aine's Reading Room

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最終更新日:2007年8月25日

エマ・レイサン(Lathen, Emma)

『死の信託』(論創海外ミステリ31) 2006/5/4 UP
 Banking on death
【ミステリ】
 これがシリーズ1作目らしい・・・この作品のほうが、経済っぽくなくてとっつきやすいのに、どうして後回しになっちゃったのかなぁ? 銀行の副頭取が探偵役を務めているけれど、経済がらみのお話は信託財産の部分だけなのに。ミステリとしては、なかなか。

『死の会計』(論創海外ミステリ11) 2005/4/30 UP
 Accounting for murder
【ミステリ】
 会計がらみ、と言うのが少し辛かったけれど、その点を差し引けば、ミステリとしては面白かった。これで、会計がらみじゃなかったら・・・(爆)

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ダナ・レオン(Leon, Donna)

『ヴェネツィア刑事はランチに帰宅する』(講談社文庫) 2005/4/30 UP
 Wilful behaviour
【ミステリ】
 何気なく始まるミステリなのに、ヴェネツィアと言うそれだけでも素晴らしい舞台の中で、主人公の警視とその家族、出てくるすべての人たちが、それぞれの持ち味を充分に生かしていて素晴らしい。

『ヴェネツィア殺人事件』(講談社文庫) 2003/3/28 UP
 Friends in high places
【ミステリ】
 ヴェネツィアを舞台にしたミステリ。シリーズものだけれど初めて読みました。主人公の警視とその家族がいい雰囲気。もっと読みたいミステリを見つけました。

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アルトゥーロ・ペレス・レベルテ(Reverte, Arturo Perez)

『フランドルの呪画(のろいえ)』(集英社文庫) 2001/6/9 UP
 La tabla de Flandes
【ミステリ】
 チェスの話が難しくて、思わせぶりだけれど、実際のミステリは、読み終わってしまった今なら、「単純」だったんだと思える。読んでいる間は、絵の中のチェスが、いったいどんな話を、現在に持ち込んでくれるのか? それを本当に解くことができるのか? それだけを考えさせられてしまったけれど、それは実際には、著者の「手」だったのかも(笑)

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スティーブン・レベンクロン(Levenkron, Steven)

『自傷する少女』(集英社文庫) 1999/9/29 UP
 The luckiest girl in the world
【フィクション】
 思春期やせ症の専門家である心理学者が書いた小説3作目。処女作の『鏡の中の少女』と2作目の『鏡の中の孤独』は、どちらも思春期やせ症の少女を主人公にした物語でしたが、この本では、自分を傷つけることでしか、自分を守りきれなくなった少女を主人公にしています。もう一人の主役とも言うべきセラピストは、3作とも共通の人物で、愛音は、そのセラピストが結構気に入ってます。ストーリー自体は、小説を読んでいるというよりもむしろ、専門書をノベライズした感じ。

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フランク・レンウィック(Renwick, Frank)

『とびきり哀しいスコットランド史』(ちくま文庫) 1999/9/3 UP
 Scotland bloody Scotland
【歴史】
 イギリスへ行く途中の飛行機の中で読んだ本です。著者は、レイヴンストーン男爵と言うれっきとしたスコットランド貴族。スコットランドにある古城・レイヴンストーン城再建のために奔走中。この本の印税も再建費にするのだそうです。大変ですね。
 スコットランドと言うと、歴史が好きな愛音でも、思い出すのはメアリー・スチュアートくらい。あとは、スコッチ・ウィスキーとか、タータンとか・・・。ユーモアにあふれた本書を読んで、「へぇ〜」とうなずくことしきり、でした。とりあえず読んでよかった。面白かった。

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ジークフリート・レンツ(Lenz, Sigfried)

『アルネの遺品』(新潮社) 2003/5/6 UP
 Arnes Nachlass
【フィクション】
 全篇を覆う透き通るような哀しみが切ない。小さな歯車が、たった一つ外れてしまっただけで、人の生きる道というのは、こんなにも離れていくのだ、本来、自分が辿るべき道筋から。アルネは、どこに消えたのだろう? 遺品を整理する・・・そこに、アルネの存在が、生きているとき以上に強く感じられるとき、彼は一番生きていたかもしれない。

