義感」に溢れているわけでもなさそうなのに、親友を失ったことが、彼を支え続けているのだろうか? 淡々と進むストーリーの中に、怪しい火が少しずつ大きくなってゆき、炎と燃え上がったかと思った瞬間、あっけなく消えてしまったような感じもするラストはちょっと心外だったけれど。
サラ・コードウェル(Caudwell, Sarah)
『女占い師はなせ死んでゆく』(ハヤカワポケットミステリ) 2001/5/22 UP
The Sibyl in her grave
【ミステリ】
性別不明の名安楽椅子探偵ヒラリー・テイマー教授が活躍するシリーズ第4作。最初の3作が続けて発表されたあと、長らく新しい作品が出ないなぁ・・・と思っていたところにようやく出た新刊ですが、哀しいことに著者の遺作となってしまいました。3作目発表から数えて10年目の新作なのに・・・
ストーリーは、事件なのか? 事件ではないのか? 事件だとしたらいったい何が? という感じで、複雑な糸が絡み合い、事情を説明する往復書簡がちょっとした息抜き風にも思えるものの、それがまた侮れず(笑)
このシリーズがもう読めないとは!
マイクル・コナリー(Connelly, Michael) ![]()
『終決者たち(上下)』(講談社文庫) 2007/11/30 UP
The closers
【ミステリ】
もともとロス市警に勤めていたのに、理由あって、3年間も私立探偵稼業をしてから、なぜかこの作品で急に復職。なんだか怪しいなぁ・・・と思っていたら、やっぱり(笑)。こういうおいしい話には、絶対に裏があるって(爆) それにしても、少々型破りでも、優秀な刑事なのに、つまらないことで、辞めさせたり、復職させたり・・・警察も大変なのかも。
ハーラン・コーベン(Coben, Harlan)
『殺しが二人を別つまで』(ハヤカワミステリ文庫) 2007/11/30 UP
Death do us part
【ミステリ】
どんな意味にも感じ取れる意味深なタイトルだけれど、それに恥じない短編集。こういうのを読むと、世の中の多くのカップルが、平穏に暮らしているのが信じられないくらい(笑)
『カムバック・ヒーロー』(ハヤカワミステリ文庫)
Fade away
【ミステリ】
キャラクターが良いですね〜。すっかりお気に入りです(^o^)。ヒーローの過去が明らかになるところは定石どおりだと思いましたが、でも、ちゃんと乗り越えるためには仕方ないですよね。これも伏線になっていたんだし・・・。今お薦めの1冊です。
『沈黙のメッセージ』(ハヤカワミステリ文庫)
Deal Breaker
【ミステリ】
それほど期待して読みはじめたのじゃなかったのに、一度手にすると、あとはぐいぐいと引っ張られてしまった。掘り出しても掘り出しても、いくらでもどろどろした感情が出てくるような感じなのに、それが嫌になることもなく。登場人物の設定に幅があって、次が楽しみ。
パヴェル・コホウト(Kohout, Pavel)
『プラハの深い夜』(早川書房) 2000/11/15 UP
Hvezdna hodina vrahu
【ミステリ】
第2次世界大戦の末期、ドイツ占領下のプラハで起こった未亡人連続殺人事件。捜査はなぜか、ドイツ検事局だけではなく、プラハ警察も合同で行うことになる・・・。
猟奇的な殺人事件の謎よりもむしろ、プラハ警察の刑事やドイツ検事局の検事たち、登場人物一人一人を読むほうが面白い。ハードカバー2段組みで460ページほど、分厚い本だけど、ほとんど一気読み。
ナンシー・A・コリンズ(Collins, Nancy A.)
