aine's CD Selection

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最終更新日:2006年1月3日

 愛音お気に入りのCDを並べてみました。同じCDを何度も何度も繰り返して聴く癖があるので、なかなか充実したページにはならないと思いますが、お付き合いくださるとうれしいです。皆さんのお薦めをお聞かせくださったら、もっとうれしいですけど(^^)

 ちなみに、愛音の好きな作曲家は、バッハフォーレモーツァルトとショパン、好きな演奏家は、キャスリーン・バトル加藤知子ジュリエッタ・シミオナート錦織健。それから、シプリアン・カツァリスも好きです。

◇ 作曲家・演奏家一覧 ◇

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作曲家 Composers
ジュゼッペ・ヴェルディ
カール・オルフ

C・W・グルック

ヨハン・シュトラウス2世
リヒャルト・シュトラウス
フランツ・シューベルト
フレデリック・ショパン工事中

ジョン・ダウランド
ガエターノ・ドニゼッティ
J・S・バッハ
ガブリエル・フォーレ
ジャコモ・プッチーニ
J・ブラームス
アンソニー・ホルボーン

F・メンデルスゾーン
W・A・モーツァルト
モーリス・ラヴェル

セルゲイ・ラフマニノフ
エドゥアルド・ラロ
ジョアキーノ・ロッシーニ

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演奏家 Conductors, Pianists, Singers, & etc.
足立さつき
小澤征爾

加藤知子
唐澤まゆこ
許 可
五嶋みどり

中丸三千繪
錦織 健

フジ子・ヘミング

森 麻季
シャーリー・ヴァーレット工事中
アンソニー・ウェイ
ビル・エヴァンズ

エマ・カークビー工事中
シプリアン・カツァリス工事中
アンゲリカ・キルヒシュラーガー
アンジェラ・ゲオルギュー工事中

ジュリエッタ・シミオナート
ロバート・ショウ
スラヴァ

ナタリー・デセイ
マリオ・デル・モナコ
ウェルナー・トーマス・ミフネ
プラシド・ドミンゴ工事中

キャスリーン・バトル
アグネス・バルツァ工事中
チェチーリア・バルトリ
トーマス・ハンプソン
コナー・バロウズ
アンドレア・ボチェッリ

ロリン・マゼール
アンネ=ゾフィー・ムッター

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Bach, Johann Sebastian

『ミサ曲ロ短調 BWV232 -Mass in B minor, BWV232』
 PHILIPS(UCCP-1020/1)/Total Timing:102'26"
 バーバラ・ボニー(ソプラノ)/アンゲリカ・キルヒシュラーガー(メッゾ・ソプラノ)/ジョン・マーク・エインズリー(テノール)/アラステア・マイルズ(バス)/東京オペラシンガーズ/サイトウ・キネン・オーケストラ/小澤征爾(指揮)

 2000年夏、サイトウ・キネン・フェスティバルでの演奏です。
 生演奏も聞いたはずなのに、最初の「キリエ」を聴いただけで、あの世界へすっと、引き戻されてしまうような、めまいのするような感覚を味わいました。生とCDに、ほとんど差を感じさせない。不満に思ったこともあったけれど、こうして改めてCDを聴いてみると、バランスの鋭さに脱帽してしまいます。

「湾曲弓によるJ・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」
 BMG(BVCE-38015/6)/Total Timing:73'32"(CD1) 76'47"(CD2)
 ルドルフ・ゲーラー(カーヴド・ボウによるヴァイオリン)
 【収録曲】
 ヨハン・セバスチャン・バッハ
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調/第2番イ短調/第3番ハ長調
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調/第2番ニ短調/第3番ホ長調

 とても、ほっとする音です。アルペジオで弾かれるソナタとパルティータに慣れ切っていましたが、もしかしたら、バッハが望んでいたのはこんな音?
 シュバイツァー博士が考案したという湾曲弓による演奏ははじめて聴きましたが、たしかに、多声の音が自然に一緒に聞こえる・・・・
 もう少し音量が小さいのかと思っていたので、かなりボリュームを上げて聴こうとしていたので、最初の大音量にびっくりしてしまいました(笑)
 とにかく、一聴の価値あり! お薦め!

