aine's Reading Room

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最終更新日:2007年11月30日

ブライアン・サイクス(Sykes, Byan) 

『イヴの七人の娘たち』(ヴィレッジ・ブックス) 2007/8/11 UP
The seven daughters of Eve
【ノンフィクション】
 文庫になっているのに気づかなかった(^^;・・・こういうことができるってすごいなぁ・・・女性だけが、どこまでもどこまでも遡っていくことが出来る、ということも。

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トム・サヴェージ(Savage, Tom) 

『見つめる家』(ミステリアス・プレス文庫) 1999/6/6 UP
The inheritance
【サスペンス】
 解説どおり、まさしくゴシック・サスペンス・・・と思って読んでいたら、最後はちょっと違うような気も・・・(^^;
 この作家の作品を読むのは3作目ですが、以前の2作(いずれもミステリアス・プレス文庫から出ている「崖の家」と「愛をこめて、ヴァレンタイン」)に比べると、この作品は後味が良くないように思います。

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ウォルター・サタスウェイト(Satterthwait, Walter) 

『仮面舞踏会』(創元推理文庫) 2004/4/10 UP
Masquerade
【ミステリ】
 前作でも登場したピンカートン社の探偵たちが主人公のミステリ。謎よりも、殺人事件よりも、洒落っ気たっぷりなところが愉しい。ミステリの楽しみ方としては邪道かもしれないけれど(^^;

『名探偵登場』(創元推理文庫) 1999/7/25 UP
Escapade
【ミステリ】
 希代の奇術師・フーディーニと高名な推理作家・コナン・ドイル、ピンカートン社の探偵にロンドン警視庁の敏腕警部、さあ誰が名探偵?といった感じの愉しい本です。名探偵候補の役者たちは、ちょっとした事件が起きるたびに、一人、また一人と登場してきます。犯人探しのストーリーは、ちょっと残念な幕切れだけど、それでも愉快なミステリに仕上がっています。

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イズレイル・ザングウィル(Zangwill, Israel)

『ビッグ・ボウの殺人』(ハヤカワミステリ文庫) 2000/9/30 UP
The big bow mystery
【ミステリ】
 ミステリ好きの例に漏れず、愛音も「密室殺人」が大好きですが、こういう古典作品の密室事件は、本当になんとも言えないほど魅力的です〜。「モルグ街の殺人」よりもこっちの方がいい。

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ハンス・ステファン・サンテッスン(Santesson, Hans Stefan)

『密室殺人傑作選』(ハヤカワミステリ文庫) 2003/6/6 UP
The locked room reader
【短編集】
 ディクスン・カー、チェスタートン、E・Dホックなどなど、14編の密室ばかり集めたアンソロジー。他の本に入っているのもあるけれど、やはり面白いものばかり収録されていて、堪能(笑)

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リサ・シー(See, Lisa)

『紅の華網』(角川文庫)
Flower net
【ミステリ】
 タイトルと表紙の美しさに惹かれて思わず買ってしまいました。かなり分厚く、内容もずっしり手応えのある本でした。最初のページあたりはそれほどでもなかったのですが、読み進むにつれて、ぐんぐん惹きこまれてゆくのがわかりました。この本が初めてのフィクションだそうですが、次作も読みたいですね。

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P・D・ジェイムズ(James, P. D.)

『灯台』(ハヤカワポケットミステリ) 2007/8/25 UP
The Lighthouse
【ミステリ】
 ダルグリッシュ警視長シリーズ。ゆっくりと落ち着いて読める本がある・・・それが何よりだと思う。だからこそ、忙しくても本を手にしてしまうのかもしれない。

『殺人展示室』(ハヤカワポケットミステリ) 2005/4/30 UP
The murder room
【ミステリ】
 ダルグリッシュ警視シリーズ。今回も、じっくりと熟成されたミステリを読める幸せ。事件が解決したことも嬉しいけれど、ダルグリッシュに幸せが訪れたことはさらに喜ばしい。

『神学校の死』(ハヤカワポケットミステリ) 2002/9/26 UP
Death in holy orders
【ミステリ】
 ダルグリッシュ警視シリーズ。じっくりと書き込まれたミステリもさることながら、ダルグリッシュの今後が気になるなぁ・・・次の作品が早く翻訳されますように!