『ブラック・ローズ』(ハヤカワ文庫)
A dozen black roses
【フィクション】
吸血鬼のお話なのにおどろおどろしていなくて愛音好みのソーニャ・ブルー・シリーズの外伝です。最後の数ページになるまで、直接に名前は出てこないのですが、久しぶりの活躍振りにわくわくしました。次作にも期待できそうなラストシーンだったのでまた会えるかなぁ(笑)。
『フォーリング・エンジェル』(ハヤカワ文庫)
Midnight blue
【フィクション】
ちょっぴり変わった吸血鬼のお話第3部。もともと1冊の本なので、分冊されてしまうと感想が書きにくいですね。でも、1冊書いてしまったからなぁ。おどろおどろしていないので、好きなんだけど。
『ゴースト・トラップ』(ハヤカワ文庫)
Midhight Blue the Sonja Blue Collection
【フィクション】
続き物なので、ここで2作目だけ紹介するのは邪道だと思いますが、良くある吸血鬼のお話もここまでアレンジされると・・・吸血鬼ってやっぱり向こうのものなんですね。日本の怪談に比べるとパワフル。ソーニャ、がんばれ!−思わずヒロインに声援を送りたくなります。
マックス・アラン・コリンズ(Collins, Max Allan)
『ヒンデンブルク号の殺人』(扶桑社ミステリー) 2007/9/17 UP
The Hindenburg murders
【ミステリ】
タイタニック豪の殺人に続くシリーズ2作目。「大惨事」シリーズなんだそうですが・・・タイタニックに比べると、少々小粒。
『タイタニック号の殺人』(扶桑社ミステリー) 2007/6/17 UP
The Titanic murders
【ミステリ】
実在の乗客を登場人物にしたミステリ。本当にこういうことがあったなら・・・真相は深い海の底
ヤン・ゴールドスタイン(Goldstein, Jan) ![]()
『ほんとうに大切なこと』(ヴィレッジブックス) 2007/11/30 UP
All that matters
【フィクション】
久しぶりに、涙がとまらない小説を読んだ。この本を読めば、どんな心もとろけてしまうに違いない。必読!
カート・コルバート(Colbert, Curt)
『ラット・シティの銃声』(創元推理文庫) 2006/9/10 UP
Rat city
【ミステリ】
ハードボイルドなんだけど、なんというのか・・・笑える(爆)。すべてがドタバタ喜劇みたいで(爆)。シリアスなのを読んだすぐ後だったので余計かもしれない。
ピーター・コン(Conn, Peter)
『パール・バック伝−この大地から差別をなくすために』(舞字社) 2001/12/17 UP
Pearl S. Buck
【ノンフィクション】
「大地」の著者としての作家パール・バックしか知らなかった私には衝撃的な本。人間パール・バックが見事に書かれた素晴らしい本です。「憎しみの子ども」を読んではじめて知ったアメラジアン−アメリカ人将校と東洋人との間に生まれた子どもたち−という言葉も、彼女が使い始めた新語なのだそうです。彼らは生まれるべくして生まれたのに、父の国でも、母の国でも、同じように異邦人扱いされ、精神的な国籍をもてないアメラジアン。宣教師の娘として生まれたパールは、生後3ヶ月で両親とともに中国へ渡り、かなりの年月をかの地で過ごしたために、人種的には生粋のアメリカ人でありながら、心のどこかに東洋的な影をひきずることになりました。不幸な最初の結婚や障害をもって生まれた一人娘、それから二度と子どもには恵まれない身体になってしまったこと・・・いくつも重なった出来事は、偶然だったかもしれませんが、パールにとっては必然。
アメラジアンのために設立したウェルカム・ハウスでの活躍ぶりも、ベティー・フリーダン(学生時代にかなり読まされた懐かしい名前!)をバックアップすることで、若い世代へと自らバトンを渡してゆく姿も、まさに私が「こうありたい」と望む姿でした。
パトリシア・コーンウェル(Cornwell, Patricia)
『捜査官ガラーノ』(講談社文庫) 2007/9/23 UP
At risk
【ミステリ】
新シリーズ。あまり気に入らない。なんというのか・・・中身が、薄っぺらに思えて。最初の頃のコーンウェルは、もっとじっくり書き込まれていたような気がする。
『痕跡(上下)』(講談社文庫) 2005/1/8 UP
Trace
【ミステリ】
ケイ・スカーペッタシリーズ13作目。年末に出版されるのが恒例になってしまったけれど、読むのは年明けになってる(笑)
中身はちょっと気に入らない。特にラスト。
『黒蠅(上下)』(講談社文庫) 2004/2/1 UP