「MATTHAUS-PASSION BWV.244〜マタイ受難曲(全曲)」
 キング(KICC-293/5) / Total Timing:165'00"
 ゲルト・テュルク(テノール)/ペーター・コーイ(バス)/ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)/ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
 バッハ・コレギウム・ジャパン/鈴木雅明(指揮)

 もう何枚目かわからないけれど、「マタイ受難曲」です(笑)
 サイトウ・キネン・オーケストラの「マタイ」もよかったけれど、オリジナル楽器を使っている分、こちらがリードしてるかな(笑) モダン楽器に比べると、オーケストラの音色がまろやかです。このCDを聴いてから、サイトウ・キネンを聴いてみると、すごくクリアで、きりっとした音なんだということが実感できます。ちょうど悲劇が鋭いキリのように心に突き刺さる感じです。それでも、いつものサイトウ・キネンからすると、かなり柔らかな音色だと思うんだけど・・・。
 演奏会場の大きさにもよるのでしょうけど、全パート3人ずつ、という合唱が最高。さすが。こっちは文句なし、です。
 が、何にも増してよかったのは、アルトパートのソロを歌っている、カウンターのロビン・ブレイズ! すごい!としか言いようがありません。安心して聴ける音程、伸びやかさ、深みのある音色・・・もう、ゼッタイに、ゼッタイに、お薦め。なんて言ったらいいんだろう? 言葉が出ない。本当に素晴らしい。ブラヴォー!

「マタイ受難曲 Matthaus-Passion BWV244」
 フィリップス(PHCP-11110/2)
 東京オペラシンガーズ/SKF松本児童合唱団/サイトウ・キネン・オーケストラ/小澤征爾(指揮)

 1997年9月、サイトウ・キネン・フェスティバル松本で演奏されたときの録音です。サイトウ・キネン・オーケストラにしては地味な音色ですが、本当にバッハらしい仕上がりです。合唱も素晴らしいですけれど、なんと言ってもソリスト陣が最高。特に、イエスを歌ったクヴァストホフとアルトのナタリー・シュトゥッツマン。長い曲なので「一度に全部」と言う聴き方はなかなか出来ませんが、最近のおやすみタイムのBGMはもっぱらこの曲です。無気味にならないで聴ける第1部の終曲は絶対にお薦め!

「ミサ曲ロ短調 Messe in h-moll BWV232」
 アルヒーフ(POCA-2515/6)
 モンテヴェルディ合唱団/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 「宣告」を読んで以来、頭の中で鳴り響くバッハのロ短調ミサを求めて彷徨いました。結局3枚購入したうちの一枚がこれです。プロテスタントのバッハがまとめたミサ曲が、宗教音楽の金字塔として知られているのも不思議なものですね。けれども、他のどの宗教音楽よりも、聴くものの心に訴えるものが多いように思います。「Kyrie」の出だしの数小節、あのわずかな小節に込められた祈り…何か胸に迫るものを感じずにはいられません。

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Brahms, Johannes

「雨の歌〜チェロ・ソナタニ長調 作品78 Sonate fur Klavier und Violoncello D-due op.78」

 グラモフォン(POCG-10045)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)/パーヴェル・ギリロフ(ピアノ)
 ヴァイオリン・ソナタ第一番《雨の歌》を、ブラームス自身がチェロ用に編曲したチェロ・ソナタと歌曲集の中から選ばれた11曲が収録されています。
 「雨の歌」チェロの深い音色とやさしく語りかけるようなピアノ。乾ききった大地に、今、降り始めた雨。音楽を通して、雨は静かに降り注ぎます。誰の上にも、等しく。そして、私たちに豊かな恵みをもたらします。マイスキーのチェロが奏でる雨・・・、乾いた人の心に降り注ぐ恵みの雨・・・慈雨。

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Dowland, John

「流れよ、わが涙〜ジョン・ダウランド:リュート歌曲集 Lute Songs」

 オワゾリール(POCL-5206)
エマ・カークビー(ソプラノ)/ジョン・ヨーク・スキナー(カウンターテノール)/マーティン・ヒル(テノール)/デイヴィッド・トーマス(バス)/キャサリン・マッキントッシュ(トレブル・ヴィオール)/ポリー・ウォーターフィールド(テノール・ヴィオール)/トレヴァー・ジョーンズ(バス・ヴィオール)/コンソート・オブ・ミュージック/アンソニー・ルーリー(指揮)
 「Flow my tears, fall from your spring・・・」リュートの響きとカークビーのどこか幼さを残した暖かみのある声とのバランスが絶妙です。