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ルース・レンデル(Rendell, Ruth)

『シミソラ』(角川文庫) 2004/1/24 UP
 Simisola
【ミステリ】
 ミステリと言うよりも、むしろ、社会問題小説として始まるけれど、いくつものストーリーが、どんどん集約していくラストは圧巻。

『心地よい眺め』(ハヤカワポケットミステリ) 2003/10/5 UP
 A sight for sore eyes
【ミステリ】
 一人一人の人物が、これほど鮮やかに生きて動いているのを見るのも、背筋がゾクゾクするけれど、なんといっても、メビウスの環のように、戻ってくる結末が凄い。

『悪意の傷跡』(ハヤカワポケットミステリ) 2003/1/12 UP
 Harm done
【ミステリ】
 これまた久しぶりのウェクスフォード主任警部です。
 今回もまた、父と娘の関係が重要なポイント。どの事件でも、人が生きていて、本当に腹が立ったり、可哀想だと思ったり・・・絡んでいない事件と事件を繋いでいる糸も自然。

『眠れる森の惨劇』(角川文庫) 2000/5/20 UP
 Kissing the gunner's daughter
【ミステリ】
 久しぶり〜のウェクスフォード主任警部シリーズ。なんだかもうずいぶん長い間読んでいなかったような気がする(笑)。
 冒頭のショッキングな事件が、肝心の事件とどこで絡んでくるのかなぁ・・・と不思議だったんだけど、ふと気づくとちゃんとピースがはまっていた(笑)。終わりの方になって、どんどん解決が見えてきたとき、思わずはっとしたんだけど、ウェクスフォード警部と娘との関係が、やっぱり、事件解決の伏線になってたのかなぁ? お薦め!

『石の微笑』(角川文庫) 2000/5/14 UP
 The bridesmaid
【サスペンス】
 サスペンスというのともちょっと違うような気もするんだけど、どのジャンルがぴったり来るのか思い浮かばないので(笑)。
 これもノンシリーズで、最初の方は、あんまり面白くなかったけれど、ラストはしみじみしてしまった・・・。

『死を誘う暗号』(角川文庫) 2000/5/12 UP
 Talking to strange men
【ミステリ】
 久しぶりにレンデルを読みました。新刊が出ているのを見つけて、後ろの見返しの作品リストを見ていたら、覚えのないタイトルが2冊ほどあったのです。これはその1冊。ノンシリーズものなので、もしかしたら、新刊のときにあえて買わなかったのかも・・・と思いながら読んだけれど、まあ楽しめました。
 レンデルのノンシリーズものは、ミステリというよりも、悪気のない悪意とか善意のつもりの悪意みたいなものが、いろんな人たちの行動を変な方向へ押し進めてゆく・・・みたいなところがあって、普段はあまり好きになれないのですが・・・。

『聖なる森』(ハヤカワポケットミステリ) 1999/10/10 UP
 Road rage
【ミステリ】
 久々のウェクスフォード警部シリーズ(笑)
 最初少し、いろいろな筋のつながりがつかめなくて困ったけど、後半になって、それらがどんどん絡み合って、一本の糸になってゆくのがとても面白かった。

『殺意を呼ぶ館』(扶桑社ミステリー) 1999/6/21 UP
 The crocodile bird
【ミステリ】
 上巻ははっきり言って退屈でした。でも、読み進むにつれて、次第に目が離せなくなってしまいました。レンデルのノンシリーズはあまり好きじゃないのですが、この本は、ラストが光っているので好きです。

『女を脅した男』(光文社文庫)
 The man who frightened women
【ミステリ】
 光文社文庫から全7巻の予定で刊行開始された「英米短編ミステリー名人選集」の第1巻。すでに、ほかの短編集に入っていたり、ミステリマガジンなどの雑誌に掲載されたものばかりですが、短編って言うのは意外に覚えていないんですね、私。忘れてしまっていたので面白かったです(笑)。

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ジュリアン・ロイド・ウェッバー(Lloyd Webber, Julian)

『パブロ・カザルス 鳥の歌』(ちくま文庫)
 Song of the Birds
【ノンフィクション】
 往年の名チェリスト、パブロ・カザルスの語録。サブタイトルの「鳥の歌」は、カザルスの演奏によって有名になった民謡からとられていますが、この本と共にお薦めの曲です。

