aine's Dream Night at the Opera

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歌劇『ユグノー教徒』
(全5幕・上演時間:約3時間)

最終更新日:2006年10月22日

あらすじCDリスト

 ウィーンのCD屋さんで見つけた、ジュリエッッタ・シミオナート出演のオペラです。こっちに帰ってきてからよくよく眺めてみたら、大嫌いなサザーランドも出ているけれど、仕方がないですよね。。。少しだけだから、我慢します。。。(笑)

作 曲: ジャコモ・マイヤーベーア
原 作: 
台 本: ウジェーヌ・スクリーヴ、E・デシャン(フランス語)
初 演: 1836年・パリ・オペラ座
登場人物: ラウル・ド・ナンジ(T)/サン・ブリ伯爵(Br)/ヴァランティーヌ(S)/王妃マルグリート・ド・ヴァロワ(S)/ネヴェール伯爵(Br)/マルセル(B)

あらすじ

 1572年8月24日、サン・バルテルミーの大虐殺事件とその前後。トゥーレーヌ、シュノンソウ、パリ。

 トゥーレーヌ。旧教徒のネヴェール伯爵の城に、貴族たちが集まっている。そこに、新教徒のラウル・ド・ナンジが招待されてくる。集まっていた貴族たちは驚くが、ネヴェール伯爵は、「旧教徒と新教徒は融合を図るべきだ」と告げる。伯爵が所望した歌を歌ったラウルは、家来のマルセルから、旧教徒と食事を共にすることを詰られるが、ネヴェール伯爵に酒を勧められると、請われるままに歌を歌い拍手喝采を浴びる。そのとき、ネヴェール伯爵に一人の来客があった。それは美しい女性客だったが、彼女こそ、ラウルが先ほど歌ったばかりの、いつか助けた見知らぬ女性だった。驚くラウルに、彼女はネヴェール伯爵の婚約者だと知らされる。しかし、彼女は、王妃マルグリット・ド・ヴァロワの命により、他の男性と結婚することになったため、ネヴェール伯爵との婚約を解消するために尋ねてきたのだった。王妃の小姓はラウルに1通の手紙を渡す。そこには、今夜目隠しをして古い塔の下に来るようにと書かれてあった。何も知らないラウルは、そのメッセージどおりにしようと思うのだが、手紙を見せられたネヴェール伯爵たちは、その筆跡がほかならぬ王妃のものであると知る。

 その夜。川岸に建つ王妃の城シュノンソウ。庭で、王妃マルグリットが待っている。先ほどネヴェール伯爵を訪ねた美しい女性−旧教徒のサン・ブリ伯爵の娘ヴァランティーヌ−は、首尾よく伯爵との婚約が解消できたことを報告する。が、彼女は、王妃が命じようとしている新しい結婚が、新教徒とのものであり、父伯爵がそれを赦してくれるかどうか心配している。王妃は、力添えを約束し、安心するように告げる。そこに、約束どおり、目隠しをしたラウルが現れる。ヴァランティーヌが物陰に隠れると、王妃は目隠しを外すように言う。目隠しをとったラウルは、目の前の美しい女性にびっくりし、どんないいつけにも従いますと誓う。王妃は、新教徒と旧教徒との融合を図るために、新教徒のラウルに旧教徒のサン・ブリ伯爵令嬢と結婚してもらいたいと語る。ラウルはその命令に従うことにするが、現れたヴァランティーヌを見て、ネヴェール伯爵の愛人をあてがわれたと誤解し、彼女との結婚を拒否する。娘の名誉を傷つけられたサン・ブリ伯爵やネヴェール伯爵たちが剣を抜くと、ラウルも剣を抜いて争おうとし始めたので、王妃は慌てて彼らを制止し、両者の剣を取り上げさせると、「決闘は後日」と叫び、その場を収める。