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Faure, Gabriel

「レクイエム 作品48 Requiem Op.48」

 グラモフォン(POCG-7080)
キャスリーン・バトル(ソプラノ)/アンドレアス・シュミット(バリトン)/フィルハーモニア管弦楽団、合唱団/ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団/カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
 フォーレのレクイエムは、とても清澄な響きを持っています。フォーレが持っている「死」のイメージ−それは、恐れでも怒りでも痛ましさでもなく、永遠の至福に辿り着くこと、に他ならないからでしょう。この曲に包まれるとき、死は忌まわしいものでも忌むべきものでもなくなります。死者を弔い、天国の門へと優しく誘う杖がこの曲ならば、この世のすべての人に等しく訪れる「死」の瞬間への懼れを、すべて洗い流してくれるように思います。この曲はまた、フォーレ自身の葬儀の際にも演奏されました。

「レクイエム 作品48 Requiem Op.48

 テラーク(CD-80135)
ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)/ジェイムス・モリス(バス)/アトランタ交響楽団と合唱団/ロバート・ショウ(指揮)
 フォーレのレクイエムと、デュリュフレのレクイエムとのカップリング。どちらも「レクイエムとは、静かな音楽であるべきだ」という考えから生まれた、非常に穏やかで透明なレクイエムです。中でもフォーレのサンクトゥスが気に入っています。

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Holborne, Anthony

『Anthony Holborne The teares of the muses 1599』
 ALIAVOX(AV9813)/Total Time:66'13"
 Hesperion XXI/Jordi Savall
 【収録曲】 全25曲
 Pavans, Galliards & Almains 1599

 こういうのがあるとは思ってもいませんでした。人に勧められると、本当に、違った音を聴けて楽しい・・・
 サヴァールは好きだったけれど、これを聴いてさらに好きになりました。最近の夜のお供はこれに限ります!

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Lalo, Edouard

『Lalo Symphonie espagnole, Op.21』
 EMI(7243 5 57593 2 0)/Total Time:74'04"
 Maxim Vengerov (Violin)/Philharmnia Orchestra/Antonio Pappano (Conductor)
 【収録曲】 全3曲
 Symphonie espagnole, Op.21 by Edouard Lalo
 Violin concerto No.3, Op.61 by Camille Saint-Saens
 Tzigane, rapsodie de concert by Maurice Ravel

 大好きな「スペイン交響曲」だったので、思わず衝動買い。ヴァイオリンの深い響きがたまりません。ちょっと荒っぽいところもあるような気がするんだけど・・・でも、オケの重厚感たっぷりの深い音色も気に入ってるから、いいかな(笑)

「スペイン交響曲、詩曲、ツィガーヌ」
 ERATO(WPCS-10259) / Total Timing:58'42"
 ワディム・レーピン(ヴァイオリン) / ロンドン交響楽団 / ケント・ナガノ(指揮)
 【収録曲】全3曲
 ラロ / スペイン交響曲、作品21
 ショーソン / 詩曲、作品25
 ラヴェル / ツィガーヌ

 1875年にスペイン交響曲を初演したとき、サラサーテが使ったと言う銘器・ストラディヴァリウス作の「ルビー」で演奏していると書かれてあったので、思わず買ってしまいました(笑) スペイン交響曲も好きだし! ケント・ナガノの指揮は今ひとつ気持ちが乗らないのですが、このCDは、はっきり言って「買い」です。カップリングされている2曲も思いのほか気に入ってしまいました。
 ワディム・レーピンのヴァイオリンははじめて聴いたのだけど、本当にスケールの大きなヴァイオリニストですね。すっかりファンになっちゃった(笑)
 あ、肝心のヴァイオリン「ルビー」ですが・・・音がとってもまろやかで、それでいて力強い感じ。「ルビー」というからにはやっぱり「赤い」んでしょうか・・・ちょっと「レッド・ヴァイオリン」を想像しちゃいましたが・・・(^^;;;・・・わぁぁぁ・・・本当に、人の血が入ってたりしたらどーしよ・・・