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ミシェル・ロヴリック(Lovric, Michelle)

『ヴェネツィアの薔薇・ラスキンの愛の物語』(集英社) ミンマ・バーリアとの共著 2003/7/6 UP
 Ruskin's rose
【フィクション】
 限りなくノンフィクションに近いかもしれないフィクション、あるいは、その反対。
 哀しいほど透き通った、それでいて、濁ってもいる、愛がとても辛い。

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ロバータ・ロゴウ(Rogow, Roberta)

『名探偵ドジソン氏 降霊会殺人事件』(扶桑社ミステリー) 2000/6/11 UP
 The problem of the spiteful spiritualist
【ミステリ】
 読めば読むほど、ドイル氏には腹が立ってくる(笑)。でも、ドジソン氏はかわいいなぁ・・・今回の謎の方が、1作目よりは気分的によかったkど、犯人は、二人目が殺されるか殺されないかでわかってしまったのでつまらない・・・まあ、このシリーズは、犯人当てとか、複雑なトリックを楽しむようなミステリじゃないけれど・・・。

『名探偵ドジソン氏 マーベリー嬢失踪事件』(扶桑社ミステリー) 1999/9/14 UP
 The Problem of the missing miss
【ミステリ】
 チャールズ・ドジソン氏ことルイス・キャロルとアーサー・コナン・ドイルとが出会っていたとしたら・・・?
 こういう実現しそうにないことを想像するって、小説だからこそ味わえる楽しみ。
 とはいえ、最初はあんまり面白くないなぁ・・・なんて思っていたんだけど、後半ドジソン氏がハッスルし始めると俄然面白くなってきて、あとは一気に読んでしまいました。ドイル氏は、思ったほど活躍しなかったような気がする・・・(笑)。

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シャイラ・J・ローザン(Rozan, S. J.) 

『天を映す早瀬』(創元推理文庫) 2006/12/9 UP
 Reflecting the sky
【ミステリ】
 ビルとリディアのシリーズ。今回の舞台はニューヨークではなく、香港。リディアは中国人だけれど、生粋のニューヨーカーで、初めての海外、初めての中国(香港だけど・・・)。舞台は変わっても、じっくりと読ませてくれるのは相変わらず。登場する人たちは、どの人も「普通」じゃない。ストーリーの中でも言われているけれど、「頭のねじが緩んでいる」(笑)。だけど、それがいいんだと思う。

『春を待つ谷間で』(創元推理文庫) 2005/9/10 UP
 Stone quarry
【ミステリ】
 ビルとリディアのシリーズ。このシリーズはいつもじっくりと読ませてくれるので好き。今回の舞台は、いつものマンハッタンではなく、よそ者が動きにくい場所だけれど、ビルにはそうでもないみたい。ビルは、どこにでもしっくりと馴染める人なんだろうか・・・どことなく、とっつきにくそうな感じがするのだけれど・・・

『苦い祝宴』(創元推理文庫) 2004/2/7 UP
 A bitter feast
【ミステリ】
 シリーズ5作目。
 このシリーズ、1作ごとに、視点が変わるのですが・・・二人の主人公、リディアとビルと・・・で、いつもは、ビルが主人公のほうが好きなのだけど、今回初めて、ビルが脇役でもいいじゃないの・・・と思ってしまいました。リディアがいつも、なんだか意地を張っているようで(張りすぎているようで)、それが、自分自身を見せ付けられているようで、余計に腹が立っていたのだと思うのですが、この中では、肩の力が少し抜けたみたい。

『どこよりも冷たいところ』(創元推理文庫) 2002/7/22 UP
 No colder place
【ミステリ】
 シリーズ4作目。一番出来がいいと思います。人物が生きている。設定も。特に、レンガの壁の扱いがとてもいい。すべてを象徴しているようでありながら、やっぱりただの壁、と思わせたり・・・この本の主人公は、ひょっとするとこのレンガの壁かもしれません。