『人類の子供たち』(ハヤカワミステリ文庫) 1999/7/18 UP
The children of men
【フィクション】
 ミステリでもかなり重い内容のある世界を描く作家の異色作です。まったく「ない」とは断言できないことだけに、かえって怖さを感じさせます。この先に、希望をもって良いのかどうかわからない、けれども希望を抱きたい・・・そんな矛盾が人を突き動かしているのだと、なぜか思ってしまいました。人が神に挑戦する、そんな時代にあって、「できないことはない」とさえ思うようになり、その果てに、こんな世界が待っているのだとしたら・・・? 自然は自然のままに残しておいた方がいいと思えてきます。それがたとえようもなく辛い苦しいことであっても、ほんの一時耐え忍べばすむようなことでなくても、残りの一生のあいだ、ずっと心に刻み込まなければならないような哀しい出来事であっても。

『策謀と欲望(上下)』(ハヤカワミステリ文庫)
Devices and desires
【ミステリ】
 初めはばらばらに見えていた糸が、読み進むにつれてどんどん繋がっていく・・・。それはちょうど、錘に巻かれた糸が、だんだんしっかりと強く縒られていく様です。謎とき野部分がしっかり決まっているのももちろんですが、一人一人のキャラクターがそれぞれ個性に溢れているのも面白いです。

『正義(上下)』(ハヤカワポケットミステリ)
A certain justice
【ミステリ】
 ポケミス久しぶりの上下本。読み応えがありましたが、割に速く読めました。私が求めている正義には、このような曖昧さは許せない・・・と思う一方で、人として生きていく上で、どうしても曖昧になってしまうぼやけたところがあることを否定できません。人は、そのときそのときに「正しい」と信ずることを、心が信ずるままに為して行くしかないのでしょうか。

『ある殺意』(ハヤカワミステリ文庫)
A mind to murder
【ミステリ】
 ポケミスで出版された本ですが、改訳されて文庫で出ました。といっても以前の訳本を読んでいないので、どっちがよかったのかわからないです。P・D・ジェイムズは好きな作家の一人ですが、これは割と初期の作品だったのですね。最近のとは少し作風が違っているような印象を受けました。

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ジャニータ・シェリダン(Sheridan, Juanita)

『翡翠の家』(ハヤカワミステリ文庫) 2006/7/21 UP
The chinese chop
【ミステリ】
 ちょっと変わった作風のコージー・ミステリ。読み始めは、登場人物に共感できなくて困ったけれど、ラストシーンがさわやかで、実に心温まる。これからが楽しみなシリーズ。

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アンドレア・M・シェンケル(Schenken, Anrea Maria) 

『凍える森』(集英社文庫) 2007/11/30 UP
Tannod
【ミステリ】
 実際に起こった迷宮入り事件を基にしたフィクション。本当の話なのだか、フィクションなのだか、時々混乱するようなお話。2作目もすでに発表しているそうなので、読んでみたいです。

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リズ・ジェンセン(Jensen, Liz)

『ルイの九番目の命』(SB文庫) 2007/4/21 UP
The nineth life of Louis Drax
【サスペンス】
 これは「ありえない」話。だけれど、ストーリーとしては面白い。少し、不思議な感覚があるけれど。

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ジュリアン・シモンズ(Symons, Julian)

『自分を殺した男』(論創海外ミステリ53) 2006/10/3 UP
The man who killed himself
【ミステリ】
 なんと言うのか・・・文字通りのミステリなんですが・・・途中まではイライラしていたけれど、最後が面白かったから○(笑)

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ジョルジュ・シムノン(Simenon, Georges)

『メグレ、間違う』(河出文庫) 2001/5/29 UP
Maigret se trompe
【ミステリ】
 きゃははは(^O^) 本当に、メグレが間違ってる〜〜〜。でも、おかげで私まで引きずられちゃった(爆)
 それにしても、「解題・メグレ警視の周辺」は読む価値がありますね。今回も面白かったです。。。

『メグレ、ニューヨークへ行く』(河出文庫) 2001/5/3 UP
Maigret a New-York
【ミステリ】
 定年退職後、悠悠自適の生活を送っていたメグレが、なぜか見知らぬ青年に口説き落とされて、謎があるんだかないんだかよく分からないニューヨークへと出かけていってしまう・・・なんとも変な感じのミステリ。ラストはちょっと気になるんだけど・・・やはり背景がメグレらしくないかなぁ。
 解題の「メグレの結婚」の方がずいぶんと楽しめました。