「スペイン交響曲 作品21 Symphonie Espagnole」

 EMI(TOCE-4038)
アンネ・ゾフィー=ムター(ヴァイオリン)/フランス国立管弦楽団/小澤征爾(指揮)
 竹宮惠子のコミック『変奏曲』が文庫になっているのを本屋さんで見つけて思い出しました。一時期、この曲ばかり聴いていた頃があったことを・・・。今再び手にとって耳を傾けると、とても懐かしい響きがします。忘れていたあの頃は、いつになっても慕わしい想い出ですね。
 ヴァイオリン協奏曲なのに「交響曲」と名づけられたこの曲は、標題音楽そのもの。目を閉じれば、そこはもうスペインです。

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Mendelssohn-Bartholdy, Felix

「劇音楽《夏の夜の夢》〜シェイクスピアの劇のための音楽〜作品61 A Midsummer Night's Dream−Incidental Music to Shakespeare's play, op.61」

 グラモフォン(POCG-50024)
キャスリーン・バトル(ソプラノ)/フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)/吉永小百合(ナレーション)/タングルウッド音楽祭合唱団/ボストン交響楽団/小沢征爾(指揮)
 バトルにつられて買った1枚。思わぬナレーションまで入っていてびっくりです。でも、小澤さんは大好きだし・・・損はなかったかな(笑)。

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Mozart, Wolfgang Amadeus

『Mozart Requiem』
 LINN(CKD211)/Total Time:54'48"
 Susan Gritton(Soprano)/Catherine Wyn-Rogers(Mezzo Soprano)/Timothy Robinson(Tenor)/Peter Rose(Bass)/Scottish Chamber Orchestra & Chorus/Sir Charles Mackerras(Conductor)
 【収録曲】
 Requiem in d minor, K626 ed. R. Levin
 Adagio & Fugue in c minor, K546

 久しぶりに立ち寄ったCD屋さんの店内で流れていたレクイエム・・・引き寄せられるように、いつしか手にしてしました。やっぱり、モツレクは、私にとっては特別な音楽。帰りつくべき港を見つけたときには、ぜひこの曲に包まれていたい・・・
 従来のジュスマイヤー版とはかなり違っています。また、1962に発見された草稿に基づく「ラクリモサ」に続く「アーメン・フーガ」は、モーンダー版ともだいぶ異なっているのですが、個人的には、こちらの方が気に入りました。ジュスマイヤー版ではうるさいだけの「サンクトゥス」や「ベネディクトゥス」も切り捨ててしまうのではなく、違う光を当てて残されているのですが、それが妙にモーツァルト的なのが嬉しいやら哀しいやら・・・

「ハ短調ミサ曲(H.C.ロビンズ・ランドン版) Great mass in c minor K.427」 

 ERATO(WPCS-10284)
パトリシア・プティボン(ソプラノT)/リン・ドーソン(ソプラノU)/ジョーゼフ・コーンウェル(テノール)/アラン・ユーイング(バス)
レザール・フロリサン(オリジナル楽器オーケストラ&合唱団)/ウィリアム・クリスティ(指揮)
 モーストリー・クラシックでお薦めだったので、つい買ってしまった1枚。好きな曲を誉められていると、どうしても買ってしまいますね(笑)
 最初に聴いたときには、ちょっとがっかりしました。なんか想像していたのと違う感じで・・・。いつも聴いているバトルのハ短調のイメージが強すぎたのかもしれないのだけど・・・。
 ところが・・・。
 聴くたびに、どんどん印象がよくなっていくんです。今では、なんというのか、とてもしっくりしている感じがします。バトルの透き通った声とはまったく別。もしかしたら、こういうイメージが、モーツァルトのイメージだったのかも。

「MOZART REQUIEM〜モーツァルト・レクイエム 1998年3月20日東京芸術劇場公演ライブ録音」

 GLOSSA(GCD921105)
モーナ・ユルスルー(ソプラノ)/ヴィルケ・テ・ブルンメルストルデ(アルト)/ゼーヘル・ファンデルステイネ(テナー)/イェレ・ドレイエル(バス)/オランダ室内合唱団/ユーヘイン・リヴェン・ダベラルド(グレゴリオ聖歌指揮)/18世紀オーケストラ/フランス・ブリュッヘン(指揮)
 レクイエムはジュスマイヤー版ですが、冒頭と途中の計3回、グレゴリオ聖歌を挿入したブリュッヘン・バージョン。CDを聴く前はどんな感じになるのか想像も出来なかったけれど、聴いてみるとそれほど違和感がなくてちょっと驚き。はじまりはそれほどでもないのですが、あとの曲ほど素晴らしくなっていきます。公演は、「フリーメイソンの葬送音楽(KV477)」「2つのクラリネットと3つのバセット・ホルンのためのアダージョ(KV411)」「レクイエム(KV626)」の3曲が、休憩もはさまずに続けて演奏されたそうです。