『新生の街』(創元推理文庫) 2000/5/5 UP
 Mandarin plaid
【ミステリ】
 シリーズ3作目。今回の語り手は、リディア・チン。中年男・ビルの表情が切ないなぁ・・・なんていうのか、身に沁みる(笑)
 ストーリーは、読んでいると、ときどき、無性に腹立たしくなるけれど、最後がいつも元気を思い出させてくれるような終わり方なので、途中で投げ出さずに頑張ったら、やっぱり正解! この本を読むと、何があっても行きたいところへ歩いていこう・・・という気になります。

『チャイナ・タウン』(創元推理文庫)
 China trade
【ミステリ】
 あとから読んだシリーズ1作目。2作目を先に読んでしまってから、慌てて買いに走りました。最初に行った本屋さんにはなかったので「あ!」と思ったのだけど、手に入って良かったです。でも、シリーズものらしく、1作目のこの作品から読んでいたら、「ピアノ・ソナタ」に手を出すのはもう少し時間が経ってからだったかもしれません。巡り合わせっておかしなものですね。

『ピアノ・ソナタ』(創元推理文庫)
 Concourse
【ミステリ】
 シリーズ2作目。とは知らずに読み始めたのですが、このシリーズには主人公が二人いて、1作ごとに物語の語り手が変わるので、途中から読んでも大丈夫。中年男と若い中国人女性のコンビがとてもいい味を出しています。すっかりお気に入りのシリーズです。

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J・T・ロジャーズ(Rogers, Joel Townsley)

『赤い右手』(国書刊行会)
 The Red Right Hand
【ミステリ】
 何となく「底が見えてるよん」と思いながら読み進んでいきましたが・・・ちょっと足をすくわれてしまったかも?

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ケイト・ロス(Ross, Kate)

『マルヴェッツィ館の殺人(上下)』(講談社文庫) 2000/8/5 UP
 The devil in music
【ミステリ】
 邦訳3作目。でも、著者のロスは、1998年に41歳という若さで亡くなってしまったので、もうこのシリーズは読むことができません。
 初めて上下本になったこの作品では、どれもこれも怪しげな人間ばかり、動機を持った人ばっかり出てくるので、最後までドキドキしていました。もっともっと続けて読みたかったな・・・。

『フォークランド館の殺人』(講談社文庫)
 Whom the Gods love
【ミステリ】
 邦訳2作目。途中のどろどろは、ミステリとしてはお決まりみたいなものですが、読んでいるとだんだん心が薄汚れていくような感じがしました。でも、最後が良かったです。被害者があんまり誉められた人間じゃない場合、犯人に同情してしまうことが多いけれど、今回は犯人にも「人間らしさ」が感じられませんでした。

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ダン・ローズ(Rhodes, Dan)

『コンスエラ 七つの愛の狂気』(中公文庫) 2006/11/4 UP
 Don't tell me the truth about love
【フィクション】
 サブタイトルにあるとおり、「愛の狂気」。それだけ。これほどの狂気を生み出せるのは、やはり「愛」だからこそなのか?

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クレイトン・ロースン(Rawson, Clayton) 

『虚空から現れた死』(原書房) 2007/8/25 UP
 Death out of thin air
【ミステリ】
 個人的にはミステリだとは思いたくない作品。ある意味では密室とも言えるので、一応、ミステリかな?(笑)。このマジシャン探偵は、少しばかり癖がありすぎ。

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ジョルジュ・ローデンバック(Rodenbach, Georges)

『ローデンバック集成』(ちくま文庫) 2005/10/30 UP
 "Bruges la morte" and other stories
【フィクション】
 死の都ブリュージュ以外の作品をはじめて読みました。ローデンバックの死後に刊行されたと言う「霧の紡ぎ車」の雰囲気がとても良い。舞台となっている国は、天と地ほどにも違っているのだけれど、なぜか須賀敦子と同じ空気を感じる・・・

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ウォルター・ロード(Lord, Walter)

『タイタニック号の最期』(ちくま文庫)
 A night to remember
【ノンフィクション】
 最初は、淡々としたお話だと思っていたのですが、読み進むにつれて、ぐいぐいと引き込まれていきました。ただ事実を書き並べているだけのようですが、それだけでない「何か」があります。あの当時は自然だったことが、今ではもう自然ではない・・・時代の流れの厳しさをも感じます。

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ジョン・ロード(Rhode, John)