『メグレと幽霊』(河出文庫) 2001/5/1 UP
Maigret et le fantome
【ミステリ】
 最後になって、めぐれが解決に向かい始めてもなお、いったい、何が、どう、事件なのか分からなかった問題作(笑) 刑事が撃たれたってことだけははっきりしているんだけどなぁ(爆)

『メグレと首無し死体』(河出文庫) 2001/5/1 UP
Maigret et le corps sans tete
【ミステリ】
 先月久しぶりに読んでから、火がついたように立て続けにメグレものを読んでいます。この薄さで、どうしてこうも重厚感を漂わせることができるのか? メグレものの一番の謎はそこじゃないかしら(笑)
 最後まで読んでホット一息。ところで、首無し死体の謎は解けたけれど、肝心の首は探さなくてもいいのかしら? 最後まで見つかった様子はないのだけど。

『メグレたてつく』(河出文庫) 2001/4/12 UP
Maigret se defend
【ミステリ】
 シムノンは久しぶりに読みました。そういえば、河出文庫からメグレ・シリーズが出始めた頃、何冊か続けて読んだきり、忘れていたけれど、その後もどんどん出ていたんですね。厚さは薄いけれど、メグレは渋くて良いです。

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リチャード・シャタック(Shattuck, Richard)

『こうのとり狂騒曲』(創元推理文庫) 1999/7/8 UP
The snark was a boojum
【ミステリ】
 笑うしかないミステリ。人殺しもちゃんとあるんだけど、全然怖くなくて、暗くも なくて、底抜けに明るくて朗らかなミステリ。こうして感想を書いていると、ミステ リにふさわしくないような言葉が並んでしまっておかしな気分になるけど。

『ハネムーンの死体』(創元推理文庫)
The wedding guest sat on a stone
【ミステリ】
 日本では初紹介の女性作家です。クレイグ・ライスのような陽気なユーモアに溢れた作品。

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アンドレア・H・ジャップ(Japp, Andrea H.)

『殺人者の放物線』(創元推理文庫) 2006/9/7 UP
La parabole de tueur
【ミステリ】
 とても変わったミステリ。あまり好きではないフランス作家ものですが、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。シリーズ作品のようなので、先が楽しみです。

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マルタ・シャート(Schad, Martha)

『皇妃エリザベートの生涯』(集英社文庫) 2000/5/21 UP
Elisabeth von Osterreich
【ノンフィクション】
 愛音の好きなシシー。シシー関係の本が出るとどうしても買ってしまいます。
 最近、集英社からは、よく出版されるみたいですが・・・どうしてでしょう?
 ノンフィクションだけど、どこかちょっとフィクションみたい。

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セバスチャン・ジャプリゾ(Japrisot, Sebastian)

『長い日曜日』(創元推理文庫) 2005/8/16 UP
Un long dimanche de fiancailie
【ミステリ】
 ある意味で、とてもとても上質なミステリ。ある意味で・・・というのは、本格ものではない、というだけのこと。
 一つ一つ、辿っていく先は、とても緻密で、丹念。ゆっくりゆっくり、先は見えているのだけれど、それでも急がずにゆっくりと読み進むのがお薦め。

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アンネ・シャプレ(Chaplet, Anne)

『カルーソーという悲劇』(創元推理文庫) 2007/6/17 UP
Caruso singt nicht mehr
【ミステリ】
 珍しいドイツミステリ。一見、淡々としているようだけれど、ぎゅっと詰まったものが重い一品。

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M・K・シャルマ(Sharma, M. K.)

『喪失の国、日本』(文春文庫) 2004/5/14 UP
【エッセイ】
 インドのエリートビジネスマンの目で見た日本の姿。こんなに褒められていると、なんだか妙に落ち着かない気分になってしまうけれど、「あ、少し前までは、本当にこんな感じだったな」と、改めて気づかされた。一度喪ってしまったものを、もう一度手に入れるのは難しいのに、なんと貴重なものを、私たちは失くしてしまったのだろう?
 こういう本こそ、多くの人に読んでもらいたい。

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ジョー・シャーロン(Qiu, Xiaolong)