「風のたわむれ〜バトル、モーツァルト・オペラ・アリア集 Mozart Opera Arias」

 グラモフォン(POCG-10033)
キャスリーン・バトル(ソプラノ)/メトロポリタン歌劇場管弦楽団/ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
 キャスリーン・バトル、はじめてのモーツァルト・オペラ・アリア集です。オペラを歌うには声量にやや難ありですが、ことモーツァルト・オペラに関してはピッタリのような気がします。ただ、同じような感じになってしまうのが残念。バトルのアルバムは、選曲や構成にも凝っているのが素晴らしいのに。

「レクイエム(モーンダー版) Requiem K.626」

 オワゾリール(POCL-5245)
エマ・カークビー(ソプラノ)/キャロライン・ワトキンソン(コントラルト)/アントニー・ロルフ=ジョンソン(テノール)/デイヴィッド・トーマス(バス)/ウェストミンスター・カテドラル少年聖歌隊(合唱指揮:デイヴィッド・ヒル)/エンシェント室内管弦楽団、合唱団/クリストファー・ホグウッド(指揮)
 モーツァルトの絶筆、レクイエム。モーンダーが洗い直したスコアによる演奏です。楽器や合唱編成などもモーツァルトの意図した演奏を再現しようと試みられています。
 後年発見されたスケッチをもとにした「ラクリモサのアーメン・フーガ」が素晴らしい。ジュスマイヤー版の暑苦しい「サンクトゥス」が削り落とされていて、全体的にすっきり爽やかな印象です。

「レクイエムニ短調 Requiem K.626」

 東芝EMI(TOCE-1553)
キャスリーン・バトル(ソプラノ)/アン・マーレイ(メゾ・ソプラノ)/デイヴィッド・レンダル(テノール)/マッティ・サルミネン(バス)/パリ管弦楽団及び合唱団/ダニエル・バレンボイム(指揮)
 モーツァルトのレクイエム。いわゆるベスト盤ではないのですが、重苦しくない演奏に心を惹かれます。といって、本当はバトルが好きだから選んだのですが。

「大ミサハ短調 Grosse Messe c-moll kv427」

グラモフォン(423664-2)
キャスリーン・バトル(ソプラノ1)/レラ・クーベッリ(ソプラノ2)/ペータ・ザイフェルト(テノール)/クルト・モル(バス)/ウィーン国立歌劇場合唱団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
 出だしのキリエの音の重なり具合、軽快なメロディが人の心を引きつけるクレド、一度聴くと忘れられない…、そんな感動を覚えます。

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Orff, Carl

「カルミナ・ブラーナ Carmina Burana」

 グラモフォン(POCG-50094)
ジューン・アンダーソン(ソプラノ)/フィリップ・クリーチ(テノール)/ベルント・ヴァイクル(バリトン)/シカゴ交響合唱団/グレン・エリン児童合唱団/シカゴ交響楽団/ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
 世俗カンタータとして有名な曲(らしい)ですが、実を言えば、第1曲目しか聴いていません。そして、その第1曲が大のお気に入り。

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Rachmaninoff, Sergei

「晩祷 作品37 Vespers:Mass for Unaccompanied Chorus Op.37」

 テラーク(CD-80172)
カール・デント(テノール)/ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ/ロバート・ショウ(指揮)
 無伴奏合唱によるミサ曲です。輸入新盤のロバート・ショウのオムニバス・アルバム「ピエ・イエス」を聴いていて「わぁ」と思って買いに走ったCDですが…、どういったらいいのか…。とにかく是非お聴きください。これほど美しい音色を出しているのが、同じ人間の声だとはとても信じられないほどです。神々しいまでに美しい、とでも言ったらよいのでしょうか。光満ちた美しさ…とでも言うべきものかもしれません。目を閉じて聴いていると、本当に心が洗われるようです。ミサ曲ですが、ラテン語ではなくロシア語で歌われています。