Blow fly
【ミステリ】
ケイ・スカーペッタシリーズ12作目。ずいぶん待たされた挙句に、出てきた〜と思ったら・・・なんだかヒロインが若返っている(笑)。こんなのって、あり? だけど、中身は充実。今までの中身が全部、一緒に詰まっているみたい。
『審問(上下)』(講談社文庫) 2001/2/1 UP
The last precinct
【ミステリ】
毎年12月の贈り物、検屍官スカーペッタ・シリーズ(笑)
今年は、なぜか買いそびれて年が明けてしまいました。とうとう上下本に・・・と言う感じ。内容も大きな分岐点ですね。最近、ちょっと・・・と思っていたのだけれど、久々に、自作に期待が持てそう。
『警告』(講談社文庫) 2000/1/6 UP
Black notice
【ミステリ】
毎年12月に出るのが恒例になってしまった、ケイ・スカーペッタの最新刊。
前作の影が、痛いくらいに尾をひいていて、ちょっと息苦しい感じ。やっぱりこの路線で行くのね。。。
『サザンクロス』(講談社文庫) 1999/8/17 UP
Southern cross
【ミステリ】
コーンウェルのもうひとつのシリーズ、女性警察署長が主人公の警察小説の第2作。
アメリカでは、こんな風に警察署長さんも実力主義(?)で引き抜かれて、トラバーユするのがあたりまえなんでしょうか? 日本では考えられないので、その辺がちょっと戸惑ってしまうのですが・・・。
内容は、このストーリーだったらもう少し短くてもいいんじゃないかなぁ・・・と思います。愛音はどちらかと言えば分厚い本が好みだけど(^^;。
『業火』(講談社文庫)
Point of origin
【ミステリ】
99年の読み初めは、毎年12月に新刊が出るコーンウェルの検屍官シリーズの最新刊です。このシリーズはそれほど「好きじゃない」と言いながら読んでいるのですが、今回は最後の最後まで目を離せませんでした。ラストはかなり辛くて心を締め付けられました。登場人物と事件とがすっぱり切り離されないようなストーリーは今回でお終いにして欲しいくらい・・・。
『スズメバチの巣』(講談社文庫)
Hornet's nest
【ミステリ】
これをミステリと思うかどうか意見の分かれるところですが、一応ミステリにしてみました。事件がメインではないようなので、ちょっと中途半端に感じますが、シリーズ゛第1作としては、キャラクターの方に力が入ってしまうのも仕方がないかも。
『接触』(講談社文庫)
Unnatural exposure
【ミステリ】
今流行りのものを無理矢理にはめ込んでストーリーにしているようで、少し流れについてゆけないところがあります。スカーペッタもあんまり活躍していないですよね。
リチャード・T・コンロイ(Conroy, Richard Timothy)
『一寸の虫にも死者の魂』(創元推理文庫) 2000/4/2 UP
Old ways in the new world
【ミステリ】
スミソニアン博物館ミステリの3作目。これまたミステリとは言いがたいんだけど・・・でも、殺人もあるし、やっぱりミステリ。はちゃめちゃなところは相変わらず、ヘンリーが活躍(?)するのもおんなじ(だけど、いつも報われない・・・)。
今回は民俗フェスティヴァルが舞台なのですが、毛色の代わった民俗をかき集めてあるのに驚きました。いったいどうやって考えたんだろう?(笑)
それにしても、タイトルにもなっている「虫」、実際にいたら大変だろうなぁ・・・
『インド展の憂鬱』(創元推理文庫) 2000/2/3 UP
The India Exhibition
【ミステリ】
スミソニアン博物館ミステリの2作目。本当は、こちらの方が先に発表されたらしいのですが、内容の方は、こちらの方があとの出来事なので、翻訳は中身どおりの順番で出ました。創元推理文庫って、こういうところに拘ってくれるから嬉しいです(笑)
邦訳1作目に引き続いて、ヘンリーが活躍します。これもまた、ミステリとは言いがたいかもしれないけれど・・・愉しくて○!
『スミソン氏の遺骨』(創元推理文庫) 1999/11/25 UP
Mr. Smithson's bones
【ミステリ】
スミソニアン博物館内での抱腹絶倒のミステリ。シリーズものらしいのですが、続けて翻訳されるそうなので楽しみです。それにしても、スミソニアン博物館って、めちゃくちゃ複雑な組織なんですね。この本を読んではじめて知りました(笑) どこまでが本当で、どこからがうそなのか、よくわからないけれど、出てくる人物たちも愉しくて○。ただ、ミステリ、と思って読むとちょっと失望するかも。冒頭に殺人のシーンも出てくるけれど・・・。