『上海の紅い死(上下)』(創元推理文庫) 2002/1/6 UP
Death of a red heroine
【ミステリ】
 上海警察の警部を主人公にしたミステリの1作目。
 上巻では、なんだかあまりにも「共産主義中国」が前面に押し出されているような気がして、ミステリとしては楽しめなかったのですが、下巻になると、突然、政治色も含めて、好ましく思えてきて一気に読み終わりました。うーん・・・こういうもっていき方もあるかぁ・・・という感じ。

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フランソワーズ・シャンデルナゴール(Chandernagor, Francoise)

『無冠の王妃マントノン夫人(下)』(中公文庫BIBLIO) 2007/7/11 UP
Marquise de Maintenon
【歴史】
 上巻が先に出て、1ヶ月あまりお預けだった本(笑)。前半に比べると、後半は面白くない。少しばかり安定してくると、つまらなくなってしまうのだろうか?

『無冠の王妃マントノン夫人(上)』(中公文庫BIBLIO) 2007/6/17 UP
Marquise de Maintenon
【歴史】
 ノンフィクションに限りなく近いフィクションというのだろうか? マントノン夫人の書簡をベースにしているということなので、まったくのフィクションというわけではなさそう。早く続きが読みたい〜

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トレイシー・シュヴァリエ(Chevalier, Tracy)

『貴婦人と一角獣』(白水社) 2005/8/16 UP
The lady and the unicorn
【フィクション】
 実際に存在する6枚もののタペストリーを題材に書かれた小説。どこまでが本当なのか・・・おそらく、登場人物を除けば、ほとんどすべてがフィクションだろうに、読めば読むほどに、「あぁ・・・こんな風な出来事があったんだ・・・」と、思わず、頷いてしまいそうなドラマ。
 人は、どんなものからも、物語を感じることが出来るのだ・・・(ため息)

『真珠の耳飾の少女』(白水社) 2000/6/24 UP
Girl with a pearl earring
【フィクション】
 あのフェルメールの名画「青いターバンの少女(真珠の耳飾の少女)」を元に書かれた小説。
 読んでいて本当にゾクゾクしました。ここに書かれてあることが、本当に、本当のことのように思えて。
 少女の耳の痛みが、本当に感じられそうな小説です。絶対に、お薦め!

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シュミット・村木眞寿美(Schmidt-Muraki, Masumi)

『ミツコと七人の子供たち』(講談社) 2001/8/1 UP
Mitsuko Coudenhove
【ノンフィクション】
 限りなくフィクションに近いノンフィクション・・・そんな印象を受けます。
 芯の強い大和撫子。光子・クーデンホーフ=カレルギーに対しもっていたそんなイメージが、柔らかく、人間らしく、崩れていく・・・感じがします。

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ベルンハルト・シュリンク(Schlink, Bernhard)

『朗読者』(新潮クレスト・ブックス) 2000/8/7 UP
Der Vorleser
【フィクション】
 終わりの何章かは、涙を流すことなしに読めませんでした。
 あんな風に始まった物語が、こんな風に終わるなんて、読み終わってしまった今も信じられない・・・。
 お薦め! お薦め! お薦め!

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グレアム・ジョイス(Joyce, Graham)

『鎮魂歌(レクイエム)』(ハヤカワ文庫) 2004/6/11 UP
Requiem
【ファンタジー】
 ファンタジーと言い切ってしまうのも少し・・・と言う気はするのだけれど。
 「秘匿された死海文書」と言う帯の文句に心惹かれて手にしてしまったけれど、読み終えるのが一苦労なくらい、本当に、心底、混沌とした世界だった。受難だったのはキリストだったのか? 主人公だったのか? それとも、私自身?
 とはいえ、ずっしり手ごたえのある読後感。こういうのもたまにはいい。

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エリザベス・ジョージ(George, Elizabeth)

『消された子供(上・下)』(ハヤカワ文庫) 1999/9/13 UP
In the presence of the enermy
【ミステリ】
 この人の作品にはどうして、必ず一人はこう嫌ったらしい女性が出てくるんだろう?
 それは、自分の心の中に潜んでいる、何かものすごく嫌味なものを、あらわに表しているようで、とても気分が悪くなる。
 でも、その一人以外の人間が、とても救われるように書いてあるから、次の1冊にもまた、手を伸ばしてしまう。

