aine's Dream Night at the Opera

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歌劇『トロイ人』
(全5幕・上演時間:約4時間15分)

最終更新日:2006年10月22日

あらすじCDリスト

 え〜、久々のフランスオペラです(^^;。やはり、苦手意識には勝てません。。。フランス語はキライ・・・でも、音楽とか雰囲気は素敵なんですよねぇぇぇ・・・思わず、ほぉ〜っと(ため息)

作 曲: エクトール・ベルリオーズ
原 作: ウェルギリウスの叙事詩『アエネイアス』
台 本: エクトール・ベルリオーズ(フランス語)
初 演: 1890年・カールスルーエ
第2部カルタゴのトロイ人の初演: 1863年・パリ・リリック劇場

登場人物: 第1部 エネ(T)/カサンドル(S)/コレーブ(Br)
第2部 エネ(T)/ディドン(Ms)/アンナ(A)

あらすじ

 紀元前のトロイ(第1部)とカルタゴ(第2部)

第1部 トロイの陥落

 ギリシャ軍はもう10年もの間トロイの町を包囲していたが、どうしても落とすことが出来なかった。トロイ人たちは、ギリシャ人たちが去っていった陣地に大きな木馬を見つける。トロイの王女で預言者でもあるカサンドルは、ギリシャ人たちが立ち去っていったことを不審に思わずにはいられない。が、彼女の予知能力は人々からは信じられない運命だった。カサンドルの婚約者コレーブ王子は、カサンドルが祝宴に参加しないのを不思議に思うのだが、カサンドルは、トロイが滅びるだろうと予言し、コレーブも殺害されてしまうので、すぐにここから立ち去るように頼む。しかし、コレーブは聞き入れない。トロイ人たちは神に感謝を捧げるが、カサンドルには、これから先多くの涙が流される様子が見える・・・

 トロイの英雄エネがやってきて、ギリシャ人が残していった木馬を焼き払おうとした神官が、海から現れた大蛇に食い殺されたと告げる。神の怒りに触れたのだと信じ込んで人々は恐れおののき、トロイの王は、木馬を神殿へ引いてゆくように命じる。 眠っているエネの夢枕に、エクトルの亡霊が立ち、トロイはギリシャ人に占領された・・・イタリアに逃れて、再び国を築かねばならない・・・と告げて消え去る。そこに、神官がやってきて、木馬の中から現れたギリシア人たちが暴れていると伝え、エネは反撃を試みようと決心する。

 宮殿内では、女たちが祈りを捧げている。カサンドルは、トロイは滅びてしまうわけではない、エネがイタリアで新しい国を建国するだろうと予言する。しかし、彼女自身は、コレーブが死んだ今となっては、このまま生き恥を晒すよりも死を選ぶと言うのだった。そこにギリシャ兵たちが攻め込んできて、祈っていた女たちは次々に自害する。

第2部 カルタゴのトロイ人

 カルタゴは無事に建国7周年を迎えた。女王ディドンは、人々の称賛に応え、カルタゴ建国の歴史を歌う。ディドンは、夫をヌミディア人に殺された後、テュロスから逃れてきて、ここカルタゴに国を建てたのだ。ディドンの妹アンナは、姉に再婚するように勧めているが、ディドンにはその気はない。

 そのカルタゴに、見知らぬ艦隊が現れ、女王の慈悲を求めているとの知らせが届く。自らも海を彷徨ったことがあるディドンは、彼らの願いを聞き届けて保護することにする。遭難した人々はトロイの人たちだった。英雄エネも水夫に化けて乗っている。トロイ人たちは、トロイに降りかかった恐ろしい運命について話し、これから新しい国を建国するためにイタリアへ向かうところだと告げる。そのとき、ヌミディア人たちが再び戦いを始めた知らせが届く。カルタゴには戦力が不足していると知ったエネは、身分を明かすと、カルタゴのために戦おうと誓う。

 エネとディドンはいつしか愛し合うようになる。アンナは、エネとディドンの結婚を考えるが、大臣から、エネはイタリアへ行く運命だと聞かされがっかりする。エネを愛しながらも、ディドンは再婚に踏み切れずにいる・・・が、トロイ人たちがなかなかイタリアへむけて出発しないので、亡霊たちが催促し始め、エネは、ディドンとの別れを悲しみながらも船に乗り込んでゆく・・・引き止めるディドンを振り切って。

 トロイ人たちの船はカルタゴを離れてゆく。海に面した庭に、薪の山が築かれ火がつけられた。ディドンは、カルタゴの滅亡を予言すると、自ら死を選ぶ・・・カルタゴの人々は、エネを、トロイ人たちを呪う・・・

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☆ CD & LD List ☆ がついているCDがお薦め! 3つが最高です。★印はDVDです。

★『Les Troyens』
 ARTHAUS(100 351)
 演奏はOrchestre de Paris, Salzburger Kammerphilharmonie、指揮はSylvain Cambreling。
 2000年、ザルツブルグ音楽祭での収録。
 途中まで観ていて、「何だか変だ」と思っていたら、2枚組ディスクの順番を間違えていました(^^;。音楽はいいのだけれど、衣装が少し・・・たぶん、この象徴的な手袋は演出で、何かを現しているのだろうけれど・・・あまりにも象徴的過ぎて、そこから目を離すことができない。生の舞台だったら大丈夫なのかなぁ?

『Les Troyens』
 MYTO(021.256)
 演奏はミラノスカラ座管弦楽団&合唱団、指揮はラファエル・クーベリック。
 お目当ては、第2部に登場するディドンのシミオナート! シミオナートが出ている・・・と思うとふらふらと手を出して、いつの間にか買ってしまっているのです(笑)
 でも、このディスク、古い録音だけれど儲けものでした。第1部のカサンドルが素晴らしい。愛音好みの声です。
 それにしても、凄い迫力です(^^;

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