 パリの居酒屋。新教徒(ユグノー)の兵士たちが騒いでいる。ラウルの家来マルセルが、サン・ブリ伯爵を探している。そのサン・ブリ伯爵は、ネヴェール伯爵と一緒に教会から出てくる。ネヴェール伯爵は、その日、サン・ブリ伯爵の娘ヴァランティーヌと結婚式を挙げたのだった。サン・ブリ伯爵を見つけたマルセルは、ラウルからの決闘状を手渡して立ち去る。サン・ブリ伯爵は、決闘のことはネヴェール伯爵には知らせないようにと家来に命じるが、反対に、決闘をネヴェール伯爵に知らせる必要はないが、サン・ブリ伯爵も決闘をする必要はないといわれる。その話を耳にしたヴァランティーヌは、マルセルを探し出すと、ラウルをこの場所につれてこないように頼む。が、待つ間もなく、ラウルとサン・ブリ伯爵が現れる。マルセルに、「これはわなだ」とささやかれたラウルは、「堂々と決闘するのだ」と言ってその場を離れようとしない。しかし、敵はどんどん増え、マルセルが助けを求めて騒ぎが大きくなり、ついには新教徒と旧教徒との争いに発展してしまう。折りよく通りかかった王妃が双方の剣を収めさせるが、どちらが先に手を出したかが問題になり、マルセルは、「ヴェールをつけた女性が知っている」と叫ぶ。サン・ブリ伯爵がヴェールを取ると、現れたのは彼の娘。ラウルは、彼女がネヴェール伯爵の城を訪れた女性だと知り、王妃は「彼女は、私の命令で、ネヴェール伯爵との婚約を解消するために出かけたのだ」と告げ、ようやく誤解が解ける。が、そこに、ネヴェール伯爵が登場して、さっきヴァランティーヌと結婚したと話す。

 ヴァランティーヌは、愛のない結婚をしたことをもう嘆いている。すると、ラウルが最後のお別れを告げるためにやってくる。夫が来る気配に、ヴァランティーヌは、慌ててラウルをカーテンの陰にかくまう。夫と共にやってきた父のサン・ブリ伯爵は、サン・ジェルマンの鐘の音を合図に、新教徒たちを皆殺しにする命令を出したと話す。ネヴェール伯爵は、「人を殺すことはできない」と言ったために連行されてしまう。彼らが立ち去ったあと、「殺されてしまうから、出て行かないで」と頼むヴァランティーヌを振り切り、ラウルは、今耳にしたことを仲間に告げるために飛び出してゆく。
 大急ぎで仲間のもとに戻ったラウルは、急を告げるが間に合わない。マルセルも負傷し、ユグノーの修道院で倒れているヴァランティーヌがやってきて、「改宗すれば助かる」と話し掛けるが、彼らは耳を貸そうともしない。ヴァランティーヌは、夫のネヴェール伯爵が死んだと話し、新教徒へ改宗したいと告げ、洗礼を受ける。そこに銃声が聞こえ始め、旧教徒の兵士たちが押し寄せてきて、ヴァランティーヌたち3人は逃げ出す。
 パリまで逃げ延びた3人は、そこで、サン・ブリ伯爵に見つかってしまう。「誰だ」という問いかけに、彼らはそろって「ユグノー」と答え、その場で銃殺されてしまう。倒れた死体に近寄ったサン・ブリ伯爵は、3人の中に、娘のヴァランティーヌの姿を見つけ、天を仰ぐ。

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★『歌劇ユグノー教徒(独語版)』
 ARTHAUS(100 157)
 演奏はベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団、指揮はシュテファン・ショルテス。
 1991年、ベルリン・ドイツ・オペラでの収録。
 音楽は素晴らしいのだけれど、演出が現代なので、観ていると聖バルテルミーの大虐殺のことだとは思えなくなってきます。ベルリン・ドイツ・オペラなんだから覚悟しておくべきだった・・・とちょっぴり反省。

『Les Huguenots』 
 Gala(GL 100.604)
 演奏はスカラ座管弦楽団&合唱団、指揮はジャナンドレア・ガヴァッツェーニ。
 シミオナートが出ているのをみて思わず買ってしまいました。発売されているのは、かなり集めたつもりだけれど、まだまだ、ですね(^^;
 このCDでは、ソプラノのヴァレンティーナ役ですが、なかなかよい感じ。3枚組みで、「長いオペラだなぁ・・・」と思っていたのですが、ボーナストラックがついているのでした(^^;
 イタリア語上演による短縮版です。

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