『大いなる救い』(ハヤカワミステリ文庫)
A great deliverance
【ミステリ】
 新潮文庫からでていた「そしてボビーは死んだ」の改訳版です。「そして・・・」の方も読んだのですが、半分過ぎるまでまったく思い出せませんでした! この処女作ではまった作家だったのに・・・(;_;)。

『隠れ家の死(上・下)』(ハヤカワミステリ文庫)
Playing for the ashes
【ミステリ】
 またもや大作。上下とも分厚くて、読み始める前は少しうんざりするのですが、分量の割にはスイスイ読めてしまう不思議な本です。

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ケリー・ジョーンズ(Jones, Kelly)

『七番目のユニコーン』(文春文庫) 2006/6/12 UP
The seventh unicorn
【ミステリ】
 「一角獣と貴婦人」シリーズのタペストリーをメインに展開するロマンティックなミステリ。現存するタペストリーは6枚セットですが、そこにもう1枚、未発見のタペストリーがあったとしたら? そして、そのタペストリーには、歴史の闇に埋もれてしまった、秘められた愛が語られている? ミステリとしてよりもむしろ、限りなくノンフィクションに近いフィクションとして読みたい本。

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ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Jones, Diana Wynne)

『グリフィンの年』(創元推理文庫) 2003/11/22 UP
Year of the griffin
【ファンタジー】
 魔法もののファンタジー。典型的・・・とはいえないような始まりだったけれど・・・どんどん面白くなってきて、最後はもう最高! これは儲けものの1冊です。

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ロリ・シラー(Shiller, Lori) アマンダ・ベネット(Benett, Amanda)

『ロリの静かな部屋〜分裂病に囚われた少女の記録』(ハヤカワ文庫) 2003/10/4 UP
The quiet room
【ノンフィクション】
 壮絶な闘病の記録。精神分裂病−今は「統合失調症」と呼ぶのが正しいそうです−に襲われた少女が自ら綴った記録と、周りの人々の声。病気そのものと闘うことだけでも、どんなにか大変なことだったろう。私には想像も出来ない。が、それ以上に素晴らしいと思うのは、こうして、その記録を残そうと思い、実行したこと。記録を残すこと、そうしてそれを公開すること・・・「私に、出来るか?」・・・自問しても、答えは「ノー」だ。ロリとその家族、みんなの勇気を讃える言葉を見つけられない。

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メイベル・シーリー(Seeley, Mabel)

『ドアをあける女』(論創海外ミステリ24) 2005/10/1 UP
 The beckoning door
【ミステリ】
 「もしも知ってさえいたら」ミステリ。嫌いなタイプのミステリなのに、どうして読んでしまうんだろう? ミステリだとどうしても、外したくない、という気持ちが先に立ってしまう。でも、人物が面白かったのが救い。

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ロバート・シルヴァーバーグ(Silverberg, Robert)

『伝説は永遠にB』(ハヤカワ文庫) 2001/1/7 UP
Legends
【ファンタジー】
 ファンタジーの殿堂第3巻。ロバート・ジョーダンの「時の車輪」、アーシュラ・K・ル=グィンの「ゲド戦記」、タッド・ウィリアムズの「オステン・アード・サーガ」、テリー・プラチェットの「ディスクワールド」の書き下ろし外伝4編が収載されています。
 4シリーズとも、本編を読んだことがないのですが、「ディスクワールド」面白かったです。

『伝説は永遠にA』(ハヤカワ文庫) 2000/12/4 UP
Legends
【ファンタジー】
 ファンタジーの殿堂第2巻。テリー・グッドカインドの「真実の剣」、ジョージ・R・R・マーティンの「氷と炎の歌」、アン・マキャフリイの「パーンの竜騎士」の書き下ろし外伝3編が収載されています。
 3作とも面白かったけれど、敢えてひとつを選ぶなら、「パーンの竜騎士」かな

『伝説は永遠に@』(ハヤカワ文庫) 2000/11/11 UP
Legends
【ファンタジー】
 ファンタジイの殿堂の第1巻。スティーヴン・キングの「暗黒の塔」、ロバート・シルヴァーバーグの「マジプール」、オースン・スコット・カードの「アルヴィン・メイカー」、レイモンド・E・フィーストの「リフトウォー・サーガ」の書き下ろし外伝4編が収載されています。
 最近は、長編ファンタジーを読んでいなかったのですが、この本を読むと急に読みたくなってきました〜

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