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Ravel, Maurice Joseph

『ボレロ100%』
 BMG(BVCC-35063)/Total Timing:79'32"
 シャルル・ミュンシュ(指揮)/ボストン交響楽団
 冨田勲(シンセサイザー)
 ジャック・フレイ&マリオ・ブラジオッティ(ピアノ)
 セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)/ボストン交響楽団
 ナット・シルクレット&管弦楽団
 モートン・グールド(ピアノ)
 アーサー・フィードラー(指揮)/ボストン・ポップス管弦楽団
 カナディアン・ブラス
 エヴェリン・グレニー(パーカッション)/バリー・ワーズワース(指揮)/ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
 エドアルド・マータ(指揮)/ダラス交響楽団
 【収録曲】
 モーリス・ラヴェル/ボレロ

 100%シリーズから、ボレロだけを、ただボレロだけを収めたCDが出ました!
 全部で10通りのボレロをお楽しみいただける、ボレロ好きにはたまらない1枚です。

「ボレロ!」
 ERATO(WPCS-10203) / Total Timing:63'33"
 コンセール・ラムルー管弦楽団 / 佐渡裕(指揮)
 【収録曲】全14曲
 シャブリエ / 狂詩曲「スペイン」・楽しい行進曲・歌劇「グヴァンドリーヌ」序曲・ハバネラ・気まぐれなブーレ
 ラヴェル / 高雅にして感傷的なワルツ(T〜[)・ボレロ

 佐渡裕が指揮した話題の1枚。コマーシャルでも流れていますね。
 前半は、あまりなじみのないシュバリエの作品、後半はタイトルの「ボレロ」で有名なラヴェルの作品でまとめられています。どちらの作曲家も、演奏しているコンセール・ラムルー管弦楽団とはゆかりが深く、いってみれば今回録音したのはいずれも十八番のものばかり・・・なのですが、惰性ではなく、新鮮さをも感じさせるところはさすが老舗の管弦楽団です。

 ボレロは、これで3枚目。大好きな曲なんです(^^;。持っている中では、この録音が一番端正な感じ。とにかくオーケストラの音が素直に前に出ていて、心まで響いてくる感じがします。それに音色にあるなんとも言えない透明感。ちょうどオン・ザ・ロックの氷みたい。透きとおって冷たく、でも滑らかにまろやかに溶けていく氷のような・・・。もっとも情熱的なのは、クラウディオ・アバドが指揮している1枚。これは楽団のメンバーも、調子が乗ってる!という感じがビンビンと伝わってきます。軽やかで華やかなのはマゼールの指揮、ウィーン・フィルの演奏なのでもっともな感想だけど(^^;。
 いずれも指揮者&演奏楽団の特徴がとても良く出ていて甲乙つけ難いけれど・・・今お勧めするなら、やっぱりこの1枚!

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Schubert, Franz

「シューベルト歌曲集 Schubert Lieder」

グラモフォン (POCG-1301)
キャスリーン・バトル(ソプラノ)/ジェイムズ・レヴァイン(ピアノ)/カール・ライスター(クラリネット)
 バトルの声とレヴァインのピアノがドイツ・リートと絶妙の調和を生んでいます。

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Strauss, Johann II

「Eine Nacht in Venedig」

EMI(CDH7 69530 2)
エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)/フィルハーモニア管弦楽団&合唱団/オットー・アッカーマン(指揮)
 ヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ。ウィーンで観るのに「粗筋も判らないでは困る」と思い、ようやく見つけた一枚ですが、ライナーノートを見ながら聞いていて「何だか変???」−そう、オックスフォードのオペラ事典に書いてあった粗筋と何だか違う(笑)。慌ててまた別の事典を探してみると・・・「うーん、また違うことが書いてある・・・一体どれが正しいんだろう? 真相は?? そういう謎はともかく、筋はそれほど判らなくても、聴いていてとても楽しい音楽です。

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Strauss, Richard

「Vier letzte Lieder」

グラモフォン(447422-2)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 去年の夏、コンサートで聞いたシュトラウスの「メタモルフォーゼン」
 ようやく、このCDに収録されているのを見つけました。1971年の録音です。でも、去年聴いたのよりももっといいです。やっぱり、演奏している楽団と指揮者の差かなぁ(笑) とにかく、「う〜ん、満足!」

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