『ハーレー街の死』(論創海外ミステリ63) 2007/7/11 UP
 Death in Harley Street
【ミステリ】
 たったこれだけのことから、どうやってこんな解決にたどり着けるのか、わからないぞ〜(笑)。とはいえ、必要な情報は全て出されているし・・・文句は言えない(^^;。

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ギリアン・ロバーツ

『脅迫状つきサマースクール』(ハヤカワミステリ文庫)
 In the dead of summer
【ミステリ】
 シリーズものなので、行きがかり上「ついで」と言った感じで読んでしまいますが、いまひとつ。

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アンドレア・ディ・ロビラント(Robilant, Andrea di)

『ヴェネツィアの恋文〜18世紀、許されざる恋人たちの物語』(早川書房) 2005/2/20 UP
 A Venetian affair
【ノンフィクション】
 屋根裏から見つかった許されざる恋人たちが交わした恋文・・・それだけでも、ロマンティックだけれど、うまく行きそうで、だめになってしまう・・・そんな繰り返しが、なんとも言えずに切ない。初めから立ちふさがる障害をものともせず、立ち向かってゆくあの勇気を、私は何よりも賞賛したい。私には、決してないものだから。

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ピーター・ロビンスン(Robinson, Peter)

『エミリーの不在(上下)』(講談社文庫) 2006/10/9 UP
 Cold is the grave
【ミステリ】
 バンクス首席警部シリーズ。今回のテーマは、読み進むに連れてどんどん重たく、底に沈み込んでゆくようでした。最初はばらばらだった糸が、次第に絡み合い、複雑な文目を織り成してゆき、最後に織りあがったものは、直視したくないけれど、見なければならない事実。たとえ、架空の話であっても、人も物事も、意味もなく存在するのではない・・・まざまざと見せつけられた気がします。

『水曜日の子ども』(創元推理文庫)
 Wednesday's child
【ミステリ】
 私の好きなバンクス警部シリーズの最新作です。今回も味わいがあってよかったです。

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レイア・ルース・ロビンソン(Robinson, Leah Ruth)

『研修医に死の贈り物を』(創元推理文庫) 2007/3/25 UP
 Unnatural causes
【ミステリ】
 本の厚みはあるのに、中身が薄い(笑)。本当はもっとシリアスなミステリになってもいいのに・・・専門用語が時々堪えるけれど、ほどほどに楽しめるから○(笑)

『研修医エヴリンと夏の殺人鬼』(創元推理文庫) 2005/9/4 UP
 First cut
【ミステリ】
 殺人事件なんだけど、語り口調がものすごく軽くてノリノリ。殺人が出てこないシーンだって、ヒロインが緊急救命室勤務の医者だから、軽いわけないんだけれど・・・それでも、軽い。とにかく、軽い。あまりにも軽すぎて、中身が頭に残っていない(爆)

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E・C・R・ロラック(Lorac, E. C. R.)

『ジョン・ブラウンの死体』(国書刊行会)
 John Brown's Body
【ミステリ】
 犯人はわかっている。そう思っていたのに見事などんでん返しにあってしまいました。あ〜、悔し〜い。ロラックと言う作家は初めてですが、他の作品も読んでみたいですね。

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ジェイムズ・ロング(Long, James)

『ファーニー』(新潮文庫) 2000/4/15 UP
 Ferney
【フィクション】
 変わったお話。読んでいる時には、あんまり好きになれないタイプの話だと思ったけど。
 これからずっとずっと永遠に続いていくお話。人が死んでしまっても変わらずに続いていく物語。生まれ変わるって、あんまり素敵なことじゃないな。必ず逢いたい人にめぐり逢えるとしても、同じ状況じゃないなんて。

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ベロック・ローンズ(Lowndes, Belloc)

『リジー・ボーデン事件』(ハヤカワポケットミステリ) 2004/3/27 UP
 Lizzie Borden : A study in conjecture
【ミステリ】
 実際に起こった有名な迷宮入り殺人事件を元に、「動機」と「心理」を推理した作品。あまり分厚い作品でもなかったし、興味深かったので、一気に読了。すっぱりと終わるラスト、人によっては評価が分かれるかも。私は気に入りました。リジーが本当に犯人だったらいいのに・・・なんて、思ったりして(笑)

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